映画『花様年華』の口コミ・レビュー(4ページ目)

花様年華

[カヨウネンカ]
In the Mood for Love
(花様年華)
2000年上映時間:98分
平均点:6.20 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-03-31)
ドラマラブストーリーロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-05)【Olias】さん
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監督ウォン・カーウァイ
キャストトニー・レオン(男優)チョウ・モーワン
マギー・チャン(女優)スー・リーチェン
レベッカ・パン(女優)スエン夫人
ロイ・チョン(男優)
小杉十郎太(日本語吹き替え版)
相沢恵子(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
茶風林(日本語吹き替え版)
脚本ウォン・カーウァイ
音楽梅林茂
挿入曲ナット・キング・コール"Quizas, quizas, quizas"
撮影クリストファー・ドイル
製作ウォン・カーウァイ
プロデューサーウィリアム・チャン(アソシエイト・プロデューサー)
配給松竹
美術ウィリアム・チャン
衣装ウィリアム・チャン
編集ウィリアム・チャン
字幕翻訳岡田壮平
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💬口コミ一覧

15.雰囲気の良い映画なんだけど、観るのが疲れてしまう。
afoijwさん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-09 23:41:33)
14."女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る"
この映画冒頭に登場する一節だが、まず、嘘つけ!と言いたい。
勇気がないどころかトニー・レオンてばマギー・チャンを口説きまくり、え?そんなにグイグイ行っちゃうの?と思わず笑っちゃうほどの押しの強さ。
互いの配偶者が浮気?ならこっちもしちゃうもんねと開き直り、一緒にタクシーに乗ればすかさず手を繋ごうとするし、小説を書くから手伝って欲しいと、事あるごとに部屋に呼ぶというね。「2046」でも同じキャラが出てくるがこちらは終始ニヤケ顔でさらに色男になってるので要注意!

たびたび流れる夢二のテーマがとにかくこの映画の雰囲気にあってて良い。特に意味の無いシーンでも、取り敢えずこの曲を流してスローモーションにしとけば格好いい画が出来上がるので大変便利だ。この時代の雰囲気は良く再現されていたんじゃないかと思う。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 9点(2014-10-08 00:45:30)
13.ネタバレ ベタベタな不倫映画を期待して鑑賞しましたが、予想外の展開でした。一線を越えそうで超えない・・・そんなもどかしさを感じる作品ですが、音楽や映像が美しく芸術的な映画でした。
たけたんさん [DVD(字幕)] 5点(2015-01-15 05:43:56)
12.ネタバレ 愛は、もうはじまっている。

これ以上のキャッチコピーは考えられないだろう。まさにこの言葉の通り。憂いのあるワルツの中、よくウォン・カーワァイは2人の愛を限界まで留めたものだ。

そう。またもやテーマははじまらない愛。そして観る者誰もがこれは愛だと信じて疑わないだろう。100人がこの映画を観て、80人が退屈だと言ったとしても、私は残りの20人の中にいるのだろう。初めて、一度観た直後にもう一度観た映画。惹かれた、惹かれてしまったんだから仕方がない。

妻に浮気されている男と、妻の浮気相手の女のはじまらないラブストーリー。

わかったことがある。ブエノスアイレスも借りているのに本作から観てしまった。欲望の翼も観ていないのに。でもここにきて、どの作品から観ても構わないことに気づいた。ウォン・カーワァイ作品は時計や人間や様々な者で作品世界を共有する。パラレルワールドのように。ときにオムニバス、ときに本作のようにどっぷりとフィルムを使い撮影したほとんどの映像を捨てながら作品を仕上げる。彼の宇宙を知るのに順序は関係ない。どこから観てもウォン・カーワァイの宇宙だ。

気づいた
JFさん [DVD(字幕)] 6点(2015-09-13 23:37:32)
11.ああ、こういうことか。ウォンカーウェイにまたしてもやられた。
いっそ最初っから最後までずーっとスローモーションで、あの曲かけてほしいわ。
どちらも間借りしているのでそれほど裕福でもないのでしょうが、
なんだか品があるような気がする。そういう風に撮ってるのか。
最後はカンボジアである理由がよくわからんけど、香港人ならピンといたのかな?
これはもう一度みたいと思う映画でした。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-28 02:04:02)
10.ネタバレ ストーリーの説明が暗示的なのでちょっとわかりにくいです。小津作品のようなカメラアングルとキスシーンもセックス描写もない恋愛ドラマが印象的ですが、チャン夫人が4年後に子連れでアパートを訪れ、子供の父親がチャウであることを匂わせています。仄めかしが随所に見られるけだるい映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-26 21:12:43)
9.ネタバレ アート的な映像作品に近いぐらいに感じたが、筋立てに頼らず映像美と音楽だけで感覚を揺さぶられる体験は貴重だった。「差し色」を実に上手く使った映画だと感じた。全体として小汚く雑然とした環境のなかに、常に存在しているチェン夫人のドレスや調度品の鮮やかな美しさ。ぼんやりとしたシチュエーションだけが提示していき、ふたりの感情や距離感が掴みきれないなか「リハーサル」で夫人がほんの一時露わにする感情。秘めた悔悟をアンコールワットの小さな穴に託すチョウの哀感。全体が淡々としているからこそ、ビビットに際立つ部分があったように思う。
最後にテーマを明示したことだけが不満と言えば不満だけれど、自分の中ではさほどの瑕疵ではない。久々に拍手をした作品だった。
C-14219さん [地上波(字幕)] 10点(2016-05-06 20:56:19)
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8.ネタバレ 巧みな映像であるが、過ぎたるは及ばざるが如し。映画としての充実感がない。単なる自分達の妥協点しか見出せない二人、愛すことが出来ない、不倫モドキの昼メロドラマの内容。監督の自己満足で終わっている。
cogitoさん [DVD(字幕)] 5点(2016-08-28 17:33:26)
7.なんか薄汚くて気持ち悪い。もうちょっとバカやってくれれば楽しめるんだが。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-07-14 23:38:35)
6.ウォン・カーウェイ監督の「恋する惑星」「天使の涙」もダメだった。
オムニバス作品の「愛の神、エロス」はまだマシだったが、この監督とはどうにも相性が悪そう。
W不倫を変に気取って撮っただけに感じられる。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 3点(2017-08-30 00:19:04)
5.ネタバレ ウォン・カーウァイの映画は評価を付け辛い。'60年代の香港を舞台にしている割にはほとんど室内ロケで、屋外ロケも夜しか映さない。緑色を基調にした画には強烈な赤が差し込み、この非日常的な息苦しさが一線を越えそうで越えない不倫を際立たせている。チョウもチャン夫人も「面倒臭い」の一言に尽きる。結婚すれば身動きできなくなることは分かるのに、それでも刺激欲しさに惹かれあう遊戯にも思えなくない。チャン夫人の夫がリクエストした曲「花様的年華」が終わりの始まりだったのかもしれない。冒頭の「女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る」という一節。ラストはその通りであり、唐突なカンボジアのシーンで、チョウは木の幹代わりにアンコールワットの柱に機会を失った苦しさを吐いた。男は戻れない過去を別に録って現在を生きていくのだろう。手放しで称賛はできないが、『欲望の翼』と『2046』は観なければなるまい。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2017-10-15 22:45:04)
4.ネタバレ 展開が無さすぎる。。実質30分くらいで済む内容。常々書いていることですが、直接的であれ、間接的であれ、性描写を恋愛から完全に取り除いちゃダメ。湯豆腐の豆腐抜きみたいに不味くなる。なるべく映画の良いところを探したいが本作品については正直がっかりした。
なすさん [インターネット(字幕)] 5点(2018-06-04 01:20:21)
3.ネタバレ ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。
この人のもつ「映画らしさ」がとてもユニーク。

共に伴侶に裏切られた男女の微妙な関係を、センスある音楽とともに描く。
「花様年華」という言葉は、満開の花のように、成熟した女性が、一番輝いてる時、のことらしい。
つまり、タイトルからして、マギーチャンを描いた映画なのだ。

難攻不落の女性が、ふと心がゆらぐ瞬間を描きたいがために、一本の映画を創っちゃうカーウォイの「映画らしさ」が興味深い。
不倫映画といえば、デニーロの「恋に落ちて」が僕なんかすぐ浮かぶ。
でもこっちの映画は、最後男性が彷徨い(さまよい)人になっちゃうとこが、そしてその役者が
トニーレオンだというとこが、なんか説得力あって、面白い。

う~ん、カーウォイ面白いな。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2018-06-24 17:41:08)
2.ネタバレ ウォンカーウェイの頂点。全編、スタイリッシュな映像。トニーレオンの倦怠感のある演技。ストーリーは、?
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-01 15:59:47)
1.ネタバレ 言ってしまえば、ストーリーはありがちなメロドラマのように思う。しかし、この映画の何という美しさ、そこに尽きる。赤ではなく、紅い色彩を基調とした映像に、雨がこんなにもよく似合うとは。 そして主演二人の、どこから撮っても「絵」になること。特に、張曼玉 (マギー・チャン) の真紅のチャイナドレス姿は、お人形さんかい? って本気で思うほど。トニー・レオンは、やはりウォン・カーウァイと相性がいいようだ。 その二人を一層華やかに際立たせた衣装、当時の香港を完璧に再現した街並み、画面の細部まで拘りが行き届いた美術、、本作は衣装や照明といった美術スタッフ、そして撮影の素晴らしい仕事にも拍手を送るべきだろう。 「花様年華」とは、花のようなきれいな時期、人生で最も美しい瞬間と言われる。本作で言うなら、香港における1960年代という「時代」のことだろう。 1960年代、香港、そこに確かに存在した一人の女、、それは記憶の中で永遠に美しい花として咲き誇るのだ。
タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2021-05-06 20:41:51)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
222.67%
356.67%
468.00%
51621.33%
61013.33%
71418.67%
81520.00%
968.00%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 8.60点 Review5人
5 感泣評価 3.66点 Review3人

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