映画『ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!

[ハイスクールハクショユウトウセイギャルニキヲツケロ]
election
1999年上映時間:103分
平均点:6.72 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
コメディ青春もの学園もの
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タイトル情報更新(2022-11-28)【TOSHI】さん
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監督アレクサンダー・ペイン
キャストマシュー・ブロデリック(男優)ジム・マカリスター
リース・ウィザースプーン(女優)トレイシー・フリック
クリス・クライン(男優)ポール・メッツラー
モリー・ヘイガン(女優)ダイアン・マカリスター
コリーン・キャンプ(女優)ジュディス・R・フリック
マット・マロイ〔男優〕(男優)ロン・ベル教頭
ホームズ・オズボーン(男優)ディック・メッツラー
ニコラス・ダゴスト(男優)ラリー・フーシェ
藤原啓治ジム・マカリスター(日本語吹き替え版)
大谷育江トレイシー・フリック(日本語吹き替え版)
小島幸子タミー・メッツラー(日本語吹き替え版)
後藤敦デイブ・ノボトニー(日本語吹き替え版)
山野史人ウォルト・ヘンドリクス(日本語吹き替え版)
伊井篤史ロン・ベル教頭(日本語吹き替え版)
沢海陽子リンダ・ノボトニー(日本語吹き替え版)
寺内よりえジョー・メッツラー(日本語吹き替え版)
加瀬康之ラリー・フーシェ(日本語吹き替え版)
脚本アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー
音楽ロルフ・ケント
作曲エンニオ・モリコーネ“Navajo Joe Main Title”(「さすらいのガンマン」のサントラより)
撮影ジェームズ・グレノン
製作デヴィッド・ゲイル[製作]
キース・サンプルズ
製作総指揮ヴァン・トフラー
衣装ウェンディ・チャック
編集ケヴィン・テント
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💬口コミ一覧

5.ネタバレ 原題は『選挙』、高校の生徒会役員選挙なんですが、シニカルでブラックな視点で描かれていて、ひどい邦題からは想像つかない奥の深さに感心しました。リース・ウィーザースプーンの顔芸にまず苦笑、クリス・クラインの演技とは思えないバカっぷりもおかしかったけれど、マシュー・ブロデリックの小市民根性丸出しの小物ぶりを見て、これは彼しか演じられないキャラだと感心しました。これは意外な拾いものですよ。なんでも、リースの役は最初ソーラ・バーチだったが撮影開始直後に降板しちゃったそうです。きっと変な顔撮られて怒っちゃったんだろうな。
S&Sさん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-21 01:33:23)
4.リース・ウィザースプーンが・・ぬぁにぃ!!おもくそ変顔に挑戦してるじゃないか!!しかも動きを止めるところが絶妙で有名女優の変顔は見てるとなんか楽しい(笑)なんでどう見ても優等生ギャルには見えないんですが生徒会長になるためになりふり構わず突き進んでいくある意味ではサクセスストーリーであり対照的にそれをよく思わない一教師の転落人生をブラック要素たっぷりに描いててめっちゃアメリカらしい。マシュー・ブロデリックの軟い男も絶妙でブラックなんだけど最後は軽いハッピーエンドな感じですがこんなゆる~い選挙がお堅い国日本でもあったら、楽しいだろうなぁ~。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-18 09:48:21)
3.ネタバレ まず邦題がどうにかならんものですかね。原題の方を前もって知っていたので、やっと見つけた時に「分かるかこんな邦題!」と心の中で叫んでしまった。内容はと言うと非常に脚本が秀逸な作品ですね。伏線の回収の仕方が上手く序盤からグイグイ引っ張っていく。キャラクターに感情移入し難い作品になっていますが、これはこの映画の"選挙"が象徴しているものを考えると仕方が無いでしょう。恐らくですが、3人の立候補者と主人公はアメリカの色々なタイプの人間を表している。トレイシーは勝つ事で人生が手に入ると思っている上昇志向な中産階級、ポールは典型的なプロテスタントのワスプで基本的に頭はカラッポのスポーツマン、タミーはレズビアン(バイセクシャルかも)であるが故に反体制的態度を取るリベラル、主人公のジムは中産階級のセックスしか考えて無い馬鹿なオヤジってところでしょうか。個々のキャラクターがそのシンボルをめちゃバイアスが掛かった演技で表現されているのでまあ感情移入し辛いのも納得。様々な象徴の彼らがどういう風に干渉し合い、勝ち、負けていくのか。それを面白おかしく皮肉って描いたアレクサンダー・ペインの手腕に驚かされました。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-02 14:53:45)
👍 1
2.ネタバレ  シナリオがよくできているにも関わらず、登場人物に共感できる人物もいなければ、応援できる人物もいない稀有な作品。
 トレイシーはポスター破っちゃった挙句に、代わりに名乗りでたタミーにあろうことか罵声を浴びせて、全然笑えない。デイブと不倫していたっていうエピソードも微妙にキャラと合っていないような気がするんですよね。
 そしてもう一人の主人公、マキャリスターはもっと最悪。転落人生っていうか自業自得も良いところで、人のことどうこう言う前に、お前がまず真っ当に生きろって話です。
 この二人が中心になって物語が進んでいって、楽しいわけないです。
 コメディであっても、倫理観は大切にしてほしいものです。『倫理や道徳を教える教師が、一番そこから遠いところにいる。』って、そんな設定は要らないのです。『コメディ楽しい』と思えるのは、一線を越えないからであって、何でもアリになっちゃえば楽しくないです。実際に、マキャリスターの不倫はドン引きも良いとこです。奥さん泣いていたのに、『愛しているよリンダ』じゃないでしょう。で、ラストは前向きに人生やり直していますよ、って被害者面して、あなたは加害者でしょう。
 勘違いしまくり、倫理観ゼロの人物を見せられて、不愉快な気持ちでいっぱいでございます。
 むしろ、終始ヒール役と、情けないお人好し役で一貫していたメッツラー兄妹のほうが良かったです。特にタミーは最高でしょう。
 それと冒頭5分のところで、『掃除したばかりなのに』と無言で怒りを表現していた掃除夫が、ラスト、最悪の形で復讐を果たすところなんかは、なかなか上手いです。
 ですがどちらにせよ、これはとてもつまらない映画です。面白さのかけらくらいしかない作品です。
たきたてさん [DVD(吹替)] 3点(2014-11-26 05:43:48)
1.ネタバレ 邦題に恵まれない女優(笑)リース・ウィザースプーンの出世作にして、アレクサンダー・ペインの監督デビュー作。主人公の1人トレーシーは、日本的な意味での「優等生」というよりは、本作中にも出てくる「overachiever」という言葉がぴったり。何にでも必要以上の努力をしてしまう非人間的でちょい恐ろしげなトレーシーの人物像を、嫌みにならない程度のユーモアで包むことに成功したのは、なによりリースの好演がある。一方で、彼女に振り回されるマクリスター先生役のマシュー・ブロデリックは、中途半端に人がよさそうな感じが彼の行動への嫌悪感というか、いやーな感じを増幅させていて、これを映画として楽しめるかどうかが、映画の評価の分かれ目になりそう。個人的には、彼の行動は、いわゆる「小市民」的な人がハマってしまいそうな落とし穴の描き方が見事過ぎて、ちょっと笑えない程度に怖かった。たぶん、同じ系統の作品としては『ファーゴ』があると思うけど、仕事とか不倫とかを扱ったこっちのほうがはるかに怖い。とくに、冒頭の冷蔵庫から掃除したばかりの床に食べ物を投げ捨てるシーン。本人に悪意はないのに、ちょっとした配慮のなさが、その身の破滅をもたらすのだよ・・という恐ろしい教訓でした。ただ、この作品の面白いところは、悪夢的な終盤の展開の後、物語の結末がなぜかハッピーエンド調になっているところ。共和党の(←トレーシーらしくてちょっと笑う)代議士の秘書になっているトレーシーだけでなく、破滅したはずのマクリスターまでも、なんとNYでそれなりに楽しそうに生きているのだ。なんという懐の深さ。見てる自分もちょっとホっとして、人生というものの深みをじんわりと感じさせてくれる。単なる破滅型ブラックコメディで終わらない、アレクサンダー・ペイン作品の魅力の片鱗が味わえます。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2020-02-25 03:51:10)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.72点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
428.00%
528.00%
6416.00%
71040.00%
828.00%
9312.00%
1014.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
脚色賞アレクサンダー・ペイン候補(ノミネート) 
脚色賞ジム・テイラー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)リース・ウィザースプーン候補(ノミネート) 

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