映画『ゾンビランド』の口コミ・レビュー

ゾンビランド

[ゾンビランド]
Zombieland
2009年上映時間:87分
平均点:6.52 / 10(Review 97人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-24)
アクションホラーコメディシリーズものロマンスゾンビ映画
新規登録(2010-05-06)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2021-05-04)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルーベン・フライシャー
助監督キム・H・ウィンサー
キャストジェシー・アイゼンバーグ(男優)コロンバス
ウディ・ハレルソン(男優)タラハシー
エマ・ストーン(女優)姉 ウィチタ
アビゲイル・ブレスリン(女優)妹 リトルロック
アンバー・ハード(女優)406号室の若い女性
ビル・マーレイ(男優)本人
ジョン・C・ライリー(男優)トイレのゾンビ(ノンクレジット)
マイク・ホワイト(男優)トイレでゾンビに殺される男/ガソリンスタンドのオーナー(ノンクレジット)
山路和弘タラハシー(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ウィチタ(日本語吹き替え版)
伊藤静リトルロック(日本語吹き替え版)
安原義人ビル・マーレイ(日本語吹き替え版)
脚本レット・リース
ポール・ワーニック
音楽デヴィッド・サーディ
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「フィガロの結婚」序曲
ヨハン・シュトラウス2世「ウィーン気質」
挿入曲メタリカ"For Whom the Bell Tolls"
ポール・アンカ"Puppy Love"
ウィリー・ネルソン"Blue Eyes Crying in the Rain"
クリスティン・チェノウェス"Popular"(「ウィケッド」より)
レイ・パーカー・Jr"Ghostbusters"
撮影マイケル・ボンヴィレイン
製作ギャヴィン・ポローン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ライアン・カヴァナー
レット・リース
エズラ・スワードロウ
ポール・ワーニック
配給日活
特殊メイクトニー・ガードナー[メイク]
美術メイハー・アーマッド(プロダクション・デザイン)
衣装マガリー・ギダッシ
編集アラン・バウムガーテン
スタントジョニー・マーティン
その他エズラ・スワードロウ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
謎のウィルスの蔓延で大半の人間がゾンビと化してしまった世界。ひきこもり大学生のコロンバスは、自ら定めた「ルール」を守ることで何とか生き延びていた。ひょんなことから彼は、ゾンビと戦い続ける粗暴な男タラハシーと旅することとなるが、うら若い詐欺師姉妹に騙されたことを切欠に、いつの間にやら4人仲良く(?)「ゾンビのいない世界」を目指すことに。果たして彼らの行く末には楽園が待っているのか? 死の世界と化した近未来の世界を徹底的に笑い飛ばすソンビ・コメディ。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

97.映画を見てて本気で主人公たちの無事を祈ったのははじめてかもしれない。
それぐらい主人公たち4人のキャラクターに愛着をもてました。
オープニングのスタイリッシュな感じから引き込まれ、笑いよし、アクション
良しで、ゾンビ映画も好きだしゴーストバスターズも好きな自分には最初っから
最後まですべてがツボにハマりました。マイベスト10入り確定です。

映画大好きっ子さん [DVD(字幕)] 10点(2011-03-14 00:48:43)
96.ジェシー・アイゼンバーグの魅力全開なゾンビ映画。
彼が出ていると、その映画自体、彼の色に染まってしまうという稀有な役者だと思う。
悲壮感なく、最後まで楽しんで観られるという点でも、ゾンビ映画には稀有な一本。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-10-18 05:40:42)
95.ネタバレ  世にゾンビ映画は数多く存在しますが「その中で一番好きなのは何?」と問われたら、本作を挙げるかも知れません。

 そのくらい面白いし、楽しいし、魅力的な一品なんですよね。
 文明社会が崩壊した理由を長々と語らず「ゾンビウイルスに汚染されたハンバーガー」がキッカケだとナレーションで軽く説明してしまい、後はひたすら主人公達が「ゾンビランド」で生き抜く様を描くという、そのシンプルさが心地良い。
 主人公のオタク青年に、相棒となるタフガイ、ヒロイン枠とマスコット枠となる美少女姉妹という、登場人物のバランスも良かったです。

 主人公が「ピエロ恐怖症」なんだと告白すれば、その後にピエロゾンビと戦うシーンが挟まれ、恐怖を乗り越えて成長する姿が描かれたりして、とにかく観客の期待を裏切らない作りになっている辺りも、実に素晴らしい。
 そうやって、本筋に関しては王道を守りつつ、要所要所で「意外性のある場面」を挟み、飽きさせないようにしている工夫も上手かったですね。
 「姉妹達の裏切り」にせよ「相棒のタラハシーが可愛がっていた仔犬の正体」にせよ、直接本筋と絡むエピソードではないので「初遭遇時から姉妹と仲良くなる」でも「タラハシーは仔犬を失ってしまった男」でも、構わないといえば構わないはずなんです。
 でも、そこをあえて「裏切られた後に仲良くなる」「仔犬ではなく息子を失ったのだと知って、一同の絆が強まる」という形にする事によって、観客を驚かせる事にも、劇中の人物達に深みを与える事にも成功している。
 この辺りの「お約束な魅力」と「意外性の魅力」との使い分けが絶妙で、本当に上手い脚本だなぁと、観ていて感心する事しきりでした。

 恐らくは軍隊が乗り捨てていったのであろう戦車がさりげなく背景に映っている(しかも主人公達はそれを驚きもしない)とか、文明崩壊後の世界の描写に、ちゃんと説得力があった点も良いですね。
 土産物屋で暴れて、店内を滅茶苦茶にする場面では「ゾンビ」(1978年)から通じる「文明が崩壊した世界で好き勝手やる楽しさ」が感じられたし、皆で暖炉の前に集まってモノポリーする場面なんかも、凄く好き。
 「お金はいくらでもあるけど、もうモノポリーで使う事くらいしか出来ない」っていう皮肉さを、さらりと描く辺りなんて、本当に御洒落だと思います。

 ビル・マーレイが呆気無く死んじゃうのは寂しいとか、姉妹はシャワーを渇望していたのだから、それを叶えるシーンがあっても良かったのにとか、遊園地でピンチになるまでの流れが無理矢理過ぎるとか、不満点もあるにはあるんですが……
 それらもテンポ良く、ギャグを交えながら描かれているので、あまり気になりませんでしたね。

 それよりも、小さな売店に籠城して、四方八方から襲い掛かるゾンビを迎え撃つ場面が、痺れるほど恰好良かった事。
 クライマックスの舞台が遊園地だからこその、様々なアトラクションを駆使した「対ゾンビ戦」も丁寧に描かれている事など、長所の方が、ずっと印象深い。

 終盤にて、主人公は「女の子の髪を撫でる」という夢を叶える事が出来たし、相棒も念願のトゥインキ―を無事ゲット出来たしで、カタルシスを存分に味わえる作りになっているのも、嬉しかったですね。
 「僕達は皆、ゾンビランドで一人ぼっちだ」と呟いていた主人公が、家族を手に入れて、再び旅立っていく。
 そんなハッピーエンドで終わる辺りも、文句無し。

 遊園地で一日過ごした後のような、心地良い充足感に浸れる映画でありました。
ゆきさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2019-04-24 23:26:26)
👍 3
94.ネタバレ エマ・ストーン目当ての軽い鑑賞でしたが、これは期待以上に面白かった。アビゲイル・ブレスリンも可愛かったです。ほんとノリが軽く、スタッフもキャストも映画の中も非常に楽しんでいる様子が伝わる。ルール決めっていうのも斬新だし、純粋なラブストーリーまで展開。キャストは絞っており、主要キャラは誰も死なないっていうのも斬新かな。ウディの弾けっぷりも良いですね。遊園地での暴れっぷりと遊具を利用した殺戮ぶりが凄まじい。しいて言うならビル・マーレーの下りが長いかな。とにかくお勧め。エマの美しさを堪能して下さい。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-10 04:25:37)
👍 1
93.ネタバレ 面白い。タラハシー最高!いけてる男だぜ!姉妹に何度もだまされても助けてあげる大人っぷり!素敵!ゾンビ映画でここまで危機感のないものも斬新。
たこちゅうさん [DVD(吹替)] 9点(2012-02-27 23:53:55)
92.コメディ主体でなおかつアクションもちゃんとしてるのでとても観やすくて楽しげな映画でした。こういうシャレっけのある映画を観ると洋画、というかB級映画って面白いなあと感じますね。
ケ66軍曹さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-11 01:19:17)
91.ネタバレ これはイカン、続編を見なきゃだわ。大人になったリトル・ミス・サンシャインの子を確認しなきゃだわ
でも続編って既にこの十年後なんですよねー。アビゲイルちゃん美味しそうだからそれまでに食べられちゃってないかしら。ガブッとお尻食べられてしまってないかしら。不安だわ〜

開始5分で楽しめることを確信しちゃってました。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-22 17:33:59)
👍 1
90.ネタバレ ゾンビ+コメディ+ロード・ムーヴィー+バディムーヴィー、って感じですかね。でもそれぞれのジャンルが高いレベルでバランスを保っていて、ゾンビものとしては特筆すべき面白さ。ジェシー・アイゼンバーグとウディ・ハレルソンという組み合わせが実現できた時点で、この映画の成功は約束されたようなものです。エマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンの姉妹も良い味出していますけど、たしかにエマはゾンビランドを彷徨っている割にはメイク濃すぎですよね(笑)。やたらと映画の小ネタが使われていますけど、最大の映画ネタはビル・マーレーのまさかの登場。しかもあんなバカげた退場の仕方をするなんて、こんな使い方ってアリ?実際のビルの家もあんな豪邸だったりして。でもゾンビランド化してしまったのに、どうして電気が途切れることなく供給されているのかな?きっとゾンビ化した発電所職員たちが、かすかに残った人間だったときの本能に従って保守してるんですよ、絶対そうだ(笑)。タラハシーが車のドアに“3”という数字を書き込むのはどうして?何かのおまじない?トゥインキーってそんなに美味しいの?コロンバスの“サバイバル・ルール”は全部で幾つあるの?知りたい。とまあ愉しくなる要素が満載の一編でした。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-04-24 20:34:05)
89.ネタバレ そこそこ面白いB級ゾンビ映画らしい…程度の知識で観てみると、ウディハレルソンとかアビゲイルプレスリーとかビルマーレイ(笑)とかどっかで観た事のある役者ばっかりでびっくりします。
映画全体にそこそこの金とかなりの手間がかかっている良作で、いわゆるB級ホラー映画とは全然別物でした。

なにしろオープニングからセンスが抜群。そこからロードムービー風味の展開を見せて後味の良いラストまで一気に楽しめる完成度の高い娯楽映画です。
劇中に出てくるいろんな映画(notホラー)へのオマージュも楽しいし。

ゾンビが出てくる映画愛に溢れたハートフルなコメディロードムービー…とまとめるとジャンルがめちゃくちゃで、混ぜるな危険的なものを感じますが、しかしこの映画はその奇跡のミックス見事に成功しています。

とはいえなにしろレンタルでもR指定のシールが貼られている映画。
一部(ほぼ序盤ですが)がだいぶグロです。
そのせいで観る人をやや選ぶ面はあるかと思います。

とはいえそのグロ部もほとんどがコメディパートとしてのグロで、いわゆる痛いとかつらい系ではありません。

多少のグロが気にならない人なら、ぜひ一度観てみてほしい完成度の高い娯楽映画の快作だと思います。

てか、ゾンビ映画全体の中で興行収入1位の映画なんですね。それも納得の出来です。
あばれて万歳さん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-03 22:46:48)
👍 2
88.ネタバレ 冒頭からタイトル部分がスローモーションでゾンビに襲われる人間達をコミカルに描くが、ロゴの演出などやたらスタイリッシュ、この部分が抜群である このタイトルだけで自分は完全にやられた 掴みとしては完璧と言える その後も主人公の新ルールがゲーム風のロゴで描かれていて楽しい へたれの主人公とイケイケマッチョのカーボーイのコンビは絶妙だ この主人公じゃなければこの映画いたって普通だった チームが誰も死なないのも良い この手の映画でハッピーエンドなのも以外でいい けなす所が無い傑作ゾンビコメディ 続編が見たいと思った
にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-02 22:35:47)
スポンサーリンク
87.ネタバレ あまり期待しないで見た分、実に満足のいく作品でした。
内容もわかりやすく、疲れたときに見ると元気が出てきそうです。
コテコテのアメリカン・ブラックジョークが飛び交い、特にビル・マーレイが撃ち殺されたところは爆笑しました。
SAKURAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-23 18:44:51)
86.ネタバレ 全米『ゾンビ』映画史上No.1大ヒット!というだけあって面白かったです。コメディ要素満載のホップな作りになっていて、気弱なコロンバスの“生き残るためのルール”が「二度撃ちする」「後部座席を確認する」「ヒーローにならない」などゾンビ映画によくあるお決まりパターンのアンチテーゼになっていて良かったです。ただこの映画にとってソンビ達はしょせん脇役で、コロンブス達の旅を通して“人生嫌なことばっかりだけど楽しんでこうぜ”といった応援メッセージをコチラに伝えてくれる映画です。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-08 10:31:55)
85.ネタバレ コメディタッチとは言え、『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいなヌルい作品とは違って、結構しっかりしたゾンビ映画。ただ、ゾンビに立ち向かう人間どもの方が、妙な人たちばかりなもんで、独特のオモシロさが生まれます。深刻ぶらないところがイイですね、そもそもゾンビ映画なんてものは、「ゾンビのいる日常」を描く映画なんですから(本作のラストも、そういう「日常」へと帰っていく)。時々カメラが引いて客観的になる瞬間の冷静さ、つい笑っちゃいます。しかし素朴に楽しんでいると裏をかかれる。主人公が姉妹と出会って早々、「妹がゾンビに噛まれたらしい」なーんてセリフが入ると、「つまんないな、こんな説明ゼリフ入れたら『姉の方は噛まれてないのでゾンビ化する心配なし』と保証するようなもの、サスペンス半減やんか」とつい思っちゃうところだけど、その直後、そんな感想を見透かすかのようにドンデン返しが待っている訳で。心憎い。で、クライマックスは遊園地を舞台にゾンビとの賑やかな死闘、こりゃもうお祭りですね。そういや昔(高校生の頃)、深夜放送で、遊園地でゾンビと戦う映画(多分イタリア映画)を観たけど、あれはなんていう作品だっけか。あれはヒドかった。でもあれもやっぱり楽しかった。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-14 23:52:09)
👍 1
84.ネタバレ 素直に面白い。
今までのゾンビ映画とはちょっと違い、主要メンバーは欠けることなくハッピーエンドを迎える。普通に考えたら小屋にこもって拳銃2丁でゾンビ軍団を蹴散らすとか無理。でも、そんなことを「できちゃうよね、この人なら」と思わせるパワーがあった。

ただ、最後に思いました。「これ、ゾンビじゃなくてもできたんじゃね?」
ゾンビ映画として見るよりも、ヒューマンドラマにゾンビが出てきちゃった!って思って見るほうが楽しいかもしれません。
HIGEさん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-06 13:33:52)
83.いい年したオジサンのくせにやたら怖がりだし血を見るのも苦手な僕はホラーやゾンビ映画の類は怖くて見ることが出来ません。でも、何となく本作は面白そうだと思い、ゾンビファンの皆さんから見れば物足りなさを感じるかもしれない本作ですら、借りてきたDVDを意を決して恐る恐るプレーヤーに挿入・・・。

前置きが長くなりましたが、楽しかったです。僕はシートベルトが嫌いで何度もシートベルト違反で捕まってますが、いつ何があるか分からないし、ちゃんとシートベルトしめるか・・・。と思わせてくれたことにも感謝?でしょうか。

ビル・マーレイを出す大技からちょっとした台詞の小技に至るまで笑いドコロ十分なところもコメディ好きにはたまらないです。特に僕が大好きなマーレイさん!死んじゃったのに「ツボに入っちゃった」と笑ってしまった姉。これ、分かるなあ・・・。マーレイさんらしいギャグのような死にザマ。最高でした。あっという間に出番は終わりましたがマーレイさんも満足だったんじゃないかな。アイゼンバーグがチラッとフェイスブックを語るところも笑ってしまいました。

人と親しくしたくないから名前を名乗りたくないと言うタラハシー、「人を信用するな」という姉妹、そして数々の己に課した誓いで生き抜いてきた人間嫌いのコロンバス。人との関わりを避けていた彼らが誰もいなくなってしまった世界で人の温もりや人は一人では生きてはいけないことに気付いていくストーリーもいい。愛する人を守るためにストイックに守ってきた誓いを破り、ラストで人間臭さを見せてくれたコロンバス。素敵じゃないか。
とらやさん [DVD(吹替)] 8点(2011-09-03 10:50:14)
👍 3
82.ネタバレ “32のルールを駆使して生き残れ!”というキャプションは少々大げさながら、確かに劇中指定のルールを破らなければゾンビ世界を生き抜くのは難しくないと思えます。事実、危機感はあまり感じられません。この温めの空気感が気に入りました。こんなに和んだ気持ちで観たゾンビ映画は久しぶり。ですから、終盤戦4人全滅モードに突入した時には焦りました。なんだよ、結局お決まりバッドエンドパターンかよと。なので、この結末で個人的には万々歳。ただしヒロインを救い出した直後のシーンに異議があります。終始徹底していた「2度撃ち」を何故この場だけやらないのでしょうか?キスの最中に頭にズドーンとやってこそゾンビ映画でしょうに。本作が米国で支持された理由の一つは、「トゥインキー」やローカルな地名、ビル・マーレーを本人役でキャスティングしたセンスに有ると思われます。このニュアンスは日本人には理解し難いところ。トゥインキーは「うま○棒」、ビル・マーレーは竹中直人あたりに置き換えてみればいいのかな?それにしても、ビル・マーレー。ゾンビメイクでゾンビに間違われて殺される。あれはある種の自殺だと考えますが、最高のギャグでした。希望の無い世界で考えるのは、どう生きるかではなく、どう死ぬかなのかもしれません。梅図かずおの『漂流教室』よろしく希望の象徴“遊園地”を目指した主人公たち。彼らだって其処が本物の楽園だとは思っていないはず。手ごろな死に場所を探していたのではないかと。「ヒーローになるな」というルール破った主人公。それは価値観の転換を意味しました。自分の命よりも大切な命の存在を認めること。世界を生きぬくためのルールは、“自分がマシに死ぬための注意書き”ではなく“家族を守るための約束ごと”に変わったのだと思います。決して4人の未来は明るくはないけれど、今彼らが抱いている希望は、本物です。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-22 18:57:18)
👍 2
81.さわやかゾンビ 
ゾンビのわりにうす塩味で ゾンビ苦手な人もつらくない分 ゾンビっぽい濃い笑いって要求には応えてくれないかなぁ 
 
特典の髭男爵が 『なぜ我々がゾンビランドの特典に出てるかというと このごろ巷で話題のゾンビ芸人だからです』って言ったとこが一番面白かった

ま 夏の暑いときにはさっぱり系でいい
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-14 23:16:21)
80.好みのノリで映像も美しく面白かったのですが、予告編でもよく言われていた「ルール」が結局5つか6つくらいしか出てこなかったのがちょっと拍子抜けでした。最後まで色んなルール出してくれると思ったんだけどな~。個人的に「窓を背にして立たない」を入れてほしい。
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 8点(2011-05-13 06:07:45)
👍 1
79.ネタバレ 期待どおりの、と言うより、期待以上の面白さでした。
今までゾンビ系コメディの頂点は「ショーン・オブ・ザ・デッド」だったのですが、あちらが英国流コメディなのに対し、こちらは徹底的にアメリカンテイスト。なかなか派手にキモおかしいです。この汚らしさや残酷さを強調することで逆に笑いに繋げてしまう手法は結構好み。そのくせ随所に洒落た演出や小ネタを散りばめてあったりして、作りは意外なほど細かい。ビル・マーレイも良かったな。
直前に元祖ロメロ監督最新作を観た後なので、元祖の描く世界観というかテーマとのギャップも楽しめ、2倍楽しいひとときでした。
ま、観る者を選ぶ作品ですけどね。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-10 02:26:55)
👍 2
78.新しいタイプのゾンビ映画ですね。今までのゾンビ映画は人間の愚かさなどを描いていましたが、この作品はそういった「暗い現実」を受け入れたうえで「人生ってすばらしいよね」「仲間って大事だよね」となったので、ちょっと感動しました。 アニメで言うとガンダムとプラネテスを組み合わせたような内容です。生き残るためのルールを決めて行動する主人公やその他の登場人物。なので他人は信用しないし、心を開こうとも相手の痛みを知ろうともしない。しかし、一緒に行動するようになってからは徐々に変わっていきます。なぜ彼が涙するのか? なぜ彼女たちが裏切るのか? その理由を理解した主人公は変わります。他者の痛みを理解することによって疑似共同体から「共同体」へと変わった彼らはとても清々しいです。
のび太さん [DVD(吹替)] 8点(2011-03-26 18:32:59)
👍 1
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
200.00%
322.06%
466.19%
51414.43%
62222.68%
73131.96%
81616.49%
955.15%
1011.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review6人
4 音楽評価 5.50点 Review4人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

■ ヘルプ