映画『誰が為に鐘は鳴る』の口コミ・レビュー

誰が為に鐘は鳴る

[タガタメニカネハナル]
For Whom The Bell Tolls
1943年上映時間:170分
平均点:5.71 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-10-16)
アクションドラマラブストーリーアドベンチャー戦争もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【TOSHI】さん
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監督サム・ウッド
演出左近允洋(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストゲイリー・クーパー(男優)ロベルト・ジョーダン
イングリッド・バーグマン(女優)マリア
エイキム・タミロフ(男優)パブロ
ウラジミル・ソコロフ(男優)アンセルモ
フォーチュニオ・ボナノヴァ(男優)フェルナンド
カティーナ・パクシヌー(女優)ピラー
フランク・パグリア(男優)ゴメス大尉
佐々木勝彦ロベルト・ジョーダン(日本語吹き替え版【PDDVD】)
日野由利加マリア(日本語吹き替え版【PDDVD】)
手塚秀彰パブロ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
鈴木貴征アンセルモ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
黒沢良ロベルト・ジョーダン(日本語吹き替え版【TBS】)
和泉雅子マリア(日本語吹き替え版【TBS】)
富田耕生パブロ(日本語吹き替え版【TBS】)
羽佐間道夫オーガスティン(日本語吹き替え版【TBS】)
槐柳二アンセルモ(日本語吹き替え版【TBS】)
野本礼三ラファエル(日本語吹き替え版【TBS】)
寺島幹夫フェルナンド(日本語吹き替え版【TBS】)
森功至アンドレス(日本語吹き替え版【TBS】)
麻生美代子ピラー(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉順二エルソルド(日本語吹き替え版【TBS】)
今西正男ゴルツ将軍(日本語吹き替え版【TBS】)
若本紀昭ゴメス大尉(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【TBS】)
原作アーネスト・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」
脚本ダドリー・ニコルズ
音楽ヴィクター・ヤング
編曲レオ・シューケン
撮影レイ・レナハン
製作サム・ウッド
パラマウント・ピクチャーズ
制作グロービジョン(日本語吹き替え版【TBS】)
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ゴードン・ジェニングス
美術ハンス・ドライヤー
ウィリアム・キャメロン・メンジース(プロダクション・デザイン)
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💬口コミ一覧

41.ネタバレ 主役の美男・美女も良かったけれど、脇の不細工男・不美人もいい味出してますねぇ。あの二人がいなければ、ただの甘ったるい映画になったでしょうから。長い映画でしたが最初から最後まで楽しめました。イングリッド・バーグマンは超かわいいね。
チェックメイト・キングIIさん [DVD(字幕)] 10点(2012-03-24 21:18:23)
40.イングリットバーグマンが綺麗すぎます。そして流石大衆小説家ヘミングウェイ。スペイン内戦の人民戦線派の象徴・内情を登場人物に見事に反映させているのが心憎いところですね、「鐘」=「砲」人民戦線派のシンパの一人だったと言われるヘミングウェイ1流の皮肉なタイトルです。自由を求めていたはずの人民戦線派が内部の崩壊により負けていくのを嘆いたのでしょうか。反戦映画というより人民戦線の人たちに「おまえら最初は何が目的だったんだ?」と訴えかけてきているようです。
恥部@研さん 9点(2003-01-08 18:16:59)
39.イングリッド・バーグマンが最高!
MGUさん 9点(2001-08-09 02:03:53)
38.私は「ワールド・プレミア上映版」という2時間40分バージョンを観たのですが、いやいや、インディ・ジョーンズ顔負けって感じのゲイリー・クーパー、ヒロインのイングリット・バーグマン、最高でした。
1943年製作。当時の日本は戦争の最中だったことを考えると、よくもまあ、どっちが勝利するかも分からずに、ナチスドイツ、イタリアを敵に回した映画なんてつくったなぁと感心してしまいます。
セットでの撮影も多かったですが、戦車など本物の迫力は見ごたえがあります。
主人公二人のメロドラマが目立つと、よく言われていますが、この時代に遠まわしに残虐行為を表現するバーグマンのセリフはとても重々しく感じます。
原作のヘミングウェイが本作に酷評をしたそうですが、ハリウッド映画とはこれだ!という強いインパクトがあって、私的にはとても感動させられました。
クロエさん [地上波(字幕)] 8点(2012-02-22 00:13:14)
37.これって大手のレンタルショップでは、中国版が置いてありますね。辛うじて日本語字幕版を付属させてるので、字幕のテンポが異常にズレてたり、誤字脱字もひどい。更には二人のセリフを一行で済ませてしまっている。これは非常に見難い。生産コストを抑えたいのも判るけど、名作をDVDで世に残したいと思ってるなら、(決して中国人を差別してる訳ではありませんが)日本人が監修するなりで、最終確認して発売するべきでしょうね。これではこの作品が可哀相だ・・・。肝心の作品の方は長かったけど、なかなか面白かったです。イングリット・バーグマンはモノクロでもカラーでも美しい。他キャストの名演も良く見応えある作品でした。だから字幕が余計に残念でならない・・・・。
C・C・バクスターさん 8点(2004-06-24 00:57:22)
36.BSでやってた完全復元版を観ました。原作を読んでないんで比較は出来ないんですけど、これはこれで良いと思います。どっちかっていうとスペイン内乱より主人公とヒロインのロマンスに焦点が合っている感じですが・・・。あのラストは壮絶で見ごたえがありました。あと個人的には、同郷の若者を殺さざるを得なかったおじいさんが印象に残りました。
ぐるぐるさん 8点(2003-09-27 21:02:37)
35.熊みたいな男が多かったせいか、ゲーリー・クーパーがものすごくカッコよく見えた(もちろん、熊がいなくてもかっこいいけど)。愛するものどうしが、戦争によって結ばれないのは、見ていて涙が止まらなかった。話は変わるが、あのキスシーンは可愛いですね。今時あんなセリフ言ったらぶっ飛ばされそうだけど。
まきさん 8点(2001-07-19 21:16:52)
34.反戦をテーマにしつつ、戦闘シーンがほとんど登場しない。イングリッド・バーグマンとゲーリー・クーパーが共演すると言うことで、何か甘いドラマになった気もする(そもそもこの2人を想定して書かれたそうな)が、そこは当時の体勢に倣ってと言うことだろう。個人的には130分の普通ヴァージョンしか知らないので、是非オリジナルの170分ものも見てみたい。
イマジンさん 8点(2001-02-21 21:02:53)
33.昔の作品は公開当時にみたら,もっと衝撃や新鮮みがあっただろうに,昨今のいろいろな作品の味を知ってしまった後に見るのは,作品にとっても鑑賞者にとっても残念なことですよね,としかたのないことを考えたり。緩急のつけかたが古くさいなあと思ってしまう自分が哀しいっす・・・。ラストが,「ブラッド・ダイヤモンド」の主人公(ディカプリオ)の姿と重なりました。つけたしみたいだけど,ショートヘアのイングリッド・バーグマンがかわいくて,ピラーがかっこいいですね。
さそりタイガーさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-23 23:07:48)
32.スペイン内戦を素材にしたヘミングウェイの小説の映画化。内戦終結から間もない1940年に発表されたこの小説を、早速映画化し、43年に公開、ってんだから、ものすごーくタイムリー(しかも実際は、内戦が終結したというより、戦火が第2次大戦へと拡大したのがこの時代)。ということを思うと、意外におとなしい作品、という気もします。打倒ファシスト!みたいなプロパガンダ色は感じられず、ベストセラー小説をそのまんまスペクタクル映画に焼き直してみました、というノリでしょうか。細かいことは抜きで、とりあえず戦争映画だからスペクタクルです、恋愛もあります、ちゃんとスターを起用してます、どうかよろしく、と。ハードボイルドな原作に比べると、やはり映画の方はいかにも軟派な感じで、愛想のよい作風。主人公ロバート・ジョーダンから受ける印象も、「ひたすら行動の人」と言う感じではなくて、結構ベタベタな恋愛シーンを繰り広げてくれちゃったりする、人間的なオジサン。恋愛ありアクションあり、まさに娯楽作品の王道、な訳ですが。ただこの映画、原作の細かいエピソードやらセリフやらを、あまり深く考えずにバカ正直に脚本に取り入れちゃったりしていて(細かくない所はカットするくせに)、ちょっと節操が無い気もします(そのエピソードなりセリフなりが、原作においてどういう意味を持つのか、映画の中でどういう意味を持たせるのか)。もうちょっとオリジナリティを発揮しちゃったりしてもよかったんでは・・・。ところでこの作品、観ているとどうしてもクーパーとバーグマンの二人に視線が行ってしまうのですが、何しろこの二人以外は皆、顔に薄汚れたメークをして、岩肌みたいな顔の色してるもんで、まるで保護色。まるでカメレオン。二人が目立つというより、二人以外が目立たないのです。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-14 23:01:33)
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31.文豪アーネスト・ヘミングウェイの同盟小説の映画化なんですが、小説の方は読んでないのでなんともいえません。まあ、元々映画と小説を比較してどうのこうのとは毛頭思ってもいないのでいいのですが、やはり有名な作品なのでいずれは読んでみようと思います。さて、肝心の映画の方ですが、結構良かったと思います。個人的には、戦争を恋愛を混同して描くのはあまり好きではないのですが、この作品は近年の戦争恋愛もののように戦争だか恋愛だかのどちらともなくあやふやに描いてるのではなく、激しい愛情を描きながら戦争のもつ不条理さもバランスよく描けていると思います。
クリムゾン・キングさん 7点(2003-12-27 14:10:31)
30.あぁいう状況でめぐり合ったというのが、まずかわいそうだし、だからこそ燃え上がったというのもあったのかな。健気なバーグマンが見ていてかわいそうだったな。でも愛してる、好きよと、尽くされてもあの状況では充分応えてやれないだろうに。だけどバーグマン、短い髪でも美人である。映像が暗くてまた出てる俳優さんたちの顔が黒光りしてて、見づらかった。少し残念。
fujicoさん 7点(2003-10-30 15:14:36)
29.165分の完全復元版で見ました。いやぁ、長かったです。スペイン戦争についての映画、というよりアメリカの義勇兵とスペイン娘の恋愛映画として良かったです。クーパーは大人だし、バーグマンは一途で可愛い。有名なキスシーンはもとより、ラストの別れのシーンが最高。自分が死ぬのを分かっていても、マリアを助けるために彼女を説得する。そのセリフとバーグマンの必死の表情にやっぱり泣かされる。うまいんですね~、バーグマン。美しいバーグマンはもとより、クーパー、パブロ、ピラーとアップのショットが多いです。美男美女のアップにうっとり・・・
キリコさん 7点(2003-09-19 23:40:46)
28. 当時のハリウッドが総力を挙げたにもかかわらず、アーネスト・ヘミングウェイ原作には遠く及ばない出来。まぁ、ジョーダンという人物像を思想的に掘り下げるなんて当時は到底無理な話だったろうから、仕方ないと言えば仕方ない。ココは原作と切り離しての鑑賞が吉ってことなんだろう。ジョーダンを演じたクーパーは余りに老け過ぎだが、原作者の御指名じゃやむを得まい。まぁ、嫌味無く好演してるかな。バーグマンのマリアも同じくチト老け過ぎだし、短髪も中途半端の謗りは免れないが、恋愛感情の表現力は矢張り抜群。あの伝説のキスシーンもバーグマンなればこそ。オスカー助演女優賞を得たカティナ・パクシノウのムスターシム・ピラーは、やや凝り過ぎだが確かに熱演。サム・ウッドも精一杯頑張って監督している。個人的にはアンセルモ老人を演じたウラジミル・ソコロフの手堅い助演ぶりを推したい。後に「荒野の七人」で村の古老を飄々と演じた(「ヴァイア・コン・ディオス!」)ので、顔を御存じの方もいるかと思うけど…。あと、この題名は17世紀のイギリスの詩人ジョン・ダンの詩の一節「…故に問うなかれ、誰が為に鐘は鳴るやと。そは汝が為に鳴るなれば。」からの引用だそうだ。ご参考までに…。
へちょちょさん 7点(2003-02-02 12:34:42)
27.ネタバレ 当時の戦争恋愛大作ですが、凄まじい戦闘シーンも映像革命(?)の起こった現代ではあまり迫力がなく上映時間165分をかなり長く感じてしまいました。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-26 00:34:33)
26.ネタバレ 戦前のこの時代には女性が断髪にするのは大変なことで,フランスで連合国による解放後に占領ドイツ軍に協力的であったとみなされる女性に対して報復的に髪を切る一種のリンチが市民の間で行われたのは有名な話です。実際にこの種の住民を巻き込んだ内戦においては女性に対して髪だけでなく性的暴力やそれに伴う性病の感染など痛ましい話が多いのですが象徴的に(奇麗事ですが)髪で表現したのでしょう。戦後のヘプバーンや,もっと後の日本では森昌子などのアイドルによってもはや髪で象徴することは難しくなってきています。
たいほうさん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-28 17:39:05)
25.思ったほどでは・・・見たDVDが何故か中国製で字幕が変だったのも悪いんだけど。もうちょっと入り込めたらよかったな。誰の為に戦っているのか。最後の締め方は良かった。
さん 6点(2004-02-21 21:20:49)
24.ヘミングウェイの原作は素晴らしいと思う。映画化にあたり、俳優のキャスティングは良いのだが映像的にちょっと。やはり今見ると、昔の映画だなと思う奥行きの無い背景と、反戦を謳いつつも単なるメロドラマになってしまっている気が・・・
さん 6点(2001-02-19 00:06:00)
23.ネタバレ -For Whom The Bell Tolls-原題まま。 ことタイトル回収についてはラストが全てかもしれません。
「アメリカの事を考えろ…出来ない。マドリード(共和国側最後の拠点)の事を…ダメだ。マリアのことなら、出来る!彼女は私と生きるのだ!」機関銃→鐘。映画を観ての通り鐘を鳴らすとは銃を撃つこと。第2次世界大戦が佳境を迎える時期、この戦争が誰のための戦争かを、観る者に問うているように思えた。

つまり『祖国アメリカの為とは言わないですよ。侵略されている国の為とも言いませんよ。あなたの愛する女のために鐘を鳴らしませんか?』と。
直接的には『独裁政権に髪を刈られ、凌辱を受けている可愛そうなマリアが、あなたが鐘を鳴らすのを待っていますよ。』と。
もっと言えば『海の向こうの戦争なんて興味ないかもしれないけれど、向こうでは字も読めないムサ苦しい現地男に囲まれて、ラテン系のマリアが、東欧系のマリアが、東洋系のマリアが、アメリカ人のあなたが銃を構えて参上するのを待っていますよ。』と。
早い話『軍に入って銃を撃て』と。

中学生くらいの頃、確かNHKでやっていたのを観たんだと思う。過去の名作ってあまり観てなかったんで、ありがたく鑑賞させてもらって、有名なキスシーンと最後のシーンだけ覚えてました。こんなに長い映画だったんだ。
パブロやピラーに比べ、マリアの浅黒メイクの、何といい加減なことか。悲壮感を感じさせる髪は、3ヶ月の間に可愛いくらいには伸びている。ここはあまりにリアルだと引いてしまう。山岳の厳しい環境でロベルトとマリアが隙あらばイチャイチャしてるのも、現実の戦場とは違って夢のある話に思う。
臆病だからとか姿を消しては戻ってくるパブロ。美人じゃないからってピラーの愚痴。作戦決行日に大事な連絡が届かないゴルツ将軍。内容と時間のバランスが微妙で、看板俳優が出演する大作だからって、無理やり170分の長尺映画にしたようにも思える。
K&Kさん [地上波(字幕)] 5点(2022-05-05 16:55:56)
22.ネタバレ 狭くて殺伐とした洞窟暮らしの中、美男美女の二人だけ別世界のようにイチャイチャされては、周囲の人間にはたまったものではないでしょう。そのデリカシーのなさから、私は早々にこの作戦の失敗を確信しました。イングリット・バーグマンは言わずと知れた超絶美人さんですが、後半に行くにつれて「ロベ~ルトォ~」と聞くだけで腹が立ってきます。
それにしても、リアル戦時中にこんな甘ったるい戦争映画を作るような国と戦争しちゃいけませんね。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-05-27 22:50:29)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.71点
012.44%
100.00%
200.00%
349.76%
424.88%
51639.02%
649.76%
7614.63%
8512.20%
924.88%
1012.44%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1943年 16回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ゲイリー・クーパー候補(ノミネート) 
主演女優賞イングリッド・バーグマン候補(ノミネート) 
助演男優賞エイキム・タミロフ候補(ノミネート) 
助演女優賞カティーナ・パクシヌー受賞 
撮影賞レイ・レナハン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ヴィクター・ヤング候補(ノミネート)(劇・喜劇映画音楽賞として)
美術賞ハンス・ドライヤー候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1943年 1回
助演女優賞カティーナ・パクシヌー受賞 
助演男優賞エイキム・タミロフ受賞 

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