映画『南極料理人』の口コミ・レビュー

南極料理人

[ナンキョクリョウリニン]
2009年上映時間:125分
平均点:6.88 / 10(Review 112人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-08)
ドラマコメディ実話もの小説の映画化グルメもの
新規登録(2009-08-24)【SAEKO】さん
タイトル情報更新(2025-07-11)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督沖田修一
キャスト堺雅人(男優)西村淳(西村くん)
生瀬勝久(男優)本山ヒデユキ(本さん)
きたろう(男優)金田ヒロシ(タイチョー)
豊原功補(男優)福田マサシ(ドクター)
高良健吾(男優)川村ヤスシ(兄やん)
古舘寛治(男優)御子柴ケン(主任)
黒田大輔(男優)西平リョウ(盆さん)
西田尚美(女優)みゆき
小野花梨(女優)友花
小出早織(女優)清水さん
嶋田久作(男優)船長
宇梶剛士(男優)鈴木
脚本沖田修一
作詞奥田民生「サラウンド」
尾崎豊「僕が僕であるために」
作曲奥田民生「サラウンド」
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「フィガロの結婚」
リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕「ワルキューレ」
エドワード・エルガー「朝の挨拶」
尾崎豊「僕が僕であるために」
主題歌ユニコーン「サラウンド」
奥田民生(ボーカル)
製作川城和実
東京テアトル
バンダイビジュアル
ポニーキャニオン
朝日新聞社
配給東京テアトル
特撮小田一生(VFXスーパーバイザー)
美術安宅紀史
飯島奈美(フードスタイリスト)
照明豊見山明長
その他IMAGICA(協力)
東京現像所(協力)
宮崎美子(specialThanks)
高橋由美子〔1974年生〕(specialThanks)
森田まさのり(specialThanks「ろくでなしBLUES」森田まさのり 集英社)
集英社(specialThanks「ろくでなしBLUES」森田まさのり 集英社)
あらすじ
南極・ドームふじ基地。彼方の家族を思いながら観測活動する隊員達の唯一の楽しみは、調理担当の西村が作る美味しいごはん。過酷な環境でストレスを抱える隊員たちの胃袋を満たすため、限られた食材をやりくりして、西村は美味しいごはんを作る。8人は、いつしかお互い家族のような心の繋がりを感じるようになっていく。実際に南極観測隊の料理担当であった西村淳原作のエッセイを映画化。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

112.ネタバレ 好きな映画を挙げろと言われたら出てくる筆頭。主役が辞令を譲り受けるシーンも素晴らしいが、KDDインマルサットオペレーターの清水さんの下りは何度も何度も見てしまう。次点でドクター。群像劇なのが良い。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 10点(2016-11-06 08:25:27)
111.いただきます。我が家では、嫁さんが作った晩ごはんについて、「どれが美味しい?」と聞かれると、「どれも美味しい」と答えなければならないルールがあります。ちなみに会社で食べる愛妻弁当は、前の日のおかずの残りをうまく詰めてくれて、ごはんにふりかけなどで顔を書いてくれたり、ウインナーでタコやカニの形にしてくれたりします。「『美味しい』って言わないと、また同じの作らないよ(怒)」と言われてるので、「みーちゃん(嫁)の作る筑前煮は宇宙一や!」とオーバーに感想を言います。この映画の隊員は、一言も「うまい」と言いません。でも、ものすごく美味しそうに食べます。それを見て、にんまりする西村さんの顔を見て、いつも嫁さんがどういう気持ちでごはんを作ってくれてるかが少し分かった気がして、ハッとしました。美味しいごはんが食べられれば、つらい事も忘れられる。豪華でなくても皆で楽しく食べるごはんが一番美味しい。この映画でも出てきますが、皆がそろうまで、ごはんにハシをつけない。これも大事。ちなみにウチの嫁さんと結婚前にデートに行った先で出してくれた、栗ごはんで作ったソフトボールみたいな巨大なおにぎりを初めて食べた時の味は、今でも忘れていません。もうすぐ嫁の誕生日なので、何だかほっこりできるこの映画を、一緒に観ようと思います。ごちそうさまでした。
どんぶり侍・剣道5級さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2013-03-03 13:33:06)
👍 2
110.ネタバレ 派手さは無いけど見終わった後、ほんわかした気持ちになれる作品。南極という閉鎖した空間だからこそ、食べることが楽しみになるんだろうなあ。私も、西村さんが作った料理を食べたいわ~~。ラスト、帰国した西村さんが見るからに不味そうなハンバーガーを頬張って「うまい」。どんなに美味しい料理も、大事な人と食べる食事が最高なんですよね!この作品の全てを物語っているセリフだと思いました。さあ!私も大事な人の為に、美味しい料理を作るのだ~(>▽<)
ななのじさん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-18 16:54:59)
👍 1
109.ネタバレ 猛吹雪の雪原、建物らしき黒い影。その中を駆け抜ける3人の男たち、倒れて揉み合う。逃げ場のない氷原、生きるために仲間を励ます。
「遊星からの物体X」みたいなサバイバルアクションでも始まるのかな?と思ったらぬくぬくとした部屋で麻雀始めちゃうんだもんなー。
撮影は「トウキョウソナタ」といった黒沢清作品でも腕を振るう芦澤明子。冒頭シーンの凍りつく画面、その後の居心地が良い画面が素晴らしい。

麻雀、漫画、ビデオ、音楽、ボウリングでストライク、カクテルとバー、卓球。極寒の密室、その極限状態に耐えるための娯楽、美味い飯! 
命懸けで仕事に挑む人間たちが、飯を美味そうに食っているシーンの多さ。なんて腹の減る映画なんだ。心は満腹になるけどね。
飯を食いながら登場人物の紹介、好き嫌い、トマトに悪戦苦闘、丹精込めた料理に調味料をかけられすぎるのは料理人のプライドが見過ごせない。

空が晴れると白い建物。太陽が遮られた時はあれほど黒く見えたのに。

朝、ドアをめぐるやり取り、ラジオ体操と“目の保養”、落花生の箸置き、仕事内容の確認。

1年だけの付き合い、1年も務めなければならない厳しさ。

意気揚々と仕事にかかるプロフェッショナルたち、掲げられる旗、旗、旗。風の強さをストレートに教えてくれるし、時には誕生日といっためでたい日を祝う。


ボーリング調査といった仕事。
天然の冷蔵庫から材料を運び入れ、一品一品真剣な眼差しで作っていく。

サングラスをして何かを待つ男たち。「ワルキューレ騎行」と共に自転車に乗ってやってくる飯時。
飯めがけて全力で駆け、転ぶ。

読書中の主任に弁当の配達、積み重ねられ始める不平不満。基地のアチコチに張られた異性のポスター、受話器の向うの甘い声、家族の写真や宝物。すべてはホームシックの叫びを抑えるために。

雪を掘って水作り。他の面々も生きるために食飲み食いするものを作る。8人にとって無限に等しい原料。伊勢海老につられてくる面々、エビフライコール。

回想、揺れる船、帰りを待つ家族、胃がもたれる嫁の手料理は母の味。文句を言いながら食う食卓の団欒。
願った人間に訪れる事故、願わなかった人間に降りかかる仕事。
「家族と相談させて下さい」
「おめでとう」
「家族と相談・・・」
「行ってらっしゃいお元気で」
ああ殴りたいあの笑顔。

節分のお面、裸の鬼を締め出す・・・て殺す気かwww
劇中の面々は度々裸になって氷点下を満喫する。記念撮影もトライアスロンの特訓もパンツ一丁。
時間の限られた電話、砂時計、天然の氷で乾杯。

夜食を目の当たりにして「もう勝手にしろよ・・・」とドアを閉じる。人が何のために丹精込めて飯を作っているんだよと。
でも食う本人たちもそれはそれ、これはこれ。

凍傷への対応で怒る男たち。真剣な者と嫌々でやっている者たちの対立。

でっかい肉を外で火をつけて肉を振り回すシーンの面白いさこと。
「楽しいwww」

巻き込まれる主任、誕生日ケーキと肉のステーキでパーティー、料理人を支える娘の歯。

いちごの原液をかける天然のかき氷、原液はそのまま野球のベースラインに。

太陽を拝めない日々の鬱屈とした様子。
誰のための正装か解らない祭、凍傷が治った手と伸びた髪が物語る日数。

料理人もお母さん状態。
「あ~ぐ~ら」

ラーメン中毒者とバター中毒者が出てくる状況。重症です。

さあクソ主任との対決だ!後ろから迫る怒り、料理人も有無を言わさず蹴る、フラれたショックで自殺行為、医者「はい凍傷ね」

そして娘の分身に等しかった歯ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
精神的にグロッキー。

胃にもたれる母の味が料理人に涙と活力を与える。仕事仲間たちが、家族たちが食べさせてくれていた愛情。お母さんと娘の計らい。

本土との通信。
「可愛い動物は~?」
こんなに可愛いおっちゃんたちがいっぱいいるじゃありませんか。おっさんは非売品。 

“冠水”作り、ラーメン>>>>>>>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>>>>>>>オーロラ。

いつもの朝食風景が、食卓を囲む人々が消えていく瞬間の何ともいえない寂しさ。

再会、そして出会う人々。“声”だけで出会った恋人たち。

成長した子供たち、氷原と灼熱のアスファルトを駆け抜ける男の生き様。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-11 23:36:31)
👍 1
108.ネタバレ ゆるいですね~♪
食べ物もとてもおいしそうです。


KDDIオペレーターお迎えのくだりは、
少々やり過ぎ感がありますが、ゆる~いこの映画には、
何となくスパイスにもなっていて好きです。


ラストの「うまっ!!」は、
色々な状況から出てきた最高の終わり言葉だったな。


食べてる場所、一緒に食べる人、他人が作った物。
常においしい料理を提供しようとしてた作り手の西村君には、
この何でもないハンバーガーが感動的なうまさだったんだろうな♪
しんしんさん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-09 10:54:53)
107.ネタバレ ゆる~いおっさんたちが、食を中心に南極でひたすら日常生活を送るだけのお話。それがなんでこんなに面白いんでしょう。そして、見終わったら、なんでこんなにラーメンが、それも「あっさり醤油ラーメン」が食べたくなるんだろう。というわけで、これはおすすめ。ただし、できたら、映画館で見てください。DVDやBSじゃなく、リバイバル上映で。あの巨大なエビフライや、あまりにも旨そうなラーメンは、大画面で見ることを計算されて撮られているのだそうです。
映画としては、かなりの硬派です。最近は字幕が読めないだけではなく、役者側が過剰に言葉で説明したり、説明エピソードを入れなければ理解できない観客が増えたと言われていますけれども、そんな層は最初からおかまいなしです。南極の自然環境の厳しさを、言葉で説明させることも、説明エピソードを入れることもしない。400日以上男だけで暮らすので、食が唯一の楽しみであること、そのためにどれだけの食材を苦労して運んでいるのかの説明もしません。一見たるいおっさんにしか見えない人たちが、どれだけの碩学かの説明もなし。作中で掘り出される氷柱が、100万年前までの地球の環境を知る世界第一級の資料であることも強調しません(これはホントです。これほど凄いのは日本にしかありません。地球環境関係なら、ほぼどんな文献にも引用されている世界唯一の資料なんです)。そういったネタになりそうな事項はガン無視して、ひたすらおっさんたちの日常生活を描くだけ。南極の厳しさが描けてないとか、エピソードに乏しいとか、ぐだぐだ抜かす想像力がない層への配慮は全くありません。頭を空っぽにして見るだけでも愉しい、想像力を働かせても愉しい、説明過剰な昨今のテレビ中毒の人にはつまらない、そんな映画です。
えんでばーさん [映画館(邦画)] 9点(2012-10-04 20:19:45)
👍 2
106.ネタバレ 最初は、変わり映えのしない日常を延々と見させられるのか・・・と不安になりましたが、飽きることなく最後まで楽しめました。
実際は過酷であろう南極での任務を、「家族」をコンセプトに、ほんわかとゆる~い、家族みんなで楽しめる内容に仕上げてくれました。 胃がもたれそうなから揚げを食べて、奥さんのから揚げ=家族での生活を思い出し、泣いてしまうシーン、すごく気持ちわかります! そしてラストの、てり焼きバーガーを食べて「うまっ!」、いいですね! 南極で、伊勢えびやカニやステーキなど、いろいろ美味しいものを食べてきたけど、そんなものより家族みんなで食べるジャンクなハンバーガーの方が何倍も美味しい!ということを、わかりやすく表現してくれました。

また「ペンギン、南極にはいないのに、でも千葉のレジャーランドにはおるんかいっ!」とツッコミを入れたくなるユーモア、自分の笑いのツボにハマっちゃいました! 他にも、伊勢えびのエビフライのアップ、何度観ても大爆笑で、一番好きなシーンです。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-08-21 23:37:06)
105.ネタバレ 小学生2人と笑い転げながら見た。おにぎりやラーメンがめっちゃ美味しそうなのはもちろんだが、日本人の食卓がいかにバラエティに富んでいて素晴らしいかがよく分かる。(他の国の越冬隊員はいったいどんな食生活をしているのだろう?)だからこそ、腕の良い料理人が一人いれば、極寒の僻地での野郎だらけのむさい暮らしもそれなりに楽しそうに見える。でもどんなに素晴らしい料理でも、休日の遊園地で家族と食べるジャンクフードの味には敵わない、ってところがミソ。嬉しくなる映画。
lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-02-16 14:30:47)
👍 1
104.ネタバレ 本作を観る前に、第50次越冬隊に参加していた方のブログをよく見ていたのだが、彼のブログにも毎日の食事が掲載されていた。南極のような閉鎖された特殊な環境では食事の充実というのは重要なのだということがよくわかる。
本作もタイトル通りドームふじ基地で越冬するむさくるしい男達の生態が淡々と、ユーモラスに描かれていて、何かホッとさせられる。
ただ、原作がエッセイと言うことだからだろうか、隊員それぞれに小さなドラマはあるものの、これといった起承転結が無い。まったりしているのはそれ自体悪くはないのだが、ちょっと薄味過ぎたような・・・もう少しカタルシスを感じる何かが欲しかったなあ、と一回目の鑑賞では思ったのだが、何故かその後も何度も何度も鑑賞してしまい結局DVDも購入してしまった。不思議な魅力を持った作品である。
ロイ・ニアリーさん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-09 14:10:08)
103.あたし、これ好きだわぁ。極限の閉鎖空間というシチュエーションコメディとしてこれほど良く出来ている映画は久々に見た気がします。大笑いする様な物では決して無いのだけど、ひたすらクスクスと笑わせてくれる。過去にも似た様な映画あったなぁと考えてみたら「タンポポ」ですよね。アプローチの仕方は全く違うのだけど、目標としてる所が非常に近い所にあると思います。
奥州亭三景さん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-03 01:49:11)
👍 1
スポンサーリンク
102.ネタバレ 下の歯なのに、ラーメン>オーロラ、KDDの清水さん。
ゆる~く挟み込んでくる笑いが最高です。
配役もパーフェクトとしか言い様がないし、単なるバカ話だけじゃなくて、意外といい話とかもあって感動しましたよ。
オチへの伏線として本編中では徹底して料理を褒めるセリフはありませんが、その美味しさは充分すぎるほど伝わってきました。
料理を褒めちぎるしか能のないグルメリポーターに見せてやりたいものです。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2010-05-20 12:31:22)
👍 1
101.いいですね!究極の単身赴任を、こうも面白可笑しく見せてもらえるとは思ってませんでした。ゆる~いテンポで、アドリブ満載で進んでゆく“わるふざけ”みたいな映画。みなさん楽しんで、互いに競って演じられているような、いやいやそんな、実際はどんなだかわかりませんが何かそんな感じがして。私はゲラゲラ笑い、とても楽しめました。
SAEKOさん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-27 22:58:24)
100.ネタバレ まるで家族みたいなオッサン8人が織り成す珍道中。
おいしいものを食べながら、限られた娯楽で思いきり楽しむ。まるで合宿みたいで楽しそう。映画としても理屈抜きで面白かった。

ロケ地は実は網走ってのは残念だったが、まぁほんとに南極行ったら死んでまうか(笑)
テツコさん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-26 15:24:28)
99.ネタバレ 日本人ならやっぱり「No Life, No ラーメン」なんですよね。
南極での閉ざされた生活の中で、食事がどれだけ大切なものかを知ることができました。
TMさん [地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 01:16:34)
98.ネタバレ 出だしから笑かせてくれます。(麻雀から逃げてる)
エビフライも面白かったです。
日本に帰国した時に、オペレータが迎えにきてくれてるってのは、納得できないかな。
へまちさん [DVD(字幕)] 8点(2017-11-30 18:46:17)
97.ネタバレ  あまり期待しないで観た分面白かった。極限の状況に閉じ込められた仲間たちが変化のない日々を淡々と過ごす…ってシチュエーションは無人島サバイバルものとよく似てて、ラーメンが底をついた辺りからそういう流れになるのかな、とハラハラしたけど最後までユルい話でほっとした。やっぱり食事の心配がないことと年中行事をキッチリこなすことが心の安定につながっているのかな?
 大きな事件は特に起きないけど退屈、というわけではなく、所々笑わせに来たり(伊勢海老のフライとステーキ肉焼くシーンは最高だった)泣かせに来たり(生瀬の誕生日のくだりとか唐揚げ食うシーンとか)とダレることなく観れた。そして何よりシメがいい。自分で作った料理って、自分で食ってもなんか味気ないしね。やっぱり食べてくれる人がいてこその「料理」だよね、ってことで8点。
あなたのはレビオSir.さん [DVD(邦画)] 8点(2017-01-15 14:03:41)
👍 1
96.全編ユーモアに溢れ、それぞれキャラ立ちしていて飽きないし、それでいて世界観も良かった。高良健吾が良かった。
なこちんさん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-14 00:14:53)
95.ネタバレ “食”という字は『人を良くする』って書くんですよぉ~(金八風)。

体調が優れなかったり、心が落ち込んだり、やる気が起きなかったり等、それらの事を解決するのが“食”であったりする訳です。

ラストシーンの『うまっ』って思える瞬間は本当に幸せな事だと思う。

大袈裟だが、生きる為に欠かせない“食”は人生そのものでは?・・・と。

因みに“飲”という字は『人を良くするのに欠かせない』って書くんですよぉ~(再び金八風)。
飲兵衛には、有り難き御言葉だ(飲むのは酒だけじゃないが・・・)。

劇中の本さん誕生日ソング、本さん、本さん、めがねが似合ってるぅ~♪
本さん、本さん、喋ってくれないよぉ~♪奥さん~はツボだった・・・

んでも『酒は百薬の長』とは言え、年末年始飲み過ぎには注意しませう!!

ごちそうさま・・・
ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 8点(2013-12-29 11:58:51)
94.ネタバレ ラスト近くの堺さんの割烹着姿の朝食の場に、ほっこりとした気分でたどり着きました。日常のご家庭の朝食時、お母さんはお父さんの身体を
心配しながらも腐し、息子のジャージを勝手に着、髪ぼーぼーなのであります。そこにたどり着くまでも、仲間の喧嘩あり、パーティーあり、失恋あり、過食(笑)あり。そんな人達をささえる料理人の反乱
もあり。大きな波はなくとも、飽きる事なく、クスクスと胸元を心地良くくすぐられながら、ふっくらと楽しめました。ラーメンのシーンは秀悦!運悪く夜中に鑑賞した時は、なんとしてもラーメンたべなくては!という葛藤と戦わねばなりません。きたろうさん、恨みます(笑)

ぽてころさん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-26 02:02:01)
93.ネタバレ 「食べ物を粗末にするんじゃ無い」
 爺さんは僕にいった。なんて事をするんだお前は、と、大好物の鶏を猫に与える孫をにらみつけた。人間様の食べ物は人間様が食べるのであって、猫様には猫様にふさわしい食べ物がある。彼の言いたいことはしまいには大義名分になって、僕の棒々鶏は取り上げられてしまった。脇の甘いところを見せた孫に一発良いのを入れられたことで、なにやら上機嫌でもある。
 いやだって猫も時々は美味しいものを食べたいんじゃないでしょうかと言い返すも、テレビに見入ってしまった彼は全く聞いておらず、そうだねーうん、などと一モルも理解していない生返事をよこした。

 南極で辛苦を共にする八人の隊員は、自分の仕事を大切にし、誠実に向かい合いつつも観測所での食事を楽しみにしていた。食事に見せる変な、他の言葉に何となく置き換えたくない、変な執着が耐えがたい極寒をイベント程度の日常に変えてしまっているかのようで見ているこちらは楽しくもあったのである。
 事件らしい事件が起きない随筆の様なこの映画で、八人が起こした最大の凶行に僕の目は釘付けになってしまった。伊勢エビ。豪華食材である伊勢エビを、身では無く殻に風味が詰まった高級魚介をよりによってフライにしてしまった彼らは、やりきれない食卓の上で転がらない会話を無理にでも放り投げていた。

 あのさ爺さん、「棒々鶏だけどさ、ほんの少し僕の分をニャン吉にあげて僕はその分は食べたつもりになって満足で、ニャン吉も満足なのでは?」どうよ、と次の日にもう一度訊ねる。
「そうなの?」まるで覚えていないが、あああのことね程度に孫の相手をする。
「いや、そうではないんだ。戦争中は敵地で食べ物というもののありがたみがあった。戦争が終わったら今度はありがたい食べ物そのものが無いんだ。物理的に手に入らない。戦争中の方がましなくらいだ」なにやらまじめに答える祖父に、意外性すら感じた。
 だから、満足がではないんだと言う。お膳に上がったものだけじゃ無くて、お膳に上がる前の食べ物にだって礼儀を払いなさい、と。
 伊勢エビを見て、ただ大きいからやりたいと言うだけでフライにしたがる大の大人たちはこの言葉を思い出させた。

 が、そう言えば祖父は海軍学校でタダ飯を喰い、終戦直前に軍服を着て写真を撮ったら戦争が終わっていたなどと舌長であった。油断ならない男である。
黒猫クックさん [地上波(邦画)] 8点(2013-05-09 20:08:01)
👍 1
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 6.88点
000.00%
110.89%
210.89%
321.79%
443.57%
51311.61%
61513.39%
73329.46%
83026.79%
9108.93%
1032.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.70点 Review10人
2 ストーリー評価 7.50点 Review14人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review14人
4 音楽評価 7.08点 Review12人
5 感泣評価 5.07点 Review13人

■ ヘルプ