10.ネタバレ 「美味しいものを食べると、元気が出るでしょ。」この台詞そのものの映画だった。無言で真摯にご飯を作る西村君の姿と、氷意外に何もない世界で、頭のネジを一本抜いて暮らす人たちを愉快な気持ちで観察。ラーメンとチョコってたまに無性に食べたくなるもんね、きたろうのラーメンシーンは五感にばんばん訴えてきた。最後の長回しの食卓シーンは最近少ない家族団らんの食卓そのもので、「めし」が人とその命を継ぐんだなあってしみじみ実感した。KDD清水さんナイス。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-05-30 09:23:20)
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9.ネタバレ ゆる~い脱力系映画ですね。料理を主軸にちょっとしたことがちょっとだけ起こりつつストーリーは進むけれど、それ以上の展開は一切なく、淡々とおっさんたちの南極の暮らし~帰った後を見せられるだけ・・・なのに面白い。憎めない登場人物たちとおいしそうな料理が、南極という辺境の地に暖かさをもたらし、微笑ましくなります。ちょっとテンポを殺しがちな"間"も、この映画だからこそ許容できる演出だと思いました。「オーロラ?そんなもん知るか!」って隊長(笑) 【Nerruc】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-24 23:53:29)
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8.ネタバレ 【たんぽぽ】さんと同じく、「かもめ食堂」入ってるな、と思いつつ鑑賞したモノです。もちろん、ごはんのシーン。おいしいそうな料理、それをていねいに作ってる様子、みんなで食べる食卓の風景は見る者を安らいだ気持ちにしてくれます。メインキャストは、基本的に同性だけってのも共通点。「かもめ食堂」は女の人ばっかり、本作は男ばっかり。色恋沙汰に、発展することはなさそうだな、と。これまた、安らいだ気持ちで見せてくれるポイント。あの隊員のなかに、男勝りでちょっと変りものだけど美人の生物学者なんてのがいた日には、なんかメンドくさいエピソードがついてきそうです。台無し、と言ってもいいくらい。汗くさそうだけど、居心地いい。ワタシ、椎名誠氏の「あやしい探検隊シリーズ」が大好きだったクチですんで。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-22 13:18:05)
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7.ネタバレ 料理以外では自己主張せず、後方でニコニコしているだけの堺雅人のキャラが抜群。男所帯では料理ができるというだけで一目置かれているのも面白い。彼がいなければ南極観測基地での生活は何とも味気ないものになっていただろう。全体的にユルイ出来だが、南極での過酷な生活(実際には網走で撮影)と、部活の合宿のような気楽な雰囲気が実にいい味を出していて、帰国の日には泣きそうになりましたよ!エンドロールでのビーチバレーなど、伏線を丁寧に回収しているのも好印象。伊勢海老のエビフライには笑った。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-20 00:10:58)
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6.ネタバレ 食い物の食い物による食い物のための映画。たいへんおいしゅう御座いました。ごちそうさまでした。 【よねぴー】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-02-10 18:55:05)
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5.南極の生活ってあんな感じなんだって思う映画。終わった後に出てきた料理を食べたくなる映画。それだけなんだけど評価は高い。あの男たちの動きは好きだな。 【アスモデウス】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-12-06 01:50:02)
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4.ネタバレ あ~ホントに良い作品でした。 ぬるーいお風呂にぼちぼち浸かって、のほほーんとしているような気分でした。
でもでもその内容は、南極の厳しい自然の中で仕事をまっとうして行く、頑張りやのオッサンのお話しですから。 そこはふわんとしている中にも、緊張したり身につまされたり、しょーもないと呆れ果てたり。 オッサン達の喜怒哀楽にこちらもつられて、感情移入してしまうのでありました。
ホントの南極観測隊にはこんなご馳走出ないでしょう(笑) ステキなお料理とは不釣合いな食べ方もまた、見どころでしたね(爆)
男版「かもめ食堂」と思ったのは、私だけでしょうか? 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-10-04 21:26:48)
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3.ネタバレ 少し前ですが、新宿伊勢丹の近くの映画館で鑑賞しました。主役の堺さんは、いいですね。料理が本当に上手そうです。伊勢エビの海老フライ、私も一度食べてみたいです。見終わった後に思わず、海老フライが食べたくなったのは私だけではないと思います。また、きたろうさん演じる隊長の「僕の体はラーメンでできている。。。」のフレーズ笑いました。 それから生瀬さんのような頑固な人、うちの職場にも居ます。
しかし、私がファンである小出早織嬢が、一瞬の出演だったのは、ちょっとがっかりで、最後のあの出会いのシーンはもっとしっかり描いて欲しかったので、-1点 【ウクレレ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-10-02 22:43:42)
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2.ネタバレ なんというか・・不思議な映画。主軸となるような大きな物語はなく、ふじ基地の8人のメンバーの淡々とした日常のエピソードを羅列してるだけともいえます。物語のクライマックスも特に無く、強いてあげれば『ラーメン』を食う所でしょうか。でも、トータルでは好きです・・心地よかったです。メンバーのやりとりやセリフにクスクス。おにぎりや様々なメニューの食事にがっつく姿に伊勢エビフライの展開、ラーメンがなくなった時の哀愁・・そして伏線とも呼べる油ギトギトの唐揚げの流れ、どれもこれもいい塩梅なんですよねぇ。堺雅人の料理人の存在感と作る料理がメンバー達の関係の潤滑剤的役割を果たします(メンバーがその食事をどれもこれも美味しそうに食べるんだよなぁ・・。)その中で各々のキャラクターがさりげなく活躍して最終的にはメンバーはだいたい覚えてしまう、絶妙な見せ方も感心。まぁ他の映画と比べたら、妙な違和感は拭えない所もあったり、冗長に感じる瞬間もあります・・が、それも含めてこの映画の何とも言えない雰囲気が私は好きになってしまったので仕方ありません。今後、自分の手が届く距離に常に置いておきたい愛すべき映画になるかも・・ 【まりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-27 16:11:03)
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1.ここまで密度と打率が高く、終始クスクスしっばなしというコメディもなかなか珍しい。堺正人の困り顔、いじけ顔(どちらも苦笑い)にははずれなし。 出てくるのは男だけ。若者というわけでもないので熱苦しくぶつかったり、大げさに絆を深めあったりせずに、大人の距離感を保っております。 おっさん達が極寒の地で、飯くったり、いじけたり、はしゃぐ様を延々と見させられるだけなのに、何故こんなに面白い? 一つ文句を言うとすれば、小出早織の出番はあれだけかっ! 【すべから】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-26 15:15:26)
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