映画『アップサイドダウン 重力の恋人』の口コミ・レビュー(2ページ目)

アップサイドダウン 重力の恋人

[アップサイドダウンジュウリョクノコイビト]
UPSIDE DOWN
2012年カナダ上映時間:109分
平均点:6.65 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-09-07)
サスペンスSFロマンス
新規登録(2013-08-28)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2013-09-21)【8bit】さん
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監督フアン・ソラナス
キャストジム・スタージェス(男優)
キルスティン・ダンスト(女優)
ティモシー・スポール(男優)
脚本フアン・ソラナス
音楽ブノワ・シャレスト
配給角川映画
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💬口コミ一覧

3.ネタバレ これから僕が語るのは、宇宙で唯一の〝二重引力〟が存在する世界での社会を変えることになったある愛の物語だ――。特殊な磁場が働き、上下双方からの重力が存在する特異な双子惑星。上に位置する世界には何不自由なく暮らす富裕層が住み、下に位置する世界には貧しい人々が鬱屈した毎日を過ごしていた。お互いの世界の交流はタブーとされ、下の世界に住む貧しい人々は上の世界に住む幸せそうな人々をただ眺めることしかできない毎日。ある日、二つの惑星を結ぶ賢者の山でエデンという女の子と運命的な出逢いを果たしたアダム。2人は、そんな禁忌とお互いの重力を乗り越え愛を育んでいく。だが、世界を牛耳るトランス社に知られることになった2人は無理やり引き離されてしまう――。10年後、トランス社で働く彼女と再会を果たすため、アダムはそんな重力の壁を乗り越えうる画期的な発明品を手にとうとうトランス社に踏み込んでいく。ところが悲しいことに、彼女は過去の記憶をすっかりなくしていて……。上と下からの二つの重力に支配された特異な世界でお互いの身分を超えた愛を貫こうとするあるカップルを描いた純愛ラブストーリー。と言う、ストーリー自体は超古典的な「ロミオとジュリエット」風純愛物語なのだけど、それを特異な発想と拘りぬいた斬新な映像でもって描いたところが新しいですね。徹底的にアイデア勝負のこの世界観は確かに秀逸だと思うのだけど、さすがにちょっとストーリーがおざなりに過ぎます!都合よく記憶をなくしたヒロインが物語の途中でこれまた都合よく記憶を取り戻したり、強大な権力を持っているはずのトランス社がかなり甘々なセキュリティだったり、そしてかなり投げっ放し感MAXな強引なオチだったり…。うーん、もうちょっと脚本を練って欲しかった。それでも、今までになかった斬新な映画を創ってやろうというこの監督の迸るような情熱は、その画面の端々からビシバシ伝わってきました。ようやく相思相愛になれた2人が空中をクルクル廻りながら抱き合ったりとか、こんな変てこなラブシーン初めて見たし(笑)。そんなわけで、この設定は斬新なのにストーリー自体は青臭い恋物語、突っ込みどころ満載ですけどけっこう楽しめたかな。文字通り、ホントに身体が燃え上がりそうになりながらそれでも彼女の前ではスマートなデートの終わり方をしたかったアダムの童貞っぽい感じとかも、素直に共感出来たしね。重力やら格差やらに阻まれながらも、それでも好きな女の前だとええカッコしたい男ってやっぱアホだ(笑)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-28 00:18:03)
2.ネタバレ 重力と反重力が存在する双子の世界、このアイデアとプロットはセンス・オブ・ワンダーに満ち溢れていてグッドです。緻密に創りこまれたCG映像もレベルが高くてよかったんですが、この映像は大スクリーンで観ないと真価が判らないでしょうね、なんせTV画面では小さすぎて映像の情報量に全然追いつけないですからね。でも脚本はびっくりするほど稚拙です。リュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』じゃないけど、まるで監督が中坊の頃に自分のイマジネーションを書きとめた脚本を映画化したみたいな出来です。そのイマジネーションは確かに凄いんだから、せめて脚本は腕のたしかなプロに任せた方がよかったですね。プロットやディティールには『ブレードランナー』など過去のSF映画からの影響が強く感じますし、何度も出てくるカフェのシーンでは『ガタカ』の世界観と雰囲気が彷彿されました。 「これはまた別のお話し」なんて思わせぶりなナレーションで終わるけど、続編を撮る計画があるのかな?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-13 20:13:29)
1.ネタバレ そもそも何故二人は惹かれあっているのでしょうか?その理由がまったくわかりません。
何故愛しあうようになったのか、何故お互いがお互いでないとだめなのか。何故障害を乗り越えようとしてまで求め合うのか、ということは恋愛映画をえがく上で一番大切なことですよね。そういった過程がまったく描かれていない。
愛に理由なんてない?いや、こういう設定にするならそこをきちんと描かないとだめでしょう。結局最後まで、2人の葛藤を全く理解できずに終わりました。
作り手が、こういう設定にただ酔って満足しちゃってる映画ですね。恋愛映画としては、なんの面白みもありません。 映像も今のCG全盛期に見せられてもそこまで驚くものではありませんでした。
ギニュー隊長★さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-09-10 11:19:14)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.65点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
400.00%
514.35%
6521.74%
71356.52%
8313.04%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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