映画『ウエスタン』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ウエスタン

[ウエスタン]
(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト)
Once Upon a Time In The West
(C'era una volta il West)
1968年上映時間:165分
平均点:7.96 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-10-31)
アクションドラマアドベンチャーウエスタン
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-12)【にじばぶ】さん
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監督セルジオ・レオーネ
演出伊達康将(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
キャストチャールズ・ブロンソン(男優)ハーモニカ
ヘンリー・フォンダ(男優)フランク
クラウディア・カルディナーレ(女優)ジル・マクベイン
ジェイソン・ロバーズ(男優)シャイアン
ガブリエル・フェルゼッティ(男優)モートン
キーナン・ウィン(男優)保安官
パオロ・ストッパ(男優)サム
フランク・ウォルフ(男優)マクベイン
ジャック・イーラム(男優)スネイキー
ウディ・ストロード(男優)ストーニー
ライオネル・スタンダー(男優)バーの男
アル・ムロック(男優)(ノンクレジット)
アルド・サンブレル(男優)(ノンクレジット)
ベニート・ステファネッリ(男優)(ノンクレジット)
ファビオ・テスティ(男優)(ノンクレジット)
ブルーノ・コラッツァリ(男優)(ノンクレジット)
大塚周夫ハーモニカ(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日/日本テレビ】)
瑳川哲朗フランク(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
小原乃梨子ジル・マクベイン(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日/日本テレビ】)
小林清志モートン(日本語吹き替え版【ソフト】)/シャイアン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲スネイキー(日本語吹き替え版【ソフト】)
堀部隆一(日本語吹き替え版【ソフト】)
石住昭彦(日本語吹き替え版【ソフト】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
牛山茂(日本語吹き替え版【ソフト】)
北村弘一(日本語吹き替え版【ソフト】)
多田野曜平(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田稔シャイアン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平モートン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村松康雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平林尚三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加川三起(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
笹岡繁蔵(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山田栄子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
阪脩スネイキー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千葉順二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
玉川紗己子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山田宗徳フランク(日本語吹き替え版【機内上映】)
納谷六朗シャイアン(日本語吹き替え版【機内上映】)
原作ダリオ・アルジェント(原案)
ベルナルド・ベルトルッチ(原案)
セルジオ・レオーネ(原案)
脚本セルジオ・レオーネ
セルジオ・ドナティ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影トニーノ・デリ・コリ
フランコ・ディ・ジャコモ(カメラ・オペレーター)
製作フルヴィオ・モルセラ
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術カルロ・シーミ
衣装カルロ・シーミ
スタントジョン・ランディス(スタント・パフォーマー)(ノンクレジット)
その他エンニオ・モリコーネ(指揮)
アレッサンドロ・アレッサンドローニ(口笛)(ノンクレジット)
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💬口コミ一覧

34.映画の最初の方、コイツらが作中の主要登場人物かと思って観ていると、全員死亡。次に出てきたこの人たちこそが主要登場人物だろうと思って観ていると、またまた全員死亡。というトンデモないオープニング。やがてホントの主要登場人物たちが揃い、彼らの権謀術数の物語かと思って観ていると、どうもこのヒトたち、権謀術数どころか、何も考えてなさそう(笑)。そしてその物語の行きついた先に待っているクライマックス、そこで明らかになるのは、物語の背景を貫いていた真の力学。それは復讐であるとか友情であるとか、ベタっちゃあベタなんだけど、それをこれほど強烈鮮烈圧倒的に提示した例がありますかねえ。スゴイです。圧倒されます。ブロンソンのタレ目のドアップに、まさかこんなに感動するとは。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-10-17 20:49:29)
👍 1
33.ネタバレ セルジオ・レオーネがアメリカで撮った西部劇です。とてつもなく長い映画です。でも、この長さこそが本作の命と言ってよいでしょう。息詰まる「タメ」の感覚がレオーネの真骨頂ですね。オープニングの格好良さと言ったらありません。この冗長なオープニングで、私たち見るものを一気に西部劇の世界に引き込んでくれます。ジェットコースター・ムービーに慣れきっている方にはテンポが遅く感じられるでしょうが、映像を舐め尽くすようにしてじっくり見て欲しいと思います。モニュメントバレーあり、鉄道シーンあり、お決まりの決闘シーンあり。そして、見事な長回しに群衆シーン。主要登場人物4人にそれぞれテーマ音楽が流れるのも粋です。
ジャッカルの目さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-01 00:45:16)
32.良いねえ。”漢”炸裂。さすがレオーネ。それだけで満足です。
tantanさん 9点(2004-08-18 15:39:23)
31.観始めてすぐに驚愕。まるでファンタジーではないか。ロケーションの見事さ、役者たちの汚さ、建築物や調度品や機関車などの不思議な異世界感。私の中では本作は「ロードオブザリング」や「スターウォーズ」と同じカテゴリーに入る。特筆すべきは音楽の素晴らしさ。こんなしつこくクドイ音楽の付け方は、現代の映画ではもうできないのではないかな。他のレビューさんのコメントを読むと、冗長と感じられている方が多いようだが、私は本作の世界観に魅了されてしまったので、3時間近い長尺でもあっという間に感じた。一つだけ惜しかったのは、私の目にはヘンリーフォンダが極悪人には見えなかった。上品さが透けて見えてしまうというか。可能なら劇場でもういっぺん観たいな。
すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-11-06 22:23:05)
👍 1
30.間がたっぷりあると物語が詩情にあふれるんだな。
michellさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-01-05 15:59:38)
29.男の中の男チャールズ・ブロンソンを心ゆくまで堪能できる映画。
もう全体的に男の顔のアップが汗だくでこっちまで汗だくになりそう。
おさむさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-21 21:58:37)
😂 1
28.ネタバレ “スパゲッティ・ウエスタン(アメリカではマカロニウエスタンがこう呼ばれていた)”の巨匠として名が知られるようになったセルジオ・レオーネが、ハリウッドに招かれ潤沢な予算とスター俳優を得て腕を振るった大作。でも本当にやりたかった企画は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で、その資金稼ぎのために渋々引き受けた西部劇だそうです。元祖“三すくみ映画”監督だけあって、冗舌と言えるほどのストーリーテリングで三人の男の生きざまと死にざまを暑苦しく見せてくれます。 まず何と言ってもヘンリー・フォンダ、彼のフィルモグラフィ中唯一(たぶん)の悪役を堂々とした演技で見せてくれて、さすが名優です。その悪役演技に感動したジェーン・フォンダが、一ファンとして父親にファンレターを捧げたそうで、複雑だった親子関係だけに感慨深いエピソードです。70年代以降のフォンダは遺作の『黄昏』まで駄作での手抜き演技で晩節を汚してますから、実質的に本作で名優のキャリアを終えたと言えるんじゃないでしょうか。でも私が最も注目すべきだと思うのはチャールズ・ブロンソンです。レオーネ映画はクローズ・アップの多用が特徴ですけど、全盛期ブロンソンの魅力に改めて気づかされました。ブロンソンの顔(とくに鼻下から眉毛のあたりまで)どアップをこれだけ見せられるフィルムは他にないでしょう、最低限の表情変化でこれだけ哀愁を表現できるとは見直しました。この演技でオスカー受賞できなかったのはなんたることか!おっと、そういやノミネートすらされてませんでした(笑)。ジェイソン・ロバーズも良かったんだけど、あまりに髭面がむさ苦しかったところと、演じるシャイアンという無法者キャラが判りにくい存在だったのは難点です。ここに全盛期のクラウディナ・カルディナーレが絡むんですから、まさに“ヴィスコンティが撮った西部劇”みたいだという批評にも納得できます。願わくは、CCには脱ぎを見せて欲しかったな(おいおい)。 脚本には若きダリオ・アルジェントとベルナルド・ベルトルッチが参加しているというのも豪華です。冒頭の三人組殺し屋が駅でブロンソンを待つシークエンス、ジャック・イーラムの顔にたかる蠅を延々と追いかけるシーンは、ぜったい昆虫フリークのアルジェントが出したアイデアだと思うな。このオープニングでブロンソンに返り討ちされる殺し屋たち、実はイーストウッド、リー・バン・クリーフ、イーライ・ウォーラックの『続・夕陽のガンマン』トリオをカメオ出演させる構想があったそうです。もし実現していたら、『グラン・トリノ』の40年前にイーストウッドはスクリーン上で死を迎えていたわけです。 昨今では尺が長い映画は評価が低くなるという風潮があるのは、自分としては納得がいきません。やっぱ中身が大事なんですよ、いちばん。本作はその映像表現が冗長だという批評が目立ちますが、これだけエモいウエスタンを撮れた映画作家はレオーネしかいなかったんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-03 22:48:45)
👍 2
27.何かストーリーは説明不足で、イマイチ話が見えないままに進んでいく。でも雰囲気はアリアリで、入り込める。
出てくる役者も、演技というより「存在感」で魅せるという感じ。
で、決定的なのはブロンソン。バカボンのパパみたいな風貌なのに、カッコイイのは不思議。というかズルい。あんなオーラどうやって身に着けるんだろう。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-14 08:30:02)
26.とにかく長いので繰り返しの鑑賞は難しいが、本当に好きな映画。このどっしりとした質感とカッコよさは今の映画で出すことは不可能だろう。ラストの決闘シーンからエンディングまでの流れは何度見てもシビれさせてくれる。
J.J.フォーラムさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-28 21:34:01)
25.こんな作品があると、マカロニウエスタンの方が面白いのでは?なんて思っちゃう。ヘンリーフォンダも「荒野の決闘」より、こちらの役の方がはまってる。オープニングの緊張感から、もうこれは期待できると確信した。本場の西部劇は開拓の苦労もあるので、どうしても無からつくりだす苦労や移動する時の苦労、実際てこずったであろう先住民たちとの闘いがメインになるのかもしれない。「男」の生き様をメインに描こうと思ったら、設定だけ借りて、ヨーロッパなどのよその地域の方がかえって創りやすいのかもしれない。この映画のような「間」は、日本の時代劇の武士にもみられる一瞬の勝負にすべてをかける緊張感から生まれるのだろう。探してみると、日本の時代劇の設定だけ借りて、他の国が創っているってこともあったかもしれないですね。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-02 13:55:38)
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24.ネタバレ オープニングから最後まで西部劇、正しくタイトル通り「ウエスタン」的な雰囲気、うなるような熱さ、ムンムンとする空気、どこまでも暑苦しい男だらけの世界に美しく、豊満な肉体を武器として、男を虜にする女、クラウディア・カルディナーレの存在がとにかく大きい。ヘンリー・フォンダの悪役も他ではなかなか見ることが出来ないという意味においても新鮮である。ヘンリー・フォンダに散々、罵声を浴びさせられながらも一人の女としてのまた娼婦としてのプライドを捨てないクラウディア・カルディナーレが最後、チャールズ・ブロンソンの帰りを待っていた後の二人の再会の場面、ここは余計な言葉なんて要らない。「行かなくちゃ」というチャールズ・プロンソンの問いに対し「いつか必ず帰ってきて」とただ一言だけ言う辺りの演出も下手にダラダラと長い台詞なんて言わせなくても二人の気持ちが解るというその上手さ、個人的にはマカロニ・ウエスタン系の西部劇よりももっと昔のジョン・フォード的な西部劇の方が好きだが、それでもこの映画が楽しめたのは役者の顔ぶれと見せる演出、いや、見せるというよりも魅せる演出の勝利、更に西部劇にぴたりとはまっている美しいモリコーネの音楽とがあればこそである。ところでどさくさに紛れてチャールズ・ブロンソンの真似して「俺もそろそろ行かなくちゃ」とか言いながらクラウディア・カルディーナレのお尻を触る。いや、掴むジェイソン・ロバーズには何ってことをしやがるんだ?クソー!羨ましいぞ!俺もクラウディア・カルディナーレになら例え、思い切りぶたれても彼女のお尻に触りたい。なんて思った野郎は私と同じです。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-26 11:38:59)
23.ネタバレ ○3時間近い上映時間なのに、時間を忘れさせてくれる傑作西部劇。間の持たせ方、とにかく雰囲気が良い。もちろんのことE・モリコーネの音楽も良い。○ゆったりとした流れの中、徐々に分かってくるストーリーもなかなか面白い。○C・ブロンソン、H・フォンダ、C・カルディナーレ、J・ロバーズと主要キャストが素晴らしい。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-17 11:36:09)
22.これだけ延々と引っ張りながら、終始緊張感を維持しっぱなしなのが凄い。例えば一瞬表れる全景シーンで、贅沢にエキストラや大道具を使いまくっていたりするのだが、それを調子に乗って全開したりはしない。大半のシーンでは、そのテンションを役者の内面にじわっと封じ込めている。つまり、それだけとてつもない表現意欲があるということ。
Oliasさん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-11 02:06:11)
21.誕生日が近くなり、自分の誕生の年1968年から2024年までここの平均点ランキングが高い映画を観ていくということを思いついた。
そして0歳の年の映画ウエスタンが目についた。
西部劇だが、親父が好きでテレビでやると観ていた記憶はあるが、自分は通しで観たことがない。
義務的に選んだこの映画だが、今のスピーディーな展開とはまったく違い、重厚でたっぷりとした演技は逆に新鮮だった。
特にチャールズ・ブロンソンは他の俳優よりさらに1.5倍たっぷりで、凄い存在感。
正直ストーリーが頭に入らなかったが、名作の匂いは感じた。
たんたかたんさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-14 18:31:34)
20.復讐劇も"Once Upon a Time In The West(昔、西部で)”の1シーンであり、
最後ジルが鉄道作業員達に酒を振舞っているシーンが
まだまだ西部での物語は続くことを感じさせてくれる。
この映画の素晴らしいところは、
西部劇を愛する者たちが、ゆったりと、良質な時間を過せる幸せに浸れるところだろう。
プエルトガレラさん [DVD(字幕)] 7点(2020-10-06 12:25:49)
👍 1
19.ネタバレ ほぼセリフ無しで、たっぷりと時間を掛けた反面、結末は一瞬で決まるというまさにラヴェルのボレロを彷彿とする様なオープニングから痺れました。
ここまでカッコ良いオープニングのシークエンスは余り記憶に有りません。
映像の粒子にも粗さはなく、それぞれのカットのフレーミングも素晴らしいです。
編集もおかしな所もなく、メインとなるガンファイトなどは銃声やアクションを基に切り返すカット割りなど、スピード感や迫力の主要素になっていました。
西部劇には美しすぎると思うようなメインテーマ曲も映像の美しさに相まって良かったです。
セリフも最初の人と馬の算術問答のように全編を通して洗練されていました。 
客観的に見ればほぼ完璧ではないでしょうか。
個人的に見ると、主人公がかっこ良すぎです。否、かっこつけ過ぎです。「ザ・ハードボイルド」と、言った感じでしょうか。しかし私には自分が考えている美意識という殻に篭った中二病に見えてしまいました。
コミュ力は著しく低く、人に何か聞かれてもハーモニカで「ピープーピープー」。
敵に捕まり縛られて、シャイアンに助けを乞う時も「銃だけか?ナイフも使えるか?」みたいな…、面倒臭っ!!人に物を頼むんだから「ロープ切って下さい。お願いします。」でしょ? だからハーモニカなんてダサいアダ名つけられちゃうんだよ、…と思ってしまいました。
この人ここに来るまでも、こんな感じだったら周りの人は大変だったろうなぁ…、若い頃に金八先生みたいな人に出会っていれば…、といった余計な事ばかり考えてしまいました。
自分としては、無機質な主人公より、人間臭い寅さんや椿三十郎みたいな人の方にカッコ良さを感じますが、作品全体の雰囲気は良かったです。
しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-01 05:15:16)
18.ネタバレ オープニングのならず者皆殺しから開拓者一家抹殺までの十数分間のじれったい緊張感が印象的です。本作以前のレオーネ作品と比べて結構制作費もかかっているようで、鉄道シーンや町並み映像も見応えがあります。マカロニスタイルに加え、伝統的な西部劇の雰囲気も伝わってきます。含みを持たせるような間の取り方や顔のクローズアップに味わい深い可笑しさがこみ上げてきます。物語の展開とキャスティングの意外性、謎めいたブロンソンの渋い雰囲気もよかったです。いまいち響かないストーリーと悪役になりきれていないように映ってしまうヘンリー・フォンダが物足りなかったです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-08 20:28:27)
17.ウエスタンは良い映画だと思います。顔のアップの表情での演技、とくに後半のハーモニカの顔上面アップでのシワから受ける苦悩の描写はすばらしい。音と映像のすばらしさ。でも、シャイアンの最後は、そんなにカッコつけなくても、別の西部らしい演出があったのでは?また、少し短くしてもよいかなと思うところもちらほら。
cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-14 09:09:00)
16.ネタバレ 僕はウェスタン&インディアン雑貨が大好きでよく集めているんですけど、そういう自分にとっては、この作品はかなり魅力満載でしたね。なんというか、西部劇の世界の空気感、埃っぽさ、暑さ、質感、スケール感、男臭さ、周囲の匂い、そういうのが凄く感じとれる。あぁ、この時代のアメリカって、こんな感じだったんだろうなぁ~って、映画という媒体によって疑似体験させてくれる。まぁ、3時間もあるし、間延びしてるところもあってかったるい部分もなくはないんですけど、この独特の間合いがセルジオ・レオーネらしさなんでしょうね。特にオープニングの10分くらい、台詞とか全然ない一連のシーンはもの凄く印象深い。台詞ずくめだったら、この印象の強さは出てこないと思う。モリコーネの音楽もなかなかいいですよ。チャールズ・ブロンソンが出てくる度にハーモニカのあのモチーフがしつこいぐらいに出てきて(笑)。あのメインモチーフが、この作品の主軸をぴしっと定めているなと感じます。そして何と言ってもチャールズ・ブロンソンの演技。あのおっさんの、まるで宇宙の全てを知っているかのような、堂々たる落ち着きの表情が実に渋い。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 02:05:22)
15.ネタバレ 映像がとにかく凝ってて美しいです。長々と人間模様を描き、散々じらした挙句に勝負は一瞬にして決まる。この濃縮さ加減は好きです。しかしブロンソンの兄貴とフォンダの間に何があって、ああいう事になったのか一切描かれず不明のまま。しかしそれでいいのかも知れません。この映画は、1人の男の復讐劇はあくまで点景に過ぎず、古き時代のアメリカの「情景そのもの」をノスタルジーを込めて丹念に描写することに主眼があるようなので。
番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-16 11:44:20)
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 7.96点
000.00%
100.00%
200.00%
311.85%
411.85%
535.56%
6611.11%
71018.52%
81018.52%
9814.81%
101527.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review4人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.66点 Review3人
4 音楽評価 9.75点 Review4人
5 感泣評価 9.50点 Review2人

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