映画『ヘルタースケルター(2012)』の口コミ・レビュー

ヘルタースケルター(2012)

[ヘルタースケルター]
2012年上映時間:127分
平均点:4.41 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-07-14)
ドラマエロティック漫画の映画化
新規登録(2012-06-16)【3737】さん
タイトル情報更新(2025-04-23)【イニシャルK】さん
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監督蜷川実花
助監督増田伸弥
キャスト沢尻エリカ(女優)りりこ
大森南朋(男優)麻田誠
寺島しのぶ(女優)羽田美知子
綾野剛(男優)奥村伸一
水原希子(女優)吉川こずえ
新井浩文(男優)沢鍋錦二
鈴木杏(女優)保須田久美(友情出演)
寺島進(男優)塚原慶太
哀川翔(男優)浜口幹男
窪塚洋介(男優)南部貴男(友情出演)
原田美枝子(女優)和智久子
桃井かおり(女優)多田寛子
MEGUMI(女優)番組のMC
平愛梨(女優)ドレス姿の女優
近野成美(女優)
石橋杏奈(女優)りりこが誕生日に出演したテレビのトーク番組の場面にて座っている若い女性
江口のりこ(女優)
吉田鋼太郎(男優)
アンジェラベイビー(女優)
戸塚純貴(男優)
脚本金子ありさ
音楽上野耕路
主題歌浜崎あゆみ"evolution"
挿入曲戸川純"蛹化の女"
撮影相馬大輔
製作アスミック・エース(映画『ヘルタースケルター』製作委員会/製作プロダクション)
ハピネット・ピクチャーズ(映画『ヘルタースケルター』製作委員会)
WOWOW(映画『ヘルタースケルター』製作委員会)
配給アスミック・エース
その他土屋アンナ(協力)
冨永愛(協力)
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💬口コミ一覧

49.ネタバレ もう、沢尻エリカ様のみで、満点計上です。
最後の盛り上がりの部分で、目をさせるかな、、。
あのナイフで、そして、ナイフを抜けるんだろうか?。
それだけはぎもんにのこりました。
あの胸が本物なら、以前の話題の夫、男たちが、触った、胸なんだ、、、とか思うと感無量ですね。
沢尻さんが、以外と演技がうまい、顔の表情、無表情があんなに怖い、本当は才能があるんでしょうね。本来の彼女自身も人間の形が、若干壊れているのか、映像と彼女自身の交差を考えると、怖さ倍増です。
yasutoさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-05-18 05:59:59)
48.半年ぶり以上に観た映画がこれ(笑) ★原作は未読ですけど、知ってる人からはかなり原作に忠実だとか。「美」に狂う女性の恐ろしさ、というより、そういう人間すら「非耐久消費財」にしてしまう世間とマスコミの恐ろしさ、ってとこでしょうかね。テーマはそれほど目新しいものではないけど、確かに「ヘルタースケルター」度はなかなかのものでした。 ★沢尻エリカは、例のあほうな記者会見以来なにかと叩かれ続けのキャラですが、一般の人間にとってはほとんどくだらないテレビ番組の視聴率稼ぎのためのどうでもいいバッシング。(もちろん最上ではないが)今女優の若い子であれだけの美貌と演技力を兼ね備えてるのがいるか? ★その彼女は(全身整形のヒールキャラなんて)ほとんど自虐といってもいいはまりのキャスティングに、体当たりの濡れ場演技。出てくる人間がほぼ全員バカってのはいただけないが(いちいち指摘するのもめんどくさいんであれだが、とにかくこいつらなんでこんな行動するの?ってのが多すぎ。脚本の問題か?)バカすぎて、逆に他のみなさんが辟易してるあの刑事のクサ台詞にみょうな意味深を感じてしまったくらい(笑)。 ★まいいや、とにかく沢尻エリカ健在!を確認できただけでも、金払う価値はあった。これからもどんどん体当たり演技を続けてほしい。ついでにバカマスコミも徹底的にコケにしてやれ。っても干されない程度にね・・・
wagasiさん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-14 22:59:57)
👍 1
47.決して完成度の高い映画ではない。稚拙な演出も目につくし、無駄に長いし、全体的にチープだ。
だが、立ち去ろうとする足首を掴んで離れないような独特の禍々しさがへばりつくように残る。
故に「傑作」と言い切ることも、「駄作」と断ずることも、僕にはその勇気がない。
これはそういうちょっと変わった映画体験を半ば強制的に観客に与える類いの映画だと思う。

まず相変わらずイロイロと騒がしい人ではあるが、沢尻エリカという女優は、やはりちょっと「特別」だと思う。敢えてチープな言い方をするならば、「ガッツ」があるのだと思う。
それは何も映画の冒頭から惜しげもなく乳房を露にしているというような分かりやすいことではない。
自業自得な部分もあろうが、マスコミによってあのようなスキャンダルな立ち位置に半ば強制的に追いやられているにも関わらず、まさにその「現実」とピッタリと重なるような今作のキャラクターに挑み、遠慮なく演じ切ってみせるその豪快さにそう感じる。

「はまり役」と言えばまさにそうだろうが、これほどまで自己投影された役柄をこの若さで演じられる女優は、実際なかなかいない。
好き嫌いは別にして、私生活も含めて、その「女優」としての在り方はやはり間違っていないと思う。

“そういう女優”を大胆にも起用し、えげつないストーリーの上で、えげつない演出を真正面から敢行した蜷川実花というこの女流監督のDNAは、まさしく“父親譲り”だなと感じた。
主演女優に対してはもちろんだが、寺島しのぶら脇役に対しても、なかなか“酷い”(褒めている)演出を行っていたと思う。

その一方で、イメージした映画世界の「理想」に対してそれを具現化するには、明らかに映画監督しての力量が及んでいなかったことも事実。
究極的に描き出したかった世界観は伝わってきたが、高みに達せず、節々で陳腐さが露呈してしまっていることは否めない。
長編映画二作目の監督が挑むには、ややハードルが高過ぎたと思わざるを得ない。

ただそれでも、この映画が「異質」であることは確かなことで、イロイロな意味で「見たいものを見せてくれる」映画であることは間違いないと思う。

もしも、監督があと20年早く生まれているか、もしくは主演女優があと20年遅く生まれていたならば、はるかにとんでもない映画に仕上がっていたかもしれない。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-23 12:21:01)
👍 2
46.ネタバレ 正直言って沢尻エリカはそんなに好きではない女優です。テレビの報道はそりゃバイアス掛かっているのでしょうが、それ程演技も上手くないのに日本から干されたから「ハリウッドで活躍したい」とか話したりしている姿勢がどうも好きになれなかった。そのカムバック作品を本作に選んだのは素晴らしいと思います。劇中のりりこは沢尻エリカ本人にしか見えなかった。大衆の望む通りに振る舞うりりこは沢尻エリカそのものです(スキャンダルを度々起こす点まで)。沢尻エリカで無かったらこれ程キャラクターの存在感は出なかったと思います。劇中でバンバン脱いで、濡れ場もこなす姿勢も実に良い。私は現在の必要なシーンであっても誰も脱ごうとしない邦画界で脱ぐ女優さんは無条件に凄いと思っているので、今回の沢尻エリカも良くやってくれたと思います、何よりエロかったしね。ただ彼女が脱いだから諸手を挙げて万々歳かというと全くそんなことは無かった。沢尻エリカの演技が他の女優に比べて目劣りしてしまうのは仕方ない(なんせ寺島しのぶ・桃井かおり・原田美枝子だ。相手が悪すぎる)ですが、蜷川監督の演出に問題があり過ぎる気がします。くどい程出てくるスローモーションを多用したPVみたいな極彩色の撮影シーンなんかは監督の作家性であるとしても、キャラクターの描き方の薄さはどういうこっちゃ?私は御曹司の窪塚洋介と検事の大森南朋が出てくる度に呆れていいのか笑っていいのか判らなくなりました。監督なんだから役者には演技指導しようよ!この二人はマジでカンペを読んでるだけのレベルの演技です。それから最高にダメだなーと思ったのがエンディング。この映画で一番観客のエモーションが高まる部分ってベートーヴェンの交響曲第九番第四楽章が流れるシーンだと思うのですよ。音楽的にもこれだけ長く第九流してクライマックスってことは「時計仕掛けのオレンジ」のオマージュか!と思ったら……まだ続く。で次の記者会見のシーンは青く美しきドナウが流れて、今度こそ「2001年宇宙の旅」オマージュ(使う場所は違うが)でエンディングだな!と思うと……やっぱりまだ続く。しかもこの後の5分間は実はりりこは生きてましたーという説明の為だけのシーンなので実際に映画のテンポは死んでしまっている。ホントに終盤の蛇足に継ぐ蛇足感で結構台無しにしちゃってると思いました。でも結論として沢尻エリカのヌードを見れたから良かったよ。
民朗さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-16 20:13:31)
👍 1
45.ネタバレ  最初に、窪塚さんと哀川さんと綾野さん、それから寺島さん(女優の方)(笑)がすごくうらやましかったです。役柄とはいえ、エリカ様とあんなことができるなんて。
 キャスティングが全ての作品。エリカ様と同等、あるいはそれ以上のルックスを持った女優がいないわけじゃないし、またこのリリカと同一視されてしまうような少しマイナスのイメージを世間的に持たれている女優も他にいる。
 だけれども、リリカにふさわしいだけの説得力を持ったルックスの持ち主で、なおかつリリカと同一視されるようなマイナスイメージを持った女優さんは、今平成24年7月14日現在で、エリカ様以外ありえない。
 だから、キャスティングでエリカ様を起用し、取りあえず映画を完成させ、そして今日にいたるまで上映中止になるような問題を起こさせなかった段階で、製作者、監督の成功、勝利。自分が描いたイメージとおりの女優を使い、イメージ通りの映像を作れたわけだから。
 しかし、たとえルックスだけを消費する側とは言え、5年も6年も彼女のファンを続け来た者にはちょっと悲しい。
あと、女性の監督、脚本家って男性じゃ考えられないくらい同性にシビアですね。上記のエリカ様の扱いもですが、「神様は女性に若さと美しさを与えて奪い取る」(不正確失礼)なんて台詞を言う役回りの配役を、かつて美少女アイドルだった頃のオーラの欠片もない鈴木杏にするとか、男性にはそんな残酷なこと絶対できない。
rhforeverさん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-14 14:03:35)
👍 4
44.ネタバレ 全身整形のモデル・りりこを介して、女性がもっと美しく、そして美しくあり続けたいという想い、この映画はそれだけだと言っても過言ではないくらいそこに焦点をあてて表現していると感じました。
社長と出会うことで、トップモデルとなり夢を叶えるりりこ。でも常にその栄光から陥落する日がくることに怯えている。
美しさと地位を守るためならなんでもするし、他人をも巻き込み犯罪に手を染めるあたりでは頭のネジがとんでしまっている。
結局、最後までりりこには共感できる所はありませんでしたが、彼女の抱いている気持ちというのは誰にでもあるものだと思います。
りりこ本人が望んだ人生ではありますが、まわりの人間(特に社長)の冷酷さや整形医の利益至上主義っぷりが酷かった。
やっぱり人生は出会う人間次第だなぁと感じさせられました。
でも、他人から見たら良くも悪くも、りりこ自身にとっては最高の人たちに出会えたんじゃないでしょうか。
タフネスさん [DVD(邦画)] 6点(2018-04-11 09:56:35)
43.正直沢尻エリカの裸を見たくて、そのシーンが冒頭にあると聞いてそのシーンだけ見るつもりだったが、意外に引き込まれ、結局最後まで見た。ここでの評価が結構低いのだが、そんなに悪い映画だとは思わない。確かに中だるみはあるが、沢尻エリカがはまり役で、映像も綺麗。裸目的だと、最初だけなので、がっかりすると思うが、純粋に映画を見ようと思えばそれなりに面白い映画だったと思う。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-10-16 14:03:06)
42.原作未読。思ったよりひどくない、というのが第一印象。ただ大森さんのクサいセリフは本当に何とかしてほしかった。これは大森さんが大根ということではない。彼にそれを言わせた脚本及び監督の責任である。あれを真面目に言わせているのだとしたら、もう真剣に観るには値しない。陳腐でクサいどうしようもないセリフだ。「タイガー・リリー」とか良くわからないし、「これ以上羽根を傷つける必要はない」とか「漆黒の闇」とか聞いてるだけでこちらが恥ずかしくなる。監督があれに恍惚とするのであれば、それは監督のセンスの限界である。また、平面的なシーンが多いのが気になった。映画なのだから、様々なシーンがあるかと思いきや、写真を中心としたいかにも2次元的なものばかり。これは「さくらん」から予想したことではあったが、いかんせん奥行きがない。映像の美しさ、沢尻エリカのハマり具合はその通りだと思うが、映画は映画であって二次元のレベルではない。美しさより見せなければならないものがあったのではないだろうか。
Balrogさん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-23 02:14:56)
41.ネタバレ 岡崎京子の漫画が好きなので、どのような映画になるかと期待半分不安半分だったが、概ね原作には忠実に作られていたと思う。特にリリコ役の沢尻エリカは、彼女以外には考えられないほどの絶妙のキャスティング。予想以上の脱ぎっぷりの良さとセックスシーンの多さには驚いた(しかし、岡崎作品でセックスは重要なモチーフなので、これは外せないところ)。吉川こずえ役の水原希子も、沢尻との対比という意味では非常に効果的だった。ところが、男優陣が揃いも揃ってひどすぎる。窪塚と大森の気の抜けた演技は一体何だ?特に大森の役はかなり重要で、原作では「ツイン・ピークス」のクーパー捜査官のような役回りなのに、神秘的な雰囲気がすっかり抜け落ちている。彼とリリコは精神的に感応し、夢の中で共鳴し合うのに、そのシーンを省いたのも疑問が残る。だが、原作でも衝撃的だったラストショットがきちんと撮られていたのは良かった。タイガーリリー(=沢尻エリカ)の冒険はまだまだ終わらないのだ。
フライボーイさん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-20 21:39:50)
40.ネタバレ 予想を上回る程でもなく、下回る程でもなく、予想通りの内容。

確かにショッキングな映像は多いが、ダイレクトにそれを捉えてはおらず、間接的に映像化しているので、そこまでキツくはない。
この内容で、直接至近距離で撮ったらR-18になってしまうだろうから、おそらく意図的だろう。

沢尻エリカが、撮影後に境界型人格障害(ボーダレス障害)になったとも言われるが、文字通り“体当たり”の演技をしている。

他に光ったのは、メイク役を演じた新井浩文と、マネジャー役を演じた寺島しのぶ。
沢尻エリカには失礼だが、主役を食うほどの演技力。
他にも、味のある出演陣が脇を固める。

沢尻エリカが演じた「りりこ」の役柄は、決して突飛とは言えない。
美を追究するあまり、整形手術地獄にハマった女性という設定は、むしろ容易なキャラ設定である。
誰もが予想する破綻への道筋。
それを2時間以上もかけて描くもんだから、全体的に間延びしている。
終わらせ方にも疑問符がつく。
破綻してアッサリおしまいの方が、かえってキレ味が増したようにも思う。
又、性描写が多すぎるというクドさも感じられる。

その一方で、極彩色で彩られた映像の数々は、蜷川実花監督の真骨頂を堪能できる。

重そうでいて意外と重過ぎもなく、大衆受けするイメージがする一方で性描写が多過ぎて、リアルな設定でありながらどこか在り得ない感じもして、「全体的にアンバランス」というのが個人的雑感。
そういう意味でも、ヘルタースケルター。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-18 22:49:12)
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39.ネタバレ 画的・美術的な部分のクオリティは今作も見事と言える出来で、沢尻エリカも(ルックス・キャラ的に)これ以上無い適役でかつ演技も最高に気合入ってるし、他の面々もみな芸達者で固めている(特に桃井かおり・寺島しのぶは素晴らしかった)。そして原作も漫画としては非常に良く出来た(中身の有る)話なはず、なのに…

特に後半、展開運びが宜しくなく冗長なのと、全体的に台詞がイマイチダサいのとか(特に大森南朋)、これも所々は良く出来ているが映画の全体としては高評価を付けるのは難しい代物。観て損したとまでは言わないが、微妙。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 5点(2019-11-23 11:44:15)
👍 1
38.ネタバレ 彼女について思うこと。
ここまで一気にやることなかったんじゃないのかて。
おかげで一気に使用済み芸能人のレッテル張られてしまったような気がいたしますの。
こりゃアラフォー世代の女監督に面白いように弄ばれてしまった感がいたしますね ノリで予定外のことまでやらされてしまってたのではないのかと。
例えば、愛人役の窪塚にチチ揉ませるんは まあ致仕方がないと致しましてもさ、ちょっと出の哀川翔にまでチチ揉ませたらんでもよかったんじゃないのかと(これは安っぽさの象徴、もしくは監督の遊び心か もしくは単に哀川翔へのサービスか!) 
そこらへんにおいて、もっと沢尻本人には彼女自身のイメージとプライドと身体を守ってほしく思いましたのは私だけなのでしょうか あまりに哀れな出来になってましたねヘルタースケルター。

それに加えて後半バックに流れ出した音楽がヨハン・シュトラウスⅡとかベートーヴェンとか奇をてらいすぎた感があってかなり空しい。その上、終わりそうで終わらなかった幕引きにひじょうに苛立ちさえ感じてしまった 後味悪しでしたね こりゃだめだ。挙げ句 ラストショットのセンスの悪さにさらにドン引き。うわ~ センスね~よな この監督のワ~ルド感とヘルタ~~スケルタ感ってば。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-16 23:58:07)
👍 2
37.沢尻エリカのための映画ですな。
特に彼女に興味はなかったけどすごく魅力に溢れていると思う。
でもそれ以外がな~・・。特に大森南朋が酷い。それは監督のせいなのか脚本のせいなのかはわからんが。
うーん惜しいな・・。
ume0214さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-11-24 02:12:55)
36.原作に忠実で驚いた。監督が原作の大ファンらしいけれど。エリカも"りりこ"にピッタリだった。若いのに顔の小ジワが目立つのだけが気になったぐらいで、あとはバッチリ"りりこ"そのものだった。映画の世界観も監督らしく豪華絢爛で目にも楽しい作品だった。。。が、。。。長い!もー長い!監督による見せたいカットが多過ぎなのだろうか、後半は早く終わらないかとヤキモキした。もっとスッキリまとめたら加点したかも。戸川純の"孵化の女"を挿入歌に起用するあたりに監督の世代観が出てます。あと水原希子、滑舌悪くて何言ってるのかわかりづらかった。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-04-28 04:16:59)
35.ネタバレ よくあるパターンではあるが、序盤(この作品では冒頭)で最大の見せ場を作ってしまうのはもったいない。現実世界で純粋キャラからのの豹変ぶり(昔からそうという情報もあるけど)と重なりますので、適役でしたね。というか、もはや沢尻よりも適役はいないでしょう。気が狂うシーンが多く、その狂気に狂う表現力は、評価できます。ただ、それは沢尻の評価であり、作品全体となると話は変わります。皆さんが指摘しているように、大森南朋の臭いセリフに間延びした終盤などは醜い。もっとコンパクトに纏めれなかったんだろうか。今更、浜崎の『evolution』が主題歌というのもしっくりこない。とにかく、沢尻ありきの映画であり、沢尻自身(ヌードも含めて)に関心がない人には、低評価をマークすることになるでしょう。
マーク・ハントさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-03-10 05:23:47)
34.ネタバレ コミックの映画化ということですが、本作の主人公は沢尻エリカを意識して描かれたのではないかと思うぐらい彼女にぴったりな役でした。そういう意味では、まさにエリカ様のための映画。おっぱいが出てくる事は見る前から知ってはいたのですがどうせCGとかかと思ったら、見たところ本物っぽい。どぎつい台詞や描写もあり、喘ぎ声も含めなかなかのプロ根性です。蜷川実花監督らしく、極彩色の映像はそれだけで美しい。写真やCM撮影などはクラシック音楽と相まって「薄っぺらさ」がよく出ていたと思う。ただ、この作品自体もあまり奥行きのある内容では無いと思う。前半はそれなりに面白いのだが、後半から失速する。薬に依存するようになって幻覚が見えてくるのだが、それもまた「美しく」撮っているだけでマッドさが足らない。もっとおぞましく描いても良いのではないかなと感じる。それから他の方も描かれている通り、検事の台詞がもの凄くクサい(笑)。というかあの検事はとても非現実的な人に思え、エリカ様の世界と巧く混ざり合っていないように思える。保須田さん含め、ああやって説明するキャラがいたほうが全体としてはわかりやすくなるのかもしれないが、もう少し巧く表現出来なかったのかな、という気もする。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-02-11 13:22:35)
33.ネタバレ ■みどころ
 ・沢尻エリカのヌード
 ・色彩の鮮やかさ
■だめなところ
 ・りりこ(主人公)が幻覚を見始めるところや、終盤のフラッシュ炊きまくりのシーンは、刺激が強すぎて気分が悪くなりました。。。
 ・2時間超は長すぎ。。
おれおれ41さん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-28 14:46:17)
32.ネタバレ 2012.08.25鑑賞。前後左右女性に挟まれ鑑賞。隣の女性の唾を飲み込む音が何度も聞こえてくる映画は後にも先にもないでしょうね。笑
肝心の映画の方は、冗長な感じがします。ここで終わってもいいのでは?と思うところが2、3回あり、焦点がぼけた印象です。
かんちゃんズッポシさん [映画館(邦画)] 5点(2012-08-26 14:52:45)
31.鈴木杏にスリッパを持たせ、大森が何か言う度に後頭部をパコーンとやれば、相当面白くなったと思います。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 5点(2012-08-06 18:48:01)
😂 6
30.ネタバレ この監督の専門である写真撮影シーン(空虚な成功というものの記号)が5割くらいは占めているように感じた、これはちょっと多すぎでワンパターン。原作に忠実な形式であるとかはともかく、映画のコンテキストではオーソン・ウェルズの『市民ケーン』や『上海から来た女』を想起した。そう思うと親しみが湧いた、が、『市民ケーン』における映画の語りの余剰部分としての「ローズバッド(バラの蕾)」のようなもの、つまり視点からこぼれ落ちるもの、を『へルタースケルター』も追求してもよかったのではないか。もっとこぼれ落ちるべきなのだ。だから、ラスト近くで渋谷の交差点で進行役的な人物(大森)が作品を包括的に説明するかたちは不要であろう。
ひと3さん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-21 22:24:09)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 4.41点
000.00%
136.12%
224.08%
3714.29%
41530.61%
51224.49%
6510.20%
748.16%
800.00%
900.00%
1012.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

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