映画『カラフル(2010)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

カラフル(2010)

[カラフル]
2010年上映時間:127分
平均点:6.60 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-08-21)
ドラマファンタジーアニメ青春もの小説の映画化
新規登録(2010-05-28)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-01-24)【イニシャルK】さん
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監督原恵一
宮﨑あおい佐野唱子
南明奈桑原ひろか
麻生久美子真の母
高橋克実真の父
中尾明慶小林満
入江甚儀早乙女
藤原啓治沢田先生
矢島晶子駄菓子屋の子供
真柴摩利駄菓子屋の子供
納谷六朗校長先生
田中秀幸医師
海鋒拓也クラスメイト
原作森絵都「カラフル」
脚本丸尾みほ
音楽大谷幸
作詞尾崎豊「僕が僕であるために」
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
作曲尾崎豊「僕が僕であるために」
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
編曲大谷幸「風」
主題歌miwa「青空」/イメージソング「僕が僕であるために」
製作亀山千広
島谷能成
フジテレビ
サンライズ
電通
東宝
アニプレックス
市川南〔製作〕(製作委員会)
企画内田健二
プロデューサー山内章弘
石原隆〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作茂木仁史(制作プロデューサー)
サンライズ
配給東宝
作画末吉裕一郎(原画)
美術中村隆(美術監督)
編集小島俊彦
録音大熊昭(音響監督)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他東京現像所(現像)
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💬口コミ一覧

32.青臭くもあり生臭くもあり、そして瑞々しさも併せ持った、非常にバランス感覚の長けた物語だと思います。

なかなか巧く丁寧に作られたアニメーション作品ではありますが…「アニメならでは」的な演出が、冒頭の落下シーン以外は、ほぼ皆無なのは如何したものか。

萌えっ気を除外してアニメ作品としての格を上げた点は評価できるが、逆にアニメとして勝負すべきポイントをことごとくハズしまくってしまい、アニメ作品としては本末転倒な演出に堕してしまったような、気がします。

物語的には7点、アニメ的には4点、四捨五入して6点といった所ですね。
aksweetさん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-27 00:31:09)
31.ネタバレ  主人公と同世代の若者だけでなく、大人が見ても心が温まるファンタジー映画ですね。

 中学3年生という、心身共に成長期を迎え、しかも義務教育最終年で進路を自分で決めなければならない難しい時代の感情の動きを見事に描ききっている作品でしたね。

 大人の世界に足を踏み入れながらも、子供の純粋さを捨てきれず不安定な感情に翻弄されてしまう中学生たちの姿は恐らく誰もが共感できるものではないでしょうか(忘れてしまっている人もいるでしょうけど)。

 何十もの異なる色を一つにしようとしてもそこには暗黒しか残りません・・・・
TMさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-05 23:14:12)
30.映画化に際して原作と多少異なる脚本になるのは仕方のないことだと思うが、変えちゃいけないところもあるだろう。
本作で言えば、終盤で「前世でのあやまちを24時間以内に思い出さなければ、ホームステイ失敗だ」とプラプラに宣言され、必死に過ちを思い出す努力をするところは変えちゃいけないだろう・・・
↑が削除されているため、緊張感が失われてしまっていることが失敗だと思う。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-02 21:51:44)
😂 1
29.森絵都さんは好きな作家で、何冊か読んでいるけれど、これは未読。
でもほんわかとした世界観や、温かみのあるキャラクター造形は雰囲気に合っていたように思う。
そして風景描写の繊密さと美しさは目を見張るものがある。
主人公と初めての友人とのささやかな何気ないエピソードもいい。
ちょっと尺が長い気もするが、大人もそれなりに楽しめる出来栄えだと思う。
poppoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-27 23:11:46)
28.ネタバレ 『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』等の演出、監督で高い評価を得てきた原恵一監督。完成されたパッケージを離れて挑んだオリジナル作品『河童のクゥと夏休み』は、“原恵一とは何者か”が垣間見える映画ではありましたが、一作品としての完成度は十分なものではなかったと考えます。そこで本作。原作本はあるそうですが、冒頭に上げたシリーズ作品と比べれば制約は無いに等しい。“原恵一色”がどれほど出せるものか、興味を持って拝見しました。まず気付いたのは、作画部分が改善されたこと。アクの薄いキャラクターデザインという点では変わらないものの、洗練された印象を受けました。また、『クゥ』ではある種の苦味として認知されたリアルな描写(例:血飛沫など)が、本作では物語と遊離することなく表現出来ていたように思います。感心したのは真がひろかをラブホから連れ去る場面。2人が息つくまで、実に20回近くカットを割ります。それは長い。しつこい程に。でも、この長さは主人公が現実から逃げた距離。ちゃんと意味があります。そしてこれが原映画のリズム。“原恵一アニメのかたち”を本作でしっかりと打ち出せたことは、素晴らしいと思います。メインキャストに非声優を起用しながらも、違和感なく仕上げたキャスティングセンスも評価させてください。みんなオカシクて当たり前。いろんな自分が居ていいんだ。自身を肯定することが、生きる力になる。良い映画でした。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-10-10 21:22:09)
👍 2
27.ネタバレ 泣けたね。スピ映画とは思わずに見たので意外だった。
いろんな色があっていい。それに尽きる。
とてもシンプルでありながらわが身を振り返させるいい映画だ。これは必見だと思う。
単に投げやりに他人の人生を修行と称して始めるが、そこで触れてゆく真実。
これは完全に夢物語じゃなく、実際に自分たちが経験していることなんだと思いました。
人生をどう味わうのか?
期待しなかった分やられました。好きな映画の中に入りました。
人を裁いてばかりいた主人公が、いろんな色に気付く。まさにカラフルになってゆくのだ。
森のpoohさんさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-10-22 01:28:38)
👍 2
26.ネタバレ オチは読めるが、原作があり、実写映画化もされているようなので、それはそれでも構わないのだろう。家族の再生や、親友とのほんわかした時間、またタイトルの「カラフル」の意味についても良かったと思う。背景画も素晴らしく、いかにも丁寧な仕事といった感じ。声優陣は宮崎あおい、南明奈などの上手さに驚きつつ、どうしても主人公の演技だけは最後まで慣れることが出来なかった。これは好みの問題なのだろうが、個人的にはもう少し洗練された演技を求める。1点だけ減点させてもらって6点ということに。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-23 12:11:58)
25.声優めっちゃ豪華。誰一人として気付きませんでした。内容はよくある話で、中学生の日常です。映像だけは良かった...
映画さん [DVD(邦画)] 4点(2011-10-30 21:53:47)
24.ネタバレ 原恵一が監督しているだけあり、とても細かく演出が行き届いており、丁寧に展開していく。
ただ、丁寧すぎるあまり、かなり説明的で説教臭くなってしまったのが残念。
また、売春・不倫なんかを絡めている割にあっさりとしか触れず解決した感じになったのも残念だった。
やはり良くも悪くも中高生向けの作品だと感じた。
批判意見としてよく挙がる、アニメである必要があるのか、とか、オチが読める、とか、そういうことはこの作品に関しては個人的にあまり減点対象にはならなかった。
eurekaさん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 12:53:18)
23.人間の残酷さっちゅうもんを真正面から描きながら、多様な人間性の尊重、他者がいるひとりじゃない喜びという普通の幸せを、これまで以上に丹念な生活描写の積み重ねんなかで見せてったじつに原恵一らしい作品で、とくに食事や食卓をドラマの起点として使っとったところは秀逸。ただ今回は脚本がちょい平凡すぎたんが難点で、オチも非常に早い時点でネタバレ。自分で脚本も書きゃーよかったのに。
幻の『モンスター』さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2011-12-19 21:03:11)
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22.勇気や、やる気が湧いてくる。考え方ひとつで見える世界は変わる。今を生きる。生きづらい世の中ですが、この映画のメッセージを現実に活かしていけば、確実に前向きになれる。悩んでいる人に勧めたい作品ですね。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-02 01:58:02)
👍 1
21.ネタバレ 「河童のクゥと夏休み」のあとシンエイ動画を退社した原恵一監督がサンライズでてがけた作品。あまり期待が高かったというわけではないが、ファンタジーという体裁をとりながらも、人生をやり直すことになった主人公の葛藤や、主人公の家族の人間模様がリアルに描かれていて原監督らしい映画になっていると思う。描写もアニメというよりは実写に近く、作風としては原監督のデビュー作「エスパー魔美 星空のダンシングドール」に近いが、やはり原監督は「クレヨンしんちゃん」シリーズのような派手さのある作品よりもこういった作品のほうが得意なのだろう。この映画でも「クレヨンしんちゃん」や「河童のクゥと夏休み」同様に家族が一つのテーマとなっているが、野原一家や上原一家がなんの問題もない普通の家庭として描かれているのに対し、この小林一家は母親が不倫をしていたりと何かと問題を抱えた家族というのが興味深く、何回も出てくる一家での食事シーンも象徴的に感じられる。終盤主人公・真がひろかに向かって言う「人間にはいろんな色があっていい。おかしくて当たり前、いろんな自分がいていいんだ。」という言葉。ぼくもなかなか自分というものを肯定できない人間なので、聞いていて思わずはっとさせられ、とても共感できたし、もっと自分を肯定する勇気と自信を持って生きていきたいと感じた。タイトルからも分かるが、これがこの映画にいちばん込められているメッセージなのだろう。はっきり言って退屈なシーンもなかったわけではないが、見終わって素直に良かったと言える映画だったと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2012-03-15 15:07:16)
👍 1
20.ネタバレ 家族や友人など描写が丁寧で、登場人物に共感をもって鑑賞できた。
母親のつらさを抱え込んでる感じはみていてつらかったので、
家族がいい方向に向かっていけてよかった。佐野さんもいいキャラだと思う。
自殺した主人公が記憶を失った状態で自分の体に戻るのだが、いつ記憶が戻るのか、というミステリー的な展開ではなく、さまざまな経験を経て自然と自分自身に戻っていく描写が良い。
ただ、エンドロールで流れる曲は「青空」より「僕が僕であるために」の方が
あっていたのではないだろうかと思う。両方ともとても良い曲だが、「青空」は
差別に満ち溢れたこの場所から、差別のない場所へ思いをはせるような
イメージで悲壮感を感じるが、「僕が僕であるために」はこの場所で
生きていく決意を感じる。この映画のラストの感情は後者の方が近いと思う。
めっくさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-24 10:35:13)
19.最近のアニメは人物が極力シンプルで背景が実写みたいなリアルなものが多いけどなんなんだろう?そこまでするなら背景実写でいいじゃんと思ってしまう。中身はいかにもな青春映画な感じです。
とまさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-22 22:04:37)
18.ネタバレ なかなか良かった。かなり久々なアニメだったけど、実写っぽい映像は独特ですね。さりげなーく重い話題を織り交ぜてある内容は、いろいろ考えさせられるね。中学校3年で受験生かぁ…あんまり昔過ぎて思い出せないくらい(苦笑)だけど、オレらがその歳の頃はこんな深刻なことは無かったような、いや、違う。もしかしたらいろいろあったけど、それに気付かないぐらいノーテンキで世間知らずだったのかな、、、田舎だったし(笑) アニメならではな演出・アニメでしかできないこと。なかなかのものでゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-11-13 10:01:23)
17.ネタバレ 見たい見たいと思いつつCMでネタバレされてしまい見る気を失った作品。
でもいまになってようやく観れて、それも自分にとってはいいタイミングだった。
公開時の自分は私生活で色々苦難があり多分精神的に辛すぎて受け止められなかったと思う。

人生でたくさんある小さな分岐点を描いている作品。
クゥ同様、地味なキャラに丁寧な心理描写。
これなら実写でいいじゃないかと思われるかもしれないけど、多分私これが実写なら観なかった。
自分は結構メディア作品に対して斜に構えて見る嫌なタイプなのだが、原恵一作品はそうした
なんちゃって批評家気分の気持ちを1枚1枚脱がして素直で純粋な気持ちにさせてしまう。
なので途中うっかり何度もホロリとさせられてしまい、観終えてシラフに戻ったあとで
「ああ自分安いなあこんな中学生日記みたいな映画で泣けるなんて年とったなあ」と
赤面してしまった。でもそんな自分、嫌いじゃない(ドヤァ)

話の中盤からマコトの正体はわかったがプラプラの正体にまで気が回らなかった。
故に観終えてからはずっとプラプラのその後の事ばかり考えてしまった。
マコトは救われたけどプラプラが救われる日はくるのだろうか…
肉まんの件が理解できないそこがプラプラの欠落している部分なんだろうな…とか
うちにはステイどころかチャンスもなかったからマコトは本当にレアケースなんだなとか
私の父親もいまプラプラのような『仕事』をどこかでしているのだろうか とか。
大きな罪を犯して死んだ人間が常世にも現世にも留まれないままちゅうぶらりんでいる状態は
当事者の「家族」の視点でみると非常に辛いものでして。
いつかプラプラも救われる日がきますように、と切に願ってしまった。
どぶん子さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-25 19:00:29)
16.何も潜在知識なく見ることが出来大変感動しました。「正解」にたどり着くヒントはいくつかありましたが、あとから、ヒント、とわかったくらいで、よく出来ていたと思います。小中学生に見て欲しい一本です。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2013-08-12 17:06:23)
15.ネタバレ 終始お母さんが不憫で仕方ないのだが、この作品のテーマである「自殺は罪」と同様、どうやらこの世界において不倫はかなりの重罪であるらしい。罪を背負った主人公以上に母は苦しみ続けるのだ。既に折れた心に鞭打ち息子と向き合おうとする姿は、これ「萌え」である。いつしか観る側はひたすらこの可哀想なお母さんが救われる事を望む様になる。同様に、いつまで経っても想い報われない佐野さんが可愛くて仕方ない。俺なら迷わず嫁にする。さてもう一人のヒロインひろかだが、売春は罪というより病気なのだな…そんな描かれ方である。この病気が同情の対象として描かれるのだ。泣き言を言って主人公に励まされる始末。主人公の許容基準は、好きな子の売春=病気>母の不倫≒鬱陶しいブス、の様だ。私は個人的に鬱陶しいブスが最も許せる気がするので、主人公への共感度は薄かった。しかしどのキャラに思い入れするも良し。健気な母と佐野さんに出会えただけでもこの作品は十二分に価値有りなのである。親友の早乙女君も、とても好感の持てる好人物。彼が登場するだに顔が綻ぶ。そう言えば子供の頃、こんな友達いたなぁ…と、良き思い出に浸って和む事が出来た。どうやら主人公が救われた最大の要因は「人に恵まれた」事による。プラプラが言う「人は誰かに必要とされている」は、なかなか気付けるものじゃない。気付かせてくれる人がいるかどうかだ。それに気付く時は「自分がその人を必要としている」時だったりする。鬱陶しく感じたはずの佐野さんは、実はなかなか気付こうとしない主人公に気付く様促し続けてくれていたのだ。きっと彼はその事に気付く時が来るだろう。…他にも色々思う所・良い所があったが、大体他の方々が書いて下さってる通り。映画好きの知人にお勧め出来る良作です。
にしきのさん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-08 17:46:05)
👍 1
14.アニメとも知らずに観ました.前半は,やはり母親の不憫な印象が強い.後半はある意味予定調和と言ってしまえばそれまでなのですが,それでも久々に結構きました.原恵一さすがです.必要としている,必要とされている,助けられている,助けている・・・その時解らなかったとしても,生きていれば必ず感じる時が訪れます.
マー君さん [DVD(邦画)] 7点(2013-11-17 01:23:58)
13.ネタバレ 絵も声も流れも丁寧。
自分も中学の頃、家族を他人のように見て
無礼な振る舞いをして怒られた思いがあるので、
とても入り込めました。
あのくらいの反抗期というか、かぶれてる時期は
存在の小ささの不安からか、色々考えすぎて
自分なりに奇異な行動を試すと思うのですが、
その代償としてはあまりにお母さんが可哀想で、
しかも可哀想な時間が長いのねw
大人になって懺悔し、母ちゃんを大事にするよう
思い改めた自分には苦しい時間でした。
というわけで中二病既往者にはとてもオススメです。

高橋克実、麻生久美子、そしてまさかの宮崎あおいの
布陣と声にはグッときた。
特にお母さんの声、すごい好き。

あとこれ、政府広報にも使えると思うので、
全国の中学校の道徳か国語の時間に、
鑑賞を推奨したいわ。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 8点(2014-01-19 06:17:10)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
211.92%
300.00%
459.62%
5815.38%
6815.38%
71325.00%
81223.08%
947.69%
1011.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review6人
4 音楽評価 7.75点 Review4人
5 感泣評価 7.75点 Review4人

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