映画『横道世之介』の口コミ・レビュー(2ページ目)

横道世之介

[ヨコミチヨノスケ]
2013年上映時間:160分
平均点:7.47 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-02-23)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2013-01-16)【3737】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督沖田修一
キャスト高良健吾(男優)横道世之介
吉高由里子(女優)与謝野祥子
池松壮亮(男優)倉持一平
綾野剛(男優)加藤雄介
伊藤歩(女優)片瀬千春
黒川芽以(女優)大崎さくら
柄本佑(男優)小沢
佐津川愛美(女優)戸井睦美
井浦新(男優)室田恵介
國村隼(男優)与謝野広
きたろう(男優)横道洋造
余貴美子(女優)横道多恵子
渋川清彦(男優)飯田
眞島秀和(男優)加藤の相方
朝倉あき(女優)阿久津唯
江口のりこ(女優)小暮京子
広岡由里子(女優)お手伝いさん
堀内敬子(女優)与謝野佳織
黒田大輔(男優)川上清志
大水洋介(男優)石田健次
宇野祥平(男優)
ムロツヨシ(男優)前原ディレクター
井上肇(男優)安住運転手
原作吉田修一『横道世之介』(毎日新聞社刊)
脚本沖田修一
前田司郎
主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION「今を生きて」
製作日活(製作幹事/「横道世之介」製作委員会)
ショウゲート(「横道世之介」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「横道世之介」製作委員会)
バンダイビジュアル(「横道世之介」製作委員会)
毎日新聞社(「横道世之介」製作委員会)
テレビ東京(「横道世之介」製作委員会)
企画日活
配給ショウゲート
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術赤松陽構造(タイトルデザイン)
その他ショウゲート(宣伝)
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💬口コミ一覧

46.2度目の鑑賞、まぎれもなくこの作品が好きだと再認識。
とにかく愛おしい祥子と世之介のカップル。祥子が「世之介!」と母親のように呼びつづけるシーンは感動と可笑しさで胸がいっぱいになる。
真っ昼間からやろうとして祥子に説教される世之介も超かわいい!
友達の倉持とのかみ合わない会話(この子もアホっぽくてかわいい)、加藤とのやりとりなど、すべてが愛しい!そう「愛しい」という表現が一番しっくりくる。
kosukeさん [映画館(邦画)] 9点(2013-10-20 22:38:34)
👍 2
45.ネタバレ 87年といえば私は中学生。あの頃自分の頭の中は、期末テストの順位、部活でレギュラーを取ること、同じクラスの気になるあの娘のこと、そしてドラクエのレベルを上げることくらいであったか。あ、ジャンプの発売日っていうのもあったな。視野が本当にせまくて、世間はバブルで浮かれていたなどと当時は気が付きもしなかった。(というか、自分のことで精一杯で世間に目を向ける余裕などなかった、というべきか) 前置きが長くてスミマセン。この映画で秀逸だったのは、当時の雰囲気を完璧に再現していることは言うまでもありませんが、やはり、横道さんは誰なのか? を視聴者にアナウンスするタイミングでしょう。あえて冒頭でもエンディングでもない部分に持ってきたところに監督のセンスを感じます。ここを分岐点に以降は映画自体がセピア色した全く別の姿に変貌します。時折映し出される現在の光景もお見事で、彼のいない虚無感が恐ろしいほど蔓延していました。前2作も良作だった沖田修一監督、私の中ではこの監督の作品は品質保証マークが付きました。まだお若いし、この先が本当に楽しみな監督であります。
タケノコさん [DVD(邦画)] 8点(2013-12-09 14:32:55)
👍 2
44.ネタバレ 世之介はちょっと変な奴だけど何でも受け入れてくれるような温かさと大きさがあり、自分も関わりたくなるような魅力のある人物。
その人生の回顧録だが、さわやかなノスタルジーに包まれる。
大きな事件が起きるわけでもなく淡々と物語は進む。
青春時代のアルバムを見返すような穏やかな時間。
じんわりとくる温かな気持ち。
2時間40分はやっぱり長いが、退屈するほどではなく後味は良い。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-12 19:13:57)
43.ネタバレ 心地良い余韻の残る作品。長編にも関わらずもう少し観ていたいと思った。主人公はもちろん他のキャラクターも魅力的で、特にタクシーの中の祥子の表情は印象的だった。もう連絡先も分からないような友人を思い出させてくれるような作品だ。
ラグさん [DVD(邦画)] 10点(2013-12-19 21:42:31)
👍 1
42.ネタバレ 最後の最後までオチをつけずに終わった。
人生はただただ続いていくもので、節目節目にオチがあるなんてものでもない。
 
世之介がどんなやつか、それも語る人によって変わる。心地よいおぼろげなもの。
日本映画の傑作だと思う。
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2014-03-09 21:20:38)
41.ネタバレ 冒頭からバカすぎる主人公で、「うっとおしいわ、こいつ」と思ったが徐々に気にならなくなってくる むしろ一人で踊ったり浮かれたりする世之介が可愛く見えて来るのは不思議だ ヒロインの吉高由里子も世之介とまったく同じタイプのいい気なバカ女で見事なバカップル誕生 雪のアパートの前でファーストキスしてはしゃぐ二人を俯瞰でとらえるカメラワークは素晴らしい くっついては離れて又くっいてはしゃぐ、二人の足跡が雪の中に点々と残り、天上から浮かれる二人を見下ろす天使の視線で、もっとも輝いてる時代の二人をノスタルジックに描いた 途中途中に挟まれる、友人達が世之介を思い出すエピソードも非常に短くて、だからこそ印象的だった 綾野剛演じるホモの加藤のエピソードは特にいい、「そういえば忘れてたけど、思い出したら優しい気持ちになれる凄く良い奴がいたな」みたいな、思い出すと切ない気持ちになった 徐々に世之介の短い人生に迫って行く演出には正直衝撃を受けた 世之介がすでにこの世にいないことがわかってから以降、それまでくだらないかに見えたエピソードのすべてが愛おしい事がわかる瞬間だった 最後の母親のモノローグは絶対にいらなかったと断言できる それまでセリフで説明するところがまったく無かったのに残念だ エンディング間際に、ヒロインの元に届いた一本のフィルムにわけが分からない写真が映ってて、何がなんだかわからなかったが、それを一枚ずつ再現していくエンディングには感動した 「これかよ……」って思ったら不意に涙が出た 幸せいっぱいの世之介がバカ丸出しで疾走するエンディングは秀逸 既にこの世にいない世之介の青春の最高点を目の当たりにして胸に沁みる切ないラストだった
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-03-21 15:14:41)
👍 2
40.ネタバレ よく分からないというのも正直な感想だけれど、ずっと見ていたい雰囲気の映画でした。何も前情報なく、のほほんと鑑賞していたので、ラジオのニュースのときかなりドキッとした。その後のストーリーも気になる。。原作には描かれているのだろうか。
なこちんさん [DVD(邦画)] 8点(2014-04-13 00:02:59)
39.見終わって直ぐレビューを書きに来て、ああ、こんなに長い映画だったのかぁって感慨深い気持ちになった。
長さを感じさせないというか、ずっとこの物語の中に居たかったというか、なんとも味わい深い作品でした。
世代的に近いということもあってか、この辺りの昭和感が懐かしく感じられて、古い友達のことを思い出すような感覚に陥った。
シナリオの構成もそんな感じになっていて、まんまと嵌められた印象です。
断片的にしか描かれていないこともあって、想像するしかない部分もあるけど、終盤は切ない気持ちにされられましたよ。
それでも、何故か涙は零れなかった。
号泣して世之介のことを思い出すんじゃなくて、そんな友達が居たなぁって懐かしむ距離感なんだろうな。
主人公に感情移入させて青春の日々を追体験させる作品も好きだけど、こんな風に疎遠になった友達のことを思い出させるような試みも面白いですね。
どう考えてもハッピーエンドではないし、悲しむべき出来事だったんだろうけど、横道世之介という人と出会えたことを幸せに思える作品だったように思います。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-14 21:45:58)
👍 2
38.ネタバレ 最初の方は「えっ?、えっ?、何それ」という展開、馴れ馴れしくいきなり友達になったり・・・。でも「ごきげんよう、世之介さーん」と明るく天真爛漫に笑う祥子さんが登場して大変おもしろくなる。空気が読めない世之介とはしゃぐ祥子のカップルが実に良い。「ぼくたち付き合ってますよね」と確認したり、カーテンに隠れたり・・・。だが後半、彼が突然死んだことにより、ぐっと胸に応えてきた。そうか良い奴だったんだな。他人に悲しまれるより、そう思われる人間になりたいもの、私も遅ればせながら・・・。心に残る映画だった。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2014-08-03 07:22:54)
37.不思議な映画。
似た映画が思い浮かばない。
とても心地いい。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-28 00:13:25)
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36.ネタバレ あのころ、ほんとおれたちってバカだったよなぁ。ただ若いってだけで、頭の中は女のことばっかり、将来のことなんかこれっぽっちも考えてなかったし。そんなおれたちが、いつの間にか大人になってるんだものな。人生って、どうなるか分からないもんだよ、まったく。そう言えば、あいつ元気にしてんのか――。大学進学のために、長崎から上京してきた横道世之介18歳。見るもの聞くもの何もかも新しい世界で、彼は様々な人たちと出会い、年上の格好良い女性と同い年の女の子の間で揺れ動き、色んな現実を目の当たりにして、本人も知らないうちに少しずつ大人になってゆく…。吉田修一の新たな代表作とも言える青春小説を、穏やかで優しい空気の中に描き出す青春物語。普段、こういういかにもテレビドラマの延長のような邦画ってほとんど観ないのだけど、昔から僕がずっと愛読してきた吉田修一の傑作を映画化したということで今回鑑賞してみました。うん、なかなか原作に忠実に作られ、その数々の美点が巧く映像化されていて素直に良かったと思います。世之介役の彼を初めとする、役者陣の抑えたナチュラルな演技も味わい深かったですね(お馬鹿紙一重の世間知らずのお嬢様・祥子という難しいキャラクターを嫌味たらしくならずにちゃんと演じられるのだろうかとちょっと不安でしたが、祥子役の彼女けっこう頑張ってましたね)。いやー、今は反抗期の娘に説教しているお父さんも、昔はみんなこんな感じでふわふわ生きていたんだよね~。この映画を観ると、そんなあのころの自分が懐かしく思い起こされます。そして、あのころのバカだった自分たちでは想像すらしなかった、現在の大人になった自分や友達たちの生活を思うとまた切なさが込み上げてくる。観終わった後、優しさと切なさが良い余韻となって残る優れた青春映画であったと思います。以下余談。今作の原作者である吉田修一氏が僕は昔から凄く好きで、その代表作はほとんど読んでいます(現代の日本の小説家の中では最高に文章が巧い!と勝手に認定してるぐらい笑)。そんな氏の知的でスタイリッシュな筆致が冴え渡っている原作には、映画では語られなかったエピソードの数々が丁寧に書き込まれているので(映画では登場しなかった倉持の成長した娘もちゃんと出てきて良い台詞を残してくれるんだ、これが)、まだ原作を読んでいない方は是非読んでみることをお薦めしときます。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-23 18:16:34)
👍 2
35.ネタバレ 横道世之介の映画ではなく、横道世之介についての映画でした。時には恋のキューピッド、時には親友、時には恋人となり、相手を和ませるような存在である世之介は、まさに作中に登場する世之介の隣の部屋で鳴るベルと重なります。存在が当たり前がゆえに、存在を忘れて、なくなったときには凄く寂しく感じられます。いい奴ほど自然体過ぎるから有り難みって感じさせてくれないからね。そして、そんな世之介は人助けをしたが故に電車に引かれて、亡くなりました。作中では詳しくは語られませんが、どのような死に際だったかは映画を通して見れば、容易に想像出来ます。そのための2時間越えの映画だったと思います。なにより、人の為に死んでしまうなんて世之介らしい死に方ではありませんか。危険を省みず、咄嗟に線路に飛び出したんだろうな。世之介は加藤の真似をして、カロリーメイトを頬張り、赤ちゃんを見れば、すぐに母に感謝の電話してしまうそんな単純な奴だから。そして、本当、世の中って残酷だなってつくづく思う。この前、母と夕飯食べながら、ニュース見てたら、事故で救助しようとした人が二次的に犠牲になったっていうニュースが流れてて、そのとき、母が「あんたはそんな立派なことせんでもいいんよ」ってボソッと言ってたのを凄く思い出した。そんなことがあったから、ラストの世之介の母の手紙は胸に刺さった。 優しく、立派な息子だったから誇りに思うとか、運命として割り切るには酷すぎる。本当酷。
うーさん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-05 04:57:35)
👍 3
34.駄作ではないと思うのですが、2時間40分の尺を考えると、それだけの内容であったかは正直微妙だと思いました。雰囲気やセンスはなかなか良かったと思うのに、この映画に会って世之介のごとく「得した気分」になれなかった自分が残念です。
川本知佳さん [DVD(邦画)] 5点(2014-11-10 01:26:47)
👍 1
33.不思議な感じの映画。邦画がこんな感じを目指すといいんじゃないかな。お金かけられないしかけても糞映画ばかり作るし。大金かけてバリバリアクションはハリウッドに任せてたらいいよ。
とまさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-27 14:06:25)
32.ネタバレ 正月休みにゆったりと鑑賞。で、題名から感じ取れる長閑な印象のみを頼りに、全然予備知識も無い状態で観たのが本当に良かった。
それと自分の中での吉高由里子という女優のポジショニングが、どうにも定まらなかったのが、当作品鑑賞後に明らかに大好きな女優として位置づけられた。学祭のサンバ部の楽屋で、彼女が世之介を団扇で扇ぐシーン。扇ぐ勢いが喜びの度合いで変化して、犬のしっぽみたいで本当にカワイイ。その後のカーテンに包まるデレデレシーンは言わずもがな。
さて、物語。おそらく自分よりやや下の世代の1980年代の彼らの生活は、多少の非日常的な出来事はあっても、おおよそ親近感が持てる程の存在に感じられ、懐かしさという感情が自然と湧き上がる。
人生について特に目的もないが、決して厭世的ではなく、人に対して当たり前に優しい。恋愛に対しても遠慮はしないが、ガツガツもせず、どちらかというと受け入れる事で成就される。そういった主人公を好きにならずにいられない。
時代を前後させる演出においても、実に自然で押しつけがましい主張がない。これが観ていて大変心地良い。
あんな奴がいたな、という誰もが持つ過去の友人に対しての感慨を、空気感と優しい台詞だけで表現する。途中ラジオの放送で知る事となる、世之介が関わってしまった、ヒロイックで劇的な「ある事件」すらをも劇中では、サラッと流してしまう。映画を観ている側はとても切なくなってしまう一瞬であるが、当時世之介に接していた友人や家族、恋人は彼の事を笑顔で思い出している。
こんな日本映画、最近あったか?いや昔もあったのか?
出演者全てが好演。画面が美しい。心に留まり続ける宝物のような映画。観終わるのが寂しい。鑑賞後、制作側の「笑ってください」という思惑に反し、少しだけ涙を堪えきれなくなった。この件については自分が歳を重ねてしまったから。
こたさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-01-05 07:52:49)
👍 4
31.後から思い返す「あの時代」を等身大で上手く描いている。
現実において、こういった物語を自分自身が持っていたわけではないけど、それでも何故か懐かしい感じがする。
これ程長くても、まだもっと観ていたい...多くの人がそう思ってしまう優しい映画だと思う。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-03-15 23:36:57)
👍 1
30.横道くんのキャラクターがよかった。最後はあっけない終わり方だったけど、これもありかな。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-03-17 06:31:55)
29.2年前の映画ですが、ファッション、風景、車も1980年代をしっかり感じさせてくれます。高良健吾があまり遠慮がないけど心に沁みるような言動を素直に表に出すお人好しになりきってます。土建屋社長の娘が「ごきげんよう」っていうのもピンときませんが吉高由里子のお嬢様もきまってます。人を心地よくさせてくれる一面を持った人は結構いますが、類は友を呼ぶのか世之介のようないいやつを身近で見かけません。映画の中とはいえ癒されました。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-18 00:11:07)
28.ネタバレ 2時間越えの長めな時間なのだが、不思議と飽きずに観てしまった不思議な映画。まぁある意味ぬるい展開で大きな出来事は発生しないんだけどもね(笑) でもなぁ、まだ観ていたいなぁと思えてしまうのはなんででしょうね。とっても良い映画デシタ
Kanameさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-03-21 20:45:26)
27.後半世之介が自然体でなくなってきたように感じたのがちょっと残念。
マンデーサイレンスさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-03-22 22:20:52)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 7.47点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.52%
557.58%
6812.12%
71827.27%
81827.27%
91421.21%
1023.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 8.33点 Review3人
5 感泣評価 10.00点 Review2人

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