映画『悪魔の手毬唄(1977)』の口コミ・レビュー(4ページ目)

悪魔の手毬唄(1977)

[アクマノテマリウタ]
1977年上映時間:144分
平均点:7.31 / 10(Review 107人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-04-02)
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-06-09)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督吉田一夫
米田興弘
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
岸恵子(女優)青池リカ
若山富三郎(男優)磯川警部 .
仁科明子(女優)別所千恵
北公次(男優)青池歌名雄
永島暎子(女優)青池里子
高橋洋子(女優)(女優)由良泰子
潮哲也(男優)仁礼流次
草笛光子(女優)由良敦子
山岡久乃(女優)井筒いと
林美智子(女優)お幹
渡辺美佐子(女優)別所春江
加藤武(男優)立花捜査主任
大滝秀治(男優)権堂医師
中村伸郎(男優)多々良放庵
辰巳柳太郎(男優)仁礼嘉平
岡本信人(男優)中村巡査
白石加代子(女優)司咲枝
常田富士男(男優)辰蔵
頭師孝雄(男優)由良敏郎
大和田獏(男優)五郎
小林昭二(男優)日下部是哉
三木のり平(男優)野呂十兵衛
辻萬長(男優)野津刑事
原田力(男優)村役場の男
原ひさ子(女優)由良五百子(ノンクレジット)
記平佳枝(女優)
東静子(女優)
出演大河内傳次郎(劇中映画「新版大岡政談」より)
伏見直江(劇中映画「新版大岡政談」より)
ゲイリー・クーパー(劇中映画「モロッコ」より)
マレーネ・ディートリッヒ(劇中映画「モロッコ」より)
原作横溝正史「悪魔の手毬唄」
脚本久里子亭
音楽村井邦彦
田辺信一(編曲指揮)
作詞横溝正史「鬼首村手毬唄」
作曲村井邦彦「鬼首村手毬唄」
編曲田辺信一「鬼首村手毬唄」
撮影長谷川清
五十畑幸勇(撮影助手)
製作市川崑
東宝映画
企画角川春樹事務所
配給東宝
美術村木忍
安丸信行(造型チーフ)
編集小川信夫
長田千鶴子
録音東宝録音センター(整音)
田中信行〔録音〕
斉藤禎一(録音助手)
照明佐藤幸次郎
斉藤薫〔照明〕(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
あらすじ
金田一は旧友、磯川警部から温泉に誘われる。岡山県鬼首村。二つの旧家、仁礼家と由良家の勢力争いが続く因習深い村だった。磯川警部は金田一に、20年前この村で起こったある事件の捜査を依頼したいと切り出す。「警察官が探偵に時効になった事件の捜査を依頼する」おかしな依頼に金田一は悩むが断りきれず、捜査を始めることになる。そんな中、村出身の歌手、別所千恵が帰郷する。スターの帰郷に村は湧き上がるが、この帰郷が惨劇の幕開けとは誰も予想だにしていなかった。
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💬口コミ一覧

47.岸恵子の艶っぽさがいい感じ。20年も思いを寄せ続けた若山富三郎の気持ちもよくわかります。それにしても、遺体のシーンは相変わらず笑えます。上田教授ならずとも、「どこまでも手間のかかることを」とツッコミを入れたくなりますね。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-05-05 20:29:19)
46.ネタバレ 市川&石坂コンビでの横溝・金田一シリーズ
このシリーズの中で一番最後にこの映画を見ました。
いや!最後に見て良かった♪ これ以降の「女王蜂」「獄門島」が
私にはダメだったんで・・・・・。
これは良かった。犯人の動機もちゃんと納得出来たし
なにせ岸恵子さんが美しい!! 当時、いくつくらいなんだろう??
なんていうか・・・市川監督って女性を撮るのが上手いですよね。
その中でも岸恵子さんは特に美しい。
殺人を犯さなくてはいけなかった悲しさが伝わりました。
それにしてもこの頃の女優さんって存在感が違いますね。
今の女優さんにはこれが無い!なんとも薄っぺらいような。
男優も然り、女優も育っていないんだなぁ~としみじみ。
あずきさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-05 15:33:07)
45.個人的に原作は「夏」的な印象ですが本作は「秋」。いかにも「晩秋」というイメージぴったりの映像が見事です。若山氏出演により暖かくも重厚なムードが醸し出されてイイ。基本的に善人である犯人があれだけの猟奇行為を行う動機が不十分な気もしますが、推理小説でそれを言っても仕方無いのかも知れません。
番茶さん 7点(2004-09-07 22:34:04)
44.お人形が鞠つきしているシーン。その中の一体のお人形の顔には痣があります。このシーンが1番怖かったなあ。
ジブラルタの星さん 7点(2004-07-20 22:18:29)
43.この頃、このシリーズテレビでやらないのね。ただ、このシリーズの悪い所が、ビックな人が・・・・
ボバンさん 7点(2003-10-31 05:31:25)
42.手毬唄のように殺人を犯すなんて、犯人も結構大変だなと子供の頃思ったものだった。岸惠子が魅力的でした。横溝シリーズは大好き。
fujicoさん 7点(2003-10-21 07:49:37)
41.前作の「犬神家の一族」に比べると、重厚で格調高い作風はやや落ちるものの、独創的で不気味な雰囲気を醸し出していたのは、さすが市川崑 ! ! しかしながら無理な構成も目立ち、釈然としない殺人の動機等、真面目に見るとけっこうシラけ気味。さらに、主役を演じた女優岸恵子では鬼気迫らず迫力不足。そんな中、磯川警部を演じた若山富三郎の作品全体を見据えた演技が絶品で、この作品を見事救っていた。
光りやまねこさん 7点(2003-08-23 23:25:50)
40.このサイトはときどきこういったシブイ作品に書き込みが多かったりするから、面白すぎる! 私も昔映画館で見たんだけれど、映像がキレイ、こわい、せつない、と思ったことを思い出しました。これは間違いなく1級品ですよね。それと私も、ほかの映画での岸恵子より、いい仕事してたと思う。ただ、映画館で見たものはたいていの作品を、誰と見たのか、一人で見たのか、なぜ見ようと思ったのか思い出せるのですが、これに関しては記憶が途切れています。こわい映画を一人で見る度胸はないので、誰かと行ったのだろうけど、いったい誰と? これも一つのミステリーぢゃ。なんか気持わるー。あまりに個人的なことですが。
おばちゃんさん 7点(2003-05-11 09:53:52)
39.市川監督の横溝シリーズの中では、これがもっとも好きです。若山富三郎扮する磯川警部が絶品。ラストがよかったな。哀歓があって、ちょっとジ~ンと来ました。
ひろみつさん 7点(2003-04-20 22:42:38)
38.横溝さんものの映画はみんな見てます。おもしろいです。
みんみんさん 7点(2003-01-30 17:22:12)
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37.この頃の金田一ものって,今見ても意外に(失礼)いけますよね。私も【さかQ】さんと同じで,脇を固める役者さんたちがうまいと,作品自体が締まるんでしょうね。さて,次は「獄門島」かな・・。
koshiさん 7点(2003-01-02 23:00:17)
36.全体的に湿っぽい感じで若山富三郎と岸恵子の演技もピンと来なかった…。岸恵子が脚本に口を挟んだりしたから市川崑らしかぬセリフが所々…。
KONWOTAさん 7点(2002-03-05 08:11:50)
35.この作品ほど岸恵子の魅力を引き出しているものはないでしょう。「獄門島」よりは残虐度は大人締めで、恨み積もって20年というには少し動機が...何故彼女たち(すずめ=娘)があの歳になるまで待たなければならないのかが不十分でした。大滝秀治に草笛光子、三木のり平等市川常連組が回りをしっかりと固めているので安心して見れる作品でした。メインテーマはこの作品が一番印象的でしたよね。(仁科明子の歌う手毬歌じゃないよん)手毬をつく人形たちはおっとろしかったぁ~。それにしてもやっぱり犯人は死んじゃうんですね...この辺が納得いかないんですが。(残された息子はどう生きてくねん!)
さかQさん 7点(2002-01-22 00:07:52)
34.おっ。【Mrs.Soze.】さんに先をこされてしまった。これも名作。坂口良子が出てないのが残念ですが、大滝秀治の医者がいい!私の亡き祖父は医者であったがちょうどあんな感じだった。なんといっても「犯人」と「被害者」が逆であるという当時としては斬新なアイデアが光ります。でもホントは○○が××じゃなくって、全員が△△なんです。ぜひ見よう!
阿佐ヶ谷さん 7点(2001-04-15 03:37:24)
33.ちょっと複雑な人間関係があるので、集中して観ないと入り込めない(当たり前だが)。
雰囲気もそれなりだし、内容も悪くない。よく出来た作品でもある。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-03 17:47:59)
32.今の日本映画では無理であろう、俳優の演技力でみせる、という映画でした。一方、使い古されたプロットが多いため、相当早い段階で全てが透けて見えたため、作品の魅力が半減し残念でした。当時は、相当に魅力的な小説、映画だったのだろうと想像します。
みんな嫌いさん [地上波(邦画)] 6点(2015-08-16 14:16:58)
31.ネタバレ 幼い頃に親がテレビで観ていたものを訳もわからず観ていて、あのリアル日本人形の恐怖しかトラウマで記憶に残っておりませんでしたが、大人になってちゃんと拝見したところ、岸恵子が出た時点でミステリーではなくなってしまった。いや、私じゃなくてもタイトルのあとのキャスト順でわかってしまうよね。後はただ原因を探るだけの映画になってしまった。私にとってはキャスティングミスとしか思えない。例えばせめて、岸恵子の役を草笛光子が、草笛光子の役を岸恵子がやっていれば少しは観客の推理が惑わされたかもしれない(草笛さんすみません...)。ただしリアル日本人形は今観ても怖かった。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-19 21:35:07)
30.ネタバレ 横溝正史と言いますと、何と言っても「獄門島」。俳句の通りに見立てられた3つの殺人、そこには様々なトリックが凝らされていて、まあ実に見事ですね。それから10年ほどして発表された「悪魔の手毬歌」で、歌詞通りの殺人というテーマがまた取り上げられますが、さすがにそこまでトリック三昧な内容ではなく、どうしても二番煎じの印象が拭えません。それでも「なぜそんなところにサンショウウオがいたのか?」といった魅力的な謎を提供しているのは、さすが、ですが。それに、3つの殺人というところまで「獄門島」と同じなのは、いわば作品自体が「獄門島」に対する見立て、とでも言いますか、一種の目くらましなのかも知れません。で、それを映画化した本作、市川&石坂シリーズでは犬神家に続く、第2作です。一にもニにも、古民家のもつ侘び寂びの雰囲気が、懐かしいようなコワイような感じがして、いいんですね。ですが、被害者でもあり容疑者でもある登場人物たちを、犬神家ほどうまくは描き切れていない気もします。登場人物の印象が薄いせいで、発生する殺人事件のインパクトも薄くなる(極端に言えば、「今回殺されたオマエ、誰だっけ?」とツッコミたくなる)。その分、若山富三郎演じる磯川警部に映画の力点が置かれることにもなるのですが…。あるいはこの、オドロオドロしい「悪魔の手毬唄」というタイトルをミスディレクションに使って、それとは正反対のロマンスを描こうとしたのがこの作品、なのかもしれません。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-13 10:07:35)
29.ネタバレ 原作は「八つ墓村」に次いで好きだったけど、映画は(新旧の「八つ墓」より)こちらの方が良く出来ていると思います。市川崑のカット割りは芸術的というより職人技を極めた趣きです。矢継ぎ早に台詞を繋いだり、意味が無いような短いカットを挿入したり。それらが面白い味になって、この監督独特のリズムを生み出しています。それと、岸恵子の存在感が際立っています。映画化された横溝作品の真犯人は女性が多いけど、その中でもピカイチだと思います。金田一耕介って実はたいした働きをする探偵じゃない。事後に顛末を説明する解説者です。だけど、このシリーズは探偵の快刀乱麻ではなく、猟奇的な連続殺人の描写が見どころになっていて、探偵は事件の裏にある事情を斟酌する人間味で勝負しています。かなり珍しいタイプの探偵さんだけど、不満は無くてむしろ好き。石坂浩二はハマリ役でしょう。ちなみに、異母兄妹が魅かれ合ったからって、片方を殺すことはないと思いました。兄貴の方に事情を説明すれば済む話かと…。その兄貴役の北公次だけが、どうしてもダイコンに見えました。
アンドレ・タカシさん [地上波(邦画)] 6点(2012-04-30 16:45:12)
28.ネタバレ  金田一耕助というのは、追っかけ追っかけ事件を解決する「防御率」の低い探偵として知られている。全部とは言わないが、彼の事件解決法は多くの場合、昔の事件の資料や証拠を現場ではない場所へ行って調べてくる、というもので、他の名探偵と比べると論理によって「コレコレこうだから、それしかありえない!」という推理の見事さがない。そこの所はミステリの醍醐味の一つだから、原作を選んだ時点での大きなハンデといえる。前作『犬神家』の場合は、そんなもの無くても、事件そのものに魅せられるドラマ(愛という普遍的テーマ)が有ったが、今回の事件は状況があまりに特殊で、そういう部分で感動を得るのは難しい。息子が異母兄妹と結婚する羽目になりそうでさあ大変、というのではちょっと心動かされない。
 また、これを言ったら酷かもしれないが、事件とその周辺事情が前作ほどシンプルでないため、これだけの時間を使ってもまだ、描き足りない感じが残る。殺人を手毬唄になぞらえる意味とか、里子が入れ替わる部分とか。なにかバタバタとイベントをこなして、事件が解決したような感じ。まあ、それだけ原作に無駄が無いという事かも知れないが、2時間半の映画にするなら、それなりの収拾選択というか脚色・潤色が必要だったろう。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-23 17:57:55)
👍 1
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 107人
平均点数 7.31点
000.00%
100.00%
200.00%
310.93%
432.80%
587.48%
62119.63%
72422.43%
83028.04%
976.54%
101312.15%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review6人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 5.83点 Review6人

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