映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』の口コミ・レビュー(2ページ目)

太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

[タイヘイヨウノキセキフォックストヨバレタオトコ]
2011年上映時間:128分
平均点:5.70 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-02-11)
ドラマ戦争もの実話もの小説の映画化
新規登録(2011-02-19)【奥州亭三景】さん
タイトル情報更新(2023-05-29)【イニシャルK】さん
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監督平山秀幸
チェリン・グラック(アメリカユニット監督)
助監督尾上克郎(セカンドユニット監督)
演出諸鍛冶裕太(アクションコーディネーター)
キャスト竹野内豊(男優)大場栄大尉(フォックス)
唐沢寿明(男優)堀内今朝松一等兵(サイパンタイガー)
山田孝之(男優)木谷敏男曹長
井上真央(女優)青野千恵子
中嶋朋子(女優)奥野春子
板尾創路(男優)金原少尉
光石研(男優)永田少尉
柄本時生(男優)池上上等兵
近藤芳正(男優)伴野少尉
酒井敏也(男優)馬場明夫
ベンガル(男優)大城一雄
岡田義徳(男優)尾藤三郎軍曹
阿部サダヲ(男優)元木末吉
トリート・ウィリアムズ(男優)ウェシンガー大佐
ダニエル・ボールドウィン(男優)ポラード大佐
浜田晃(男優)斉藤
外波山文明(男優)井桁
脚本西岡琢也
チェリン・グラック
音楽加古隆
撮影柴崎幸三
製作島谷能成
東宝
電通
日本テレビ
読売テレビ
読売新聞社
企画日本テレビ(企画製作)
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術中澤克巳
編集洲崎千恵子
照明上田なりゆき
その他大屋哲男(ポストプロダクションスーパーバイザー)
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💬口コミ一覧

10.保守派を自認する人間としてある程度ほめたいとは思うんですが、いかんせん「どこが奇跡なのか」と「なぜフォックスと呼ばれたのか」がいまひとつわかんない。竹野内くんがあまりすごく見えないのよね。要するにタイトルミスなんだと思う。それに尽きる。なんとも残念。
ケルタさん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-25 16:49:23)
9.ネタバレ 映画を見終わった後の率直な感想は、これのどこが奇跡なの?という点と、主役の大場大尉は普通の上官であって、FOXって呼ばれるほどの特別な存在には思えなかったことの二点です。これらは映画の題名にもあるように、主題でもある重要な点だと思うので大いにがっかりです。個人的に太平洋戦争史については多少の覚えもあるのですが、この大場大尉の存在は知りませんでした。よって勝手ながら硫黄島における栗林中道(「硫黄島からの手紙」参照)に比肩するカリスマ性やリーダーシップを持った人物に違いない名将に違いなく、きっとそういう描写がされることをこの映画には期待していたのです。ところが、その大場大尉については、例えば赤ん坊を救うシーン等で多少の人情味があるように描かれていましたが、上官としては特に特筆すべき点もない極々普通の存在ではないでしょうか?敢えて探せば、米兵に対する奇襲や多数の民間人を投降させずにジャングル内に秘匿した点等が特別といえば特別なんでしょうが、大場大尉にとってサイパンのジャングルは言わば庭のようなものですから、生死を賭けた場面では、あの程度の知恵は絞りだすと思われるのですが、いかがでしょうか?それがいつの間にやら、米軍の間ではFOXと恐れられ、崇められているのですから、非常に違和感を感じました。大場大尉は後に「私はこの島で褒められることはなにもしていません」と語っていましたが、文字通りそうだったとしか私には思えなかったのが非常に残念です。彼が軍人として、いかに特別な存在だったかが描ききれていなかったのが、この映画の最大の欠点だと思います。また、戦闘シーンについてですが、最近は戦争映画の新作としては韓国映画が多い気がしますが、迫力という点で、完全に負けていますね。韓国映画も「プライベートライアン」あたりをお手本にしていると思いますが、戦闘シーンは観客に対してその恐怖感やおぞましさと非日常性を、視覚と音響で植え付ける上で重要だと思われます。その点、最近の韓国映画にはかなり納得させられます。日本映画も是非参考にしてほしいです。最後の軍歌を歌って行進しながら投降するシーンは、皇軍としての最後の矜持を示す描写として良かったと思います。但し、飢餓に窮していたはずの連中が小ざっぱりとした制服に着替え、大手を振って元気良く登場してきたのには、史実は知りませんが、少し突っ込みたいところです。
風神さん [映画館(邦画)] 5点(2011-03-04 23:37:09)
8.ネタバレ ウーン!観てる最中、米軍上官のことを”パッチモンボールドウイン”とかパクリとかおもっていたが、兄弟とはねェ、、、、カンベン!、、、(?)しかし、しってる有名俳優がいないと、アメリカンも、なんと軽く見えることか、、、、、、。唐沢!!いいねえ、当たり役!財前よりぜんぜんイイ!!乗ってるねえ!見直しました。しかしねえ、、、、もうねえ、作品うんぬんより、総攻撃前日に日本軍上官4人?が自害したのを観て(これ事実でしょう?)、わたしはもう、映画鑑賞どころではない憤怒にかられてしまったんですよ。(まあ、わたしは戦争で亡くなっていった人々の行動を批判するような馬鹿ですが)もう、やってられんよ。だから、人間不信に、ひいては社会が、コミュニティ全体が嫌いになる。怖くなる!!!戦火のなか、劣勢で極限の状況下で、”正常な判断”を求めるほうが酷なのか?いやいや、わたしはここに自国民の恐ろしい“一面”を見る!
持ち出すまでもなく、浅間山の連合赤軍の”そうかつ”とやらもしかり!ひとは、一人ではいきていけませんとも!でも、狂ったグループ、集団、国家は必ず、必ず、必ず、個人を殺す!この”奇跡”というのは、クソ日本軍人達が、よくもまあ、”全員玉砕自決”する事なく、アメリカ軍におとなしく投降したなあ、という”奇跡の投降”の意味でしょう。と皮肉ってみます。作品自体は良いとおもいますよ。ごく普通です。エエ!普通ですとも(?)
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 5点(2011-03-01 21:14:02)
7.ネタバレ 史実を真面目に描いた作品という印象です。米軍によるサイパン島占領後も、少数で抗戦を続けた大場大尉の部隊が描かれる。視点が日本側・米国側にほぼ均等に割られている構成は新しい。【米軍から見た大場大尉】探索の目を逃れ、時に欺き、米軍を翻弄した策士。度重なる懐柔にも応じず、終戦を迎えても戦う意思を捨てない兵士の鑑。神出鬼没さがフォックスと形容された。【大場隊の実情】玉砕覚悟の総攻撃で生き残る。当初は「一人でも多くの米兵を道連れにする」ことをコンセプトとしたが、民間人の保護に主旨を変える。やがて民間人を米軍に委ねるが機を逸して玉砕も自決も出来ずに抗戦の構えを取る。戦争終結を告げられても去就を決断できず「上官の命令があれば」との要望を出して投降に応じる。 この両者の認識の違い(というか、米軍の勘違い)を検証するような内容でした。米軍からは見えない部分に日本兵の悲劇が潜んでいます。彼らは抗戦したかったのでは無く、その選択肢しか持っていなかった。「玉砕」と「自決」が美徳だと刷り込まれた兵士たちが命を惜しんで葛藤する様は、さながら漂流者のようです。竹野内豊が演じる大場大尉が自分は特別なことをしていないと最後に言ってましたが、私も同感です。彼に感情移入するような作品でも無かった。第二次大戦中、日本軍だけにあった固有の慣習が「玉砕」と「自決」でした。それは軍人だけでなく民間人をも侵食していた。本作にも自決シーンがある。追い込まれた状況の中で命を断つ場面を悲劇的に見せるより、なぜ日本軍にそのような慣習が生まれたのかを見せて欲しいと、いつも思う。あれは責任放棄と命の無駄遣いでしかない。誰が、どんな思想で広めたことなのか? そこを総括しない限り、日本の戦争映画は片手落ちという気がしてならない。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-26 23:19:30)
6.ネタバレ ハリウッド映画のようにムリに盛り上げたりする必要はないけど、テーマがいい割には展開・描写が平板で今ひとつでした。
昭和期の戦争映画を観たものからすると、平成の日本男児は戦前と所作、体格が違うようで似合わない人が多い。
ラストの隊伍を組んで軍歌を歌いながらの下山シーンは悪くなかったですが。
クリプトポネさん [地上波(邦画)] 4点(2017-08-01 23:03:39)
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5.ネタバレ 敗戦国・日本を描いた作品は映画やドラマで、何作も観てきましたが、
とりたてて真新しい所もなく、取り上げるべき見どころもあんまりなかったような。
良い意味でも悪い意味でも可でも不可でもないものを作ったなぁ、という印象。
タイトルで大見栄を切ってしまい損した部分もあるかもしれないが、
それを差し引いても、真新しさがなかった。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 4点(2012-08-09 21:32:49)
4.ネタバレ 面白くなかったわけじゃないけれど。なんていうのか、フォックスと呼ばれた大場大尉なんだけど、もっとそのフォックスと呼ばれるようになるまで、いろんな事があると思っていたんだけど、そういうのは最初の方だけだし。どう考えてもいらないよ?と思うシーンもあった。
振り回されていたんですよと大場大尉に言うシーンがあったけど、どこが?と思った。いやいや、だからそういうのをもっと入れて!と。
全体的になんというか、中途半端って感じだった。
もう少し、掘り下げてやってもらいたかった。もっと大場大尉にスポットを当てるとか。圧巻だったのはB29が飛んでいくのを大場大尉が見るシーン。圧倒的な戦力差をあの時に、感じたのだろうなあと。そしてビラに書かれていることとかもすべて事実なのだと。
でも、些細なところをちゃんと表現していたのは良かった。天皇という言葉を聞くと、姿勢がいっそうシャンとするところとか。
一番印象に残ったのは、最後の大場大尉の言葉。
「私はこの島で褒められることはなにもしていません」
戦争の愚かさとか、命を奪い、奪われることとかが詰まっていた気がした。
点数は本当は3点としたいところだけど、皆の熱演にプラスして。
べるぜさん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-02 17:20:49)
3.大場大尉はきっとすばらしい人なんだと思う。面白くないと書いてはいけないような内容の映画だが、やはり面白くないものは面白くない。キャラが全く立っていない。登場人物の中に感情移入できる人がいない。カメラワークも緊張感がない。全編、照明が明るすぎる。登場人物も緊張感がある人いない。そして極めつけは、みんな書いているとおり、奇跡がない。だめだ、こりゃ。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-01-09 16:41:21)
2.ネタバレ 実話を元にしているので、話の展開や結末についてはとやかくは言いません。ただ題材としては非常に困難なものを選んだなぁと思いました。なぜなら戦争末期であり、もうほぼサイパン諸島は米軍の占領下になっており、生き残って山篭りしている日本兵に対して、さほど躍起になって掃討しようとはしておらず、また捕虜に対する扱いも人として受けられるモラルの範疇以内なので、戦争映画としては少々刺激的要素の少ない題材だと感じました。それに輪をかけて主演の竹野内豊の、なんともまぁ緊迫感のなさといったら・・・。せめてもう少し主人公、大場大尉の人となりが分かれば、作品に感情移入出来たかもしれません。これだったら、山田孝之や唐沢寿明のような、戦争が終結しても一人で戦い続ける哀しい男の話の方が、グッときたかもです。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 3点(2013-06-19 18:23:18)
1.ん~「フォックスと恐れられた」らしいんだけど、どこが?って感じだね。全くそんな描写がない。唐沢君もせっかくスキンヘッドになったのにそのキャラがほとんど活かされていない。メチャクチャ敵を殺しまくるのかと思いきやいたって普通(笑)いつの間にか死んじゃってるし。元ヤクザなんでしょ?もっとその辺のエピソードを掘り下げてほしかったね。あ~つまんなかった。見て損した。
イサオマンさん [地上波(邦画)] 3点(2012-08-07 23:50:37)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 5.70点
000.00%
100.00%
200.00%
3310.00%
4310.00%
5826.67%
6826.67%
7310.00%
8413.33%
913.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.20点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review5人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review4人

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