映画『オーケストラ!』の口コミ・レビュー(2ページ目)

オーケストラ!

[オーケストラ]
Le concert
2009年上映時間:124分
平均点:6.56 / 10(Review 55人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-04-17)
ドラマコメディ音楽もの
新規登録(2010-05-07)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2019-08-16)【Olias】さん
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監督ラデュ・ミヘイレアニュ
キャストアレクセイ・グシュコフ(男優)アンドレイ・フィリポフ
メラニー・ロラン(女優)アンヌ=マリー・ジャケ
ミュウ=ミュウ(女優)ギレーヌ・ドゥ・ラ・リヴィエール
リオネル・アベランスキ(男優)ジャン=ポール・カレル
フランソワ・ベルレアン(男優)オリヴィエ・デュプレシ
ヴァレリー・バリノフ(男優)イワン・ガヴリーロフ
アンナ・カメンコヴァ(女優)イリーナ・フィリポワ
ドミトリー・ナザロフ(男優)サーシャ・グロスマン
伊藤和晃アンドレイ・フィリポフ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子アンヌ=マリー・ジャケ(日本語吹き替え版)
小島敏彦オリヴィエ・デュプレシス(日本語吹き替え版)
唐沢潤ギレーヌ・ドゥ・ラ・リヴィエール(日本語吹き替え版)
石住昭彦サーシャ・グロスマン(日本語吹き替え版)
佐々木敏イヴァン・ガヴリーロフ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヴィクトール・ヴィキッチ(日本語吹き替え版)
脚本マシュー・ロビンス
ラデュ・ミヘイレアニュ
音楽アルマン・アマール
作曲ピョートル・チャイコフスキー挿入曲「ヴァイオリン協奏曲第1楽章&第3楽章他」
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト挿入曲「ピアノ協奏曲第21番第2楽章」
グスタフ・マーラー挿入曲「交響曲第1番「巨人」第3楽章」
撮影ローラン・ダイヤン
配給ギャガ
その他エマ・トンプソン(サンクス)
ジャクリーン・ビセット(スペシャル・サンクス)
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💬口コミ一覧

35.ネタバレ  くそ!不意に泣かされた(笑)。ラスト15分にやられた。

 映画としては決しておすすめできるものだとは感じなかった。テーマが分かりにくい。旧ソ連のお国事情なのか、ユダヤ人弾圧なのか、マエストロの主人公の人生奪還なのか、はたまた訳あって呼ばれたバイオリンソリストの出生の秘密なのか、オーケストラとはなんなのかなのか…。コメディと呼ぶには笑えない部分も多く、特に邦題がちょっと。ごく少数の本気の人間がいる中、オーケストラ団員のプライドの無さが延々続く内容でこの邦題は…。もともとの「コンサート」って題名の方がよっぽどよかったのでは。さて、もっとけなしてやる。30年の月日を経て一度もリハもしないで、演奏できるわけないだろ。なによりもマエストロのカリスマ性の無さ。というか病んでる。そんな人間にこの集団を本気でまとめ上げる力があるのだろうか。

 さて、ほめます(笑)。そのマエストロ、アレクセイグシュコブがいい(笑)。強くものが言えないが、チャイコフスキーへの愛情を語る場面がいい。メラニーロランとのステージ上での2ショットがいい。何よりもラストシーンが120点なのがいい(笑)
JFさん [DVD(吹替)] 7点(2015-06-03 13:26:38)
34.アンヌ=マリーを演じる「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランの存在感が大きく、一緒にいるミュウ=ミュウのギレーヌが引き立て役になってしまうミューズ。 プライド高きアーティストが優れた才能には瞠目する魔法の瞬間も目にすることができる。 もう一人のアンドレイの目論む返り咲き大作戦とあいまって、音楽によって本来の自分を取り戻す人々のドラマを彩る名演奏に聴き応えあり。 クラシック音楽は崇高なイメージがあってあまりドタバタは似合わない気はしましたが、堅苦しさを避け親しみやすい雰囲気にしたかったのかもしれません。 邦題の「!」は「ブラス!」にあやかって、でしょうか。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-07 07:00:04)
33.ネタバレ 最後の演奏シーンが最高に良い!それまでが若干退屈だけど、結構笑えるシーンが豊富なので満足。
eurekaさん [DVD(吹替)] 7点(2011-09-25 23:57:52)
32.最後の15分のためにあるような映画だが、それ以外では仲間集めをしている時が楽しかった。中盤、弱気になる主人公を何度も見せられるのが少々不満…、自分で言い出したんだから、しっかりしてほしいよ。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-21 11:08:08)
31.ネタバレ 映画の三分の二はドタバタコメディで、演奏シーンなんてほとんどないのだけれど、クライマックスの「オーケストラ!」には鳥肌が立った。ヒロイン(メラニー・ロランが綺麗)の生い立ちと舞台終了後のエンディングを一挙に見せる怒涛の展開に拍手。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 7点(2011-05-04 21:22:15)
👍 1
30.なんか共感できないし、コメディーって聞いてたけど笑えないし、話は都合良すぎるし、ダラダラ・・・・ところがラストの演奏シーンで、あ、あれ?俺なんで泣いてんの?なんだよこれ!?
nazuさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-12 13:27:00)
29.「音楽」に造詣が深いわけではなく、指揮者の違いによるオーケストラの善し悪しなんて、正直分からない。
だけれど、「音楽」という表現には、“幸福”と“狂気”がそれぞれ平等に混在し、携わる人間の人生を導き、支配するということを、この映画は意外な程に深く物語る。

落ちぶれた元・天才指揮者が、かつての楽団のメンバーを寄せ集めて、紆余曲折のコメディ展開を繰り広げながら、爽快感溢れるラストに結する映画だろう……と、思っていた。

映画の“表面的”なニュアンスは、概ねそれに相違ないのだけれど、ストーリーの核心と描き出すテーマの本質は、想像以上に深いところまで踏み込んでいく。

旧ソ連の政治的背景の中で抑圧された主人公たちのバックボーン、現在の生活の中の鬱積と矛盾。そして、「音楽」そのものの本質的な光と闇。
ベタなサクセスストーリーと見せて、映し出された物語と人々の言動には、決して一筋縄ではいかない“思い”の混沌が見え隠れする。

ただ、そういった様々な側面の複雑な問題も、すべてひっくるめて吸収してしまうエネルギーが、「音楽」にはあって、それを表現することの素晴らしさを改めて訴えてくる。

そもそもの設定や展開には大いに強引でチープな部分も多いけど、そんなことどうもよく思わせてくれる「魅力」が色々なところに詰まった映画だと思った。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-27 02:38:36)
28.ネタバレ 素直に楽しめた。全体を通してロシア語?やフランス語?なので、細かいニュアンス俺に伝わってんのかなぁ~などと思いながら観てたけど、メラニー・ロランの登場でグッと引締まる、なにしろ美しいのなんの、見とれちゃうよ。話はベタだがベタ自体は嫌いじゃないしギャグもまあ笑える(銃撃戦の最中に資金交渉するとこは爆笑)そしてラストの演奏部は涙腺崩壊に十分の盛り上げ方だった、演奏中にその後のシーンを挿入するのは新しいなぁと思えた、演奏終了と共に映画が終わるという上手い演出だと思う。
アンの出生部や脇役団員のエピソードなど多少弱い部分もあるがラストへ向けての高揚感などオーソドックスだけど映画の王道だ。
カーヴさん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-23 14:56:37)
27.ものすごいベタベタな演出とメロドラマっぷりに、むしろ素直に笑えます。予定調和もここまで開き直ってやってくれれば鼻につかないもの。コメディというより、ドタバタコントシーンの連続って感じで、劇場でも5分おきに笑いがあちこちで上っていました。残念なのは、まあ、こういう映画にリアリティなんか求めちゃいませんが、ラストシーンでメラニー・ロランが弾いていないのバレバレでいささか興醒めなところかな。可愛いので許せちゃいますが。純粋に「ええ話やなぁ~」と思える作品でした。作品と関係ないけど、ちょっと気になったのが観客の年齢層の高さ。若いコをほとんど見かけませんでした。こういう映画は(自分も含めて)オバ(ア)サマ受けするものだとは思いますが、意外にもオジ(イ)サマが多くてややオドロキ。私の前の列は7割がオジサマ。週末の初回上映だったからかなぁ。初回といっても11時過ぎ開始だったんだけど。満席だったし。・・・にしては、ここのレビュー数は少ないですね。レビュアーの年齢層がなんとなく分かる気がしますね。
すねこすりさん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-23 22:57:40)
26.ネタバレ すでに指摘されていますが、落ちぶれてもアホになっても金に汚くなっても、「ステージに立つこと」に対してだけは、真摯で謙虚であってほしい。そうでないと、根っこのところでの共通ベースが存在しないので、最後に一致団結する根拠がなくなってしまうのです。結局、メラニー・ロランの美しさと存在感に大きく助けられています。クライマックスの演奏シーンを10分以上延々続けるこだわりぶりには、制作者の執念を感じさせますが。
Oliasさん [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 03:32:19)
👍 1
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25.最後は確かにブラボーでしたが、コメディのドタバタ感といい加減過ぎる展開が鬱陶しくて、あまり可笑しくもなく中途半端な映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-26 19:26:51)
24.非常に古典的なコメディで観やすいし笑えたし好きです。突っ込みどころは満載ですが深く考えずに観ると良いでしょう。確かに邦画コメディに近い色かも。
movie海馬さん [地上波(字幕)] 6点(2012-06-24 23:30:10)
23.正統派音楽映画を期待して見たのに。
akilaさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-18 14:37:28)
22.ネタバレ コメディーから感動のクライマックスへと話を盛り上げていきたかったのか、やたらふざけた前置きが長く感じられた。共産主義のロシア(ソ連の時代か?)や文化革命の頃の中国でよく耳にした芸術家への弾圧で思い出すのは、海外に逃げた有名音楽家たち。この映画を観て、はるかに多くの人たちが絶望の末にこの世を去ったのだろうと気がついた。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は感動的な曲だ。ソリストが出てくるまでの部分で30年ぶりに演奏する団員が酷い音でも、ソリストの素晴らしい演奏に、かつての自分の演奏を取り戻していく、そんな過程をもっと演出して欲しかった。まるごと1曲使ってそれをやって欲しかった。そして訪れるクライマックスで、作曲者、ソリスト、オーケストラ、観客、そして映画を観ている我々の魂がひとつになる奇跡を見たかった。だからこそ、この映画に関しては邦題の「オーケストラ!」ではなく、原題の「コンサート」もしくは「コンチェルト」でなければいけないと思う。
ソフィーの洗濯物さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-23 01:28:51)
21.ネタバレ どん底からのリベンジマッチってとこで、結構好きな感じのストーリーなんだけど、劇団員のやる気が全く感じられない所がマイナス要因だろう。
アマチュアならともかく、プロレベルの腕を維持するのにはそれなりの訓練が必要だと思うけどね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-11 01:48:54)
20.ネタバレ よくあるサクセスストーリーの様相をしているがその根底には旧ソ連時代の政治的抑圧による悲劇がある。この暗部を喜劇の中にさりげなく潜りこませた巧さを評価するべきか。個人的には過去の悲劇性がもっと強くてもいいかなと思う。まあでも、そこで物語が大層になってもつまらないのでやっぱりいい塩梅なのか。全体的に駆け足感があって強引に終結しているように感じるが、その流れそのものでロシア人気質を表現しちゃうあたりも巧い。不快感露わのメラニー・ロランをジプシーバイオリニストが演奏一発で羨望の眼差しに変えるシーンがいい。それは映画ではなく音楽の力なんだろうけど。現在小さな楽団に所属するうちのヨメさんもこのシーンとラストの演奏だけを何度も見てる。ここまでくると映画ではなく音楽を聴いてるわけなんだけど。私も素人ながらにやっぱりいいなあと思うわけで、母親譲りの独特の音の出し方であることをわからせる演出があるけれども、それがなくてもなんとなく独特だよなと思わせる音楽そのものにやっぱり感動するわけです。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-23 16:48:17)
19.う~ん、もっと期待してたのに、可もなく不可もなく..所々見せるコメディタッチの展開がシリアスさの邪魔になっている(展開が浅く幼稚)..真面目な脚本で創れば、イイ線いってたのに、残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-18 13:02:08)
18.ネタバレ いくら元名手の集まりとはいえ、30年のブランクでいきなり素晴らしい演奏というのははどうか?
少なくとも復活するまでの努力の過程が見たかったです。
もちろん、そこは描くテーマではないのかもしれませんが、それにしても事の成り行きが行き当たりバッタリの運まかせ過ぎるように思えました。
最後はなかなか感動させてもらったものの、音楽と美しいバイオリニストによるところが大きく、せめて主人公の指揮をもうちょっとクローズアップしてもらいたかったです。
前半のコメディと、後半のヒューマンドラマのどちらも中途半端になってしまった感があり、やや物足りなかったです。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-10 15:22:26)
17.ネタバレ 期待した程には楽しめませんでした。主軸となる、貧相なリーアム・ニーソンみたいな主人公と、若き美人バイオリニストの物語は、旧ソ連時代の共産主義下での弾圧の悲劇を背景に、なかなか魅せてくれはするのですが、感傷的な描写がクド過ぎてダレたように思います。それより問題は、予告編を見た時点では、そっちがメインだと思っていたガラクタ楽団の部分。全く笑えません。それぞれが身勝手でなかなか上手く事が運びませんって状態、個人的には見ていてストレスを感じるばかり。ユダヤ人父子なんか、ただ不快なだけのキャラ。愛すべきエピソードなんてちっとも描かれてゆかないですからねぇ。せめて本番ではなく、その前までにちゃんとした演奏をしてみせる集団になって頂きたかったです。彼女の演奏によって目覚めてゆくという映画的演出を優先したのでしょうが、プロの舞台でもダメな奴らじゃあねぇ。リハーサルなしで本番まで引っ張るという映画の作りは、さすがに無茶な感じがしてしまい。全編に渡って構成やエピソードの有りように疑問が湧き、流れに乗るのがなかなか困難な映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-21 16:50:01)
16.ネタバレ 2度目観賞。1時間40分ほどの序盤は退屈なドラマ展開と的外れなコメディのために苦しい観賞時間でした。マリーの出生の秘密が明かされる残り20分からのチャイコフスキー大合奏シーンは大いに盛り上がりました。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-04 20:37:31)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 6.56点
011.82%
100.00%
211.82%
311.82%
435.45%
5916.36%
61120.00%
7916.36%
81221.82%
9610.91%
1023.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.80点 Review5人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 7.75点 Review4人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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