映画『神様のカルテ』の口コミ・レビュー

神様のカルテ

[カミサマノカルテ]
2011年上映時間:128分
平均点:4.65 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-08-27)
ドラマ医学ものシリーズもの小説の映画化
新規登録(2011-08-22)【rhforever】さん
タイトル情報更新(2025-06-02)【イニシャルK】さん
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監督深川栄洋
キャスト櫻井翔(男優)栗原一止
宮﨑あおい(女優)栗原榛名
加賀まりこ(女優)安曇雪乃
要潤(男優)砂山次郎
吉瀬美智子(女優)外村静枝
池脇千鶴(女優)東西直美
岡田義徳(男優)学士
柄本明(男優)貫田誠太郎
西岡徳馬(男優)高山秀一郎
原田泰造(男優)男爵
朝倉あき(女優)水無陽子
駿河太郎(男優)
野間口徹(男優)
梅沢昌代(女優)橘仙介の母
脚本後藤法子
音楽松谷卓
北原京子(音楽プロデューサー)
作曲辻井伸行「神様のカルテ」/「神様のカルテ =手紙=」
主題歌辻井伸行「神様のカルテ」(演奏・ピアノ)
挿入曲辻井伸行「神様のカルテ =手紙=」(演奏・ピアノ)
撮影山田康介
製作東宝(「神様のカルテ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「神様のカルテ」製作委員会)
小学館(「神様のカルテ」製作委員会)
朝日新聞社(「神様のカルテ」製作委員会)
ジェイ・ストーム(「神様のカルテ」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
企画山内章弘
プロデューサー市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術金勝浩一
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2.宮崎あおいが写真家の設定であり、病院屋上で加賀まり子と看護スタッフの集合写真を撮る彼女を正面から捉えたショットがあるならば、それに対応した記念写真のショットは説話的にも映画的にももっと効果的に活かされるべきだった。
『半分の月がのぼる空』で忽那汐里の笑顔の写真を感動的に導入してみせた深川栄洋なら尚更だ。

キャラクターの職業設定がまるで活かされないため、彼女の映画的存在性はますます希薄となる。
それは彼女だけに留まらない。原田泰造、岡田義徳、そして本来なら現代版『赤ひげ』たるべき柄本明も同様である。

本作が医療のドラマとしても薄弱なのは、「処置」の具体的なアクションがまるで描かれないからだ。ひたすら善良で美談づくしの脚本であったとしても、医師・看護師の実働が具体的に画面に載っていればそれは十分に説得力を獲得する。
しかし、この映画では「緩和ケア」も「優れた資質」もほぼすべてが説明台詞のみで処理されてしまう。モニターチェック一辺倒の櫻井翔はもちろん、吉瀬美智子も池脇千鶴も労働らしき所作を全く行っていない。ゆえに絵空事感が増す。

夫婦間の家事労働も然り。にわか雨で洗濯物を取り込もうとするショットや、住人たちが調理する描写はわずかにあっても、何の料理を作っているかすら判然としない。
(せめて、櫻井のおにぎりを握るくらいの描写は欲しい。)

結果的にいずれのキャラクターも「生活者」としての実存性が非常に乏しく、空虚なファンタジーに堕している。

櫻井・宮崎の交わす文語体の台詞は、日本語自体の美しさの復権を試みたものだろうと好意的に解釈は出来る。
が、大林宣彦の『なごり雪』ほどの過激性もなく、役柄からさらに生活実感を失わせるだけの結果に終わっている。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 3点(2011-09-18 18:23:32)
1.ネタバレ  主人公の医者と学士・男爵・妻らの関係が今ひとつ伝わらず、いつまでも釈然としないままでした。主人公の悩む姿もテンポを悪くするばかりです
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-03-03 13:37:05)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 4.65点
000.00%
100.00%
2313.04%
328.70%
4521.74%
5521.74%
6626.09%
728.70%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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