映画『危険な英雄』の口コミ・レビュー

危険な英雄

[キケンナエイユウ]
1957年上映時間:92分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-07-30)
ドラマモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2010-05-07)【にじばぶ】さん
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監督鈴木英夫
キャスト石原慎太郎(男優)冬木明
司葉子(女優)三原葉子
仲代達矢(男優)今村記者
小沢栄太郎(男優)田島社会部長
多々良純(男優)友成次長
佐田豊(男優)記者岩田
三津田健(男優)三原準之助
岸輝子(女優)三原雅子
堤真佐子(女優)きぬ
伊藤久哉(男優)江崎刑事
清水一郎(男優)捜査第一課長
中北千枝子(女優)バー「リンダ」のママ
山本廉(男優)記者A
沢村いき雄(男優)運転手真田
宮口精二(男優)犯人笹井
志村喬(男優)小野塚捜査主任
三船敏郎(男優)川田選手
脚本須川栄三
長谷川公之(潤色)
音楽芥川也寸志
撮影中井朝一
製作金子正且
配給東宝
美術浜上兵衛
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ 石原慎太郎の演技は巧いとはお世辞にも言えないが、本作の役柄に一番必要な「熱意」というものが十分発揮されていた。
そういう意味では、主演をそれなりに演じきっていたのではないだろうか。

『非情都市』にリンクした内容で、ちょうど主人公である新聞記者の若かりし頃を描いた様な内容である。

石原慎太郎は、非情なまでに新聞記者としての仕事に徹する男を演じていて、一種の狂気を本作は表現している。

報道の自由、新聞の客観性、真実の暴露といった新聞記者としての使命に没頭するあまり、“危険”な英雄になってしまうといった内容で、主題がはっきりしているし、結構楽しめた。

新聞記者として暴走するあまり、誘拐された子供の命を、間接的にとはいえ奪ってしまったことに対しても、全く悪びれない。
ここまで仕事人間だと、逆に観ていてスッキリもする。
とは言っても、こんな人間が身近にもし居たら、たいそう迷惑だろうけども。

時に人間は仕事に没頭するあまり、危険な道に入り込む可能性があることを示唆した作品で、仕事人間とはおよそ言えない私が観ても十分楽しめる作品だった。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2010-05-07 22:00:48)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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600.00%
71100.00%
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