映画『華麗なるギャツビー(2013)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

華麗なるギャツビー(2013)

[カレイナルギャツビー]
The Great Gatsby
2013年上映時間:142分
平均点:6.24 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-06-14)
ドラマラブストーリー小説の映画化3D映画
新規登録(2013-01-17)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2021-10-01)【イニシャルK】さん
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監督バズ・ラーマン
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ジェイ・ギャツビー
トビー・マグワイア(男優)ニック・キャラウェイ
キャリー・マリガン(女優)デイジー・ブキャナン
ジョエル・エドガートン(男優)トム・ブキャナン
アイラ・フィッシャー(女優)マートル・ウィルソン
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕(男優)ジョージ・B・ウィルソン
エリザベス・デビッキ(女優)ジョーダン・ベイカー
ジャック・トンプソン(男優)ウォルター・パーキンス医師
アミターブ・バッチャン(男優)マイヤー・ウルフシャイム
カラン・マッコーリフ(男優)ジェイ・ギャツビー(若年期)
アデレイド・クレメンス(女優)キャサリン
ヴィンス・コロシモ(男優)ミカエリス
ジャセック・コマン(男優)(ノンクレジット)
内田夕夜ジェイ・ギャツビー(日本語吹き替え版)
加瀬康之ニック・キャラウェイ(日本語吹き替え版)
白石涼子デイジー・ブキャナン(日本語吹き替え版)
てらそままさきトム・ブキャナン(日本語吹き替え版)
東條加那子マートル・ウィルソン(日本語吹き替え版)
小松由佳ジョーダン・ベイカー(日本語吹き替え版)
勝部演之マイヤー・ウルフシャイム(日本語吹き替え版)
林真里花デイジーの母(日本語吹き替え版)
志村知幸アンリ(日本語吹き替え版)
河西健吾(日本語吹き替え版)
原作F・スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」
脚本バズ・ラーマン
クレイグ・ピアース
音楽クレイグ・アームストロング
撮影サイモン・ダガン
製作キャサリン・マーティン〔美術〕
ダグラス・ウィック
バズ・ラーマン
ルーシー・フィッシャー
製作総指揮バリー・M・オズボーン
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮アニマル・ロジック社(視覚効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術キャサリン・マーティン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
カレン・マーフィ[美術](プロダクション・デザイザー補)
イアン・グレイシー(美術監督スーパーバイザー)
ダミアン・ドリュー(美術監督)
衣装キャサリン・マーティン〔美術〕
録音スティーヴ・マスロウ
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💬口コミ一覧

9.1974年版未見、初ギャツビーでしたがとても良かったです。あっという間の2時間半。Jギャツビー(プリオ氏)の成り上がり感(何となく育ちが良さそうな感じ + たまに見せる下品な感じ + 得体の知れない感じ + 純な感じ etc)などさすがの演技力。マリガン嬢に対してマイナス意見が多いですが、嬢のフワキラ感、意志の弱さなどはなかなか魅力的で、ギャツビーが人生を賭けるに足る可愛さだったと思います。そもそも女という生き物はいつの時代でも現実的なものです。脇のトビー・マグワイヤ、エドガートン、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、アイラ・フィッシャーらも濃い容姿の割にはあっさりした立ち回りで、映画をより見やすいものにしていると思います。

内容を指して”三流”と切り捨てているレビュアーもいらっしゃいますが、このドラマは主人公の純愛と悲劇にスポットが当たっているものでしょうから、”ストーカー的で幼稚で純粋”これで正解だったと思います。ストーリーが複雑では恋愛ドラマでなくサスペンスドラマになってしまいます。シンプルな流れですがそれでも十分にサスペンスしていますし、終盤の悲しい展開へシフトしていく流れも非常にスマートです。ギャツビーがついに爆発した直後から事故の流れは泣かせますが意外とあっさりしています。何となく全体的に浅めに描いて軽快な仕上がりを意識したような気もします。

音楽に関しても賛否ありますが私はアリだったと思います。ヒップホップなど若干鼻につく演出もありますが、これのおかげでダウントン・アビーのような古典にならずクールに仕上がっています。”バカバカしいほどのパーティ”=これくらい過剰な表現で正解だったと思いますし、原題も邦題も最高にCoolで素晴らしいです。これほどカッコいいタイトルって意外とないです!
ただ・・ これほど持ち上げておいてアレなんですが、内容的には「だからどうした?」の典型で、さして深い映画ではないとは思います。実際問題、世の中に掃いて捨てるほどある普通の浮気話な訳ですが、これを特別なものにしているのはやはりJギャツビーの成金感でしょうか。このお金持ち感と派手目の監督のセンスがベストマッチした奇跡の作品といえます。

【追伸・・】
1974年版映画と、原作本(野崎訳、村上訳ともに)読みました。2013年版映画(本作)は原作と比べると少々ケバ過ぎる向きもありますが、それでも本作のキャスティングはパーフェクトでしょう。対する1974年版映画は原作の古典感は感じられるものの、やはりキャスティングがあまり合っていないように感じられる点、全体的に冗長でドラマチックさに欠ける感じが退屈さを助長してしまっているようでした(もう45年も前の映画ですし)。 総括すると2013年版の映画を見て、ハマったなら村上訳の原作本を読むのがベストではないかと思います。

【さらに・・】
2001年TV映画版も見ました。こちらは原作本に非常に忠実なセリフや映像が多いのですが、2013年版のキャスティングがあまりにも素晴らし過ぎる点と2013年版の音楽とドラマチックな映像を比較するとやはり霞んでしまいます(なんだかんだ言ってもバズ・ラーマン監督は一流ですし)。また、あまりにも本に忠実なセリフ回しは時には滑稽でおかしな感じになるところも多数ありました。最初のシーン、デイジーが突然小指がどうとか言い出して笑ってしまいました。(本の中では情緒的なシーンなのですが)

やはり2013年版を見てから村上訳の本を読むのが正解です。。(確信)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-19 10:21:54)
👍 1
8.ネタバレ パーティーのプールシーンが印象的。あとは、可もなく不可もなく。
にけさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-02 17:33:52)
7.74年版は見たし、原作も既読。特に作品に思い入れもなく、なんで原作が評価されているのかもわからないのだが、WWⅠ後の好景気の「派手派手しさ」を映像的に表現する事には成功しているとは思う。原作の世界観にマッチしているか否かは意見がわかれるだろうが。まあでも相変わらず救いがなくて、ドンヨリするな。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 4点(2020-12-24 17:29:29)
👍 1
6.ネタバレ 翻訳本は数ページで挫折、1974年版が封切られた時に
ギャッツバイゼーションなる言葉まで作って大々的な
広告宣伝が打たれた記憶がありますが、結局未鑑賞。
その内容は長い間不知のものでした。
今回ようやく2013年版を鑑賞してその内容を知ったの
ですが、正直「なんだかなあ」という感じ。

要するに、貧しい家庭に生まれためちゃくちゃ野心家
の青年が、上流階級のお嬢さんに一目惚れし、彼女に
ふさわしい富を手に入れ求愛したが、思いは叶わず
撃ち殺されましたとさ、っていうお話としか思えない
のですけど、ここでの評価の高さはなぜ?
富と名声が全てであるというアメリカ社会に生まれ育っ
たわけではない極東の島国の人間には理解不能なのかも
しれません。

デイジーが男が命がけで求めるような女性に見えない
のが致命的ではありますが、CGばかり使うのではなく
各登場人物のキャラをもう少し丁寧に描いてほしかった
気がします。

原作本について、深読み読書会か中田敦彦君に取り上げ
てもらって分かりやすく解説してほしいです。
キムリンさん [地上波(吹替)] 5点(2021-01-02 17:12:29)
5.原作は「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる作家フィッツ・ジェラルドの『The Great Gatsby』で、20世紀アメリカ文学の最高峰といわれている。
舞台は1922年アメリカ。空前の好景気に湧いていたが、華やかさの中に退廃的な空気が共存している時代。
小説を読むと、衰廃していこうとしている西部と、成長目まぐるしい東部とのコントラストがはっきりと描かれているが、映画ではその説明がないのでやや分かりにくいかも知れない。
ディカプリオが演じる主人公ギャッツビーはどこか秘密めいていて、トビー・マグワイア演じるニックはギャッツビーに興味を抱いていく。見ている側もニック目線になると思う。中盤以降、彼の正体が明らかになると、ラストまで一気に物語が進むという、ちょっとしたミステリー仕立てになっている。

華やかだけどどこか影があるギャッツビーという人物は、ご多分に漏れずレオナルド・ディカプリオのはまり役で、トビー・マグワイアの味のある淡々とした演技がさらにそれを引き立てている。

この作品が文学たるゆえんは、小説の冒頭に書かれている一文に集約されていると思う。
『まだ大人になりきれなかった私が父に言われて、ずっと心の中で思い返していることがある。「人のことをあれこれ言いたくなったら、ちょっと考えてみるがいい。この世の中、みんながみんな恵まれてるわけじゃなかろう」』(『グレート・ギャッツビー』(小川高義訳))
めたもんさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-10-23 11:20:28)
👍 1
4.ネタバレ 個人的にはこの単純明快なストーリーは好きです。一途に人妻に想いを寄せるのは道徳的にいかがなものかと思われますが、人妻でなければ物語にならないのだから仕方ない。とにかく画と音楽だけでも楽しめそうな豪華さがありました。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-10 00:17:45)
3.ネタバレ “The Great Gatsby”『偉大なるギャツビー』。オリジナルは観ていませんが、レッドフォードにディカプリオ。主演俳優の美しさから邦題は『華麗=(The Brilliant)』の方にしてみたんでしょうかね?ジェイの繊細さが滲み出ていますが、タイトルとしては一代で富を築いたスーパー金持ちギャツビー氏って方に掛かってる、The Greatなんだと思います。誰が監督か特に意識しないで観てるうちに「これ、○○監督かな?」って特徴ある監督っていますよね。バズ・ラーマンとティム・バートンはすぐ解る気がします。

さて、謎多き大金持ちのギャツビー氏。そんな人が隣人だとニックでなくても興味が出てくると思います。ただね、彼がパーティを開く理由、そこに住む理由が紐解かれるたびに、ギャツビーを形成する鎧が剥がれていき、丸裸になる頃には、過去の恋に生きる単なる臆病な男になってしまいます。デイジーの過去の恋愛までを否定させるでなく、それを受け入れた上で新たな交際を始めるならともかく…なところです。

嫌になっちゃって「トムもうここに居たくない!」って叫んじゃうデイジー。あぁこれが最近学んだ“蛙化現象”か。ここからサスペンスっぽくなるけど、最後の方、ニックからの電話にスンとした顔して執事を見上げてるデイジーがまたとっても印象深い。これが、まだデイジーにも未練があって、会場に行きたいけど、でもトムが…ってなら物語としてアリだけど、彼女の感情の中で、完全に終わったんだなぁ~って顔。悲しすぎる。

華麗なるギャツビー役がディカプリオで良かったのか、ちょっと疑問です。やはり彼の美少年全盛期に比べ、顔つきがふっくらして、目には迫力があります。貧しい生まれで、戦場を生き抜き、禁酒法の裏社会で財を築いた偉大なる人物の顔つきはしていますが…
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-12 21:48:34)
2.面白かったとは思うけど、CG多用がなんともイマイチ。
センブリーヌさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-10-09 18:54:34)
1.ネタバレ 富豪達の豪邸、豪華絢爛たる装飾、ド派手なパーティ、そして豪華な出演陣。そろえまくった時代再現の大道具小道具。どうだ非の打ちどころがあるまいと言いたげだが、そういう事に頑張れば頑張るほど、作品の文学性が霞む。眼鏡の看板が無駄に強調され過ぎ。果たして神が見ていたと言えるだろうか。さてここまで書いて思うのだが、この映画の弱点は、映画だけの瑕疵なのだろうか。原作自体の弱さかもしれない。訴求点がそもそもピンボケだったのかもしれない。

まとめ:無駄な努力ばかりが目立つ。
ほとはらさん [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-02 20:28:35)
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【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.24点
000.00%
100.00%
212.04%
324.08%
436.12%
5816.33%
61632.65%
7816.33%
8714.29%
924.08%
1024.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 9.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
美術賞キャサリン・マーティン〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞キャサリン・マーティン〔美術〕受賞 

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