映画『ラヴソング』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ラヴソング

[ラヴソング]
Comrades: Almost a Love Story
(甜蜜蜜)
1996年上映時間:118分
平均点:7.83 / 10(Review 63人) (点数分布表示)
ラブストーリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2008-04-18)【Olias】さん
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監督ピーター・チャン
キャストレオン・ライ(男優)シウクワン
マギー・チャン(女優)レイキウ
エリック・ツァン(男優)パウ
クリストファー・ドイル(男優)ジェレミー
チェン・タンチョー(男優)シウクワンの師匠
クリスティ・ヨン(女優)シャオティン
脚本アイヴィ・ホー
主題歌レオン・ライ「甜蜜蜜」
撮影ジングル・マ
製作ピーター・チャン
製作総指揮レイモンド・チョウ
配給ビターズ・エンド
美術イー・チュンマン(美術監督)
字幕翻訳岡田壮平
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💬口コミ一覧

23.ネタバレ これはとっても丁寧に作ったラブストーリーで、女心がわからない田舎出のレオンと、野心家だが意地っ張りなマギーがすれ違いながらも本当の愛を見つけるお話。個人的にはマギー・チャンの顔はあんまし好きではありませんが演技は良かったかな♪エリック・ツァンが思わぬところに出てて嬉しかったです(笑)マギーを笑わそうと刺青の中にミッキーを彫ったところも印象的でした!!
うさぎ大福さん [DVD(吹替)] 7点(2007-03-08 01:53:52)
22.ネタバレ こちらは、1996年香港の作品。
ジャンルはラブストーリー。

映画系Blogをのぞいていたりすると、結構みかけるこの作品。
ラブストーリーものとしては、映画通をうならせる名作のようであるからして、是非、観てみたいと思っていた。

香港といえば、アジアきっての映画大国。
私もウォン・カーウァイ作品を筆頭に、いくつかの香港映画を観てきた。

香港映画って、日本と同じアジア映画なのにどこか日本人にとって、とっつきにくいところがある。
(最近は私も香港映画を観慣れてきたので、その様なことはなくなったが。)

それはひとえに、名前と顔の分かりずらさじゃなかろうか。
名前の発音はややこしいし、顔も日本人からするとやはり見分けがつきにくい。
だから、香港映画観始めの頃って苦労した。

恥ずかしいけど、それこそ一人ずつ俳優・女優の顔と名前をおぼえていったものだ。
トニー・レオンの顔をおぼえて、レスリー・チャンの顔をおぼえて・・・みたいな感じに。

そんな感じに、一作観る毎に俳優や女優の名前と顔をおぼえていき、そして、どんどん香港映画が好きになっていった。

そして満を持して、映画通にも評価の高い『ラヴソング』を鑑賞したわけだ。


ネタバレしがちなので、今回は気を遣って書くとすると、香港映画にありがちな“偶然の出会い”には、「それはないだろ、おいっ!」モードに入りつつも、最後にはスッキリと感動でき、心地よいまま観終えることができた。

特にこの作品、「名シーン」の連続で、非常に心に残る映画だった。

主人公二人が初めてキスをするシーンや、主人公の女性が車の運転席で思わずクラクションを鳴らしてしまうシーン、、、などなど、素晴らしいシーンの数々。

皆さんがこの映画を推す理由を理解できた。

さて、「ラブストーリー(恋愛モノ)」と聞いて、拒否反応を起こす人(特に男)が多いが、これは非常にもったいないことであると、この作品を観て改めて思った次第である。

これは映画に限らず何事にも言えることだが、「先入観」ってのは、何かを楽しんだり素晴らしいものと出会ったりする上で、邪魔にしかならないってことである。

今後、どんどん色んなジャンルの映画を観ていく予定だが、そういう愚かな「先入観」はできる限り捨て去っていきたいと思う。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-01 20:21:49)
21.ネタバレ ラヴソングって、何だかタイトルだけを見ると何や、甘たるい恋愛ものかと思っていたらとんでもなかった。何と言う心憎い演出でストレートに泣かせてくれる。やるな!香港映画!こんなにも素晴らしい映画が香港映画の中にあったとは知らなかった。この映画、冒頭のあのモノクロの駅のシーン、この最初のシーンを最後になって、もう一度繰り返されるのだが、それが物凄く効いてきます。同じ頃、香港へと出稼ぎにやって来た若い男女二人の十年越しの愛、遠回りであったものの、二人の恋が実ったことを表すシーンが映像と共に迫ってくる。作品のスタイトルとしては完全なメロドラマである。この映画の中でも何度となく流れてくるテレサ・テンの歌声と映像、そして、そんなテレサ・テンの死を知らせるニュースを街頭テレビで見ている二人が見せる表情が素晴らしい。二人の思いがここに象徴されている素晴らしいショットだ!このシーンについて語らせてもらうと、もう、二人が抱き合ったりしなくても愛し合っていること、二人の恋が実ったことが伝わるのだ。下手な映画、例えば今の日本映画だったら、ここでぐたぐたと言葉を交わしたり、抱き合ったりするものだが、この映画はそういうことをしていない。そんなことなどしなくても十分、二人が十年越しの愛を実らせたことが解る素晴らしいシーンだ!ここで終わりと思わせておいて、ラストにあの冒頭の駅のシーンを持ってくるというこの何とも気の効いた心憎い演出!マギー・チャンのラストの微笑みは、いつまでも頭から離れなくなりそうです。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-02 10:40:09)
👍 3
20.最後のシーンはよかった。
ホットチョコレートさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-29 21:44:40)
19.マギー・チャンが最高にキュート。最後のシーンは、ポイント高いですよ。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-28 11:13:43)
18.ネタバレ 公開当時、家内と一緒に観ました。
この手の映画としてはかなり印象に残る作品でしたのでDVD発売時に即購入しました。
歌いながらチャリンコに二人乗りするシーン、
新年の挨拶を交わすシーン、
背中に彫られたミッキーのシーン、
車のクラクションを鳴らしてしまうシーン、
テレサ・テンの訃報を知らせるテレビの前で再会するシーン。
自然とあふれる笑顔、まさにハッピーエンド。
そして10年前、大陸からの列車が香港に到着するシーン。
もう言う事ないです。
Feld Hern Halleさん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-28 00:51:45)
👍 1
17.ネタバレ このサイトで知りました。ありがとうございます!最高です!
ラストシーンのテレサテンの音楽が、明るくて、ちょっと可笑しい感じの曲(ラブソングなのかな)なところが最高にイイ!見つめ合って、すこしづつ、彼女がほほえんでいくんですよね。しあわせだなあ。いいなあ。おれもしあわせになりたいなあ。
涙腺崩壊です!もし、離れ離れで終わったらどうしよう、と思った。よかった、よかった!!すべてがさいこう!!!! というか、大好きな映画になりました。永久保存版!
男ザンパノさん [DVD(字幕)] 10点(2008-08-16 01:35:42)
👍 1
16.あんなに嫌でしかたがなかった香港の街が、
なんだか懐かしく思い出されます。
初めてみたのは、もうほとんどラストシーンでした。
なんだかおもしろそう、と、さっそくVCD(DVDじゃなく)を探したけど見つからず、ヤフー香港のオークションで入手。
そのときは、まあいい映画だなというだけの感想でしたが、
こうして日本に帰って久し振りに見ると、涙が止まりませんでした。
日本で普通に就職をして生きていれば実感できないかもしれませんが、
人生なにが起こるかわからないものですね。
良いことも悪いこともすべてこれ人生。
香港も悪くない。
あのままテレサの甜蜜蜜でエンドロールだったらよかったのに。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 10点(2008-10-25 02:05:55)
15.大メロドラマの醍醐味。まず、このころの香港情勢があって、大陸から香港へ、香港からアメリカへ、という中国人の流れがあった。戦争などと比べれば穏やかなものだが、やはり一種の激動期、メロドラマの背景にふさわしい。そこにもう一つ、テレサ・テンの文化圏としての香港と、ウィリアム・ホールデンの『慕情』の文化圏としての香港との拮抗が重なる。そういう混淆の物語は、ラストでテレサ・テンの歌がニューヨークに流れて決まりをつけるわけだ。この二人はどちらも大陸から来て香港に根を下ろそうとしていて、いわば戦友のような感情で結びついている、それがいいなずけには乗り越えられないものだった。友だちよ、友だちなのよ、と釘を刺しつつ愛が深まっていくあたりがいいの。だんだんと沈黙が濃くなり、寒いからと重ね着させてボタンをかけ…、なんてあたり。すれ違いもちゃんとあり、これはかなり堪能できたメロドラマだった。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2009-03-11 12:13:10)
👍 2
14.ネタバレ 先日、近所のレンタル店に置いてないある映画のDVDを探しにDVDの量販店に脚を運んだ。「やった!見つけた!」ふと、その隣に置かれていたDVDに目が行った。普通なら素通りする。でも、「ラヴソング」・・・。思い出した。そういえば、タイトルしか覚えてないけどみんなのシネマレビューで凄い高得点の映画だったなあ。しかもプライスダウンコーナーに無造作に並んでいる。2枚買っても2600円か。これも一緒に買うか・・・。という全くの偶然が重なり手にした本作。感動しました。本当に優しくて素晴らしい映画でした。マギー・チャンがその表情で魅せる表現力豊かな素晴らしい演技と不器用で素朴な男を演じたレオン・ライ。2人の魅力が見事なまでに融合した。そんな2人の挙げればキリが無いほど素敵で素晴らしいシーンが随所にちりばめられています。そして、そんな印象に残るシーンの多くでこの2人に必要以上に語らせすぎないところがいい。その表情で見せる確かな演技力で2人の気持ちが痛いほど伝わってきます。特にラストシーンは「同志」であり、「親友」である2人に言葉は要らない。あの澄みきったマギーの笑顔が全てを物語っているし、マギーのその笑顔に心が洗われるような気がした。そのラストに続く、冒頭では分からなかった香港に着いた列車の車中で疲れて眠っているレオンの後の座席。そこに実に効果的にテレサ・テンの歌が重なる。みんなのシネマレビューのお世話になっていなかったら、出会うことなく素通りしていたであろうこの映画。みんなのシネマレビューと、レビュワーの皆さんに心から感謝いたします。
とらやさん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-29 19:22:49)
👍 2
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13.ネタバレ マギー・チャンと言えば、『ポリス・ストーリー』のヒロイン、、、というのはもう大きな間違い?
移り変わる時代背景の中で、男女の恋愛を描く物語と言えば、日本でも昔、『十年愛』なんてドラマがあったし、ハリウッドの『恋人たちの予感』も似たような感じだったかな。
近づきつつ何処までも擦れ違う2人、、、という最後の方の展開も、80年代後期のトレンディドラマ『君が嘘をついた』の最終回を彷彿とさせる。とは言え、これはもう携帯電話の時代には有り得ないシチュエーションなんだろうけど。
そんなイメージで観れば、『ラヴソング』という物語もベタな邦題に違わない、何てことない10年越しのラヴストーリーに過ぎないんだけど、でも、惹きつけられるものがあったのは確かなんだなぁ。
その要素の一つは、ヒロイン、マギー・チャンの個性なのだと僕は思う。彼女は決して可愛い子ちゃんではないし、特別に美人でもない。けど、その表情には言い知れぬ感情を秘めた独特の憂いがあり、その立ち姿には意思の通った芯の強さがある。そして、彼女の容姿から立ち上るのは、媚や理知というよりも、情の深さである。博愛である。
この映画には印象的なシーンが多い。自転車の二人乗りで語り合うシーン、初めてのキスシーン、新年の挨拶を交わすシーン、背中のミッキーマウス、海水パンツ、車のクラクションからのキスシーン、タイムズ・スクエアで自転車の野菜配達(?)、そして、N.Y.での偶然の再会から、香港での運命の出会いへ。それこそベタな恋愛的アイテムの寄せ集めとも思えるけど、こういう見せ方をある意味で「王道」というのかな。
最後に、偶然の再会から、運命の出会いへ。その可能性こそがこのラヴストーリーのベースであり、バックグラウンドとなっていると感じる。それがこの映画に惹きつけられた一番の理由かもしれない。
onomichiさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-21 08:22:45)
👍 2
12.ネタバレ 運命の赤い糸の神秘さと感動は感じられた。しかし、あっちにいったりこっちにいったりする男女の主人公の心情には共感できない、無理がある。共感以前に理解しがたいものがあり、なんとなく釈然としない。とりわけやくざの親分を船に追って、情に負けてそのまま行ってしまうシーンなど、あれは、情に負けたのか、その瞬間また愛が燃えたのか、一貫性に乏しい。男の主人公が半ば「腑抜け」だからこそ、成り立つ展開であり、その前提に立っているという不快さが、一般性の乏しさが作品の価値を下げている。
小鮒さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-23 20:13:26)
11.ネタバレ 高得点だらけの中、非常に書きづらいんですが、非常につまらんかったです。
婚約者がいるのにセフレを作ってウダウダとどっちつかずななゲスな主人公の幸福を願うなんて到底無理。せめて結婚する前に婚約者と別れてれば何の問題もなかったのに…。
浮気しといて「僕もつらいんだ」って、よくも言えたもんだ。
ヒロイン側の気持ちもあっちへフラフラこっちへフラフラだし。二人の行く末に全く興味が持てなかったです。
どんな悲惨な展開になっていくと思いきや、全然不幸にならないし。ご都合主義だし。ぬるい、ぬるすぎるよ。彼を信じて待っていた嫁さんが一人でかわいそうすぎるよ。
大げさなBGMでロマンチックなラブストーリーと感じさせようとしてくるのも嫌だし、スローモーション多用の演出も嫌だし、全く肌に合いませんでした。
あ、テレサ・テンの歌は良かったです。
すべからさん [DVD(字幕)] 3点(2009-12-20 23:37:45)
👍 1
10.ネタバレ かろやかで屈託のない香港の青春が、これはどうしたのだ?アメリカくんだりまで無意味に出張って、大歌謡メロドラマになってしまったぞ。お疲れ様でした。ボスの背中の純情とやらにプラス1点

ねこひばちさん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-24 20:06:31)
9. 演出が多様で工夫に溢れていて視覚的に楽しく観ることができました。
 画と内容の軽さがメロドラマの域を出ていないと感じたので7点止まりです。
エウロパさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-13 00:38:08)
8.ネタバレ Comrades: 同士たち。
♪甜蜜蜜~夢で会ったことがあるかも!でも思い出せない、けど、やっぱり運命の人!~ってほぼそんなラブストーリー!という原題ですよね、邦題「ラヴソング」だけでは到底あらわしきれない深い中身なのだと思っとります。「慕情」とも違うリアルな香港、返還前の激動の香港!大陸から来ている二人(「同士」)を結びつけたのがテレサテンでしたね、要所には必ず彼女がいました。思い出すだけでもジーンと来ます。小婷の登場シーンが少なかったせいか、役者が大根すぎたせいか、あんまりかわいそうと思わなかったのも素直にラストの二人を祝福できた所以かも。エリック・ツァンのパウがまた優しすぎる「台湾なんざにたんと女がいるんだよぉ!台中、高雄、阿里山にもね」とか「ガキを遊ばせとく庭がいるだろぉ」って、あにきぃー(ToT)!(減点1は都合よくパオが消されたところ)。さて、書き足りないがテレサテンの歌は世界中にいる「同士」をつないでいた(る)のでございますねぇ、またこの映画をみたくなったなー。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-08 12:19:05)
👍 2
7.時代背景を理解して観るとなかなかおもしろかったです。こういうふつー?の香港映画を普段ほとんど観ないので他はわからないけど、とても雰囲気のある映画でした。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-16 19:01:50)
6.昔、映画館で観た時はいまいちピンとこなかったのは若かったから、と気付いた人生ウン十年の私。それなりに年月を重ねた現在、すごくよく分かりました。2人を近付け、再び引き合わせたテレサ・テンの歌がストーリーを彩り、演じたマギー・チャンの勝ち気で孤独な表情と、レオン・ライの朴訥で寡黙な眼差しが素晴らしい。もちろん、エリック・ツァンの心意気もたまらない。本土返還前後の香港ならではの作品。実際、あの時の返還前のちょっとした喧騒はニュースでも凄かった。あの時代だから、香港だから出来た作品だと思う。
泳ぐたい焼きさん [DVD(字幕)] 10点(2013-11-04 01:26:49)
👍 1
5.ネタバレ  純愛をイメージするタイトルなのに、まさかの浮気スタートで驚きです。不倫やら浮気やらってのがメインの映画って見ないようにしていたのに大失敗です。
 シウクワン(レオン・ライ)もレイキウ(マギー・チャン)も、その場の雰囲気や空気に流されすぎです。
 そもそも人の信頼を裏切り、自分を大切に思ってくれている人の幸せを踏みにじったうえでの幸せなんて、本人たちはそれで良いかも知れませんが見ているほうは気持ちの良いもんじゃありません。
 せめてシャオティンが自分勝手で悪い女なら良かったんです。でもめっちゃ良い人じゃないですか。二人のことを心の底から信じきっていて、そんな人を騙し続けて自分たちだけ幸せってどないやねん。って思っちゃうわけです。
 レイキウだって、パウの恋人になりながら、シウクワンに出会ったら想いが再燃して、パウに話をつけるのかと思ったらそのまま船に乗ってシウクワンは置き去りって。で、パウに子供が欲しいとか言っていたのに、パウが死んだらすぐにシウクワンを探してラストは出会ってハッピーエンドって、いやいやいや。
 いやいやいやいやいやいや。あほかーい。
 でも演出、着地点まで好奇心をくすぐるストーリー展開、ラストまで正直目は離せませんでした。ラストのオチもべただけど良いですよね・・。
 うーん、でもこのタイプの映画はやっぱ気に入らないです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 4点(2014-04-10 04:45:35)
👍 1
4.ネタバレ よくある恋愛ものかと思ったが、ありきたりではないラブストーリーが面白かった。
婚約者がいるのに香港で出会った女とセフレのような関係になる男は、純愛ものの主人公らしくはない。
そこに、綺麗ごとに収まらない人間臭さが感じられた。
婚約者にとっては、とんでもない不埒な男だろうけど。
婚約者に嫌な面が描かれていれば男への同情もできたのかもしれないが、あれでは男に同情の余地はない。
ただ、それが嫌悪感にはつながらなかったのが救い。
大陸から出てきて香港ドリームを抱いた二人の日々が貧しくも眩しい。

マギー・チャンは綺麗とは思わなかったが、表情が良い。
その演技力に魅せられる。
大晦日に初めてキスした時や、再会して別れ際に自分の気持ちが抑えきれなくなった時など、素晴らしかった。
エリック・ツァンは腹黒いヤクザ役かと思ったが、悪ぶって別れてあげようとする男気にシビレた。
その男気のせいで、逆にレイキウは別れを告げられなくなってしまったが。

シウクワンとレイキウは、惹かれあっていながらもフラフラとスレ違いの繰り返し。
じれったくてフラストレーションが募る。
それが、ラストにニューヨークの街角でバッタリ再会するなんて、どれだけ天文学的確率なんだか。
でも、そこに目をつぶってファンタジーとして楽しむのも悪くはない。
見つめ合う二人の笑顔に拍手。

外国が舞台なのに、昭和の臭いがする映画。
テレサ・テンの歌が効いているせいもあるのだろうか。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 8点(2014-10-13 22:34:56)
👍 2
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 63人
平均点数 7.83点
000.00%
100.00%
200.00%
334.76%
411.59%
534.76%
646.35%
71726.98%
8711.11%
91422.22%
101422.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review8人
4 音楽評価 8.00点 Review7人
5 感泣評価 7.66点 Review6人

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