映画『欲望の翼』の口コミ・レビュー

欲望の翼

[ヨクボウノツバサ]
Days Of Being Wild
(阿飛正傳)
1990年上映時間:97分
平均点:6.90 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-03-28)
ドラマラブストーリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【Olias】さん
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監督ウォン・カーウァイ
演出トン・ワイアクション監督
キャストレスリー・チャン(男優)ヨディ
カリーナ・ラウ(女優)ミミ(ルル)
マギー・チャン(女優)スー・リーチェン
アンディ・ラウ(男優)タイド
ジャッキー・チュン(男優)サブ
トニー・レオン(男優)スマーク(ノンクレジット)
レベッカ・パン(女優)
脚本ウォン・カーウァイ
主題歌アニタ・ムイ
撮影クリストファー・ドイル
製作アラン・タン
配給プレノン・アッシュ
美術ウィリアム・チャン
編集パトリック・タム〔監督〕
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💬口コミ一覧

29.巨人のニ岡選手似のレスリー・チャンって人が主演をしてるんだけど、ニ岡様だと“カワユイ”で済ましていられるんですが、こっちの俳優って私、生理的に好きにはなれませんでした。
HIKKIさん 2点(2001-06-06 12:20:43)
28.最後に出てきたトニー・レオンの役割がよく分からないが、レスリー・チャンの気怠げな演技はよかった。アンディ・ラウはオーバーアクションなしでいい演技ができる俳優だと気がついた。作品内容そのものより俳優の演技を楽しむ映画、という気がします。
みんみんさん 7点(2001-07-01 22:29:22)
27.「この部屋、ジメジメしてない?」劇中での台詞。やけにこの映画を象徴しているようで面白い。この映画、全編ホント、ウンザリするほど暗いし、ジメジメしている。個人的には周りが言うようなレスリー・チャンに男の色気?ってものを感じなかったし、全体的に今一つかな。“1分間を愛す”って冒頭と、マギー・チャンの役どころが良かったです。
イマジンさん 5点(2001-08-16 12:08:55)
26.キャストはゴージャスでしたけど、内容がトホホ・・・。良く分からなかった。でもこういうのがこの監督さんのいつもの手法ですよね。う~~ん・・・。
ポンコさん 5点(2001-11-04 01:40:21)
25.「下着姿で1人部屋で踊る主人公が滅茶苦茶かっこいい。あんな雰囲気を出せる俳優は日本にはいない」と山田詠美がとある雑誌で絶賛していたことがこの映画を見るきっかけ。確かにランニング姿のレスリ-チャンは信じられないくらいにセクシーで、しかもあのシーンのカメラワークも最高に格好良かった(クリストファードイルだから当然ですが)。これで香港映画にはまった人がどれだけいたか。傲慢で繊細。狡猾で純粋。そんな人物を演じさせたら、この人の右に出る人はいないだろう。本当に惜しい。スクリーンの中でそんな彼をもう1度見たかった。心からご冥福をお祈りします。
showrioさん 8点(2003-04-04 22:06:19)
24.レスリーの悲しい死をきっかけに久しぶりに見かえしました。この映画のレスリーは特に好き。この繊細さと倦怠感は彼にしかだせないんじゃないかな。全体のジメジメした雰囲気も日本とは違う熱帯のアジアならでは。ねっとりした背景が映画をより印象深いものにしています。それにしても惜しい俳優を亡くしました。悲しいですね。
たーふじさん 7点(2003-04-14 16:59:30)
23.ヨディもお養母さんも愛したひとに憶えていて欲しくて傷つけることばかりする。忘れる事がいちばんの復讐だと知っているから?あんな理由で養子にされたってヨディは知っていたのでしょうか。あんな風でもあんな女でも血のつながりがないことが悲しいほど愛されてたように思うんだけど。忘れたフリするのも愛情。足の無い鳥は留まれないから一瞬で人の視界から消えるから忘れないで欲しいけど愛してくれたあなたには早く忘れて欲しい。そんな風に思いました。
まいさん 7点(2003-05-04 02:07:52)
22.レスリーのカリスマ性が圧倒的だった。自由で奔放で、自分を脚のない鳥にたとえて飛びつづける姿は鮮烈で最も際立っている。また、見えない鳥の滑空していく目から眺められたかのような美しいジャングルのイメージが非常に印象的でせつなさを覚えた。
李将龍さん 10点(2003-06-20 14:00:16)
21.内容はなにが言いたいのかよくわからなかったけど、あの退廃的な、ジットリしたなんとも言えない雰囲気が味わえただけでも私はよかったです。好き嫌いがすごく分かれる映画だと思う。今更ながら、レスリー・チャンてこういう役似合ってて、ものすごくかっこよかったです。亡くなってしまったのが惜しいです。大好きなマギー・チャンもよかった。
きょうかさん 8点(2003-07-31 17:39:08)
20.レスリー・チャンの映画を初めて観ました。映画自体はつまらなかったけど、レスリーはすごく演技が上手かった。けど顔がそんなにカッコよくないからプレイポーイのヨディ役に無理がある気がしました(笑)。あと・・・彼が亡くなったというのはすごく悲しいですね。ご冥福祈ります。
ピルグリムさん 5点(2003-09-27 18:39:10)
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19.何度も観るほど好きな映画で、誰よりもこの映画の良さが判っていると思っていました。しかし実際にコメントを書こうとすると語るべき言葉を持ち合わせていないことに気づいて気持ちが沈んでしまいました。音楽が素晴らしいのは間違いないですが、音楽だけの映画と割り切れるものではありません。皮肉なことに、粗を探すといっぱい出てきます。レスリー・チャンが演じる主人公は身勝手で行動が突飛なため感情移入ができないし、足のない鳥の話だって生活力のないダメ男の妄想みたいで安っぽく見えるし。ウォン・カーウァイの出世作で「どうだ、俺のセンスはすごいだろ」という独り善がりの作風に思えます。でもセンスが本当にすごいので満点。
USS_Barcelonaさん 10点(2003-12-07 04:19:10)
18.内容は正直よくわからない。僕が映画を観始めて最初の頃に観た映画だから、理解できていなかったという事もある。しかし、「この映画は理解しようと頑張る映画ではないような気がする。」という詭弁で終わってしまうのももったいない作品である。あえて言えば、「一瞬一瞬の主役であるレスリーチャンの心の動きを丹念に追いかけ、その煌きの満喫していけば、その空気となる質量を持たない思考の沈積が、この映画を創り上げている。」といった風に感じられたと言えるのですが、これも一つの詭弁でしかない。評価の難しい作品。
feroさん 7点(2004-01-17 20:37:50)
17.ネタバレ 飛び続ける鳥というと私は宮沢賢治の「よだかの星」を思い出す。何かを求めて移ろう姿には孤独と一抹の不安、悲壮感が漂う。「よだか」はきれいな星になりたかった。飛び続ける脚のない鳥の求めていたものはなんだろう。「愛?」「死?」満たされない心が欲しがっていたものはなんだろう。得体のしれない焦燥感で行動を駆立てられ、寂しさを愛で満たすしかない青春もあるだろう。この映画は言葉では表現しきれない、その常に満たされることのない心の疼き、それゆえに何が欠けているのか理由もわからず苦しまなければならない「感情」というものを映像で表現している作品だと思う。ヨディは自由奔放だが魅力的だ。複雑な環境を生きた人間の眼が、独特の哀しい翳りの震えと優しさを持つ事を知る。望まれこの世に生を受けた記憶のない不確かさからか、音信不通の実母へ拘り、自分を愛する養母を苦しめる。そんなヨディに恋した女2人と、その2人の女に恋した男2人。心ここにあらず、離れゆくものを追う気持ちがあり、だからこそ惹かれゆく男女の一方通行の想いが、交わされない視線、微妙な距離感の会話の中、香港の街に交錯する。「MY SHAWL」が胸を締め付ける。ヨディは母に会うことを拒まれ、運命は彼を破滅の道へと誘い出す。フィリピンの列車の座席にもたれ逝ったヨディの朝日を浴びて輝く瞳は空を見つめていたのか。ヨディはまだ飛んでいなかったのかもしれない。たった今空に向かって飛び立ったようにみえた。この映画が王家衛の精神世界だとすると、彼はヨディに生まれ変わって飛び立って欲しかったという願い・結末を用意したのかもしれない。王家衛の映画にはいつも満たされない想いが波打っているけど、濃密な人との触合いの時間や旅などの移動から、微かな希望を最後に灯す。それは魂を包みこむような優しさと光の余韻を画面にうむのだ。誰もが孤独だし、恋をして辛い思いをして傷ついてもいる、だからおもいっきり涙を流してもいいんだよってこの映画はそっと囁いている。死ぬ前にヨディはスーとの1分間を「永遠に覚えている(直訳)」と言った。人には大切に心に刻みたい瞬間がある。時間は永久に過ぎ去ってゆくものだから。1960年香港に王家衛は特別な思い入れがあったのかもしれない。香港の青春スターたちの生の瞬間そのままを滲ませた映像は本物の人間ドラマをみせ、映画として美しく永遠に記憶されたかのようだ。
ひいらぎさん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-01 00:19:40)
👍 1
16.どうしよ~何が言いたいのか全然判らないよ~
マー君さん 2点(2004-06-10 20:53:43)
15.当時、豪華俳優が出ていると言うだけで映画館まで観に行ったのですが、今でも、王家衛の最高傑作だと思っています。もちろん俳優の魅力も最高ですが、あの重く緑がかった映像と、亜熱帯湿度、ザビアクガード、最高です。全体的に流れる様なドラマ感が大好きです。でもかなり好き嫌いがハッキリしてしまいそうで、とりあえず、友人にはほとんど薦めていません。
rexrexさん 10点(2004-06-12 12:04:52)
14.ネタバレ 何と切なく、そしてどこか悲しさを漂わせる作品なのだろう。
私は心の底で、ヨディの生き方に憧れみたいな想いを感じた。何にも縛られず、すごく自由な感じがして・・・。
でも、彼はどこか寂しそう。何かを求めている気がした。凄く温かい何かを。
劇中でのヨディの言葉は、突き刺さるものが多々あった。中でも、強く印象に残っている言葉がこれだった。
「脚のない鳥がいるそうだ。ただ飛び続けて、疲れたら風に乗って眠る。地上に降りるのは、死ぬ時だけだ・・・」

この言葉を聞いた時、ふと、あの時の事を思い出してしまった。
彼は本当に突然に、地上に降りてしまった・・。ずっとずっと飛びつづけて、そして悩みつづけて・・。
改めて、彼の偉大さ・素晴らしさを知った作品でした。
まるこさん 7点(2004-08-14 19:06:17)
13.うーん、いわゆる“青春映画”なタッチだと思うんですけど、誰ひとり幸せだと思えず、かといって絶望的なほど悲劇でもない(死んでもすべてが“絶望的な悲劇”というわけではないし)。なんか受け入れづらいんですよね。極端にも極端なことを言えば、冒頭の「1分の友人」、この口説き方が粋と感じるか否か。私は否なのでこの点止まり、となんとなくですが思っております。
まつもとしんやさん 4点(2004-11-29 00:18:51)
12.ストーリーは好きです。でもね、女に本気で惚れることのない影のある破滅的な男=レスリー・チャンというのがどーにもこーにもイメージじゃないんですなあ。それと、あのジメジメとした雰囲気がイヤでした。どこといわれれば、実母の家をあとにするレスリーの後姿ですね。あのシーンはよかったぁ。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-17 20:30:36)
11.私の1番好きな映画と言ってもいい「欲望の翼」がデジタルリマスターで蘇り、遂に念願の劇場で鑑賞するという事が叶い感無量であった。
今は亡きレスリー・チャンをスクリーンで観る機会なんてこれが最後かもわからないし、ほんとに観れて良かった。

映像的にはそんなに綺麗になっているとは感じなかったが、特筆すべきは"音"であった。
とにかく音の臨場感が凄い。

ザッザッザッザッ‥コツコツコツコツ(レスリー・チャンが廊下を歩く音)
ガチャカチャカチャコンッ(コーラの瓶をカウンターに置く音)
チクタクチクタクチクタク(時計の音)

ザーザーザーバシャバシャバシャ(雨の中車を走らせる音)
キーコキーコキーコ(壊れそうなワイパーの音)

という具合だ(文字で書くと訳がわからないけど)
そして、ザビア・クガートのゆったりした音楽に癒される。

前作「いますぐ抱きしめたい」で大袈裟すぎる演技とアクションで暴れまくったアンディ・ラウとジャッキー・チュンが別人みたいな落ち着いた演技なのも良いね。

あとはひたすらレスリー・チャンのカリスマ性溢れる魅力に悶えるのみ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-01 09:20:56)
10.ジメっとした感じの画作りがストーリーにマッチした雰囲気を作っていて素晴らしかったです。
アンダルシアさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-16 07:32:40)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
226.90%
300.00%
426.90%
5310.34%
6413.79%
7724.14%
8517.24%
900.00%
10620.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 Review0人

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