映画『MAMA(2013)』の口コミ・レビュー

MAMA(2013)

[ママ]
Mama
2013年カナダスペイン上映時間:100分
平均点:6.07 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-05-17)
ホラーサスペンス
新規登録(2014-05-17)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2017-10-14)【+】さん
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監督アンディ・ムスキエティ
キャストジェシカ・チャステイン(女優)アナベル
ニコライ・コスター=ワルドー(男優)ルーカス / ジェフリー
ダニエル・カッシュ〔男優・1959年生〕(男優)ドレイファス博士
魏涼子アナベル(日本語吹き替え版)
桐本琢也ルーカス / ジェフリー(日本語吹き替え版)
清水理沙ヴィクトリア(日本語吹き替え版)
菅生隆之ドレイファス博士(日本語吹き替え版)
原作アンディ・ムスキエティ(原案)
脚本アンディ・ムスキエティ
音楽フェルナンド・ベラスケス
製作ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮ギレルモ・デル・トロ
あらすじ
錯乱した父親に母親を殺され、逃亡の途中、山奥の廃屋に置き去りにされた幼い姉妹。叔父による捜索活動の末、5年後に奇跡的に発見された姉妹は野生化していた。彼女らは叔父と恋人のもとへと引き取られるが、やがて不可解なことが起き始める…。アルゼンチンの新人監督が制作した短編をギレルモ・デル・トロが見出し、自らの製作総指揮により長編作品化して話題となったホラーストーリー。
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💬口コミ一覧

28.ネタバレ 結末に言及しています。未見の方はご注意ください。

端的に言うなら『狼少女ジェーン』(ガラスの仮面より)のオカルトホラー仕立て。描写の中に近代ジャパニーズホラーの礎とも言うべき『リング』から「指さし男」が引用されていたのが感慨深いです。ゴッホの作品に浮世絵が登場するような誇らしさとでも言いましょうか。これはパクリではなく「オマージュ」でよろしいんですよね。
私は冒頭オカルトホラーと書きましたが、ヒューマンドラマとしてつくり込まれており「ダークファンタジー」にカテゴライズする方が適切かもしれません。何といっても『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロが製作総指揮ですから。終盤の救出劇には手に汗握り、ぐいぐい引き込まれました。展開もまさしく『リング』さながら。はじめは寝転んで眺めていましたが途中から正座です。「助けてやってくれ」「見逃してくれ」と何度も心の中で叫びましたが願い届かず。観終えた直後は相当滅入ったものの、冷静になれば納得の結末と言わざるを得ません。「もし・あの時・ああしていれば」が見当たらないのです。そう自分に言い聞かせています。
大量のさくらんぼの種が意味すること、視線の使い方、キーアイテム「メガネ」の役割など、ツボを心得た演出が冴え渡り好印象。ママの造形は怪物に寄り過ぎていた気もしますが、「亡霊の子育て」という設定上おどろおどろしい見た目でなくてはいけなかったのでしょう。最期の瞬間、怨念から解き放たれ穏やかな表情であったのがせめてもの救いでしょうか。2人の子どもは本当に可愛かったです。ずっと「私は行かない」としか言わなかったお姉ちゃんの気持ちが胸を抉ります。妹にはどうしても「行くな」と言えなかったのですよね。姉妹にとって亡霊は母親に違いなく、行先が地獄と分かっていたとしても一緒に居たいと願うのが子ども心。姉は妹の気持ちを尊重したのです。姉妹で明暗を分けたのは人間社会との繋がりの差。「メガネ一つ分」の違いでありました。
タイトルといいビジュアルイメージといいあまりぱっとしませんが、こんなところに傑作が隠れていたとは驚きです。福引で一等賞を当てた気分。覚悟のいる物語ではありますが、皆さんにお勧めします。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 9点(2023-09-11 18:20:51)
27.ああ、これはええハナシやったあ。
こういうハナシを求めていたんだ。
おら、はじめちゃんさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-04-26 04:25:50)
26.ネタバレ 今までにない設定と、オープニング、幽霊の見せ方でホラーとしても十分怖かったし。ファンタジーとしても十分悲しかったです。できればハッピーエンドにして欲しかったけど、あの幽霊がいなかったら二人ともとっくの昔に死んでいたわけで、あの姉妹にとってはあれでハッピーエンドなのかもしれないなー、なんて考えました。妹役の子、何歳なんだろ?演技うますぎ。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-24 18:51:33)
👍 1
25.ホラー映画というのももう随分作られてきたし、モンスターの造形をはっきりさせない、あるいははっきり見せないことによる恐怖心の増幅術なんてもう完全に出尽くしただろうと思ってたんですが、この映画のオープニングを観て「うわ~、やられた!その手があったか!」と脱帽。 “幼い子供達の手による拙い絵”…いや~、もうね、とにかく観ていただければ分かるんですが、これがメチャメチャ効果絶大なんですわ。子供達に混じって何だか明らかに“変”な奴が映ってるんですわ。「この子達はこんな奴と一緒に5年間も何してたんだろう…」と考えただけでもうゾ~ッとするんですわ(わーわーうるさいですか?w)。オープニングが終わった頃にはもうすっかり掴みはオーケー状態。一旦こうなってしまったら後は製作者の思う壺。以降は徹底して直接的な描写を避けるんです。「はっきりさせない、見せない」という心理効果をこれでもか!ってぐらいに効果的に使ってきます。いやもう巧いのなんのって。映画センスありまくり。驚きました。この新人監督さん只者じゃないですね。まるでベテラン監督みたいに映画を知っている。今まで何してた人なんだろ。本当にズブの素人からいきなりこれ作ったんなら「天才」以外に言葉が見当たらないな。無理やり表現するなら「エイリアンとリングを合体させたような怖さ」とでも言いましょうか。いや、こんなんじゃダメだな~、私では文才がなさ過ぎて上手く表現できないや…。もうとにかくみなさん観てください。それもできれば二回観てください。ここ十年ぐらいでは最高のホラー映画だと思いますんで。 《追加レビュー》新人監督さんを褒めちぎりましたが、よく見たら製作はギレルモ・デル・トロだったんですね(早よ気付け!w)。但しどうでしょうか。はっきりとギレルモっぽいなと思えたのはラスト10分程だけですし、しかも皮肉なことに私にとってはその10分が一番つまんなかったんですよね。この映画の核である3分の2ぐらいの部分が誰の力量によるものなのかがいまいち良くわかんないんですが。あと、エイリアンよりもプレデターっぽいかなと思った部分もかなりありました。ある意味では半透明的な存在ですからね。恐怖の生み出し方もエイリアン的でもあるがプレデター的な怖さでもあるなと思えました。狂人という設定にしたのも賢い。適度にいい加減な行動をとってくるので常に油断がならない。
バーグマンの瞳さん [地上波(字幕)] 8点(2015-03-13 00:35:33)
24.ネタバレ これはなかなかに怖いが、怖い以上に悲しい映画です。姉妹の2人の演技は素晴らしいが、それ以上に主役アナベルを演じるジェシカ・チャステインが良かった。ロッカーは優しいのよ、基本。野獣と貸した姉妹に最初はおっかなびっくり接していたが徐々に彼女の方から心を開いて行く。でも姉妹の中でも特に当時1歳だった妹に取っては5年間も山小屋で自分を育ててくれた「ママ」が大好き。それは仕方の無い事だと思う。「ママ」の正体は映画を見ていただくしか無いが、それにしても残酷な展開です。最後は怖いと言うより悲しくなった。こう言う正当派のホラー映画がちゃんと上映されないなんて日本ではホラーは不遇だと思うよ、本当に。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2014-05-17 23:49:50)
👍 2
23.ネタバレ 設定の発想が普通ではない。
小泉八雲の「飴を買う幽霊」の話を思い出した。
日本びいきのギレルモ監督のことだから、きっとこの怪談を知っていたに違いない。
それにしても、人間が四つ足で歩くだけでこんなに恐怖を覚えるものかと、演出に脱帽。
怖いだけで終わらせない、異常ではあるけれど、人間の情を描く脚本は嫌いじゃない。
そしてジェシカ・チャステイン。
ボディラインも母性を感じさせて、つい見入ってしまった。
好きなタイプの女優さんじゃなかったんだが、観る本数を重ねるとどんどん魅力的になって来た。
そこに加点。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-11 02:55:03)
22.ネタバレ mamaを化け物として表現して欲しくなかった。アジアンな雰囲気が色濃い哀しみに満ちたストーリーにはスゴく惹かれる。だから、ストーリーで勝負して欲しかったな。我が子を愛する執念が実体化しているのだから、もっと優しい光を感じさせても良かったんじゃないだろうか。あれじゃ伽椰子の焼き直し的じゃん。
ただ、ストーリーには惹かれます。アジアンだなぁ…てか、日本的な怪談話。日本人の感性に訴える何かがあります。そして、子役たちの素晴らしすぎる演技。恐怖を増幅させつつ画面に惹きつけられる。
突っ込みどころは多々あるけれど、観終わってみれば決して後味悪くなく、7点献上します。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-28 18:46:09)
21.ネタバレ この作品は設定が少しユニークだ。ホラーといえば主人公たちが屋敷などに迷い込み幽霊や怪物に遭遇するのが定番だが、この作品は主人公が引き取った姉妹に幽霊がくっついてきたというもの。しかもその幽霊は姉妹を生かし育ててきた。まさに姉妹にとっては「ママ」なのだ。

オープニングの子供たちの壁の落書き。それが姉妹の5年間なのだが明らかに姉妹以外の存在が・・・。こういう想像をかき立てる導入が上手い。姉妹という設定も良い。妹が部屋で戯れている絵に姉がひょこっと廊下に現れる。じゃあ今妹と戯れているのは誰なんだぁ!?こういうトリック的な怖がらせ方も効果的だ。

だが、終盤にかけて「ママ」が頻繁に姿を現してくると恐怖感は薄れていく。ジーンおばさんが襲われるところは完全に「ママ」の八つ当たりにしか見えず思わず笑ってしまう。ラスト「ママ」に子供の遺骨を渡すシーンは日本映画の「スウィートホーム」を彷彿とさせる。が、あの映画のようにすんなりハッピーエンドの方向にいかないのはデル・トロがプロデュースしているからなのか。結局こういう題材になると母性のぶつかり合いになるのだが、「ママ」との5年間に打ち勝つだけの母性を彼女は得たのか。そのためのドラマの配分がホラーだからこそ難しいと感じる。

ジェシカ・チャステインがこういう映画に出る印象があまりなかったので意外だったが短い髪がなかなか似合っている。彼女の演技も良かったが姉妹を演じた子役たちの演技が印象に残る。
さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-30 02:19:26)
👍 1
20.ネタバレ 怖いの苦手なのに夕方独りで部屋で見出してしまったので、怖くなりそうな所で止めては携帯ゲームしたりして気を紛らわしながらの鑑賞。でも他の方が書いてらっしゃるとおり、前半2/3が怖くて残りの1/3は怖いというよりファンタジーな感じでした。ヴィクトリア役が3歳の子も五年後の8歳の子も上手。しかし実父も大叔母も博士も消えてなくなったのかな、、、遺体が見つかったら厄介よね。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-26 18:45:10)
😂 1
19.ネタバレ いや~さすがデル・トロ印のホラー映画は一味違いますね。とてもクオリティが高い作品に仕上がってました。あの母親は、ヴィジュアル的には貞子をより過激に荒々しくしたような感じで、髪のユラユラした感じ度かミイラっぽと風貌、そしてなによりあの素早さ等、かなりの恐ろしさと不気味さを全身から漂わせてました。最初の動物化したような二人の娘の動きからぎょっとさせられちゃいますもんね。デル・トロのクリーチャー好きなところが、ホラーにおいても巧いこと発揮されているように感じます。ばっと出して驚かせるシーンも秀逸なのばかりで、けっこう怖かったです。そしてあのラストですよ。ただのバケモンで終わるのが並みの作品。ちゃんと母の悲しい無念の思いみたいなのを表現して終わらせる、さすがだなと思いました。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-02 21:33:41)
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18.ネタバレ 「ヴィクトリア、来て、窓の外でママが呼んでいるわ。きっと寂しがってる。ねえ、早く一緒に行こう」――。株式投資の失敗により気が違って妻を殺害してしまった父親に無理やり連れ去られてしまった幼い姉妹、ヴィクトリアとリリー。以来5年もの間、ずっと行方の分からなかった彼女たち。だが、叔父であるルーカスの懸命な捜索によって一軒の寂れた山小屋で野生児として暮らしていたところを発見されるのだった。ルーカスと彼の恋人であるミュージシャンの元に引き取られることになった彼女たち。だが、その誰もいないはずの山小屋で、ずっと彼女たちの世話をしてきた忌まわしき存在である〝ママ〟も、そんなヴィクトリアとリリーのあとを追ってくるのだった……。僕のこよなく愛する、理不尽で残酷な現実に押し潰されそうになりながらもその美しい想像力でもって立ち向かう一人の少女をダークに描いた傑作『パンズ・ラビリンス』を撮った鬼才ギレルモ・デル・トロ監督。彼が製作を務めたという今作もいかにも彼らしい禍々しい雰囲気が濃厚に漂うダークホラーの逸品へと仕上がっておりました。いやー、正直中盤まではあまりにも思わせ振りな演出が延々と続くうえに誰が主人公なのかいまいちピンとこないせいで、「デルトロ、久し振りにハズしちゃったかな~」と思いながら観ていました。なのだけど、ママの正体が明かされてからの畳み掛けるように続く後半の怒涛の展開は見応え充分でした。とにかく何が良いかって、やっぱりクライマックスのあの崖でのママと姉妹たちのそれぞれの切実な想いが交錯する美しいシーンでしょう。グロテスクな雰囲気が濃厚なのにどこか美しさをも感じさせる映像でもって描かれた、そんなママと姉妹との別れのシーンは出色の出来でした。もう、僕の好みと見事に合致していて鳥肌立ちまくり!!まあ、よくよく考えたら脚本上の粗が目立つし、中盤の展開が幾分か冗長という面もなきにしもあらずだけど、母と子の絆を妖艶に描いた、いかにもデルトロらしい切ないホラーとして素直に良かったと思います。7点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-16 00:37:48)
17.ネタバレ 姉妹を取り巻く状況がかなり奇抜なワリには、コトの真相や霊的存在の正体、そしてかなりファンタジックな終盤の展開などにしても逆に結構在り来りだとも言える(こーいう幻想的なラストで泣かせに来るのはスパニッシュ・ホラーの「あるある」かも知れませんね)。

ただCG全開でファンタジックとは言え、ショック描写が禍々しくて気持ち悪くて結果そこそこ怖いのである。なので、ホラーとしてはそれだけでも十分に合格点以上ではあるし、ジェシカ・チャステインは流石になかなか良質な演技を披露してくれている。少し甘く付けてではあるが、ここら辺の評価とさせていただきたい。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2021-08-12 21:26:20)
👍 1
16.ネタバレ ここ数日、amazonプライムでタイトルだけ確認し自分が観た事がない映画だと思って再生してみると「観た事ある奴だ!」となる案件が3作ほど起きています。
この映画もその一本。

ある意味童話の「おかしの家」あたりのバリエーションとでもいいますか、森で行方不明になり異形の「ママ」に育てられた二人の少女と、その少女たちのママになるべく戦う二人の「ママ」のお話で、なかなか哀愁漂う美しいスリラー映画。
なんとも童話めいたお話で、ホラーやスリラーというより現代のグリム童話とかそんな雰囲気です。

てか昔この映画を観た頃はまだ「ジェシカチャスティン」を認識してない頃でまったく知らなかったんですが、今あらためて観ると「これに出てたのジェスカチャスティンだったんだ…」と感心する事しきり。あんまり彼女のキャラじゃない役なんでなおさらです。

てかゼロダークサーティやツリーオブライフより後の映画なんですよね、これ…じゃぁそもそも認識しとけよ!って話なわけですが…
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-10 16:37:44)
👍 1
15.ネタバレ お化けがついてきちゃう、というよくあるパターンに「切なさ」をプラスしたところが、凡百のホラーとはちょっと一味違います。
かつて迫害されて我が子を失ったMAMAの、まあ人違いかつ筋違いな執着母性がこのオバケの本質。凶暴な振る舞いも、わが子を守るためと思えばMAMAにも一分の理がありましょう。
叔母さんの身体を乗っ取ったのも、この世での「本体」が欲しかったのかもと考えると、あのかくかくした動きには哀れすら漂います。MAMA、ソレ上手くいってないよ・・。
全体の落ち着いた色彩やトーンはいかにもギレルモ印。才女のイメージが強かったジェシカ・チャステインが気のいいロック姐御を演っててびっくりしました。演技力の幅の広さを感じましたね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-18 20:03:01)
14.ネタバレ 前半はホラーとして見ごたえが十分にあったのだが、あらあら後半はまさかのファンタジー路線に変更ですか。それに、MAMAが正体を現してから途端に怖くなくなってしまった。。。それにしても子役の演技が半端ない。特に幼少期のお姉ちゃんには、余りにかわいそう過ぎて涙が出そうになっちまった。。。
リニアさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-29 20:40:08)
13.ネタバレ 確かに怖い映画なんですよ。十分ゾッとするし、上の女の子可愛くて、アナベルもよく頑張った!最後は珍しくじわ~っと感動しちゃったもんな~
5年間、サクランボで生きていけるのかなぁ・・・
新しい生物さん [DVD(吹替)] 6点(2015-05-24 02:00:54)
12.ネタバレ ホラーとしては余り怖くないです。
ママの正体がわかるまでは、姿もおぼろげでそれなりの怖さがあったけど、後半は実体はっきり見せて、幽霊というよりゾンビみたいだし、凶暴なので「恐い」になりました。

でも、死んでからも我が子を探し求める母親の哀しさは十分伝わってきました。
母性故、自分から子供を取り上げようとしている・またはそう見える人間を襲うのも
わからなくはないです。
それなのにラスト、せっかく本当の我が子を胸に抱きながら、リリーが「ママ」と言った途端、我が子をポーイってぶん投げたのにはビックリしました。遺骨が空中分解。
100年以上も探してたのに、もうこっちじゃない、あっちだ、って、ママ、あまりにそこは薄情・・・
それがなきゃ、★はもう一つつけても良かったです。

子役がとても上手なのと、アナベルがどんどん母性に目覚めていくところが良かったです。
ジェシカ・チャステインは「ゼロ・ダーク・サーティ」の時と別人みたいで、こっちの役は黒髪のショートカットが似合っててキュートでした。
nanapinoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-15 23:33:14)
👍 1
11.ネタバレ  これは…8点だ。映画館でみて得した。
 後半途中からこれでもかと力技で怖がらせにかかるが、それまでに繊細な怖さが十分に散らばっており好感が持てる。まさか四つん這いだけでこんなに怖いとは。
 これといって悪い人が出てこない。血のつながりはなくても家族愛はあると描く映画。

と依然にレビューしましたが、冷静に考えるともう少し点数低いかなと。
JFさん [映画館(字幕)] 6点(2014-05-26 09:49:24)
10.ネタバレ  どちらかと言えばゴシック・ホラー的な雰囲気の作品。
 スプラッタとか殺人鬼とか、ゾンビとか、そーゆーのは平気。
 モンスターもサメも大丈夫。
 でも最近、自分は『お化け』系映画は苦手なんだとつくづく思いました。
 お化け映画が苦手というより、そのジャンルの映画に付随する演出が苦手。
 急に大きな音を出したり、突然現れたり。心臓に悪いから本当にやめてほしい。
 とゆーか、それはもうお化け屋敷であって、映画ではないとすら思っています。この映画も例外ではありません。
 同ジャンルの映画と比べると、多少控えめの演出ではありますが、それでもやっぱりただ驚かせるだけのシーンがちらちらほらほら。
 ストーリーは、まあ普通だし、つまらないものではありませんが、面白いかと問われるとやや微妙。
 姉のヴィクトリアはまだわかるんですが、妹リリーの心境が途中からよくわからなくなりましたね。
 だってアナベルと心を通わせはじめ、しかも途中でMAMAのことめっちゃ怖がっていませんでした?
 最後、リリーがMAMAを選ぶのであれば、たとえヴィクトリアがMAMAを怖がってMAMAから逃げ出したとしても、リリーがMAMAを恐れているかのようなシーンはたとえ一瞬でも入れるべきではありませんでしたね。最後の選択の説得力がなくなります。
 それにしても、子役2人は演技うますぎ。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-10-21 03:14:44)
👍 1
9.ネタバレ 初期設定がヘンテコ。この映画で僕が一番グッときたのは、子供と全く血がつながっていない一見、ロック最高!家事?なにそれ?的なヒロインが、一緒に暮らすうちに母性に目覚め、子供をマジで守ろうとする所と、それに影響を受け、人間世界にぬくもりを感じる子供の姉ってゆう部分。あと悪霊の動きがキモくて面白い。体全部が床に沈んで、髪の毛だけになり、それが床をフサフサ這うって、ホラー映画であんま見たことない。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-02 19:23:12)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.07点
000.00%
100.00%
213.57%
300.00%
427.14%
5725.00%
6725.00%
7621.43%
8414.29%
913.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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