映画『モンスターズ/地球外生命体』の口コミ・レビュー

モンスターズ/地球外生命体

[モンスターズチキュウガイセイメイタイ]
Monsters
2010年上映時間:94分
平均点:5.21 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-07-23)
サスペンスSF
新規登録(2011-07-07)【+】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督ギャレス・エドワーズ〔監督〕
キャストスクート・マクネイリー(男優)アンドリュー・コールダー
平田広明(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
脚本ギャレス・エドワーズ〔監督〕
撮影ギャレス・エドワーズ〔監督〕
配給クロックワークス
特撮ギャレス・エドワーズ〔監督〕(視覚効果)
美術ギャレス・エドワーズ〔監督〕(プロダクション・デザイン)
あらすじ
NASAの事故により、地球外生命体がメキシコで繁殖をはじめて6年。アメリカとメキシコの国境には高い壁が築かれ、メキシコの一部は危険地帯として隔離されていた。ある日、現地にてスクープを狙うカメラマンのアンドリューの元に上司から指令が届く。それは大手メディアの社長令嬢サマンサをアメリカまで送り届けろというもの。しかし情勢は刻一刻と悪化。危険地帯は拡大していく。交通網が次々と麻痺していく中、彼らの“脱出経路”もまた、狭まっていくのだった。
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💬口コミ一覧

28.ネタバレ 「アメリカは無駄な空爆するんじゃねー!」というテーマだったと解釈しておきます。
よりさん [DVD(字幕)] 4点(2011-10-16 00:20:10)
27.ネタバレ 「モンスターズ」という題名ではありますが、実際には巨大タコ星人はほとんど出てきません。登場シーン全部足しても3~4分くらい?エイリアンとの戦いがテーマではなく、男女の逃避行&恋愛劇を描きたいみたいなので、硬派なSFを期待すると肩すかしになるでしょう。低予算なので仕方のないことなのかもしれませんが。個人的には、この恋愛劇がどうにもピントが合わないというか、魅力を感じなかったんですよね。もっとぐっとくる展開が用意されていれば良かったものの、男も女もとりあえず空虚なだけでね。この作品で唯一感じた魅力は、エイリアンでも人間ドラマでもなく、環境映像でしたね。夜更け前の、遺跡の上から眺める「壁」の壮大さとか、廃墟の退廃さとか、列車や船や車から眺めるメキシコの自然とか。その「雰囲気」が良かったので、そこに5点つけときます。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-19 22:52:35)
26.英米人が「チラリズム」を理解した映画。
番茶さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-06 16:46:23)
25.ネタバレ 『スカイライン』に比べると、批判精神が見られる分マシでした。宇宙人はそんなに姿を出さないのにドラマをなんとか引っ張り続けるのには成功してるんじゃないかなーと思いました。でも、ラブ&ピースなオチにしたいのなら、あの二人の人間ドラマ(印象的なエピソード)をもちっときちんと作ってほしく思います。あれで結ばれるには、ちょっと二人とも軽すぎないですかねー?
だみおさん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-09 03:01:06)
24.ネタバレ 面白いかどうかを度外視すれば、低予算をやりくりしてうまく作られた映画ではあります。「怪獣が日常化した世界」というものを論理的に作り上げており、テレビでは怪獣出没予報をやっていたり、危険地帯から脱出する場合には法外な料金を請求されたりと、なかなか面白いアイデアに溢れています。ビジュアルの作り方もユニークで、日常生活の思わぬところに怪獣戦争の痕跡をさりげなく配置することで独特の世界を作り上げています。SFを前面に出さないことで予算は節約されているし、怪獣映画にリアリティを持ち込むことにも成功するという二重の効果が得られているというわけです。ただし、こうした世界観はあくまで背景に徹していればよいものであって、本編の大部分が世界の紹介に当てられたのではさすがにダレてしまいます。観客が見たいのは怪獣であって、怪獣と同居する世界が主役になられても困るのです。「怪獣の出ない怪獣映画」というコンセプトの本作を怪獣が出ないことで責めるのはスジ違いかもしれませんが、さはされど映画として面白くないのだから仕方ありません。なお、インディーズ作品であるにも関わらず役者の質は悪くありません。特に、女優さんには若い頃のキャメロン・ディアスのような華があって、よくぞこんな素材を見つけてきたものだと感心しました。本編はループ状の構成となっていて、ラストの続きは冒頭に置かれる形となっています。せっかく結ばれた主人公二人が、その数分後には怪獣戦争の犠牲になるという切ない構成はさすがブリティッシュ。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-15 11:35:23)
👍 1
23.ネタバレ  エイリアンの存在が猛獣の凄い版程度の認識で当り前となった世界が舞台。
パッケージで色々な著名人が絶賛していたらしいが、正直この程度の低予算映画ならそんなに珍しいアイディアではない(世の中には怪獣が出ない怪獣映画もある位だし)。逆にこの程度で感動するのであれば、それはあなた達がいかにぬるま湯な環境(資金的な意味)で映画を作っているのかと言う事をもっと理解すべきだと思う。
 単純に一本の作品として見れば着眼点こそ悪くないが、その設定が映画的面白さに直結しておおらず、ただ男女二人がちょっぴり過酷な旅行をしている程度にしか感じられなかった。似たような感じの『第九地区』に比べると製作費を考慮しても大きな差を感じた。
 折角主人公がカメラマンと言う設定なのだから、それこそ第九地区で時折挿入されていたドキュメント的演出を追及して『エイリアンを撮影しに来た敏腕カメラマンと社長の娘と言うコネでやってきた女アシスタント』の現地レポートみたくした方が面白かったんmんじゃないかな。
ムランさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-04-02 00:50:52)
22.ネタバレ 130万円という低予算で作られたこの映画。しかし監督の手腕でとても味わい深いモノになっています。未知の生物に襲われるパニック映画というより、見知らぬ男と女のロードームービーをメインに描いています。見終わった後、真っ先にもう一度始めを見直し、そしてとても切なくなりました…
nyarameroさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-09 12:10:39)
21.たった一人で色々やったことにまずは1点。ラストシーンの美しさに1点。女優が可愛くて綺麗だったので1点。で合計3点。それしか言いようがない!あと主演の男優が、生理的に受け付けられずダメダメでした。演技も下手だし、どう見ても三流の悪役。てかさ、木に植えてあるエイリアンの卵、破壊しろよな!
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 3点(2012-07-30 17:51:51)
20.ネタバレ そもそもタイトルの付け方を間違った作品。「モンスターズ」なんてタイトルを付けられたら、どれだけ低予算な映画だとしても、やはりエイリアンとの逃走劇のようなものを期待してしまうのに、その内容は駄目男と我が儘女のどこにでもあるロードムービー。肝心の〝モンスター〟はほとんど出てこず、しかもそのフォルムはかなり古臭いタコ星人もどき。恋愛映画をメインにエイリアンを取り入れた映画として観ても、その出来はあまりにも酷いと言わざるを得ない。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 3点(2012-09-20 14:53:38)
19.ネタバレ 主観映像ものもそろそろ新鮮さが薄れてきたなと思われだした今日このごろ、これでは力のいれどころを「非日常の日常を記録していく視線」に傾注した。映画としては、こっちのほうが本道かもしれない。映像はすでにモンスターが暴威を振るったあとが主になり、それが「記録映像」のリアリティを生んでいる。廃墟となったビル、転覆している貨車、木に刺さった車、などが描かれ、それに壁の落書きやテレビのアニメなどが補強する。戦闘機の残骸を運んでいる地元民、おそらく貴重な金属資源なのだろう。非日常が日常になっている環境を丁寧に作り上げていく前半に唸った。地元の人たちの顔もいい、地図を見せてくれた太ったおばさん、フェリーの切符売り、などなど。戦時下の日常を記録していくジャーナリストの視線に徹する。でもそれだけで通すのは冒険すぎ、ラストにはいかにもモンスターものの場面を置くが、それはサービスと思おう。「宇宙戦争」の火星人に東宝のドゴラが混ざったような造形で美しい。サスペンスよりミステリアスな雰囲気狙いのシーン、スローテンポの緊張がいい。その後の結末は実は冒頭に提示されていたことが、口ずさまれる「ワルキューレの騎行」によって知らされる。アメリカの国境に「万里の長城」を建設しているのは、あれは「テロへの備え」を強調してはよそへのミサイル攻撃を繰り返していることへの皮肉か、ふわふわ漂う今回の宇宙生物に無効なのは分かってそうなものだ、と自己分析してるのかと思ったら、これイギリス映画なのか。なーるほど。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-09 10:04:29)
👍 1
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18.非常にきれいにまとまっていて好感が持てます。筋はないと言えばないのですが、ある人はアメリカ文明と未開の文明の差と言い、資本主義社会への警鐘とでも言いたいのかもしれません。単純に男女のロードムービーとしてはアリかなと思います。なかなかの良作です。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-10 14:57:12)
17.なんとも美しい余韻の残る映画。
新しい手法はないようだが、感触がいたって新鮮。
下手な手振れや3Dを使わず、低予算でここまでに魅せるとは。
素材の力で勝負したシンプルな料理のよう。間違いなく一流品。
B級映画だと思って観たら、思わず感動した。
 
珍味である食材を王道食材である映像美とストーリーとをミックスして、軽く塩をふった感じ。
はたしてこれに10点はどうかとも思うが、後味的には間違いなく傑作。
 
ただし、この手の通好みの作品であり、思慮深さも必要。
僕みたいに頭の中メルヘンな人におすすめしたい映画。
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-19 21:47:20)
👍 1
16.ネタバレ 想像してたパニック映画とは違い、ドキドキ、わくわく、嬉しいと悲しいがまったくない、退屈なロードムービーだった。
エイリアン関連はあくまで興味を引くためのツールとしか見えず、この世界観がなければ描けないドラマにはどうして思えないので、得点はどうしても辛くならざるを得ない。

もう少し、恐怖、緊張感、悲壮感を演出できていたならと思う。
Hiroさん [DVD(字幕)] 3点(2014-03-02 05:32:58)
15.ネタバレ 全く予想外の内容でした。タコみたいな宇宙怪獣?もほとんど出番はなく、単に男女2人の緊張感に欠けるロードムービーでした。後で知ったけど、この制作費では怪獣映画なんて作れっこないですね。実際は「米軍は爆撃をやめろ」「NASAは衛星落下の責任を取れ」と言うメキシコ側の怒りだけが見える作品でした。
ぴのづかさん [地上波(吹替)] 4点(2014-08-13 23:08:52)
14.あー、退屈。最後に出てきた点滅するタコ宇宙人に殺意すら感じる。
真尋さん [DVD(吹替)] 1点(2014-10-19 23:38:48)
13.間のとり方、視線をめぐるドラマ、ミクロからマクロへの視点の移行。絶対的な物への恐怖。それを前にしたときの絶望を超えた“人間”という生物としての強者への憧れ、尊敬。どれをとっても素晴らしいし、無駄がなく、とてつもなく見ごたえがあった。
個人的には、黒沢清のホラーやスピルバーグのモンスター映画のような緊張感、カメラワーク、演出を感じたし、ラストシーンには未知との遭遇のラストを重ね合わせてしまうぐらい感動した。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-25 18:09:28)
12.素晴らしいアイデアの詰った映画である事は確かな作品。
それはそうなんだけど、どうだろう。やはりもう少し面白くして欲しかった。

生活に密着した怪物は新しく、徐々に侵食される地球。
攻撃すればするほど、殲滅より程遠くなっていくさまはいろいろと考えさせられる、
となかなか深みのある映画。監督も細心を重ねて作っている事がよくわかる。

ただコレという面白さがなかった。普通の町並みに化け物の巣があったり、
いきなり襲われたりどれも、身を乗り出したくなるほど興味が惹かれるのに、
消化不良のまま物語が進んでしまい、とかく残念。

もっと予算があれば、と思わせるには十分な技術を見せていただきましたが、
次はきっちりとカタルシスを与えていただきたい。
病気の犬さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-26 15:04:38)
11.なんか妙にオモシロかったんですけれども。オモシロさの理由の1つは、これはまあ、ギャレス・エドワーズ監督がこの後抜擢された『ごじら』を先に観ちゃったから、でして。ああ、本作の色んなネタが流用されてたのね、と。怪獣による破壊の跡の描写とか、光る怪獣のタマゴとか、怪獣同士のラブラブシーン♡だとか。しかし、怪獣の直接的な描写よりも、怪獣が暴れた後の廃墟が主に描かれ、主人公の行く手に(あ、この作品、一種のロードムービーです)それが次々に現れて、具体的にそこで何があったのかはワカランけどとにかくロクでもないことが起こったんだなあ、そういうロクでもない状況の中に今、いるんだなあ、ってことはとてもよく伝わってきます。そう、コレって、『地獄の黙示録』みたい。冒頭で口ずさまれるワルキューレの騎行までもが『地獄の黙示録』と関係しているとは言いませんけれども、あの何とも得体の知れぬ気持ち悪い雰囲気、よく似てます(船で移動し始めたら、特に)。
で、主人公のふたりは怪獣が跋扈するメキシコからアメリカへ無事に逃げ切れるのか、一見そういうオハナシなのですが、さにあらず、というか、「結局、逃げるところなんて無いやんか」「逃げても大していいコトなんか無いやんか」「要するに逃げなくてもいいやんか」みたいな、現代社会の生きにくさをそのまま投影したような身も蓋もない感じが、かえって妙にシックリきたりして。
あと、いかにも低予算であることを謳い文句にして紹介されがちな作品ですが(実際、低予算なんでしょうけれど)、決して安っぽさを感じさせないのは、やはり見せ方のうまさでしょう。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-13 22:40:44)
10.ネタバレ モンスターズ2の予告が面白そうだったので、だったらパート1から観ようとこれを観ました。確かにこの映画、怪物パニック映画としてはかなり異色でした。モンスターや、パニック的な映像はかなり少ないので、途中、普通のダラダラした戦地逃避行モノを観てる感じです。ただ、普通なら、こんな映画、モンスター映画じゃないって感じで、テンションダダ下がりなんですけど、これは普通に最後まで集中して観れました。低予算のわりには、映像が綺麗だし、低予算な感じが全然しないほど、舞台のリアルさもあって、しかも、登場シーンの少ないモンスターが逆に、そのリアルさに拍車をかけ、いざ出てくると、おおって感じで集中して観てしまい、悪くない気分にさせてくれました。オチの、私達、ヤベーもん見ちゃったので、とりあえず欲情しとこ感も、なんかわかる気がします。映画の出だしの伏線が終わりに繋がってるのでもなるほどと納得。でもストーリー自体、そんなに面白いもんと感じなかったのがちょっと残念かな。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2016-08-22 12:50:27)
👍 1
9.低予算特有の”見せない”演出ここに極まれり。
「モンスターズ」というタイトルなのにモンスター殆ど出てきません。男女のどうでもいい逃避行がひたすらダラダラと展開される(ここがこの映画のメイン部分になります)
驚いたのが、全編を通してモンスターに襲われる直接的な描写が無い事。これじゃあ恐怖感が全く伝わってこないので致命的だと思います。
ヴレアさん [地上波(字幕)] 1点(2016-11-03 18:40:21)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.21点
000.00%
127.14%
200.00%
3310.71%
4725.00%
5414.29%
6310.71%
7517.86%
8310.71%
900.00%
1013.57%

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