映画『ブルーバレンタイン』の口コミ・レビュー

ブルーバレンタイン

[ブルーバレンタイン]
Blue Valentine
2010年上映時間:112分
平均点:6.88 / 10(Review 48人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-04-23)
ドラマロマンス
新規登録(2011-05-08)【8bit】さん
タイトル情報更新(2019-07-15)【Olias】さん
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監督デレク・シアンフランス
キャストライアン・ゴズリング(男優)ディーン
ミシェル・ウィリアムズ(女優)シンディ
マイク・ヴォーゲル(男優)ボビー
ベン・シェンクマン〔男優〕(男優)医師 ファインバーグ
脚本デレク・シアンフランス
挿入曲ライアン・ゴズリング"Unicorn Tears"他
製作総指揮ライアン・ゴズリング
ミシェル・ウィリアムズ
配給クロックワークス
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💬口コミ一覧

48.ネタバレ ラブストーリーとしてではなく、リアルな人間ドラマとして観れました。
現在の状況(倦怠期気味で二人とも表情が冴えない)と過去の状況(お互いに恋が芽生え、とても明るい表情)が、うまく交差されて進む展開もよかったです。冷え切った二人の現在を観た後に、キラキラした二人の過去のシーンを観ると本当に切なくなってしまいます。エンドクレジットの映像がとても素晴らしく、感動しました。恋愛は儚くも美しいです。
バナナシェイクさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-12 19:41:36)
👍 1
47.ネタバレ 何とも評価するのが難しい映画。また観たいかと問われると当分いいですということになるが、こんなに上手に男女の感情の機微を描いた映画は観たことがない。ディーンとシンディの愛が生まれ、それが冷めていく様子が現在と過去を交互に映す手法で、淡々と語られるのだが、この過程が痛切だ。心が痛んで、切実なので痛切。この言葉がこれほどしっくりくる映画は他にないだろう。
二人はとてもロマンティックな出会いをする。そして恋に落ちる。ディーンのギターに合わせてシンディが踊るシーンは名シーンだ。彼らはこの上なく自然に結婚する。結婚しない理由が全く無い。しかし、やがて子供が生まれ、時が経ち、二人の結婚生活は少しずつ軋んでいく。
日本の公式サイトで、ディーンとシンディのどっちが悪いかという著名人によるディスカッションの模様が紹介されている。まとめるとディーンは色んなことにあまりにも無頓着すぎるし、シンディは相手に物事をはっきり言わなさすぎる。でも、僕はどちらが悪いかということは決められない。ディーンが不和の芽を作り出し、シンディが育てたのだと思う。どちらかが変われば結果は違ったかもしれない。でも、ある意味でベストカップル(だった)二人はそれができなかった。それはお互いの優しさだった。そしてそれが彼らを終わりへ導いた。
僕はこの映画をカップルには観て欲しくない。この映画は恐ろしくリアルで絶対に身につまされる箇所があるはずだから。僕がこの映画に8点しかつけられない理由もそこにある。誰が観ても色々と考え込んでしまう作品なのだ。彼女がいない僕でもそうだ。カップルで観たら碌なことにはなるまい。その場では自分達に限ってこんなことにはならないと思えるかもしれない。でも、数年後にふとこの映画のワンシーンを思い出してしまうかもしれない。頭から離れなくなってしまうかもしれない。そうなってしまうのはあまりにも気の毒だ。
結婚ってすごく難しいんだなと思う。僕もいつかするのだろうか。でも、この映画のせいであと10年はできない(笑)。
枕流さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-12 23:38:19)
👍 1 😂 1
46.ネタバレ 素晴らしい作品だ。
アメリカでの評価の高さは伊達ではない。
二人の男女の関係を、幸せだった“過去”と、崩壊寸前の“現在”を対比させながら繊細に描き出している。
浮気をしたり、暴力をふるったり、ドラッグをしたりするような特別な問題が彼らにあるわけではない。
特別な問題がないにも関わらず、二人の関係の亀裂が徐々に大きくなり、元に戻すことができない溝へと広がっていくさまが描かれていることは評価したい。
やや抽象的に描くことにより、観客はより共感しやすくなったのではないか。
具体的に描くよりも抽象的に描くことは容易なことではなく、監督にも俳優にももちろん高いレベルが必要であろう。
仕事よりも家族との時間を大切にしたい男と、家族を大切にしながらも仕事で評価されたい女、お互いに愛しているのに、心がすれ違うさまを見事に描き出されている。
パートナーが自己の才能を浪費して自堕落な生活を送っていると感じる女、パートナーが家族よりも仕事を優先していると感じる男、離れていくお互いの心をなんとか戻そうとしているのに、傷つけることでしかお互いに向き合えない二人がいる。
過去に理解し合えたはずなのに、なぜ傷つけあってしまうのか、人間というもの、男女の関係というもののもどかしさを切なく味あわせてくれる良作だ。
ラストに子どもが父親を呼ぶ姿が印象的ともなっている。
心が傷ついた子どもがまた大きくなり、同じような過ちを繰り返さないことを祈るばかりだ。
また、彼が彼女に贈った曲の歌詞や、泊まったホテルの部屋の名前なども未来を暗示させており、いい効果を発揮している。
泊まったホテルで男が掛けた曲に込められた“思い”など、彼の心情を深く感じ取れるということも良い手法だ。
カップルが鑑賞するにはかなり厳しい作品かもしれないが、個人的には逆にカップルに鑑賞して欲しい作品だ。
反面教師的な役割となり、このようにならないために、お互いがお互いのことを考えられるようになるだろう。
愛し合ったカップルが年月を経ることによって徐々に気持ちが離れて、別れることが必然だということが、本作のメッセージだとは思っていない。
多くのカップルの中には、そのようなカップルもいるということを描いているに過ぎない。
どうすればこのようにならないかという“答え”はもちろん存在しないが、お互いがお互いのことを考えるしかない。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-14 00:32:09)
👍 1
45.ネタバレ  昔「男と女の間には深くて暗い川がある」という歌詞の歌がありましたが、まあ結婚に対する夢も希望も打ち砕くようなリアルなストーリーでしたね。なんと言うか、すれ違いが生じたとき、それをなりふり構わず修復しようとする男とある段階で一気に関係を終わりにしようとする女の姿が非常に痛々しかったですね・・・・・。

 しかし、良く出来ている作品ではありました。最後の花火の映像は本当に哀しい美しさでした。

 また、男が怒って結婚指輪を投げ捨てた後、我に返って必死に探す姿が印象的でした。

 
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-12 00:21:29)
44.「フォロー・ミー」や「エターナル・サンシャイン」なんかと一緒で、恋愛や結婚について考えさせられる。ラストからエンドクレジットでの美しさ、残酷さ、切なさはちょっと凄い。いつもアメリカ映画観て思うけど、あれだけお互いの話を聞けなかったら無理だよなあ。
nojiさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-24 20:22:21)
43.ネタバレ 結婚をして2年。今年の夏に愛娘が生まれ、ちょうど三ヶ月目の夜。一人、ウイスキーを飲みながら、この映画を観た。
「絶対にこのタイミングで観るべき映画ではなかった」とも思うし、「今だからこそまだ観られる映画だ」とも思った。

「他に誰もいらない」と結ばれた二人。永遠に変わらない愛を信じる過去と、永遠に変わらない愛なんてないと知った現在が、時間を超えて交錯する。
それは世界中で無数に繰り広げられる誰でもが知っている男女の営みの形であり、だからこそ哀しく、だからこそ精神的に堪えた。

僕はまさかこんなラストだとは想像してなかったので、あまりに美しくあまりに哀しいシーンが、エンドロールの始まりとともに"ラストシーン”となった瞬間に、「そりゃないぜ」と思ってしまった。
その瞬間は、「なんて酷い映画だ」と思わずにはいられなかった。
でも、切ないエンドロールを呆然と観ながら、自分の心が説明のつかない揺さぶられ方をしていることに気づいた。端的に言ってしまうと、“動揺”してしまっていた。

“動揺”の理由は、あまりに哀しいと感じたこのラストシーンが、絶対に自分に訪れないとは、必ずしも言い切れないということを、この映画のすべてが物語っていたからだ。
もちろん今は、自分はあんなことにはならないと信じて疑わないけれど、それはこの映画の中の二人とて同じことだったろう。

人間の気持ちなど変わりゆくものだとそもそも悟って、その都度対応できればそれにこしたことはないのだろうが、そういうわけにもいかないのが、人間の無様な美しさだと思う。

観終わった瞬間に「酷い映画だ」と感じたことに間違いはないけれど、観る者のその時々の感情や環境や価値観によって、様々な映り方をするであろう素晴らしい映画だとも思った。

とても哀しい結末だったけれど、それすらもこの映画の二人にとっては経ていくべきプロセスなのだろうとも思えた。
その後の二人がどういう人生を送っていくのかということもとても気になるので、時間を経て、同じキャストで続編が制作されれば、嬉しいなあと思う。


さてそろそろ気持ちが耐えきれないので、愛妻と愛娘が眠る寝室に参ろう。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-08 02:09:05)
👍 3
42.結婚後の男女関係に着目したドラマって意外と少ないので、期待も大きかったのですが・・・どこまで進んでも2人がそれぞれグチグチ文句を言っているだけで、何かをしたいという空気が感じられなかったのには面食らいました。なおかつ、不必要に細かいカット割や、すぐにアップになりたがる落ち着きのないカメラが、俳優陣の演技も邪魔しています。これはもったいない内容でした。
Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-11 02:16:56)
41.期待しないで観たら、あまりの良さに呆然。アメリカ映画でこんなに叙情的な映画もあるものなんですね。二人のすれ違う様が無言の演技によって心に迫ってきました。また、二人の出会った頃の輝いている映像がカットバックされる演出も心憎い。そして、なんといっても主演二人の演技が素晴らしかったです!おすすめの映画です。
kanekoさん [映画館(字幕)] 9点(2011-11-15 17:03:34)
40.ネタバレ 珍しい「恋愛の崩壊」を描いたラブストーリー。幸せな過去と破局寸前の現在の対比が心に響く。

■どちらかが決定的に悪いという感じではなく、「不幸な誤解」でもなく、互いの考え方、価値観が微妙にずれていて、それが徐々にひび割れを大きくしていく感じで愛情が冷めていく。何か事件があったりしたわけでもないこと、それがリアリティと恐怖の源泉でもあろう。

■カットバックの入れ方が一部意図的に時間軸を混乱させるかのような入れ方があったが、あれは不要だと思った。そういうところで勝負してる作品ではないし。
θさん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-14 01:04:08)
39.普通のハッピーエンドの恋愛映画のその後が観られるような作品。
カップルの幸せだった「昔」と冷え切った「今」を交互に見せるという手法は「(500)日のサマー」でも使われてたけど、こっちの方がうまいし、内容も異常なほどリアルで突き刺さってくる。

男と女、あるいは個人個人で違った受け取り方ができる、人によっては嫌な思い出を引きずり出される…そんな映画だと思った。この映画をネタに友人たちとの会話も盛り上がるだろう。

ラストのエンドクレジットの演出が素晴らしい。恋愛について描いた映画としてはトップクラスの出来でしょう。 傑作です。
eurekaさん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-21 14:20:11)
👍 1
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38.ネタバレ せめてこのエンドロールだけでも終わらないでくれ、と強く強く願いました。映画、人生、愛…あらゆるものには終わりがあって、その存在は、無常なる世の唯一の絶対だということをダメ推しの如く突きつけられたようです。
2人のすれ違いを傍から見ている者としては、「この時こうすればいいのに…!」「今!今その思ってること言っちゃえばいいのに…!」「ちょっと考えればわかりそうだけどなぁ…」なんてことを何度も思ったりしました。
(言わなきゃ良いこと言っちゃうし、拒否ってるのに強行した結果逆ギレするし、書置きじゃなくて一言でいいから声掛けて行けば良いのに…とか)
しかしながら、家事を一人でこなし、子どもをしつけ、生活費を稼ぎながら夢を追い昇進を目指し…考えなければならないことを沢山抱えたシンディにとっては「そんなことは二の次」扱いになってしまうことが大いに理解できる。また、母の居ない家庭に育ち、高校中退で定職に付いたこともなく「女なんて…」と恋愛にも斜に構えていたディーンが、劣等感を抱き、愛在る家庭に固執して感情的になってしまう様子も痛いほど伝わる。鑑賞直後の今、私自身この映画に対し感情的にしか表現が出来ずにいます。
だからこそこの2人の終わりがとても身近な事のように感じられ、終わってしまうのはわかるけど終わって欲しくない!!と強く願わずには居られませんでした。それと同時に、まだ青く若いこの2人に、どうかこの先幸せになって欲しいと心の底から思いました。
ベッカーさん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-04 02:47:20)
👍 1
37.ネタバレ 男女関係が多かったシンディ。一方、旦那のディーンは孤独な環境で自分を映す鏡のよう。純粋な娘が生まれ、ピュナな二人を見るにつけ、自分を嫌いになるシンディ。旦那がもがけばもがくほど、シンディは自分を責めることになる。やがてディーンは途方にくれて、ひとり去っていく。自分はこう解釈しました。これはどっちが悪いというものではない。ロマンチックになれば、さまよう二人が一緒になることだってある。しかもこの二人は真面目だもん。娘が産まれば、家庭を持とうというディーン。子供を堕ろす寸前でそれはできないとひきかえすシンディ。シンディはこの時にもう一人で生きていく決心をしたのだ。この二人は偉いと思う。でもピュアな娘に軽蔑される日がくるのをシンディは覚悟してるのだろうか?このラストは美しく成長した娘が、父親を探し、母親の自分を捨てる日がくるようにも感じられた。自分にはピュアなディーンの後ろ姿がそれほど孤独に見えなかった。むしろ母親のシンディにこそ誰かいてほしい。彼女に罪はないと思う。彼女は勉強の方で生きていくのかなぁ。ちょっと切ないラブストーリー。極上!(自分的にはそう思います・・・)
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-08 22:15:27)
36.ネタバレ まずタイトルからして面白いです。Valentine's dayで恋人に贈り物を贈る日や想いを告げる日になりますが、Valentineだけで簡単に表現すれば“恋人”や“告白”だったりするわけです。そこにBlueが付くと“青い恋人”や“爽やかな告白”にもなりますが、その一方で“赤みを失った恋人”や“憂鬱な告白”にもなり、さらには恋人の争い、 けんか、 口論にも読めるのです。なんと多面性を持っているタイトルなのでしょう!しかもどれもが答えであり、答えじゃないんです。もうそれだけでこの映画そのものですから、物語を考え始めたらそりゃもう凄いです。タイトル以上に複雑で豊かな表現の中で、溢れんばかりの感情が手に取るような理解でき、さらには自らの人生に投影し、重ね合わせてしまう。絶対的な主観に閉じ込められているぼくは完全に2人の思いに身を投じ、高揚し、落胆し、まるで自らの事にように思い悩みことができました。久々に最高の映画体験を味わえました。
ボビーさん [映画館(字幕)] 10点(2012-01-12 01:03:05)
35.良く言えば切ないラブストーリー、悪く言えばよくある話。熱しやすく冷めやすい結婚は忍耐と妥協ってとこでしょうか。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-15 12:53:08)
34.ネタバレ 厚生労働省が毎年発表している「人口動態統計の年間推計」によれば、2011年時点で、日本では3組の結婚に対して、1組の離婚が発生している。(ちなみに35年前までは10組の結婚に1組の離婚だった) この数値は10年前から変わっていないので、今さら驚くに値しない。離婚原因の1位は性格の不一致。所詮他人同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、いろんな不一致はある。そんな不一致への不満が同居人としての気安さから我慢できないものとなり、衝突を生む。その繰り返しが2人の溝を深める。結婚の理想と現実、それは常にリアルなものとしてあるだろう。しかし、あるカップルで破局の原因となったことでも、あるカップルでは我慢できることもある。心理学的に言えば、「好き」は「嫌い」に容易に反転する。「好き」が「無関心」へとゆっくり移行すれば、家庭は平和になるのかもしれない。

『ブルーバレンタイン』が描くカップルの諍いは何を表現しているのだろう?お互いのプライドが共存の可能性を閉ざし、また学歴や職種の格差そのものが人生観/生活観の衝突を避けがたいものにする。恋愛のコツは相手を甘く見ること。そう言った女性作家もいたっけ。ある種の格差が共依存の関係を生み出し、まるで鋳型のようにぴったりとした相性となることもある。まぁそれはそれとして、僕は『ブルーバレンタイン』の描き出す夫婦の光景(ある意味で凡庸な出会いと諍いと別れのリアルな光景)にどのような意図があるのかがよく理解できなかったし、意図を超えた感動も覚えなかった。

旧来、ラブストーリーは、人々に恋愛という可能性を与え、家族を巡る物語(例えば小津映画)は、生活という類型を支えた。この映画のリアルが幻想や類型を否定してみせたとして、そのこころは? 一体何なのだろう? それもまた類型でしかない。

結局のところ、僕はこの作品に映画として心に響くものを感じることができなかった。
onomichiさん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-18 00:51:53)
33.ネタバレ 正直、なぜ別れることになるまで拗れていったかの過程が描かれきれていない気がしました。俺が鈍感なのかな? 娘が可愛すぎるだけにエンディングが辛い。それにしても主人公は両方とも、たった数年で老けすぎではないでしょうか。挿入歌の「You & Me」は良かったです。知らない曲だっただけに収穫でした。
kaaazさん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-20 23:38:14)
32.ネタバレ 単に悪女が夫に飽きちゃったってだけな話。他の男の子供っていう設定必要ですか?
akilaさん [DVD(字幕)] 3点(2012-02-01 14:29:10)
👍 1
31.あるカップルの恋愛の始まりと結婚の終わりを描いた作品で、幸せだった過去と破局寸前の現在を対比させており、タイトルにだまされた感はあるが興味深い作品だ。
オスカー・ワイルドが「結婚というものの一つの魅力は、双方にとってだまし合いの生活を絶対に必要とするのだ。」と書いているが、的を射た言葉だと本作を観て思ってしまった・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-24 19:32:49)
30.ネタバレ 恋愛観や人生観を重ねざる負えず、自分の考えをこの映画を媒体にしたくなる。そんな作品。老けさせた描写等の完成度の高さのおかげで集中して鑑賞できた。
reitengoさん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 13:20:55)
29.ネタバレ 倦怠期を迎えた夫婦の物語で、現代パートだけならどちらにも感情移入なんてできやしないんだけど、二人の出会いから結婚までの日々を同時に見ていくことで、冷めた関係が悲しく映り、なんとか修復してほしいと願った。けっして美男美女ではない役者が起用されているのも監督の狙いだろう、どこにでもいるような夫婦を描きたかった。ただ一つだけ踏みとどまれなかった理由があるとすれば、二人の間に子供がなかったことかもしれない。悲しい話は得意じゃないけど、愛の始まりと終わりを描ききった点で価値を感じる作品。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-27 21:04:10)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
212.08%
324.17%
400.00%
536.25%
61327.08%
71327.08%
8816.67%
9612.50%
1024.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
主演女優賞(ドラマ部門)ミシェル・ウィリアムズ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ライアン・ゴズリング候補(ノミネート) 

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