映画『塔の上のラプンツェル』の口コミ・レビュー(6ページ目)

塔の上のラプンツェル

[トウノウエノラプンツェル]
Tangled
2010年上映時間:101分
平均点:7.51 / 10(Review 105人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-03-12)
ラブストーリーコメディアドベンチャーファンタジー3D映画
新規登録(2011-03-17)【青観】さん
タイトル情報更新(2021-01-30)【かたゆき】さん
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監督バイロン・ハワード
マンディ・ムーア〔女優〕ラプンツェル
ザッカリー・リーヴァイフリン・ライダー
ドナ・マーフィゴーテル
ブラッド・ギャレットフックハンド
ジェフリー・タンバービッグノーズ
M・C・ゲイニー警護隊長
バイロン・ハワード
ロン・パールマンスタビントン兄弟
リチャード・キールバルド
ニコラス・ゲスト
中川翔子ラプンツェル(日本語吹き替え版)
佐山陽規警護隊長(日本語吹き替え版)
諸星すみれラプンツェル(幼少期)(日本語吹き替え版)
根本泰彦グレノ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ショーティー(日本語吹き替え版)
脚本ダン・フォーゲルマン
音楽アラン・メンケン
製作総指揮ジョン・ラセター
制作ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
あらすじ
塔に閉じ込められて育った少女が、泥棒の侵入がきっかけで、生まれてはじめて外界に出る。そこで泥棒と旅をし、さまざまな真実を知ることになる。
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5.ネタバレ 「子供を喰いものにしながら生き長らえる毒親との葛藤」というシリアスなテーマを、子供向けのアニメとして明るく見せてしまっていることに驚きます。表向きはたしかに、コミカルな演出と、勧善懲悪的なキャラ設定と、予定調和的なハッピーエンドに包み込まれていますが、よくよく考えると、この映画は、子供たちに向けて「君たちの親はニセモノかもしれない」「どこかにホンモノの親を探したほうがいい」「親の言いなりになるなら泥棒と結婚するほうがマシ」というメッセージを送っている。もちろん自分まで泥棒になるわけじゃなく、あくまで自分自身の内なる高貴さを信じなきゃいけません。
賛否両論はあるでしょうが、たしかに世の中には、このようなメッセージを必要としている子供たちがいるだろうと思う。わたしは、そういう社会的な意義においてこそ、このアニメを評価できると感じました。
マザー・ゴーテルが悪者であることは映画の冒頭で明示されますけども、かりに途中でそのことに気づくような展開だったとしたら、これはかなり衝撃的な物語に変貌するはずです。わたしたちは、最初からゴーテルが悪者だと知っていればこそ、彼女が転落死しても「ざまあみろ」と喜ぶだけですが、実際のところはそう単純な話ではない。曲がりなりにも18年間自分を育てた母親を死なせたときの主人公の精神的なダメージは、かなり深刻なものになる。そこらへんの葛藤をすっとばして、底抜けにハッピーな成長物語として明るく笑い飛ばしてしまうディズニーの大胆不敵っぷりに率直な驚きを禁じえません。
映画の出来不出来にかんしていえば、せいぜい可もなく不可もなくといったところです。むしろ重たすぎるテーマをカムフラージュするためには、出来すぎていないのがかえって美点かもしれません。
ちなみに、酒場の裏手に巨大なダムが存在する理由と、それがもろくも決壊してしまう意味は何なのか、まったくもって謎でした。
まいかさん [地上波(吹替)] 6点(2020-05-02 10:46:48)
👍 1
4.ネタバレ  人さらいが母親のふりをして子供を育てる物語。はっきり言って凶悪犯罪ですが、そこはディズニー。うまいことライトでポップな感動エンタメムービーに仕上げています。
 高評価のため期待値を上げての鑑賞。そのためか、面白かったのはその通りなのですが、『期待を超える』作品とまではいかず。
 そもそもミュージカルが苦手な自分。特に序盤は歌ばかり歌ってあまり物語りが進まないので少々だるい。
 フリンとラプンツェルが出会ってからは歌が減り、コメディテイストが強くなる。二人の掛け合いは面白く飽きません。
 『恋愛は付き合うまでが面白い』と誰かが言っていましたが、この作品もまさに二人の心が寄り添うまでが面白いです。最初反発し合うのはもはやお約束ですね。
 2人が城を目指し塔を出てからはコメディ要素に加え、アドベンチャー、そしてアクションの要素も加わり、面白さが加速。この辺から歌もあまり気にならなくなります。歌が物語に自然と溶け込んでいる感じがします。
 スタビントン兄弟や城の兵士たちとのおっかけっこはスピード感があって、アトラクションのよう。アニメーションは文句なしのクオリティ。空飛ぶ灯篭が有名ですが、私はラプンツェルの髪が光る映像の美しさに圧倒されました。あの髪の質感と光の表現力はもう髪だけに神の領域かと・・・。
 終盤、ラプンツェルが突然過去の記憶を思い出すのはあまりにも都合良すぎ。そこは大事なところなので、もう少し説得力のあるエピソードを用意して欲しいところです。
 瀕死のフリン・ライダーがラプンツェルの髪を切るシーンは感動の名シーン。これは子供向けだと馬鹿にできないと思いました。
 まさかこのままフリンが死んでしまったら、21世紀になってディズニーも随分と変わったもんだ思ったのですが、そこはディズニー。ファンタジーパワーで当然復活。悪だけが滅び、お約束のハッピーエンドが待っているのでした。
 ただ、ヒロインはラプンツェルですが、ヒーローはマキシマスかも・・・
たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-12-23 14:32:35)
👍 1
3.ネタバレ 王道。王の道。エンターテイメントの王であるディズニーのこの映画にふさわしい言葉だと思います。お話はまるで『遥か昔からあるおとぎ話』の様に洗練されていて、アクションやキャラクター同士の掛け合いはまるで『インディジョーンズシリーズ』の様にキレがあってワクワクさせられる。特にマキシマスの出てくるシーンが良い。終わり方がまた良い。「幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」を真っ直ぐにやる。これを成立させるのって難しい事じゃないですか?実はこの映画だけでなくディズニー全般を『食わず嫌い』しておりまして、3歳の娘に薦められて鑑賞するに至りました。3歳の子供だけじゃなく35歳の大人にも「おもしろい!」と言わせられる。これが王の、ディズニーの力。今まで見てきたディズニーの映画の中で一番『おもしろい!』と思いました。ワクワクしてハラハラしてうっとりしてスッキリする。これこそが『映画』だと思います。紛れもない傑作です。
HIRABAYASHIさん [インターネット(吹替)] 8点(2022-03-20 05:58:50)
👍 1
2.ネタバレ 今更感はありますけど、自動録画されていたので鑑賞、途中の悪漢集団と夢を唄うシーンは見覚えがあり断片的に観ていたか、忘れちゃったかどちらかの様です。一応安心のディズニーですね。。。少し引っ掛かったのは、さらわれたとは言え18年も一緒にいて、閉じ込められながらも親子として過ごしていたはずです。真実を知るまではそれなりに親子ですし、望みを叶えるべく3日がかりの所へお買い物行ったりしてましたしね、育ての親に1mmも情がないのかなぁと少し思ってしまいました。あまり細かい事を気にしない質ではあるんだけど、たまにこういう事もありますね。人さらいを肯定しているわけじゃなく、もっと葛藤があっても良いのでは?と思っただけです、もしくはもっと極悪ばあさんとかね。
ないとれいんさん [地上波(吹替)] 6点(2022-05-06 11:16:07)
1.ネタバレ 塔の上のラプンツェル…評判は聞いていたものの何故か視聴を避けていたんですよね。乙女チックな宣伝に、自分には合わないと決めつけていたようです。ディズニープラス加入に伴い、一応見ておくか、と今回鑑賞しましたが、かなり楽しめました、食わず嫌いでしたね。
最近のディズニー映画にはない、王道のプリンセスのサクセスストーリーでした。カメレオンのカラーが情景に合わせてコロコロと変わるのが可愛い。
好きなシーンとしては、中盤、偽母親の見せ場の歌唱シーンで、「♪泣いて悔やんでも、遅いのよ〜♪」ダン。と歌唱シーンが終わるのは、アニメなのに、まるで劇団四季でも見ているかのようなシーンで、面白いなぁと思いましたね。
他にも、灯りを二人で見に行くシーンは抜群に感動するし、ラスト、娘が見つかったことを報告する王室の護衛兵の表情なんかも、なんだかホロっときました。とにかく見やすいディズニープリンセス作品でした。ここ最近みた作品の中では一番楽しめたディズニーのアニメ映画でした。
はりねずみさん [インターネット(吹替)] 8点(2025-01-11 23:39:18)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 105人
平均点数 7.51点
000.00%
100.00%
200.00%
332.86%
410.95%
554.76%
61514.29%
72523.81%
82927.62%
91615.24%
101110.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
オリジナル主題歌アラン・メンケン候補(ノミネート)作曲"I See the Light"

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
主題歌賞アラン・メンケン候補(ノミネート)"I See The Light"
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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