映画『スノーホワイト(2012)』の口コミ・レビュー

スノーホワイト(2012)

[スノーホワイト]
Snow White and the Huntsman
2012年上映時間:127分
平均点:5.20 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-15)
アクションラブストーリーアドベンチャーファンタジーシリーズもの小説の映画化
新規登録(2012-06-01)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2025-01-16)【イニシャルK】さん
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監督ルパート・サンダーズ
助監督セドリック・ニコラス=トロイアン(第2班監督)
キャストクリステン・スチュワート(女優)スノーホワイト
クリス・ヘムズワース(男優)猟師 エリック
シャーリーズ・セロン(女優)女王 ラヴェンナ
サム・クラフリン(男優)ウィリアム王子
イアン・マクシェーン(男優)ビース(森の番人)
ボブ・ホスキンス(男優)ミューア(森の番人)
レイ・ウィンストン(男優)ゴート(森の番人)
ニック・フロスト(男優)ニオン(森の番人)
エディ・マーサン(男優)デューア(森の番人)
トビー・ジョーンズ(男優)コル(森の番人)
リリー・コール(女優)グレタ
ラフィー・キャシディ(女優)スノーホワイト(幼少時)
ジェイミー・ブラックリー(男優)イアン
坂本真綾スノーホワイト(日本語吹き替え版)
椎名桔平猟師 エリック(日本語吹き替え版)
小雪女王 ラヴェンナ(日本語吹き替え版)
浪川大輔ウィリアム王子(日本語吹き替え版)
咲野俊介フィン(日本語吹き替え版)
山路和弘ビース(森の番人)(日本語吹き替え版)
大塚周夫ミューア(森の番人)(日本語吹き替え版)
菅生隆之ゴート(森の番人)(日本語吹き替え版)
茶風林ニオン(森の番人)(日本語吹き替え版)
山野井仁デューア(森の番人)(日本語吹き替え版)
高木渉コル(森の番人)(日本語吹き替え版)
佐々木睦クワート(森の番人)(日本語吹き替え版)
魚建ガス(森の番人)(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ハモンド公爵(日本語吹き替え版)
西凜太朗マグナス王(日本語吹き替え版)
林真里花王妃エレノア(日本語吹き替え版)
大塚明夫鏡男(日本語吹き替え版)
園崎未恵ウィリアム王子(幼少)(日本語吹き替え版)
勝生真沙子ラヴェンナの母(日本語吹き替え版)
小島幸子グレタ(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
五十嵐麗(日本語吹き替え版)
武田幸史(日本語吹き替え版)
原作グリム兄弟「白雪姫」
脚本ホセイン・アミニ
ジョン・リー・ハンコック
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ピート・アンソニー
ジェフ・アトマジアン
ジョン・キュール
ジョン・アシュトン・トーマス
撮影グレッグ・フレイザー
製作ジョー・ロス
サム・マーサー
ユニバーサル・ピクチャーズ
特撮リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
セドリック・ニコラス=トロイアン(視覚効果スーパーバイザー)
衣装コリーン・アトウッド
編集コンラッド・バフ
録音アンディ・ネルソン[録音]
東京テレビセンター(日本語吹き替え版 ダビングスタジオ)
字幕翻訳古田由紀子
その他ピート・アンソニー(指揮)
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💬口コミ一覧

46.ネタバレ 久々に百花撩乱の映像美を楽しみました。CGによるメルフェンチックの極致とも言えるサンクチュアリの風景、湖、深い森の峡谷の俯瞰、連なる山並みの美しい稜線、さらには「赤と白」を際立たせた雪とバラ、赤の軍旗と黒い甲胄など何処かリドリー・スコット監督にも似たカメラセンスを感じました。本作のルパート・サンダース監督もやはり英国出身とのことで妙に納得しました。▼其れにも増して、シャーリーズ・セロンの壮絶なまでの美しさと、心の奥底まで表しているような豊かな表現力に圧倒されました。特に、最後にスノーホワイトに刺された瞬間に見せた、あの哀れむような悲愁に満ちた眼の演技にはびっくりしました。つまり「今は、私を滅ぼして、貴女がこれから女王になるのだけれども、貴女もいづれは年老い醜くなって死んでゆくのよ!」と哀れんだ眼と感じたのです。さすがオスカー女優でした。この「自分自身の美しさ」を死ぬまで追い求める女性の気持ちの裏の「執念と嫉妬」を痛いほど感じたのは小生だけだったのでしょうか?▼それにしても、あの騎馬軍団の突撃と天秤式石投げ機による攻撃シーンは、黒澤明監督の「乱」の戦斗シーンを見習ったような素晴らしさでした。▼スノーホワイト本人の女優さんよりも、スノーホワイトの子役の女優さんの美しさにみとれてしまったのは小生のロリコン趣味??からでしょうか。
亜酒藍さん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-15 17:13:41)
👍 1
45.話がつまらなすぎて泣きそうになった・・・
①キャラクターに魅力がない:
脚本家が「ドライヴ」の人なので全く期待はしていませんでしたが、それにしたってこれはない。
主人公のスノーホワイト、2人いるヒーローの狩人、7人(はじめは8人)の小人それぞれに全く魅力を見いだせません。
唯一といっていいほど感情移入の余地があるのは、敵の女王です。
このおかげで主人公サイドを全く応援する気になれず、女王を応援したくなる始末です。
②感情表現が一本調子:
スノーホワイトは作中ほとんど笑ったりせず、いっつもしかめっつらです。
他のキャラクターも感情の浮き沈みというものが見えづらいですし、衝撃的な事実にも反応が薄かったりで、全く熱くなれません。
③ポンポンとうまくいきすぎ:
主人公たちの困難はあっさりと解決できています。
都合のいい展開はツッコミどころ満載です。

また、この映画が誰をターゲットに作られているのかがわかりません。
家族向けとしては怖すぎるし、ダークさを期待している大人には中途半端だし、デートでもヒーローが格好良くもなんともないのでオススメできません。
展開もキャラクターの表情もひたすら暗くて、コメディシーンも一切なく、かといっていい意味での重圧さは皆無の、ただの薄っぺらい話・・・これのどこに面白さを見い出せばよいのでしょうか。
結局、女王を演じるシャーリーズ・セロンの魅力と、映像美だけが救いでした。
鬼気迫るその演技と、不気味にうごめく怪物たちの描写はなかなかに楽しめると思います。
あと「もののけ姫」を気持ちよくパクッたシーンは失笑必死です。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 2点(2012-06-15 22:39:56)
👍 2 😂 1
44.ただ単に「白雪姫」を映画化しただけ。そんなのはディズニーに任せておけばいいのであって、すべてにおいて中途半端。「本当は怖いグリム童話」などで本来の物語がかなりおどろおどろしいものだとみんな知っているのだから、もっとバイオレンスに、もっと残酷に、もっとエロティックに、もっと下品に。言うなればもっと大胆にできたはず。シャーリーズ・セロンの美しさに+1点。途中に出た怪物はいったい何だったんだろうと思ってたら、3部作を考えているとのこと、で納得。2作目、3作目はテレビで十分。
Q兵衛さん [映画館(吹替)] 5点(2012-06-17 13:56:33)
43.ネタバレ 何とも欲張りな映画でした。「ロード・オブ・ザ・リング」のような壮大なスケール。「もののけ姫」に出てくるような不思議な生き物たち。スノーホワイトは「ジャンヌ・ダルク」のようにカッコよく、そしてシャーリーズ・セロンは本当に魔法がかかっているのかと思うほど美しい。おまけで個人的には、エリック役のクリス・ヘムズワースが男くさくてカッコ良かった♪(これもマイティー・ソーを彷彿とさせる)これだけ書くと、いろんな映画のパクリばかりじゃないかと思われそうですが、これがそうでもない。ちゃんとおとぎ話の「白雪姫」の要素も盛り込んでいるから・・・なんとなく評価が両極端にわかれそうな映画ですが、私にはいろんな意味で、とても気持ちのいい映画でした。
しまさん [映画館(吹替)] 8点(2012-06-18 02:19:32)
42.ネタバレ 話は「つまらない」というよりも、至って「シンプル」で、展開と登場キャラが極めて淡白(女王様以外)で、どうにも盛り上がらないんですね。タイトルロールを演じるクリステン・スチュワートは「戦う白雪姫」というコンセプトの下、気丈な顔立ちと姿を優先したのか、そこは見事なハマり具合で良かったですが、感情表現はこれまた至ってシンプル。メイン男子キャラ2人もハンターは平均並みだし、ウィリアムに至っては存在感無さ過ぎ!小人達も同様で、特別「美味しい」キャラがいない。(女王の弟はまだマシ)話がシンプルな上、女王が特に民に苦行を強いる訳でも、無惨に扱う訳でもないので、スノーホワイトへの感情移入が全く起こらないんですね。なので決起するシーンでも、女王の城に攻め入る時も盛り上がらないし、高揚感が無い。ここが残念。これが長編映画デビューとなる監督サンは、まぁ映画は良く観ているな、と感じる構成の手堅さと上手さは感じられました。(小人達が出てくる辺りは中だるみし、テンポ悪し)スノーホワイトの光を浴びた凛とした美しさ、サンクチュアリでの明るくて優しい雰囲気に対して、女王の冷たく無機質な美貌、光の差し込まない城内の暗さとの対比が一層際立つ。ですが話はホント表面的描写だけなので、っていう位の面白さです。と、ここまで一切触れませんでしたが、兎にも角にもセロン女王様の為の映画でした。永遠の美と生命に執着する余りに取り乱す姿に、カラスをモチーフにした黒衣のドレスから様々な女王様コスが観ていて飽きません。終始セロン女王様の圧倒的存在感がこの映画を支えており、それだけで十分と言える映画。なのでもっと派手な演出のセロン女王様のシーンが見たかった、という心残りがあります。「ナルニア」然り、やはり女優さんにはこういう役の方が断然「美味しい」ですね。と書きつつ、ホントにまたセロン女王様が見たくなってきましたよ。(笑)
mikiさん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-18 09:07:39)
41.ネタバレ 大多数の女性の願望でもあろう、『永遠の若さと美貌』を渇望する魔女役のセロンは妖艶でハマりすぎてましたね。若さを吸い上げて美顔状態にしろ、邪悪度アップした顔つきにしろ、魔法が抜け老化した顔にしろ、様になってるのは流石でした。クリステン・スチュワートのスノーホワイトも悪くはないですが、陰気で華やかさに欠けるし存在感が薄い。セロンとは完全に格が違いましたね。新解釈と位置づけて戦う白雪姫になっていますが、いっその事、魔女が主役で勝っちゃうのもアリだったんじゃないの?と思います。 『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが作品が変わっても斧を持っていてウケましたが、この人はほんと頼もしさが溢れてるしイケメンですねぇ。道中で無駄死に扱いされたら嫌だなぁと思いつつ観てましたが、悪くない扱いで安心しました。 世界観もビジュアルも好みの部類なので退屈はしませんでした。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-18 22:06:04)
40.ネタバレ 他愛のないストーリーだけど、最後まで楽しく観られたのはセロン姉さんのおかげです。癖のない美しい顔立ちが様々に変化して飽きることが無い。彼女の「美しさ」への拘りが物語を牽引する鍵なので、見せ方も念入りで説得力があります。陰気なクリステン・スチュワートを圧倒していたと思います。この二人の競演への興味で劇場へ行きましたが、まだまだ小娘には負けていません。小人とか林檎とか、モチーフはなぞっていますが、ほとんど新しい「白雪姫」だと思います。魔女とスノーホワイトが繰り広げる「美」を巡る攻防を、そのまま国家主権の奪い合いにまでスケールアップさせて戦闘のスペクタクルが加味してあります。でも、スノーホワイトが革命を叫んで陣頭に立つシーンはいささか違和感がありました。その辺り、クリス・ヘムズワースが前に出て欲しかったですね。映像の作り込みのレベルは高く、見応えがあったのは妖精がいる森の描写でした。「もののけ」の木霊みたいなのが出て来て似てるなぁと思っていたら、まさか「あれ」まで出てくるとはね。立っている場所までそっくりで笑っちゃいました。ちなみに、私は吹替え版を観ました。よく確かめずに劇場へ行った自分が悪いのですがセロン姉さんがエキセントリックに叫ぶ度にため息が出て、そこだけは終始がっかりしていました。
アンドレ・タカシさん [映画館(吹替)] 6点(2012-06-19 18:50:44)
👍 1
39.ネタバレ きっちりとみんなが知ってる「白雪姫」をなぞってて、実は丁寧な作りなんじゃないかと思いました。問題は主演の女の子が「美人」じゃないこと!! ここを外したらストーリーが成立しないでしょ? シャーリーズ・セロンとの対比で小っちゃな娘をキャスティングしたんだろうけど「スカ」でしたね。せめてルーニー・マーラだったら美人じゃなくても納得したんだけど… 全体に初期FFに代表されるRPGの雰囲気が強いなと感じました。それから「洞窟の女王」な要素も垣間見えたのは、わたしが年寄りだから? みんなふれてるけど、ジブリの影響がふんだんにまぶされてて好き嫌いがはっきりわかれるでしょうね、わたしは好きだけど。ただ、いかにCGとはいえ「ぞわぞわ」したものを実写で見せられるとちょっとね。鹿は「あれ」って感じより、むしろ昔の「清酒白鹿」のCFそっくりで大笑い。そうそう、ほとんどの人は気がつかないでしょうけど、出てた馬はサラブレッドじゃないようです。ヨーロッパ在来種は残ってないのでそれに近い体型の個体を使ってますけど、蹄が大きく脚が太めで華奢な感じがしなくてよかったと思います。ところで、シャーリーズ・セロンずっと見てるとだんだん小島慶子が浮かび上がってきて、ウンザリしてしまうのはわたしだけの現象?
shintaxさん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-21 16:05:36)
38.ネタバレ 最初から期待値下げまくって見たらワリと楽しめました。って言っても素直に見るって姿勢には欠けまくってましたが。白雪姫、塔に幽閉されててクラリス(『カリオストロの城』)みたいだな、と思ってるそばから動物戯れ系でナウシカ?みたいになって次にサン(『もののけ姫』)かよ!シシ神様かよ!みたいな状態で。ジブリ臭いわぁ、んでも映像的には全編ほぼ灰色で『ロード・オブ・ザ・リング』風で、あと『ネバーエンディングストーリー』の悲しみの沼の展開そっくりとか『ハリー・ポッター』のディメンター風とか、で最後の方は『アリス・イン・ワンダーランド』のアリスね、みたいな。既存ファンタジーのイメージ寄せ集めって感じではあります。前世紀末に作られた『スノーホワイト』では色々とドラマを抱えたシガニー・ウィーバーに感情移入して悲しい話だなぁって感じになっちゃいましたが、今回のシャーリーズ・セロンには特に感情移入できる程のドラマも無く、ただキレイなだけのフツーの悪い人って感じで。でも、何より失敗したのは、途中で「クリステン・スチュワートってジェットジャガーに似てない?」って思っちゃった事で。もう以降はジェットジャガーが頭にこびり付いて「頑張れジェットジャガー、負けるなジェットジャガー!」みたいな感じになっちゃって。んでも、だからこそ楽しめたんじゃないかと思ったりもして。大体、甲冑身に着けて戦う白雪姫なんて、ネタとしてしか見られんわさ。アリス、白雪姫と甲冑着させたハリウッド、次はシンデレラかドロシーでも武装させますか?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-21 21:08:59)
😂 3
37.童話のヒロインがブーム、秋にはもう一つの白雪姫も公開されます。 クリステンは「トワイライト・サーガ」がそれほどイイとは思えないので、いろいろ出てほしいな。 白雪姫らしくパフスリーブの衣装を着たスノーホワイトは、童話より能動的なプリンセス、女1人に男2人なのは「トワイライト」と同じで、猟師エリックと女王の弟フィンはオリキャラ。 妖艶な美しさの女王ラヴェンナの背景が掘り下げてあって中性的なスノーホワイトと対峙、情念の化身を演じきるシャーリーズは凄味あるけど、「ブラザーズ・グリム」の鏡の女王みたいな麗しき自己愛クイーンでもありそう。 森の番人(小人さん)の中にはニック・フロストの顔も見え、ガスとスノーの場面は後のためとはいえキュンとなってしまうよ。 幸せのあまり抱きついてしまうガス、「アララ」と笑いながら突き放せないでいるスノー。 小人さんへの優しさは、彼らと同じに孤独だったからか。 ヴィジュアル映画はCM出身の監督が撮ることが多いけれど、VFXを使った動的なシーン(ヤラれると粉々に砕けるのは「トロン:レガシー」っぽい)とともに静的な画作りも美しかったです。 「黒い森」と「聖域」(サンクチュアリ)の対比も、バートンの「スリーピー・ホロウ」とスコットの「レジェンド/光と闇の伝説」を組み合わせたような森の二面性。 おきまりの戦闘は退屈だけど、「アリス」よりはいいと思うけどな。 ラストが中途半端なのは三部作だからでしょうね。
レインさん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-01 07:59:58)
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36.すのー口づけの奇跡の根拠として観客を納得させるショット、
つまりクリス・ヘムズワースのクリステン・スチュワートに対する想い・
あるいは二人の関係性の変化を決定的に示す描写がないというのは如何なものか。

会釈する大鹿に向き合う彼女を見つめる視線がそれだとしても、あまりに弱い。

そのために、彼女が目覚める感動や驚きが観る側に届いてこない。

焼き討ちに遭う村の火を見て、クリス・ヘムズワースが翻意するシーン。
サム・クラフリンとの再会シーン。クライマックスの城門突破シーン。

基本的に盛り上がってしかるべき場面のエモーションがことごとく欠落しており、
淡白すぎて拍子抜けしてしまう。

スカートの丈をつめたり白装束や甲冑を纏ったりといったせっかくの衣装替えの趣向も、
コスチュームをドラマ的に活かす工夫が欠落していてさしたる面白みもなければ華もない。
よって甲冑を着けたヒロインのアクション自体も
『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと代わり映えせず、
活劇的にも物足りない。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-04 23:59:08)
35.新しいシリアスな白雪姫、なかなか良かったです。有名なディズニーの「白雪姫」と違い、勧善懲悪でなく、それぞれのキャラクターにドラマを持たせているので、ストーリーに説得力が生まれました。"毒リンゴ"などのキーアイテムの使い方は今ひとつでしたが、濃厚なドラマに仕上がってます。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-06 21:10:02)
34.全編通して退屈の一言につきる。見ていてあくびが止まらなかった。もともと白雪姫は大して筋のない話である。それを二時間半までの物語に引っ張るのは少々無理があったように思う。要はお話が冗長でどうでもいい無意味なシーンが多すぎるのだ。
メルヘンなイメージの強い白雪姫の物語を陰惨で泥臭い感じにしたのは面白い。原作にある七人の小人も、魔法の鏡も、毒リンゴもちゃんと出てきて、それぞれが既存のイメージと違う映像化がなされていて楽しめる。
しかし、お話の筋としてはどうか。これも元々の白雪姫のストーリーがさして面白い筋書きではないせいか、お話としての面白さはいまいち。結局のところ「悪い王女を倒す」という単なる勧善懲悪な物語で終わっている。かといって悪い奴をたおしてスカッと爽快というわけでもないので、勧善懲悪ものとしても楽しめる作品ではない。話の筋にもアラが目立つ。王子様の位置付けのあの男も、人物の背景描写が少なすぎて、なぜ白雪姫にそこまで心を奪われたのか釈然としない。先述したように無駄にダラダラとしたシーンを入れるくらいなら、王女、小人たち、王女の弟、といった登場人物の過去や背景などをもっときっちり描いて、話に深みをもたせ、登場人物に感情移入できる作りにしてはよかったのではないか。
白雪姫をこんな風にアレンジしましたよ、という部分は楽しめるが、それ以外は見るべきところはあまりない平凡な作品。
椎名みかんさん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-09 09:54:52)
33.ネタバレ 元作品の知識はうろ覚えです。全般的に白雪が小汚く、若干しゃくれ?(すんません)なので圧倒的に女王様(シャーリーズ・セロン)が美しく、鏡さんのジャッジには疑問を感じました。淡々としてて感情移入は出来ないために、盛り上がりに欠けます。なるべく良いところを書きたいと思っていますが、あまり思いつかなくて、女王様だけがハマっていたと思います。なんかだか、ジャンヌダルク、ゴールデンエイジ、指輪物語やなんかを思い出しました。【追記】原作(日本語訳)読みました、結構毒入りで中身はかなり薄く、素材を生かすのが難しい内容だったんですね、間接的にディズニーの凄さを感じました。異常者が多いので別ジャンル向きな気がしなくもない、白雪がロボットみたく不死身なんです(修理したら治る感じw)
【追記】原作を読んだ後にやっぱりディズニーってすごいなと改めて思いました。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-09 11:07:33)
👍 1
32.シャーリーズセロンの顔が、どんどん変わっていくところなど、映像は楽しめました。
ストーリーは、期待外れというか、何か、グリム童話=欧州、黒い森=ドイツって固定観念があるので、城壁の外に海があることに違和感を感じてしまいました。
これなら、ディズニーのアニメをリメイクしたらよかったんではないかと、思わないでもないです。
なつこさん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-21 23:48:12)
31.ネタバレ 飛行機にて鑑賞。スノーホワイトとは白雪姫のことだったのか! シリアスな白雪姫だなあ。7人の小人は2人死んじゃうし。自分が鏡だったら世界で一番綺麗なのは、やっぱりシャーリーズ・セロンの方だな。字幕&ブルーレイで観たらもっと感動していただろうということで8点。
kaaazさん [ビデオ(吹替)] 8点(2012-09-04 11:16:20)
30.ネタバレ  昔、ある作家のエッセイで、女性読者の話としてこんな言葉を読んだ。「物語の中の女の子は、何故どこの馬の骨とも分からぬ王子を、それというだけで受け入れるのか?」
 なるほど現代の女性は、相手のステータスだけで結婚相手を選ばない。自分と相手の気持の帰結としての、結び付きを求めている。
 そういう意味では、今時は童話や昔話をしにくくなった事だろう。白雪姫にいたっては、「通りすがりの王子様」だもの。ちょっと、それはねえ。

 そんな訳で今作の王子は、ちゃんとした隣国の王子で、スノーホワイトの幼なじみとなっている。彼女との思い出もあり、彼女も憎からず思っている。ところが、例の毒リンゴを食らわされて、この王子が泣きながらキスしても、覚醒めやしない。ここへ至ってやっと、白雪の相手は、命を助け合ったエリックの方なのだと気づく。生死と苦楽を共にした気持ちの結び付きは、遠い日の思い出よりも強いのだな。このあたりの展開も現代的、というか大人の物語として良いと思う。

 ところで、毒リンゴのシーンに張り巡らされた、周到な罠には唸らされた。
 冒頭に描かれた、白雪のイメージカラー、真っ白な雪のシーン、それと同じような雪のシーンで、「こちら側」感を出す罠。
 幼少時の二人の遊びのエピソードとしてリンゴを使い、それと同じシチュエーションと見せかけて、それを毒リンゴと思わせない罠。
 それまで女王自身、そんな大きな魔法を使えるとは思わせなかった罠。
……で、まんまとそのシーンでアッといってしまった訳だ。

 その後の、戦いに至るストーリーは、今時のファンタジー映画の流行りなのかもしれないが、私は好きではない。もうちょっと上手いこと魔法使いをやっつけるアイデアは無いものだろうか。
 しかし好きでないとは言いながら、全体的には結構楽しめた。ちょっと前の『赤ずきん』よりかは、よっぽど。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-18 13:50:00)
29.ネタバレ ●良かった所。シャーリズセロンの鬼気迫る演技。騎馬隊が海岸を疾走してくるシーンが格好良い!●ツッコミする所。黒い森の意味が分からん。女王の追っ手、普通に通過してたじゃん。あれだけ森の中を逃げ回っていて、汚れ一つないスノーホワイトにビックリさ。魔女がリンゴを渡すシーン・・・だったら最初からお前行けよ!マイティソーのおっちゃん、いつの間にスノーホワイトのこと惚れてたん?全く伏線も気配もなかったんですけど。とにかく全体的に脚本の詰めの甘さが、目立ちました。残念です。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-23 22:27:45)
28.ネタバレ 童話の白雪姫を、戦う女としてアレンジした内容で、これはもう完全に別ものとして見た方がよろしいと思います。個人的にはセットの数々が見ものでした。特に妖精が住む森の美しさは実に圧巻で、こんな素敵な森が本当にあったらなぁと思わせる景観です。大きいシカみたいなのが出てきたときは、思わず「もののけ姫」かと目を疑いはしましたが(笑)。それから、なんといってもシャーリズ・セロンの見事な熱演がよかったですねぇ。すごく憎たらしいんだけど、もの凄く美しい。妖艶さがハンパなく、それに比べるとスノーホワイト役のクリステン・スチュワートは彼女自身の魅力は勿論あるけれどもやはり見劣りするなという印象。戦闘シーンは悪くなかったけど、スノーホワイトと女王の一騎打ちのシーンがあまりにあっけなく、個人的にはもう少しなんとかならなかったのかなと感じる。全体としては一つの娯楽作としてきちんと楽しめるレベルになってると思う。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-24 21:22:47)
27.ネタバレ うろ覚えな白雪姫のおさらいが出来ました。

女王に限らず、美は女性の永遠のテーマなんでしょうけど、
見た目の容姿の美しさだけじゃなく、心の美しさも大事・・・てな具合に、魔法の鏡のジャッジは、心の美しさも含めた上でのジャッジですよね?
じゃないと納得出来ない程、シャーリーズ・セロンの美しさが際立っていました。

あと終始ダークなイメージの中、妖精の森・サンクチュアリーの件は、とても美しく心洗われるが如く見入ってしまい印象的でした。
ぐうたらパパさん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-13 15:57:03)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.20点
000.00%
100.00%
212.17%
348.70%
41226.09%
5817.39%
61430.43%
736.52%
848.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 1.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド候補(ノミネート) 

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2012年 33回
最低主演女優賞クリステン・スチュワート受賞 

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