映画『プリズナーズ』のいいねされた口コミ・レビュー

プリズナーズ

[プリズナーズ]
Prisoners
2013年上映時間:153分
平均点:7.28 / 10(Review 71人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-05-03)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー刑事ものバイオレンス
新規登録(2014-05-30)【shoukan】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【TOSHI】さん
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監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストヒュー・ジャックマン(男優)ケラー・ドーヴァー
ジェイク・ギレンホール(男優)ロキ刑事
ヴィオラ・デイヴィス(女優)ナンシー・バーチ
マリア・ベロ(女優)グレイス・ドーヴァー
テレンス・ハワード(男優)フランクリン・バーチ
メリッサ・レオ(女優)ホリー・ジョーンズ
ポール・ダノ(男優)アレックス・ジョーンズ
ディラン・ミネット(男優)ラルフ・ドーヴァー
ウェイン・デュヴァル(男優)リチャード・オマリー警部
レン・キャリオー(男優)パトリック・ダン神父
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)ボブ・テイラー
東地宏樹ケラー・ドーヴァー(日本語吹き替え版【DVD / BD】) / ロキ刑事(【BSジャパン】)
高橋広樹ロキ刑事(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
喜田あゆ美ナンシー・バーチ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
山像かおりグレイス・ドーヴァー(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
坂詰貴之フランクリン・バーチ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
佐藤しのぶ【声優】ホリー・ジョーンズ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
寸石和弘アレックス・ジョーンズ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
御沓優子イライザ・バーチ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
野沢聡(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
山路和弘ケラー・ドーヴァー(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
朴璐美ナンシー・バーチ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
中尾隆聖フランクリン・バーチ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
一柳みるホリー・ジョーンズ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
浪川大輔アレックス・ジョーンズ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
宇山玲加アンナ・ドーヴァー(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
朝井彩加ジョイ・バーチ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
浦山迅リチャード・オマリー警部(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
脚本アーロン・グジコウスキ
音楽ヨハン・ヨハンソン(音楽 / ギターやパイプオルガンの奏者)
ヒドゥル・グドナドッティル(チェロの奏者)
撮影ロジャー・ディーキンス
製作ブロデリック・ジョンソン
アンドリュー・A・コソーヴ
スティーヴン・P・ウェグナー(共同製作)
製作総指揮マーク・ウォールバーグ
エドワード・マクドネル
制作ポニーキャニオン(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
配給ポニーキャニオン
松竹
編集ジョエル・コックス〔編集〕
ゲイリー・ローチ
あらすじ
ボストンの村で女児失踪事件が起こった。6歳の娘アナの父親であるケラー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)と、事件を担当するロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)の二人を中心に繰り広げられる、葛藤と解決の過程を描く。
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1.ネタバレ ネタバレしています。未見の皆様ご注意ください。

タイトル『プリズナーズ』は、主にキリスト教に対する“囚人たち”を指すと思われますが、私はこの分野で語るだけの教養を有していないため、キリスト教を一般的な“価値観”(ルールあるいは思想でも構いません)に置き換えてみることにします。それでも大筋は変わらないと考えます。
『囚人たち』は、特定の誰かではなく全ての人々を指すもの。社会生活を営む人間は、必ず所属するコミュニティ共有の価値観に“囚われて”生きているからです。これが前提。しかし本作では圧倒的多数が支持する価値観(=法律)に沿わない者が現れました。誘拐犯と主人公です。ここで注目したいのは、彼らが価値観を無視した理由。2人とも自らの内なる価値観を優先させたのです。そう、私たちは単一の価値観のみに縛られている訳ではありません。時に相容れない複数の価値観に囚われて生きています。要は、どの価値観を優先させるかの問題。誘拐犯の価値観は論外ですが、主人公が優先させた価値観は多くの人々の共感を得る事が出来るでしょう。“我が子の命を守る”は金科玉条。水戸黄門の印籠クラスの威力を持ちます。しかしながら、同等以上の価値を有するのが“私はあなたを殺さないので、あなたも私を殺さないでください”の対人相互不可侵の約束。人が群れて暮らす上で最初に必要だった原始のルールで、いわば基礎の基礎。最上位に置かれる“価値観”です。ですから、主人公が優先させるべき価値観を逆転させたと感じた時、私たちは「遣り過ぎだ」「それは無い」と判断した訳です。
因果応報が尊ばれるのが映画の世界。対人相互不可侵の大原則を破った主人公がキツイお仕置きを受けるのも道理です(注:これまでの主人公の行動に従えば、真犯人の目星がついた時点で問答無用で拘束すればいい話。映画のルールに則って、彼はあえて罰を受けたと見て取れます)それでも主人公は相手の命を奪う一線は越えていなかったので、彼もまた一命を取り留めたのでしょう。もっとも、普通ならあの笛の音は気づかない。気づけない。気づいた警官こそ法律の象徴であり、彼が蔑ろにした価値観に他なりません。見ようによっては、なんとも皮肉な結末と言えそうです。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-06-30 20:27:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 71人
平均点数 7.28点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.41%
534.23%
61216.90%
72839.44%
81723.94%
968.45%
1045.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
撮影賞ロジャー・ディーキンス候補(ノミネート) 

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