映画『岳-ガク-』の口コミ・レビュー(2ページ目)

岳-ガク-

[ガク]
2011年上映時間:125分
平均点:5.14 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-07)
ドラマアドベンチャー漫画の映画化
新規登録(2011-05-09)【sting★IGGY】さん
タイトル情報更新(2025-05-18)【イニシャルK】さん
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監督片山修
キャスト小栗旬(男優)島崎三歩
長澤まさみ(女優)椎名久美
佐々木蔵之介(男優)野田正人
石田卓也〔俳優〕(男優)阿久津敏夫
市毛良枝(女優)谷村文子
矢柴俊博(男優)座間洋平
渡部篤郎(男優)牧英紀
小林海人(男優)横井ナオタ
宇梶剛士(男優)横井修治
石黒賢(男優)椎名恭二
やべきょうすけ(男優)安藤俊一
波岡一喜(男優)三歩の親友
尾上寛之(男優)遭難する青年
光石研(男優)梶一郎
中越典子(女優)梶陽子
ベンガル(男優)遭難者の父
鈴之助(男優)
脚本吉田智子
音楽佐藤直紀
北原京子(音楽プロデューサー)
主題歌コブクロ「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」(ワーナーミュージック・ジャパン)
撮影藤石修
山田康介(撮影助手)
製作島谷能成
亀井修
東宝
テレビ朝日
小学館
小学館集英社プロダクション
博報堂DYメディアパートナーズ
毎日新聞社
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー平城隆司(エグゼクティブプロデューサー)
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
本間英行(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮石井教雄(VFXプロデューサー)
照明川辺隆之
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💬口コミ一覧

23.ネタバレ 真面目に映画を作ろうとしている意志は感じられました。過去の山での死亡事故を語らせることで主役二人のキャラクターに深みが生まれている。各キャストも概ねいい配役だったと思います。特に小栗旬はハッキリ言ってテンションも含め端から見れば狂人のような純粋無垢な"三歩"を上手く演じていたかと。また何人かの方が仰っている通り、死体をフォールする場面は衝撃的でした。問題は余りに監督の技量が足りていないことでしょうか。正に今のダメな邦画に蔓延している病理の見本市みたいな演出ばかりになってしまっていたと思います。まず映画なのに画面に動きが余りにも乏しいこと。特に会話場面ではキャラクターに全く動きが見られないばかりか、カメラも基本的に固定してピクリとも動かさず、カメラの視点を切り替えるだけ。だから山岳救助隊が通報を受けたシーンなどは事態は緊迫している筈なのに全く画面に切迫感が生まれていない。そしてその画面の動きの無さを誤魔化すために只管気分を盛り上げるために音楽を流しまくる。恐らくですがこの映画からBGMを取り除くと全然盛り上がらない映画になっていると思います。それってつまり音楽に全てを頼っているってことなんですよね。ホントに面白い映画は「ここぞ!」という場面で音楽を効果的に使っています。それからスローモーションをとにかく多用していること。本作では確か五回は同じようなスローモーションの場面があったと思います。明らかに多過ぎ。決定的な場面でスローモーションというのは定番の演出ですが一つの作品で何度もあると流石に食傷気味になってしまう。監督のフィルモグラフィを見ますと今までドラマの監督としてキャリアを積まれている方の様なので、また映画を撮るときがあったら是非映画的な演出を増やしてほしいと思います。流石にテレビ屋的な演出を二時間見続けるのは辛い。
民朗さん [地上波(邦画)] 5点(2012-09-23 23:58:03)
22.ネタバレ 小栗旬と長澤まとみ主演なので、もっとこうアイドル映画っぽい感じなのかと思っていたのですが、意外と硬派な作りで好感が持てました。山岳救助隊がどういう風に人命救助しているのか知らなかったので、ご遺体はポーンと下に放り投げるとか待機や撤退の判断など、新鮮で興味深かったです。ただまぁ現実的に考えるとこの人たち、これだけの頻度で危険な目にあっていると命がいくつあっても足りないですよね(笑)。限られた時間の中でより多く詰め込むためにこうなるのもわかるのですが、やっぱりリアリティ度は下がるでしょう。長澤まさみは普段通りの演技だったけど、小栗旬はなかなか良かったと思います。ひょうひょうとしたキャラなんだけど、それはなにも人の死をなんとも思わないからじゃなく、色々な経験が積み上がってのキャラなんだということ。全体として、優等生すぎて面白みに欠ける感じもするのですが、まぁ悪い映画ではないです。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 5点(2012-08-11 00:19:35)
21.ネタバレ 「山」の素晴らしさや怖さを伝えようとしているのは分かりますが、足の切断はちょっと無理矢理な感じがしました。そんなことより! 婦警のミニの制服が嫌で山岳救助隊を志願したらしいですよ。勿体ない。そんなことより! 中越典子を出演させておいて、まともに顔が写っているのは1カットだけとわ。許せん。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-05-08 02:02:28)
20.ネタバレ  山のことはよくわかりませんが、どうもリアリティに欠ける気がしました。
 原作の漫画で評判良かったとしても、実写の映像で見せられると、遭難救助上の責任とか法律上の問題とかといったディテールを無視したまま見ることができません。それに、三歩のような人が経済的に苦しむことなく、山登りと純粋なボランティアを続けるなんてマンガの世界でしかあり得ないのではないでしょうか。
 長澤の椎名久美も、仕事を増やしているようにしか見えません。とてもプロフェッショナルとは言い難い感じです。キャスティングミスなのでしょうね。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-26 22:42:32)
19.原作の雰囲気は出せていると思う。面白いかどうかは別として・・・
Yoshiさん [映画館(邦画)] 5点(2012-02-29 12:03:22)
18.切断時は止血しよう!(最近「127時間」を観たばかりなんで余計に思った)
アキラさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2012-02-03 02:09:26)
17.絶景ですな。その絶景をバックに闊歩する小栗旬。山のことなら任しとけ!な頼れる男っぷりをこの絶景が後押しする。実際絶景をいかに収めるかという部分ではそうとうに熟考されてると思う。クライミングシーンの迫力もカメラの位置取りに負うところが大きい。ドラマ自体の安っぽさもカバーしている。しかし三歩、もとい一歩山から下りるとその安っぽさが顔を出す。下界は説明じみたセリフと感動を煽るセリフで満たされている。最たるは佐々木蔵之介。この人、表情の演技もかなりくどい。
R&Aさん [映画館(邦画)] 5点(2011-11-14 14:19:33)
16.ネタバレ マンガの映画化は本当に難しい。小説だと、読んだときの主人公のイメージがいつの間にか映画俳優そのものに置き換わってしまうことがあるんだけど、マンガの場合それが起きません。小栗旬と三歩のギャップを埋めることが出来ないまま映画が終わってしまいました。それにしてもあの三歩はひどい。まるで知恵足らずの人のようです。
エピソードも詰め込みすぎ。ナオタの話だけにしぼっても良かったのでは。セット以外の(クレバスの中のセットは稚拙)シーンはキレイでした。
ピチクンさん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-18 11:10:03)
15.ネタバレ 山が怖い。プロならビバークじゃない?それにしても、「また、おいでよ」って、いや、ちょっと遠慮します。
あげどんさん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-13 12:58:00)
😂 1
14.ネタバレ 良い部分も多かったけど、イマイチだなぁ。
特にロケーションは頑張ってたので、大自然の迫力は出ていたと思う。山で命を失う事のシビアさもきちっと描かれていて、死者を「フォール」する所はビックリした。あれはマジなのか・・・?
しかしね、長澤まさみのぶりっこ演技は、そろそろキツイ。「ロボコン」の頃はそれでも可愛すぎるほどだったが、最近老けてきたまさみちゃんは、そろそろ大人の女になるべきだ。飄々としてる小栗君が意外と良かっただけに、久美ちゃん(長澤まさみ)が邪魔くさくて、ウザくてしょうがなかった。「お前、むいてないから帰んな!」って8回くらいは思った。 

あと、よろしくないのは、分散されたキャラクター達の位置関係が全然分からない事。
そのミッションがどれくらいインポッシブルで、どのように解決させたのかが全然見えない。「40分くらいでいける!」とか超大雑把。
ゴーゴーと凄い吹雪の中で、みんな死にそうな顔で頑張ってるからとんでもなく絶望的な状況なんだなーと、一応伝わってくるんだが・・・。
具体的には、どこから、どれだけの距離を歩いて、どうやって居場所みつけたのかがサッパリ。 奇跡なの? 超能力なの?
もっとも、この映画は超人三歩のスーパーパワーがなければ成立しないんだけどね。

だから、クライマックスも全然気持ちが入らない。テンポ悪いし。ストーリーが、和ドラマのテンプレートをなぞっているかのようにベタベタだし。
ホント、山登って遭難する人って迷惑じゃない?そんな危ない山なら免許制にした方が良いのでは?なんで「また来てほしい」って思えるのかが分からん。

とりあえず、これだけは伝わった。
山超怖い!
すべからさん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-04 11:24:28)
👍 1
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13.山々の映像は美しかったです。 でも、それだけ、って感じ。  
小栗クンの演技は、かなりオーバーな感じでちょっと興醒めです。 
長澤まさみは、キライじゃないんですが、もう終わってしまったんでしょうか。 
カワイイのですが色気を感じない、どこか自分の妹のような存在なんですよね。 
どの作品を見ても1本調子で、意地っ張りな優等生・委員長にしか見えません。  
まあ、山や風景の映像を見るのならおススメですが、映画としては凡作です。
ミスプロさん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-09 22:59:03)
12.ネタバレ 空撮をはじめ、山の雄大さと厳しさなどの迫力はヒシヒシと伝わってきた。
しかし、「海猿」の匂いがプンプンしてきたところからイヤな予感が的中。人間描写があまりに安っぽい。
とくに終盤、遭難者の生存確認をしてハイタッチで喜んでる場合じゃないだろ、とツッコミどころも満載。エピソードもぶつ切りでまとまりにかける。
山の映像や三歩のキャラクターは良かっただけに、冬山遭難→三歩が救助という極端なワンパターンが繰り返されたのももったいなかった。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-18 22:14:40)
11.ネタバレ 原作既読者の視点でレビューします。原作既読な人が見るとがっかりするでしょう。主に三歩役の彼に。なんというか、豪放で優しい三歩らしさがないのは映画化した意味がないと思う。元気を貰える気がしない。軽いのだ。幾人もの死を受け止め、また救ってきたような山の男に見えない。厳しさに裏打ちされた笑顔に見えない。個人的に楽しみにしてたので残念だった。しかし、小説や漫画のように登山を映画で描写するのも難しいのかも知れない。との思いから4点です。
よこやまゆうきさん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-22 03:35:46)
10.とにかく話がぶつ切り・唐突過ぎて、全く感情移入が出来なかった。長澤は、テレビで見ていた限りあまり綺麗な人という印象はなかったけれど、映画などのカメラ写りは抜群にいい人ですね、うらやましい。
はりねずみさん [地上波(邦画)] 4点(2012-10-12 20:53:01)
9.ネタバレ  山の雄大さと気高さを感じさせる、佐藤直紀氏の音楽が素晴らしい。また、雪山をはじめ、山の空撮・自然の景観も美しくダイナミック。
 しかし人間のドラマの方は、何故だか感動しないんだな。それが、どうしてだか判らないが、一つ気になった事がある。
 救助隊長さんは、「撤退する勇気」を力説し、ヘリの操縦士も「これ以上無理」と一人残したまま撤退の判断をする。長澤の成長を語るシーンでも出てくるこの言葉は、彼女の成長を描くこの物語の重要なテーマにつながっていると思ったのだが、長澤はそれを受け入れず、ヘリから飛び降りるように、救助に向かう。小栗旬もプロが踏み込まない吹雪の山に入り、救助に向かう。驚いた事に、隊長さんも、小栗の救助を黙認して、あまつさえ「あとどのくらいだ?」などと尋ねている。やらせる気まんまんじゃねえか。それでも部下は行かせない。
 結局、この二人が要救助者を助け切って、メデタシメデタシ。という、言う事とやる事が、合ってない物語が、感動をもたらさない一因なのだと思う。

 また演者がビッグネームであるからか、彼らが死んだり遭難したりする気が全くしないのもイタイ所。長澤まさみは絶対に目を開けると確信できたし、小栗旬は雪崩から救われると思っていた。(それにしても、あんなに簡単に雪の中から出てこられるのかね?何でもできるコナン少年だって、雪崩に埋もれて自力で起き上がんないぞ)
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2012-01-07 06:48:13)
👍 1
8.ネタバレ 小栗旬を起用したのは失敗だった気がします。表情に出る爽やかさみたいなものが、三歩の持つ爽やかさではなくて、単なる無邪気にしか見えなかったりするんだよね。それは確かに原作の三歩に通じるものではあるのだけど、三歩の本質を見抜いた上での表情には見えないんだよね。だから一々言葉が軽く聞こえてしまう。「良く頑張った」という言葉に全然頑張ったという気がしてこない。他にもうちょっと適役がいなかったのかなぁ?
 うーん、やっぱり脚本がいけないのかなぁ?「岳」という漫画の本質が脚本や演出から物語として見えてこない気がするんだよね。確かに映画的な演出としては三歩の友人が滑落する際に手を伸ばすというのは分かるのだけど、本質的な事を言えば、あそこはやっぱり、身を伏せる筈なんだよね。アルピニストの野口健がエベレスト登頂の際の話として遺体の話とかを気楽に話すというのが物凄くこの物語に近いと思うのだけど、そうなっていない所がやっぱり本質を捉えていないという気がしてなりません。そこが理解できていない気がするんだよね。
 長澤まさみは…彼女は演技が変らないのね。いい意味でも悪い意味でも。あたし的には最初の頃の三歩を非常に蔑む表情というのが物凄く良いと思ったのだけど、それ以外は全然駄目だと思いました。特に酷いのは雪渓で三歩に滑落される場面。ああ、遊んじゃってるな、という表情が露骨に見えるのにはガッカリ。滑落の経験者(と言っても、7m弱の崖から落ちたぐらいだけど)から言わせて貰えば、滑落の瞬間って表情が凍るんですよ。それに比べたら長澤の表情のまぁ豊かな事。ジェットコースターじゃないのだから、あんなにキャアキャア言えないし、もうちょっと監督が演出してやらなくてどうするんだよ、と言いたかったですね。

奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-13 15:36:25)
👍 1
7.ネタバレ 確かにアルプスの山々の景色は美しい。上空から俯瞰的に撮る雪山のシーンは見る者を飽きさせない程だ。そして山岳救助の過酷さ。山登りの知識が一切ない自分にとって、崖で亡くなった人をわざとそこから落とし、ヘリで回収するという事実には驚きを隠せませんでした。それほど山で人間を運ぶのは大変な事なんだと初めて知りました。ただこれらの事は実際ある現実をそのままスクリーンで映しただけです。本編の内容は大変雑な作りだと感じました。特に季節に関して。今まで冬だったのに次のシーンでは急に夏になってたりするんです。いや、その間に大きな変化があればそれでもおかしいとは思わないんですが、特に大した変化もなく、季節だけがコロっと変わるんです。これには違和感を凄く感じましたね。もちろんその後また急にコロッと冬に戻るわけですw
あとキャラクターがねぇ。サンポはもっと良いキャラに出来なかったのですかね?原作ではもう少し落ち着いてるらしいですけど、あそこまですっとんきょな感じのキャラじゃ作品の重みとかそういうのが薄れていくんではないかと。久美ちゃんに関しては長澤まさみの演技が悪いのかな。大根ってわけじゃないけど教科書通りの演技しかできてないような気がします。前日にナタリー・ポートマンの「ブラック・スワン」を見てしまったせいか、その演技の薄っぺらさ、陳腐さに驚愕しました。もうちょっと勉強して30くらいには演技派になれるといいですね。
関白宣言さん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-13 00:46:28)
6.話が駆け足だからかそれともミスキャストだからかまったくストーリーに入っていけませんでした。アルプスの絶景は圧倒的な美しさでよかったです。
アフロさん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-09 00:52:22)
5.ネタバレ いくら主人公とはいえ、ボランティアである三歩一人に頼りすぎだろう。ヒロインの勝手な行動も山をなめてるしか思えず興ざめ。結局三歩一人の活躍で事件を解決という展開ばかりだし、それに無理矢理ヒロインをからめようとしてくるので如何にもステレオタイプな邦画の見本といった感じ。もっとこう、救助隊の連繋プレーとか現実感のある展開が見たかった。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 3点(2013-10-15 08:37:01)
4.そこは小栗旬じゃなくて照英じゃないと。
どぶん子さん [地上波(邦画)] 3点(2012-09-24 01:20:21)
😂 1
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 5.14点
000.00%
112.33%
212.33%
336.98%
4716.28%
51739.53%
6511.63%
7818.60%
800.00%
900.00%
1012.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 4.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 4.40点 Review5人
5 感泣評価 3.20点 Review5人

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