映画『インターステラー』の口コミ・レビュー(2ページ目)

インターステラー

[インターステラー]
Interstellar
2014年上映時間:169分
平均点:7.67 / 10(Review 188人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-22)
ドラマSFアドベンチャーミステリー
新規登録(2014-09-23)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストマシュー・マコノヒー(男優)ジョセフ・クーパー
アン・ハサウェイ(女優)アメリア・ブランド
ジェシカ・チャステイン(女優)マーフィー・クーパー(マーフ)
マッケンジー・フォイ(女優)マーフ(幼少期)
エレン・バースティン(女優)マーフ(老年期)
マイケル・ケイン(男優)ジョン・ブランド教授
ケイシー・アフレック(男優)トム・クーパー
ティモシー・シャラメ(男優)トム(幼少期)
ウェス・ベントレー(男優)ドイル博士
トファー・グレイス(男優)ゲティ医師
ジョン・リスゴー(男優)義父ドナルド・クーパー
ウィリアム・ディヴェイン(男優)ウィリアムズ
リーア・ケアンズ(女優)ロイス
デヴィッド・オイェロウォ(男優)校長
マット・デイモン(男優)マン博士
コレット・ウォルフ(女優)ハンリー先生
ビル・アーウィン〔男優・1950年生〕TARS
ジョシュ・スチュワートCASE
小原雅人ジョセフ・クーパー(日本語吹き替え版)
岡寛恵マーフ(日本語吹き替え版)
有本欽隆ブランド教授(日本語吹き替え版)
園崎未恵アメリア・ブランド(日本語吹き替え版)
土田大マン博士(日本語吹き替え版)
小松史法ドイル(日本語吹き替え版)
加瀬康之トム(日本語吹き替え版)
福田信昭義父ドナルド(日本語吹き替え版)
沢田敏子マーフ(老年期)(日本語吹き替え版)
諸星すみれマーフ(幼少期)(日本語吹き替え版)
上村祐翔トム(幼少期)(日本語吹き替え版)
竹口安芸子老女3(日本語吹き替え版)
藤本譲老人3(日本語吹き替え版)
小島敏彦NASA科学者(日本語吹き替え版)
水内清光校長(日本語吹き替え版)
白石充医者(日本語吹き替え版)
多田野曜平TARS(日本語吹き替え版)
脚本ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
リンダ・オブスト
製作総指揮トーマス・タル
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
衣装メアリー・ゾフレス
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
グレッグ・ランデイカー
日本語翻訳アンゼたかし
あらすじ
主人公の男はもとパイロット兼エンジニア。今は地球規模での食料不足のため農家を営んでいる。若くして妻に先立たれ息子と娘を義父と一緒に育てている。科学知識豊富な男は子供たちにも科学的思考ができるように教育していたが、最近娘が自分の部屋に幽霊がでると言い辟易していた。
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💬口コミ一覧

168.ネタバレ 人の存在理由は真理探究だと思った。人の本能は真実を強く求めている。
神秘の源泉は真理欲求が生み出すものと仮定し、その現象は人の限界を突破しうる可能性を持つ。
科学的に相反するオカルトの存在も無意味では無く、直感も真理を目指す為に必要な要素なのだ。
全てに意味がある。なぜなら、起こりうる事は起こり、偶然は必然なのだから。

人類の命題が真理究明ならば、人はその為に誕生した事になり、
誕生以前に存在していた事物は、人が真理に到達する為に用意されていたと考えられる。
では何が用意したのか?
太古の昔から人知を超えた存在を神と呼び、現在も神が万物を創造したと考える人は多い。
作中では人類は異常気象や疫病により危機に瀕している。
誰もが神に救いの祈りを捧げていてもおかしくないのだが、そのような人たちはこの映画には登場しない。
即物的な救いを求めている人類に呼応したのは神ではなく「彼ら」だったーーー。

一般的に神とは聖書に出てくる神を指している。
この神は全知全能で完璧な存在であり、ある特質を持っている。
それが「愛」である。
聖書は分厚い本であり一読するに労力を必要とするが、教義は一言で説明ができる。
それは隣人愛である。自分を愛するように他人を愛しなさい。ただそれだけである。
ただし究極的に隣人愛を実践するということは、自分を殺しにくる相手も愛しなさいということである。
普通の人間なら理解も実践も難しい。しかし神はそれを望んでいる。

最初は愛を反理性的な本能からくる非科学的なものと考えていた男は、彼らの導きによって愛の本当の意味を知る。
愛は人を破滅させず救いをもたらすパワーであると。人類の次のステップである進化に必要な力であると知る。

彼らは神と同じく愛の重要性を教えてくれたのだ。
男の中で点と点が繋がり「彼らは我々だ」言った。三次元的思考が五次元空間を介する事で慧眼したのだろう。
その言葉を聞いて私は、もしかしたらこの世の全てを造ったのは我々自身なのかもしれないと思った。
宇宙は超ミクロな一点から始まった。その中に全てが詰まっており、全てが一つだった。
万物の根源は同じであり、優劣など無い意味ある存在なのだ。
直感は訴えかけてくる。いま理解ができないからといって存在しないとは限らない、いつか分かる時がくるかもしれないと。
起こりうる事は起こるのだ。
クロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-31 19:18:07)
167.ネタバレ Do not go gentle into that good night.実に印象的な一節。命あるものの為に、という物語として王道な筋ではあるが、この詩の朗読により独特の雰囲気が醸し出されていたようだ。これまでのノーラン作品の中でも群を抜いて"素直"だと思った作品。ノーラン特有のどんでん返しがありつつ、そして小難しい理論を引き出しながらのSFが題材ではあるが、極めて素朴な夢に満ちている。美しい宇宙空間の映像も相俟って、巨大なスクリーンで游ぐ感覚。時間を超越するなかで失うもの、残るもの、そして得るもの。家族愛という安売りの宣伝文句をいとも簡単に踏み越えていくいい映画だった。去年は同時期にゼロ・グラヴィティを見ていたと思うと感慨深い。空間に圧倒される贅沢をくれたこの映画に心から感謝する。
Gertyさん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-07 23:35:31)
166.レイトショーの映画館を出て、真冬の凍てつく空気に包み込まれた。ふと夜空を見上げると、澄んだ空気の遥か先に満月と星が光っていた。
広大な宇宙の中で、自分自身がひとりぽつんと存在している感覚を覚え、孤独感と大いなる宇宙意思を同時に感じ高揚感が溢れた。
普段の何気ない景色が一変していたようだった。これこそがSF。これこそが映画だと思えた。

数多の大傑作がそうであるように、今作もとてもじゃないが言葉では表現しきれない。
特にこのSF映画が描き出す世界観の多層性と文字通りの深淵さは、言葉で説明すべきものではないだろう。
「圧巻」とひと言で言ってしまえばそれまでだろうし、それで充分だとも思える。

とても複雑な宇宙理論が繰り広げられる語り口は、一見難解に見える。しかも監督はクリストファー・ノーランである。一筋縄ではいかないことは必至。
しかし、実際に観終えてみれば、この映画は決して難解なのではなく、難解な要素に彩られた普遍的な人間ドラマであったことに気づく。
複雑に入り組んでいるのは、宇宙理論ではなく、むしろ多様な人間の在り方とそれに伴う濃密なドラマ性だった。

“親子愛”をはじめとする人間のドラマを根底に敷き、未知の領域に踏み出した人類は、「人類」そのものの限界とその先を追い求めていく。
中盤、“マン博士”という人物が登場する。その名前の通り、彼こそが今現在の人間の本質を表したキャラクターであろう。
一つの“限界”に辿り着いてしまった人類、進化か滅亡か、このキャラクターはその分岐点の象徴と言える。(このキャラをほぼノンクレジットで演じているスター俳優はエラい)
主人公が、“マン博士”と真正面から対峙し、それを越えようとする様こそが、人類の進化の瀬戸際だったのだと思える。

高度な科学的空想の先に辿り着く人間の真の姿と可能性。僕はそれこそが、人間が生み出した「Science Fiction」の本質であり、醍醐味だろうと思う。
そういうことが満ち溢れんばかりに繰り広げられるこの映画を、愛さないわけがない。

ただし、この映画を語り切るには、まだまだ膨大な時間が必要だ。
それは、これがとても幸福な映画体験であったことの証明だろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-07 01:37:45)
👍 2
165.ネタバレ 非常に面白かった。2日続けて観に行きました。
1回目は久しぶりにエンドロールが終わるまで余韻を味わいました。
ハードSFに陥りがちな無機質な情景描写を、登場人物の人間的な振る舞いで
血の通った物語にしている点、そのバランスが良かったです。
無理解な教師に対しては、自分が父親だったらテーブルひっくり返して論破してやるわ!
と感情移入できたし。
なぜ、地球があのような状態になっているか、NASAが表向き廃止された理由に
主人公がひと言触れていますが、あれで十分。
あれこれ言いはじめると別のお話になっちゃうし。

良かったシーンは子供たちを置いて、NASA(NORAD)の秘密基地に車で向かいながら、
カウントダウンが進むシーン。
ブランド教授のご臨終シーン、あれは絶望感たっぷり。
主人公と娘のラストについて、いろんな意見があると思いますが、
その先を想像できるから、あれはあれでありだと思いました。

世界観に関して、相対論的には良く考証されていると思いました。
15年以上前に読んだ、キップ・ソーンの「ブラックホールと時空の歪み」
が下敷きになるなぁと漠然と思っていたら、なんとこの映画。
キップ・ソーンが原案に関わっているのね。
どうりでどうりで。
マン博士の壊れたロボットの名前がKIPP!
じむりじんじむさん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-01 00:25:49)
👍 1
164.面白いSF小説を3時間弱で読了したような気持ちでした。
よしふみさん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-27 22:49:16)
163.ネタバレ ゴリゴリのSF映画なのに、テーマが愛とはどういう事だと鑑賞前は疑問だったが観た後に納得。実に練られた脚本と圧巻の映像美、文句無しの役者達。観てるものはどんどん引き込まれ、宇宙というものの凄さや恐ろしさを体感出来たと思う。ノーラン作品は細かく書き出すと無限にレビュー出来てしまうので程々にして、とにかくこの映画は今世紀最高のSF映画であると評価。
関白宣言さん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-24 18:12:31)
162.ネタバレ 映画館で2度観賞しました。映画そのものが面白いのは確かなのですが、ワームホール、ブラックホールといったこれまで本やテレビで観たり聞いたりしたものが、大きなスクリーン全体に映し出された瞬間、胸がギューッとなる感覚がありました。宇宙はまだ謎だらけで、あまりにも普段の生活からかけ離れており、そういったものが目の前に突如巨大なビジュアルとして迫ってくるということ自体がすごい体験だと思います。一時日常を忘れて物語と共に未知なる宇宙の世界へ飛び立つ、そんな体験をさせてくれるこの映画は極上のエンターテインメントだと思います。是非映画館で観てください。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-24 17:43:37)
👍 1
161.ネタバレ クリストファー・ノーラン渾身のハードSF。例によって一度の鑑賞で全てを理解するのは難しいし、肝心のプランAがよく理解できなかったと言う難点もあるが、それを消し去るほどの圧倒的なストーリーでした。3時間でも描ききれない世界ですが、詳細な説明を排してでも正面から描き切った点を私は評価します。得点は満点以外考えられないです。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-22 15:43:32)
160.ネタバレ 映像も演出も美しく、世界に引き込まれました。ブラックホールの先にたどり着いた先で鳥肌が立ちました。
TARSは「2001年宇宙の旅」の人工知能HALを彷彿させて、最後裏切るのではないかと思ってたら最後までいいやつでよかった。
家族愛物語として難しく考えなくてみてもいいし、色々勉強して深く考えてみるのも良い。
へまちさん [インターネット(字幕)] 9点(2025-01-11 22:26:04)
159.ネタバレ この極めて有名なSF超大作を、とあるきっかけで恥ずかしながら今回初めて鑑賞しました。皆さんのレビューの全てを読破することなく書かせていただくことをお許しください。

総じて言えば、作品としての長さを全く意識させられない優れたSFエンターテインメント作品、或いはスペクタクル作品だと思います。3時間近い長尺ながら、殆どテンションが途絶える間もなく一気に進められていく展開、ストーリーテリングには脱帽です。

監督御自身も「2001年」へのオマージュといった意味合いのことをおっしゃっているようですが、「静」の「2001年」、「動」の本作、或いは、哲学的な解釈の元に製作された壮大なスペースオデッセイである「2001年」、物理・科学の原理原則を盛り込みつつ「愛」をモチーフとしたヒューマンドラマである本作、というような対比も出来るのではないかと思いました。共通しているのは「大いなる存在に導かれて進化していく人類の未来」を描いた作品と言うことでしょうか。

最も印象的だったのはラスト近くに登場する四次元空間。時間が並立する(パラレルワールドが集中している?)空間の存在は、この物語が決してタイムパラドックスのような矛盾が生じることのない理論に基づくものであり、個人的には大いに賛同できる部分でした。

基本的にはエンターテインメント作品と思いますので、超が付く程のピンチを次々と奇跡的にクリアしていく展開はスリリングで大いに楽しませていただいたのですが、強いて疑問を言わせていただくならば「地球環境が壊滅的な状況となり人々が食糧確保のために農業に勤しんでいる」というそもそもの設定に寧ろ非現実的な印象がありました。ありがちかも知れませんが、やはり壊滅的な結果をもたらす争いは避けられないような。

加えて、相対性理論や量子力学など本来であれば相当高度な理論に繋がるキーワードが多々登場するものの、平易な解説は(ある意味当然かもしれませんが)省略されている為、その部分で置いてけぼりになる人も多いのかなと。

とは言え、高評価も素直に頷ける良作であることは間違いないですね。9点献上します。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-02-13 15:37:16)
👍 1
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158.ようやく長尺を覚悟して観ました。
前半がやや難解ながらも後半までたどり着けば
幼少期からドラえもんに触れてきた人ならば理解しやすいかも。

長尺ながら果てしない話をテンポよく行ってくれたので観やすかった。
数学的物理的な話はチンプンカンプンだけど言いたい事はわかったし。

TARSが走り出したところ感動した。
それまでは「なんつー機能性のないデザイン」なんて思ってたので。
一家に一台TARS欲しいな。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2021-09-17 17:29:05)
👍 1
157.ネタバレ もう一度ゆっくり鑑賞したいと思わせてくれた作品。できれば大画面で。

169分という3時間近い長編ながら、2001年やゼロ・グラビティ等の様な冗長さは感じさせない構成になっており、
展開は以外に早く見るものを飽きさせないのは流石ノーランだと思った。次の決断をしてミッション遂行までの
テンポが良いのだろう。また息を呑むような映像とゾワゾワとした畏怖が見るものを惹きつけるのだろう。

最初の本棚のシーンは何かの啓示であることは予測できるが最後に繋がるとは思ってなかった。もちろんクーパーが
宇宙船から脱出したシーンで「あっ」っとなって感慨深かった。娘マーフも幽霊ではないことには気づいていたが、
それが何かは幼少期に気づくはずもなかったが、あの時の父親クーパーの思いを考えると胸が一杯になった。

口数の多い木偶の坊と思わせたTARSが、様々な場面で有能なのも良かった。というかTARSがいなきゃ全滅してた。
-1点は僕の理解が浅いのも理由としてあるとは思うが、様々な解説を読んでも納得のいかない部分があるから。
マン博士の孤独も嘘の信号もプライドもあるとは思うが、あの様な行動に出る必然性が低いかな?もちろん彼が
プランCなるものを画策してたならわからないでもないが、それにしても一人では生きて行けない。有能な仲間を
殺害する利点が何一つ無い。と僕は思った。理屈通りにはならないのが人間の愚かさでもあるが。

いずれにしても21世紀SF映画の金字塔として推薦できる作品だと思う。
hibari_21stさん [インターネット(吹替)] 9点(2021-05-07 17:40:36)
👍 1
156.ネタバレ 孫曾孫玄孫の人達は祖父曽祖父高祖父にあたる人に対してよそよそしいな、とか
ジェシカ・チャステインはおばあちゃんになってもそんなにふくよかになりそうにないと思ったり
(父親と再会するまでの延命処置の副作用と思うことにします)、
ブラックホールに突入した宇宙船は、いくら摩擦が激しくても分解より深海カップラーメンみたいに
押しつぶされそうな気がしたり、
TARSの送った信号にはアナログ時計よりデジタル時計の方が反応するんじゃないか、
あんな宇宙ステーションっぽい船のどこに第二宇宙速度以上の推進力があるんだ?等
しっくりこない点がありましたが、会話が伏線になっていたり希望を持たせられる良い点が勝りました。

さて、主人公の行き着いた先がなんで娘の部屋の本棚の裏なのかを考えました。
時空を操れるようになったエウレカ後の人達は、まず主人公とTARSにブラックホール内部
(すごい重力場)までは来てもらわないと、娘との時空を繋げることができなかった。
そして、なるべく娘に近い所へ繋ぎたかったけれど、エウレカ後のワームホールを出現させる
レベルの技術をもってしても、指定できる数値で最適な座標がそこだった(簡単な自然数ではなく
円周率に代表される無理数並みの桁。最小桁がたった1違えばとうもろこし畑に繋がってしまうような)。
または親父の趣味。
ぱいなぽさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-29 01:47:02)
155.ネタバレ SFの良作を見たいと思ってこちらを参考に選定し鑑賞。二点だけ不満ありましたが、とても素晴らしい作品でした。
シリーズ化されているようなビッグタイトル以外では、SFとして二番目に好きな作品となったような気がします。
不満二つの一つは長い。もう10分か20分ほどは・・。まぁ見る前に分かっていたことですが。
もう一つは幽霊の正体が父親と気付くシーン。ここはもう少し分かりやすく。
見逃しただけなのかもしれませんが。
yoshi1900olololさん [インターネット(字幕)] 9点(2021-02-05 10:19:35)
154.ネタバレ クリストファー・ノーラン監督の作品とはあまり肌が合わない私なのだが、この映画は素晴らしかった。
科学的な裏付けは、私のような素人ではケチがつけられないレベルで納得できるし、その星の重力の下では1時間が7年にもなる、なんて容赦のない設定も心地よい。加えてロボットの造形が秀逸で、海上でブランド博士を救出するシーンでの動きには唸ってしまった。おまけにラストでは、たった一人遠い惑星に取り残されたブランドの元へ旅立つクーパーの良き相棒に収まるなど、ルークとR2-D2的な絆にちょっとホロっと来る。
他にもマン博士の裏切りなど、上映時間の長さを全く感じさせない作り。
「彼ら」が誰かは結局明かされないが、映画のテーマはそこにはないので気にならないし、人類の救済が父と娘の絆に焦点化されていたことも、自分の人生を振り返って見るのにはちょうどいい設定。
人類滅亡への緊迫感に若干乏しいのが難点だが、SFとしては、頭も鍛えられてドラマも堪能できるという素晴らしい映画。
それにしても、クーパーとブランドのその後、気になるなあ。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-09-07 01:39:30)
153.ネタバレ 169分という長尺の作品ですが、ダレることがありません。
終始、ピンと張った緊張感が持続していて、一言でもセリフを読み飛ばすと、置いてけぼりをくらいそう。
そんな映画だと思います。
個人的には、「2001年宇宙の旅」に次ぐSF作品だと思っています。
主人公が迷い込んだ(あるいは招かれた?)5次元空間の映像は素晴らしいです。
年老いた娘と、娘よりもはるかに若い父との数十年ぶりの再会のシーンは、心にいつまでも残りそうです。
ショートカットのアン・ハサウェイも魅力的です。
TerenParenさん [インターネット(字幕)] 9点(2020-07-19 22:17:35)
152.素晴らしい。この監督の映像には、何かリアル感があります。人間ドラマもしっかり
作られていると思います。
中途半端に作ったら、CG満載の絵空事の白ける映画になりうるのに、そうならない。
エメ〇ッ〇監督だったらと思うとゾッとする。(イヤ、あの監督の映画も好きだけど・・
予告編が)
代書屋さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-05-17 23:43:08)
151.クリストファー・ノーラン監督が好きなので、この作品も大好きな映画の一つです。

この手のプロットは何かと突っ込みどころが出てきしまうのですが、正しく理解できれば感動しかないので、おすすめです。

まずは予備知識ゼロでの視聴がおすすめ。きっと何度も見たくなると思います。
めたもんさん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-18 19:14:19)
150.面白い。
また見たい作品。
kontikiさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-09-21 23:04:46)
149.ネタバレ 宇宙では時間の進む早さが変わって、子供より年下になってしまうとか、水ばかりの星で巨大高波に襲われるとか、異次元から地球にいる人と通信するとか、ワクワクするネタが満載ですね。私は、理屈的には事象の地平面のあたりで訳分からなくなったのですが、とりあえずラストでは感動しました。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 9点(2019-05-04 19:11:18)
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【点数情報】

Review人数 188人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
210.53%
342.13%
452.66%
573.72%
62915.43%
73015.96%
84725.00%
93719.68%
102814.89%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review14人
2 ストーリー評価 7.72点 Review25人
3 鑑賞後の後味 8.39点 Review23人
4 音楽評価 7.64点 Review17人
5 感泣評価 7.17点 Review17人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・ランデイカー候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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