映画『サニー 永遠の仲間たち』の口コミ・レビュー
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作品情報 サ行
サニー 永遠の仲間たちの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
サニー 永遠の仲間たち
[サニーエイエンノナカマタチ]
Sunny
(써니/Sseo-ni)
2011年
【
韓
】
上映時間:124分
平均点:7.14 /
10
点
(Review 28人)
(点数分布表示)
公開開始日(2012-05-19)
(
ドラマ
・
コメディ
・
青春もの
)
新規登録(2012-06-01)【
Carrot Rope
】さん
タイトル情報更新(2018-08-14)【
イニシャルK
】さん
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監督
カン・ヒョンチョル
キャスト
ユ・ホジョン
(女優)
現在のナミ
シム・ウンギョン
(女優)
高校生のナミ
チン・ヒギョン
(女優)
現在のチュナ
カン・ソラ
(女優)
高校生のチュナ
コ・スヒ
(女優)
現在のチャンミ
ミン・ヒョリン
(女優)
高校生のスジ
ナム・ボラ
(女優)
高校生のクムオク
チョン・ウヒ
(女優)
イ・サンミ
キム・シフ
(男優)
過去のジュノ
イ・ギョンヨン
(男優)
現在のジュノ
声
高橋理恵子
(日本語吹き替え版)
脚本
カン・ヒョンチョル
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28.
ネタバレ
この映画は心に突き刺さる。懐かしさ、そして現状からの再生。大根監督作品との大きな差はこれ。そして、ラスト。感涙のラストダンスから、号泣のラスト顔見せ。そして、タイムアフタータイム。素晴らしい。
【
にけ
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2019-01-28 21:52:46)
🔄 処理中...
27.『スウィング・キッズ』があんまりすばらしかったので、こちらも見てみました。偶然であった高校時代の友人が、末期ガンで余命いくばくもないところから、高校時代の仲間を再結集するという話。時間は25年前にさかのぼり、主人公が転校してきて、そのグループに入っていくところから、高校時代と現在をゆききする展開です。
『スウィング・キッズ』はアップダウンの大きい、どぎつい展開でしたが、こちらはコメディ部分のおおげさな演技が大丈夫なら、わりと万人うけしそうです。とっても楽しかった。1月なのに、今年一番になるかもという作品でした。
女性の人生って、男性以上に、「結婚したか」「子どもがいるか」「仕事は続けているか」など選択肢によって、大きく変わっていくところがあるので、友達を続けていくうえでのハードルは男性よりも高めな気がします。実際、彼女たちも、主人公が探偵を使って仲間を見つけ出して連絡を取ろうとするまで、ある事件が起こってから、お互いの関係はみな切れている状態でした。
主人公は、グループのリーダー(若いころの小池栄子似の女の子 日本版リメイクで小池栄子が大人の彼女になるのも納得)に気に入られて、グループに引き込まれるのですが、グループのみなとなじむのには、あれやこれやの葛藤があり、でもそうした葛藤を乗り越えて仲良くなった先には、それはもう親友というしかないような固い結束が生まれます。
そういう過去がしっかり描かれているので、現在時点での無茶な展開にも、それなりのリアリティが感じられ、ああ友情っていいなあということをしみじみと感じさせられました。
高校時代の主人公の女の子の演技は志田未来に似た感じで、若干おおげさなところもあったのですが、なかなかかわいかったです。
【
KazumaK
】
さん
[インターネット(字幕)]
9点
(2025-01-30 11:41:11)
👍 1
🔄 処理中...
26.素晴らしい女性の友情物語。
笑いあり、涙あり。最後の最後まで惹き付けてくれるわ。
韓国映画はバイオレンスなイメージが強いけど、友情モノも面白いですね。
昔の友人に逢いたくなる良作でした。
【
tonao
】
さん
[インターネット(字幕)]
9点
(2020-05-09 17:01:21)
🔄 処理中...
25.本国・韓国でも評判になった本作。ハイ、とってもベタではありましたが、私もハマりました。分かりやすいコメディ要素を入れつつ、泣かせるポイントはこれでもかと指圧の如くグイグイ押しまくる。それでも魅かれたのは、女子のための女子による女子の友情物語だからというところ!女同士だから難しい、そして楽しい。そんな女子たちの関係を描いているところに、掴まれました。女子は国境を超えて同じなんだなぁとググッときました。最後の爽やかな涙もいいですね。出来過ぎ感あるエンディングですが、女子の友情ファンタジーだと思えば、これはこれでOKです。
【
泳ぐたい焼き
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2013-11-04 00:52:48)
🔄 処理中...
24.この新しさと陳腐さを兼ね備えた映画はハリウッドはおろか、邦画でも決して撮ることはできないと確信できる。古臭さすらオリジナリティになっていて面白い。痛快な映画であった。
【
Balrog
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2012-11-10 14:51:59)
🔄 処理中...
23.
ネタバレ
悩んだり対立したり楽しくてバカで切なくてキラキラした彼女達の高校生活。学園祭の日、その青春の終わりを告げるのがきらびやかなダンスのステージではなく、最悪の悲劇であったというところがとても厳しく、光り輝いていた筈の未来が現実の重さに圧されてゆく事をこれ以上無い痛みという形で描きます。25年後の現実の厳しさは、かつてのリーダー格の末期ガンという形で最初から提示され、ですがあくまで映画は笑いとブラックなネタで彩られ(主人公のイタコ状態はマジでヤバ過ぎ)、テンポ良くたっぷりの見せ場で自在に過去と現在を行き来し、決して飽きさせる事はありません。軍事政権下にあったかつての韓国の姿を、ただの背景やスタイルではなく、人々の表情をふんだんに盛り込む事でそこに生きた人々を浮かび上がらせ、現在に繋がる生を感じさせます。現在のシーンも悲喜を織り交ぜ更なる未来への道筋までも示し(最大の悲劇をサラリとすっ飛ばした後のラストは都合良過ぎな感が無きにしもあらずですが、これは救済の物語ですからね)、一本の映画に様々な感情が次から次へと湧き出す稀有な体験をしました。笑わせ泣かせるというのは韓国映画の決まり事のようになっている感もありますが、これはその基本を活かしつつ、多彩多層なエッセンスを巧みに組み上げ「大笑いしながら泣けるけどどっしりとした厚みのある素晴らしい映画」という離れ業を成し遂げました。韓流にゲンナリ食傷気味な人も(映画の中でそれを皮肉っているシーンがあったりして大笑い)これはイケるんじゃないかと思います。
【
あにやん🌈
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2012-06-10 16:27:50)
👍 1
🔄 処理中...
22.前半コメディかなーと思わせておいて、
やっぱり後半シリアスに泣かせにくる。
メンバーの女子高生時代の友情と、
大人になってからの再会を描いた青春映画。
泣ける良い映画でした。
最後の最後が衝撃だった。
これただのハッピーエンドかな?
穿った見方かもしれないけど、
スジは、もしかして…。
この結末、単純な話じゃない気がする。
【
愛野弾丸
】
さん
[インターネット(字幕)]
8点
(2021-07-08 22:29:58)
🔄 処理中...
21.日本版を見るチャンスがあったので、録画して保管しておいた元作を先にチェックしました。
各国でリメイクされるほど評判が良い作品なので期待して観ました。
期待してハードルを上げて観たのに凄く良かったです。
韓国の時代背景はよくわかりませんが、激動の時代だったのでしょうね。
現在パートは日本とさほど変わらないのに過去は日本の15年ほど前のような。
物凄い勢いで発展したのだなぁなんてところも観ていて思いました。
だからでしょうか、オバはんの私には日本版よりこちらの方がしっくりきました。
そして洋楽と韓国歌謡の織り交ぜながらの過去背景にも洋楽の方に妙にしっくり。
音楽の使い方も良かった。
何よりさほど知らない俳優だから感情移入もしやすい。
あの事件から逃げるように会わなくなってしまった親友たちが
悲しいきっかけではあるけれどまた集えて良かったと画面越しに応援できた作品。
【
movie海馬
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
8点
(2021-02-14 21:59:13)
👍 1
🔄 処理中...
20.
ネタバレ
仲良しグループは名前があることが特に重要です。名前があることによって、仲間たちの連帯感や結束力はあきらかに倍増します。おまけに、仲間同士で秘密を共有しているような高揚感もある。だから仲間たちを繋ぎ止めているのはグループ名そのもの、と言っても過言ではありません。彼女たちのグループ抗争と、軍隊と民間人による大人の抗争の場面は楽しい。少女たちが、大人たちの世界には全く興味ないことを面白おかしく皮肉っていて、とても笑えます。笑い転げるというよりは、ニヤニヤ見てしまう感じ。子供の世界と大人の世界。それは近いようで、決して交わうことのない別世界なんです。最後、音楽にのって踊りまくる彼女たちは、まるで少女の頃に戻ったよう。男って大人になっても大きな子供みたいなものだが、なんだ女も一緒じゃん! ってちょっと安心しました (笑) スジが帰還し、大人になった「サニー」が勢ぞろいしたその瞬間、彼女たちはみな少女の顔になる。 (遺影のチュナまで!) 粋な演出だね~。友情を信じた者たちが、友情によって人生を救われる。ちょっと出来すぎな結末でしたが、やっぱり映画には希望がなければね。でも邦題はちょっと残念。「サニー」だけでいいんじゃない?
【
タケノコ
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2014-02-02 17:41:51)
👍 1
🔄 処理中...
19.
ネタバレ
韓国のこういうドラマ作品って、一見ベタな描写を入れるのが上手いですね。それこそ夕日に向かってダッシュを、素でやってしまいそうな勢いです。邦画は、そういうベタな描写を恥ずかしがって、描かなければいけない大事な要素まで削ってしまう傾向にあると思います。この作品は、本来描かなければいけない「青春の輝き」(書いてるのも恥ずかしいけどw)を、逃げずに真っ向から描いた良作だと思います。主人公たちの内輪だけでなく、異性や家族、敵対グループ、仲間になることが出来なかった奴、すべての人間がキラキラ輝いて生き生きとしていました。
以下蛇足の感想。クライマックス直前の女子2人の掴み合い場面は、前田敦子と大島優子がどつき合いしてるように見えてしまい、物語とは別方向の変な妄想をしてしまいました、スミマセン。
【
ゆうろう
】
さん
[映画館(字幕)]
8点
(2012-11-27 02:01:30)
🔄 処理中...
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18.
ネタバレ
韓国映画にあまりイメージの無い友情モノ。あんまり韓国映画は観ないから出てる人全然わかんないけどw面白かった。韓国語にも訛りがあるんだね(当たり前だw)。若干置いてけぼり感ありで当時の韓国状況に明るくないとわからない部分がちょっとね&ラストが何か安直 +スジのその後が知りたかったなーーー! 1点おまけの7点デ
【
Kaname
】
さん
[インターネット(字幕)]
7点
(2020-06-26 08:14:01)
🔄 処理中...
17.
ネタバレ
こ、高校生?中盤くらいまでずっと小学生だと思って見ていました。だってねえ。このノリ。このファッション。当時の韓国の高校生って随分子供っぽかったのですね。序盤の休み時間の雰囲気なんか、完全に小学校です。
さて、映画は、わりと面白かったです。余命わずかな親友との再会。親友の最後の頼みで『サニー』のメンバー、チャンミ、ジニ、ポッキ、クムオク、スジを探すことに。ありきたりのプロットだし、退屈になりそうな題材を、小さなエピソードの積み重ねで楽しく見せてくれます。現在と過去を交互に見せる見せ方も、この映画においては効果的だったと思います。
高校生のときに夢見ていた未来の自分と現実とのギャップ。こーゆーシーンがあると、韓国のことなんかなんも知らないのに、なぜかノスタルジックな気分になります。結構好きなシーンです。
で、正直コメディパートが個人的にはややいまいち。はっちゃけすぎていて、笑えるどころか寒気をおぼえます。
でも前半のコメディが効いているから、後半の事件に衝撃を受けます。ギャップって大事。なのでコメディ要素はあったほうが良かったのですが、要はそのバランスです。
最後の最後で『スジ』と再会できてよかった。ですがスジがあの事件の後どうなったのか。『退学』って言っていたけれど誰が退学になったのか。スジは今まで何をしてきて、今何をしているのか。全く明かされなかったので、そこだけ消化不良です。
【
たきたて
】
さん
[ブルーレイ(字幕)]
7点
(2019-10-01 05:12:05)
👍 1
🔄 処理中...
16.良い映画だとは思う。何度かうるっときたし、最後まで飽きずに観られる。面白い声を出す女優二人とか配役も良かった。ただし、この映画がどストライクなのは「1980年代に青春時代を過ごした韓国人(女性)」ということになるので、これから外れる人は少々置いてけぼり感を抱くかもしれない。自分はそうだった。また、安直なラストも目をつぶって見逃すことはできない。よって7点とさせていただく。
【
リーム555
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2019-08-04 13:42:28)
🔄 処理中...
15.
ネタバレ
なるほど、それで「サニー」なワケね。
ラストのダンスへの伏線だったか!
女子高の人間模様が、韓国と日本では微妙に違うと感じたよ。
(日本の方が陰湿?)(韓国は分かりやすい?)
韓国の女性がカラッとしているのが分かる。
あぁそれで「KARA」なのかな?
人気女子アイドルグループの名前が・・(笑)
女性たちのケンカが元気いいよね~。
病んでるとこと言えば、シンナー中毒かなぁ。
この明るさが最後のおばさんダンスを粋なものにしてくれる。
素敵でした。
【
トント
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2018-11-22 02:07:52)
🔄 処理中...
14.
ネタバレ
25年後に死ぬ事をネタバレし、将来起こる事を何も知らない若かりし頃の映像を見せて、現在と過去を行き来する手法は『横道世之介』に似ていて映像と懐かしい音楽の力でうまく引っ張っていると思う。こっちの方がストレートでハッピーエンドではあるが。過去の自分は他人なわけで、ベンチで現在ナミが過去ナミを抱きしめるシーンは映像ならではの効果で特に印象的。また、観客は登場人物に自分を投影するので、各々心に響くモノがあるだろう。当時の時代背景や女子高文化のようなモノはよくわからないのだが、日本はバブルに向かう時期で、韓国はソウル五輪目前のイケイケの時代だったのかなと。(その象徴的記号がNIKEブーム?)
結局は卒業後に殆ど連絡もとらず、仲間が何をしているかもわからず、互いに助け合う事もなく、結果各々が厳しい現実を生きてきたわけで、そういうリアリティー性が垣間見える。特に女は結婚とか出産で選別されていくので、30あたりから疎遠になりがちだし、誰かが死ぬとかでもないと集まらないだろうし。1人ぐらいは「今更なんだよ?」ってのが居てもよかったような気もするが。ラストの遺産による金銭解決というファンタジー性には疑問もあるのだが、40過ぎると人生の結論・結果も出始めていて、やり直せるか否かはカネ次第というのはそれはそれで結構シビアな現実を表現しているとは思う。実際には高校時代の仲間が金銭支援して助けてくれる事は皆無だろう。だから昔の仲間が集まった所で人生の問題はなんら解決はしない。そもそも同窓会に来る連中というのは、今が幸福で上手くいっていて、かつ過去に恨みのない人間だけ。その他は探偵でも使わないと見つける事もできない。人生は選択の連続であり、その結果は自分で背負わねばならないし、気がついたらあっという間に終わっているんだろうな。
【
東京50km圏道路地図
】
さん
[CS・衛星(吹替)]
7点
(2015-05-25 10:34:38)
👍 1
🔄 処理中...
13.
ネタバレ
青春映画としてはよくあるタイプだが笑いどころや泣きどころでキッチリ笑えて泣ける良作。
余命二ヶ月の旧友と偶然出会うところから話が展開するがそういう難病の部分で安易に泣かせに来ないのがいい。
テンポよく過去と現在を描き出す話術も上手いが、なにより女の子たちの演技や存在感が素晴らしい。全身を使った彼女たちの演技は若いエネルギーに満ち満ちていて、観ているこちらをも元気にしてくれる。
そういう部分が素晴らしいから細かいところはあまり気にならないが、ラストの遺言のところは「ん?」と思ってしまう。やはり解決方法が安易ではないだろうかと。そこが気になるとその後のダンスから全員が集まってみんなが少女の笑顔に戻るラストも、上手いと思いながらも何かもやもやしてしまい残念だ。
あと病室で流れていたテレビドラマでの兄妹ネタや難病ネタ。「またかい!」って韓国の人もそう思ってるんだなあ(笑)
【
⑨
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2014-12-05 18:05:57)
👍 2
🔄 処理中...
12.
ネタバレ
ド直球の青春映画。過去と現在が並行して描かれ、段々とキャラクター達に深みが増していくという構成自体は、結構いろんな映画で良く見ますが、矢張り良い効果を生んでいると思いました。特に終盤の未来の自分たちに向けたビデオレターの場面は、それまでキチンと明るい未来を夢見ていた少女時代と、厳しい現実の中で生きている大人時代を描いているだけあって、かなりグッと来てしまいました。誰だって100%の理想の人生を進めるわけないですものね。
但し、結構力技で欠点を無視してる点もあるなとも思いました。例えば、主人公が頭がいいって設定はあんまり活かされない。作劇的には絵が上手いで充分です。初恋のイケメンとのロマンスは少女たちの友情物語に無理に挿入している感が否めず、なんかその部分だけ他と浮いているなぁとも思いました。そもそも余命2か月のガン患者を街中の喧嘩に巻き込んでいいのか、というか喧嘩できる程元気なのか、とつい気になってしまいましたね。それから結構な人が気になる部分でしょうが、最後に遺産が皆に分与されてメデタシメデタシってのはどうかと。死んでしまったリーダーをみんなが改めて目標にして新たな人生を自らの力で築いて欲しかったです。
まあそんな野暮な不満点を吹き飛ばすのが、最後のダンスシーンですね。これぞ青春。
【
民朗
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2014-10-02 07:06:42)
👍 1
🔄 処理中...
11.作中二度目の『愛のファンタジー』が流れる喫茶店内、
ユ・ホジョンの成瀬目線によってかつての片想いの相手の登場が仄めかされる。
そこでパラレルに映し出される失恋の記憶。
同じくここでもシム・ウンギョンの目線送りが彼女の想いを語る。
彼女の視線を介すことで、画面外の出来事への思い入れと共有感覚がより増す。
現在の視線、過去の視線がシーンを繋ぎ、鏡面のように交錯・融合しあう
夜の歩道とベンチの場面が美しい。
その冴えわたる視線演出はラスト数カットで再び見事に決まる。
それらが感動的なのは勿論、台詞を大幅に削り、
視線によって心を通わすシーンだからだ。
対して遺言のシーンがつまらないのは、
その内容やリアクション云々より何より台詞偏重であるからということになる。
ありがちな故人のヴォイス・オーバーなどを用いずに
第三者の代弁として処理したことでかろうじて
言葉そのものがより活きたものとはなっているが。
続く都合三度目となる『サニー』のダンスシーンは
約1秒刻みにまで分解した細切れカッティングが煩わしく、
リズム感覚やテンポと引き換えにダンスの映画性が大きく減殺している。
暴力沙汰で護送される車両内のラジオから流れてくる『サニー』に
それぞれが体を動かしだす1ショットのほうが断然良い。
『ラ・ブーム』譲りのヘッドフォンの活用など、
前作同様に音楽の挿入方法についてはかなり凝り性らしい。
物語的な貶しどころも多々あるがキャラクターの魅力が何よりだ。
【
ユーカラ
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2013-06-06 00:50:00)
🔄 処理中...
10.
ネタバレ
セイシュン、それは楽しみ100倍、苦しみ100倍。そして大人になって、ジェットコースターのようなセイシュン時代を思い出すと、苦しみですら良い思い出になってる。軍事政権下で、大人たちが殺し合いをしている。その横で、主人公たちが不良少女軍団と決闘している。抜群のセンスの武勇伝です。泣くほど笑いました。昔、似たような小説を読みました。みんなのボスだったジャイアンが大人になったら悪徳リフォーム会社の社員になってクビにされるのを怯えていた。みんなのマドンナの静香ちゃんは、DV夫と結婚し、昔の同級生だったのびたに、夫の愚痴をこぼしてばかり、という話でした。重松清の本でした。喧嘩が強かった子供や、美人だった子供ほど、大人になると、子ども時代とのギャップに驚くことがあります。この映画では、大人時代のみじめな自分たちには焦点が当てられていません。ひたすら輝かしい過去の栄光に焦点が当てられているのですが、現実から目を背けているわけではなく、しいて言えば、思い出という名の宝物を取り戻そうとする物語だと思いました。子供時代は傷ついた思い出しかない。しかしである。あるきっかけによって、自分の人生で一番輝いていたのは、あの瞬間だったと気が付かされる。人間って、失わないと、失ったものの価値に気が付かない。そしてセイシュンは失った後にその大切さに気が付く代表格のようなものだ。音楽って不思議です。10年前の音楽を聴くと10年前を思い出す。20年前の音楽を聴くと20年前を思い出す。私の時代は、今のモーニング娘じゃなくておニャン子クラブの時代でした。あのころの曲を聴くとやはり酸っぱい過去を思い出しますね。セイシュン時代は自殺したいほど苦しいこともあります。しかしなぜかそれが甘酸っぱい過去へと変わっている。つまり、死にたくても頑張って生きていれば何とかなる、ということです
【
花守湖
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2013-04-21 23:54:40)
👍 1
🔄 処理中...
9.夏に同窓会をやるというので、実家から中学校の卒業アルバムを引っ張り出してきた。
15年以上経過していて、確実に記憶は薄れている。でも、記憶は決して無くなりはせず、ふとしたきっかけで甦り、思い出した瞬間からまた新しい記憶になるのだと思う。
かつて“サニー”と名付けた女子高生グループの面々が、ふとしたきっかけで25年ぶりの邂逅を果たし、それぞれの記憶が甦る。
懐かしいヒットチューンと瑞々しいコメディで彩りつつ、時に辛辣な現実を描きつけたこの青春映画の方向性は圧倒的に正しい。
諸々の描写に対して「そんなわきゃない」と言いたくなる部分は確かにある。
しかし、そんなことどうでもいいと思わせてくれる。そう思わせる要因は、何を置いても登場人物たちの素晴らしい存在感だと思う。
特に、高校生時代の“サニー”の面々を演じた若い韓国女優たちの、台詞回し、動き、風貌、佇まい、眼差し、あらゆる要素を含んだ“女優力”が素晴らしかった。
彼女たちが、笑い、泣き、傷つき、そして生きていく、その一つ一つをいつまでも見ていたくなった時点で、この映画の価値は揺るがないものとなったと思う。
映画の作り方も非常に巧みだった。高畑勲の「おもひでぽろぽろ」を彷彿とさせる主人公の主観による「現在」と「過去」の“行き交い”が、無駄の無い映像構成で叙情感豊かに映し出されていた。
映像的な展開のスムーズさが、心地よいテンポを生み、彼女たちの記憶をすんなりと追想できた。
人物描写も映像構成も本当に素晴らしい。
ただし、だからこそストーリーの顛末にあと一つの「工夫」が欲しかったことも否めない。
途中の展開の強引さは許容出来る。しかし、ラストの結び方には少々安直さを感じてしまった。
何か最後にハッとさせるストーリー的な巧さが備わっていれば、この映画の価値は更に高まったろうと思う。
それでも、この作品が多くの人に愛されるべき青春映画であることは間違いないし、本当に大好きなシーンで溢れている。
たぶん僕は、これから幾度も“サニー”の彼女たちに会いたくなるだろう。
【
鉄腕麗人
】
さん
[ブルーレイ(字幕)]
7点
(2013-03-12 15:46:37)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
28人
平均点数
7.14点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
3.57%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
2
7.14%
6
4
14.29%
7
11
39.29%
8
4
14.29%
9
5
17.86%
10
1
3.57%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.00点
Review1人
2
ストーリー評価
8.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
9.00点
Review1人
4
音楽評価
7.00点
Review1人
5
感泣評価
9.00点
Review1人
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