映画『最後の忠臣蔵』の口コミ・レビュー(2ページ目)

最後の忠臣蔵

[サイゴノチュウシングラ]
2010年上映時間:133分
平均点:5.83 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-18)
時代劇歴史もの小説の映画化
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監督杉田成道
角川歴彦(スーパーバイザー)
キャスト役所広司(男優)瀬尾孫左衛門
佐藤浩市(男優)寺坂吉右衛門
桜庭ななみ(女優)可音
山本耕史(男優)茶屋修一郎
風吹ジュン(女優)茅野きわ
安田成美(女優)ゆう
田中邦衛(男優)奥野将監
伊武雅刀(男優)進藤長保
片岡仁左衛門(十五代目)(男優)大石内蔵助
福本清三(男優)吉良上野介
柴俊夫(男優)
笈田ヨシ(男優)茶屋四郎次郎
井上肇(男優)
佐川満男(男優)
原作池宮彰一郎「最後の忠臣蔵」(角川文庫刊)
脚本田中陽造
音楽加古隆
撮影長沼六男(撮影監督)
製作椎名保
ワーナー・ブラザース(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
電通(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
角川映画(「最後の忠臣蔵」製作委員会/製作プロダクション)
角川書店(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
東京現像所(製作協力)
オムニバス・ジャパン(製作協力)
企画鍋島壽夫
配給ワーナー・ブラザース
美術原田哲男
西岡善信(美術監督)
衣装黒澤和子(衣装デザイナー)
編集長田千鶴子
録音柴崎憲治(音響効果)
その他池上司〔原作〕(特別協力)
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💬口コミ一覧

3.ネタバレ 「忠臣蔵の話というよりは、父娘の絆を描いた話だったのか」
「父娘の絆を描いた話じゃなくて、曽根崎心中のような悲恋譚だったのか」
 と二度に亘って驚かされた本作品。

 期待していた内容とは違っていた、という失望もあってか、どうしても満足感が得られず終いだったのですが……
 それを差し引いても、細かい部分が気になってしまう映画でしたね。
 例えば中盤のシーンにて「昭和三十三年」なんて書かれている墓石が、思いっきり画面に映っていて、それも主人公の立ち位置より前に鎮座していたりするものだから、これはもう完全に興醒め。
 この映画の作り手全員がそこに気付かなかったとも思えないし、ちゃんと慎重に撮れば回避出来る類のミスでしょうから、何というか「作り手に誠意が欠けているのではないか」なんて疑念が生じてしまい、映画そのものに対して不信感を抱く形となってしまったのです。

 普通の忠臣蔵映画であればクライマックスとなる「吉良邸討ち入り」の場面を序盤に持ってくる構成は良かったのですが、結局あそこが一番面白かったのでは……と思えてしまう辺りも残念。
 その代わりに用意されている山場が「可音の嫁入り」というのは、如何にも寂しかったです。

 「死んだら、あきまへん」と言われたのに切腹するラストに関しても、忠義だの美学だのよりも主人公の身勝手さを感じてしまったのだから、自分とは相性の悪い映画だったのでしょうね。
 主演である役所広司の貫録、ただ画面に映っているだけで漂ってくるような哀愁は、流石と思わせるものがあっただけに、共感出来なかった事が勿体無く感じられた一品でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 4点(2017-01-17 22:19:57)
2.ネタバレ 長州力さんが推薦していたので鑑賞してみました。物語自体にさほど大きな事件もなく、淡々と進んでゆくため、人を選ぶ作品だと感じました。ただそんな淡々と進んでゆくのに、なぜか私は途中一度も休憩をすることなく、一気に最後まで観続けてしまいました。それほどまでにこの作品の世界に、引き込まれてしまったからでしょう。使命を全うした孫左衛門(役所広司さん)には出来れば、ゆう(安田成美さん)と結ばれて幸せになって欲しかった。けれど孫左衛門は16年間ずーっと己自身を影の赤穂浪士だと思い続けていたと思うから、最後はやはりああなるのでしょう。なんだかとっても遣る瀬無くもあり、忠義を全うした男の生きざまに胸が熱くもなりました。本来ならば吉右衛門(佐藤浩市さん)も後を追いたかったはず。しかし主君に生きろと命じられているから、それは出来ない。こっちもこっちでまた、なんとも遣る瀬無いです。

ヒロインの桜庭ななみさんは、正直あまり知らない女優さんでしたが、とても綺麗で凛としており、この作品においての彼女の存在感は素晴らしいの一言でした。今後注目していきたいです。


※余談ですが日本映画、特に時代劇は時々聞き取りづらい所があって困ります。序盤で吉右衛門が茅野(風吹ジュンさん)の名前を呼ぶんですが「ちの」ではなく「きら」と聞き間違えてしまい、え!?てなってしまいました。ほんと、参りました(^_^;)
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-13 08:32:56)
1.ネタバレ 美術、映像、照明は時間かけて準備したんだろうなと思わせるんだけど
きっと山田洋次や昔の巨匠ならカットしていただろうシーンもあって
いささかこれみよがし感がある。脚本が薄いだけに映像が悪目立ちしている。
孫左衛門のような忠義と愚直が混ざった人物に役所広司はミスキャストだと思う。
せめて据え膳食ったうえで切腹してたら深みが出たのにもったいない。
そもそも、いざ討入りを前にして、幕府の片手落ちを公に問うという一事の前に、自分が孕ませた女と子供の為に
お前は生き残れと、大石内蔵助はそんな酷で野暮なんですかと。無理がある。
michellさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-08 22:10:35)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
4417.39%
5313.04%
6730.43%
7626.09%
828.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

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