映画『荒野のストレンジャー』の口コミ・レビュー

荒野のストレンジャー

[コウヤノストレンジャー]
High Plains Drifter
1972年上映時間:101分
平均点:5.85 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-06-02)
ドラマサスペンスウエスタンミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【TOSHI】さん
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監督クリント・イーストウッド
助監督ジェームズ・ファーゴ
演出バディ・ヴァン・ホーン(スタント・コーディネーター)
キャストクリント・イーストウッド(男優)流れ者
ヴァーナ・ブルーム(女優)サラ・ベルディング
ミッチェル・ライアン(男優)デイヴ・ドレイク
テッド・ハートレイ(男優)ルイス・ベルディング
ジェフリー・ルイス(男優)ステイシー・ブリッジス
スコット・ウォーカー〔男優(I)〕(男優)ビル・ボーダーズ
ジョン・ミッチャム(男優)ウォーデン
ロバート・ドナー(男優)牧師
アンソニー・ジェームズ(男優)コール・カーリン
バディ・ヴァン・ホーン(男優)ジム・ダンカン保安官
山田康雄流れ者(日本語吹き替え版【テレビ朝日/日本テレビ】)
浅井淑子サラ・ベルディング(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平井道子キャリー・トラヴァーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也デイヴ・ドレイク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仁内達之モーガン・アレン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮内幸平ジェイソン・ホバート町長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫ルイス・ベルディング(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
熊倉一雄モルデカイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤精三ステイシー・ブリッジス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
増岡弘サム・ショウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
弥永和子キャリー・トラヴァーズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林勝彦デイヴ・ドレイク(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
阪脩ジェイソン・ホバート町長(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仁内建之ルイス・ベルディング(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
矢田稔モルデカイ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
飯塚昭三ステイシー・ブリッジス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田耕生サム・ショウ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
清川元夢牧師(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
郷里大輔コール・カーリン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幹本雄之ダン・カーリン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
島香裕(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本アーネスト・タイディマン
ディーン・リーズナー(ノンクレジット)
撮影ブルース・サーティース
製作ロバート・デイリー
製作総指揮ジェニングス・ラング
美術ヘンリー・バムステッド(美術監督)
編集フェリス・ウェブスター
スタントバディ・ヴァン・ホーン(ノンクレジット)
ジョージ・オリソン(クリント・イーストウッドのスタント)(ノンクレジット)
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💬口コミ一覧

27. イーストウッドの監督作第2弾。マカロニ時代の扮装で正体不明のガンマンに扮したイーストウッドはゴキゲンかもしれないが、本場アメリカの西部劇とは思えない辛気くさいストーリーと下らないオチには閉口した。ヒロイン、悪役共に寒いキャスティングだし、しょうもないB(C?)級ウェスタンと一刀両断して5点。御本人はこのプロットが気に入ったのか1985年に「ペイルライダー」というヤツも発表しているんだが…。ま、異色と言えば異色かな?物好きな方はどうぞ。
へちょちょさん 5点(2003-04-07 14:51:25)
26.小生は決して盲目的イーストウッド信奉者じゃないつもりですが、この映画こそ「監督・イーストウッド」の真の誕生を告げたものだと高く高く評価するものです。スタイル、語り口、キャラクターのすべてが、その後のイ-ストウッド作品を予告し、しかも真っ赤にペンキを塗られた町並みなどのユニークなはったりをかましてくれるなんざ、ただただシビレまくり。あのラストも、不敵きわまりなくて、ほんと、素っ晴らしいと思います。
やましんの巻さん 10点(2003-05-22 13:41:46)
25.この映画のおもしろさがわからない人はイーストウッドのウェスタンを観る資格がないっていうほど、好い映画ですよ(微笑)。へちょちょ星人さんご指摘の通り、イーストウッドは後に「ペイルライダー」で同じモチーフを使っていますが、こちらの方が、傍若無人な振る舞いをすることにより”生身”に近い印象を与え、あちらは”存在感が不思議”な感じを前面に出した感じでしょうね。”荒野”というのはキリストが彷徨った場所としての位置づけもあるでしょう。彼の正体は観てのお楽しみ(って、ここまで書いたら、勘のいい人にはわかっちゃいますね(苦笑))。
オオカミさん 7点(2003-12-01 22:20:30)
24.私の中での西部劇の最高傑作は【駅馬車】なんですが、この作品もそれと比較してもなかなかいい出来だと思います。なんたってイーストウッド。あまり彼の作品は見てないので偉そうな事は言えませんが、彼の扮する流れ者があまりにも傍若無人な振る舞いをしますがなかなか憎めない存在ですし、ガン・ファイトも格好良いです。関係ないですが、この題名、荒野のストレンジャーよりも荒野の流れ者の方がしっくり来るような気がするんですが、それは私だけでしょうか??
クリムゾン・キングさん 7点(2004-02-01 23:50:03)
23.イーストウッド監督、2作目にして異色なウエスタンをお撮りになりましたなァ。何が異色たってねぇ・・・「なるほど(フンッ)」と思うか「えーもしや彼は(ブルブル)」って思うか、はたまた「何が?」と全く気づかず普通に見終わるか・・・それは見てのお楽しみだね。イーストウッドはとにかくカッコ良くて、男でも惚れちゃうくらいなんだけど、舞台となるラーゴの町がショボかったり、悪役がイマイチだったり、劇中そこはかとなくB級感が漂っているんだなァ~。まあ、その辺はわたし好みなんで良しとしますけど。しかし、西部劇を語るうえでやはり見ておかなければならぬ1作であることは間違い無しです。
カズゥー柔術さん 6点(2004-02-05 10:59:29)
22.サスペンス作品「恐怖のメロディ」に続く彼の監督第二作で、「荒野の用心棒」と「真昼の決闘」を合体させたようなウェスタン。謎のガンマンの正体?などアイデアと意欲は買えるが、今の時点で見るとやはり古くて陳腐なのは否めない。出世作「用心棒」シリーズ風の映画を自分でも作ってみたかったという、彼の監督としての、サスペンスに続く二つ目の出発点の評価は出来るかも知れない。
きりひとさん 6点(2004-09-04 05:42:48)
21.面白かったですね。オチは日本的な考えでは一気に理解できないところもあるかもしれません。しかし、顔が変わるんですね~むこうのあれは…。でも、このようなキャラの主人公をイーストウッドが好むのもなんとなく判る気がする。
クルイベルさん 7点(2004-11-02 09:06:23)
20.西部劇異聞みたいな感じの不思議ラストである。西部劇という舞台が持つ場所感覚は魂の彷徨みたいなベクトルをすっぽりと受け入れるようだ。どこまでも広がる荒野は確かに地獄であり(COWBOY FROM HELLって歌もあるし)、この映画では小さな水辺の集落がその地獄の舞台となる。イーストウッドがならず者を撃ち殺しすぐさま女をレイプする野獣のごとき姿を見せるという冒頭からシャレにならない展開。そして村を赤く塗りたくって「地獄」と変えてしまうイメージ感覚もビックリだが、この映画が本当にシャレにならないのは切り返し構図の強烈さである。特に終盤の炎に囲まれた復讐シーンでイーストウッドが鞭を放つ画と叩かれる男の画はこれだけでご飯がすすむ、みたいなよくわからないがそれぐらいの鮮烈な画面であった。近年のイーストウッド作品がもたらす、開き直りともいえるぐらいの恐ろしい歪みがここにあるのかどうかはわからないが、イーストウッドイズムがとってもよく溢れた必見の作品だと思う。
Qfwfqさん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-10 20:03:09)
19.ネタバレ 湖畔に建つ小さな町の、今の新興住宅を思わせる西部劇には不似合いな装いがまず異様さを漂わせる。近くの墓を通ってこの町にやってくる謎のガンマン。異様さを際立たせるオープニングからすでに地獄への伏線が張り巡らされる。富と秩序を守る体制に正義はなかった。イーストウッドは自らを人智を超えた存在に変え、正義の鉄槌を怒りを伴い振り下ろす。無法者と戦う西部劇ではない。人間を超越した者、つまりは神の制裁を描いた、ただ舞台が西部であるだけの物語。正義は個人の中にある。イーストウッドの西部劇の根底に流れるものの源流が垣間見れる。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-14 13:02:51)
18.ネタバレ 見ていたときは、「何じゃこの陰気でじめじめした雰囲気は。これでもウエスタンか」などと思っていたのですが、よく思い返すと、荒野、馬小屋、鞭打ち、喉を棒で刺される男、3人組の来訪者など、キリスト教アイテムのオンパレードなのですよ。加えて、もっともらしく登場する牧師は、作中でまったく活躍の場面のないひどい扱いです。つまり、ストーリー上さしたる意味もなく街全体を真っ赤な「HELL」に強引に変えてしまう主人公は、イーストウッドの「俺様は神よりも上に立つのだ」という勝利宣言なのかな、ということも考えたりします。作品としては、主人公以外のキャラが弱すぎるのが難点。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-22 17:56:51)
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17.異色の西部劇です。映像はなかなか良くて、じっくりと描かれています。しかし、テンポが悪く、ストーリーはそれほど面白いものではありません。「ダーティ・ファイター」で活躍する面々がこの映画に登場していて、ほほえましいです。
ジャッカルの目さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-10 22:08:23)
16.ネタバレ クリント・イーストウッド監督・主演のやばすぎるアメリカ映画。

イーストウッドが演じたガンマンは、まさにアメリカを体現していて、胸くそが悪くて仕方なかった。

チビと呼ばれる小人症の男を擁護して、弱者の味方気取り。
そしてのその弱者は、虎の威を得て、えばりちらす。
自分は無敵の設定で、自己の価値観を絶対的なものだと信じ込み、周囲を振り回す。
悪党3人衆は、完全に悪者の設定で、予定調和的に殺られてエンド。

全てがアメリカという大国の振る舞いに酷似していて、アメリカ=イーストウッドという図式が、嫌気がさすほどに現れている。

もはやこんなのは、西部劇だとかそんな表面上の体裁などとは関係なく、アメリカの国威を示しているだけの内容で、むしずがはしる。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 1点(2010-09-26 01:32:12)
15.イーストウッドの映画を語る上で、恐ろしいほどの射程を秘めている映画だと思う。ペイルライダー、アウトローの原型が見える上に、彼独特のシニカルさというか冷徹な視点が見える。強すぎる主人公は、生身の人間ではない証左である。
Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 19:33:43)
14.チビがうっとうしかった、そのせいか最後のチビによる見せ場には卑怯な奴だなぁというような印象しか受けなかった。
TWISTED SISTER CHRISTIANさん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-25 23:49:47)
13.ネタバレ なんだかよくわからない展開  何故か主人公(イーストウッド)は名前を言わない  えーいきなりかい!的なシーン多く かなり謎   街を真っ赤に塗っちゃうし(苦笑)  どこか山奥の湖?横のセットもすごい   深読みするのが苦手なワタシには よくわかりませんデシタ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-01-19 08:53:07)
12.ものすごく変な映画です。ストレンジャーは街でやりたい放題やりながらも街を襲うならず者を徹底的な準備をして撃退して、去っていきます。そのことに何の説明もありません。イーストウッドの西部劇の定番の設定である「名も無きストレンジャー」を突き詰めすぎて映画そのものが意味不明になってしまったような感じです。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-21 11:19:01)
11.ネタバレ なかなか意味深な終わり方ですねぇ。いろいろと解釈できそうな話なのですが、私は「持たざる弱い人間」と「武器を持った強い人間」を対比した物語だと思いました。持たざる町の人は武器を持っても弱い。そのあたりが、「武器を持ったら強行になる」アメリカ的な行動原理とはズレていて、興味深かったです。一見平穏な町の人間にも裏があるとか、なかなか一筋縄ではいかない。ああいう一見無害な人間が実は一番やっかいだったりするわけです。とはいえテンポはあまりよくなくて、とくに序盤はしんどいですし、ストーリー自体はそれほど面白いとも感じられませんでした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-07 22:02:30)
10.イーストウッドという人、元々はTV西部劇で名を売ったとは言え、その後の活躍はマカロニという一種の傍流、やはり古き良き西部劇映画に自分は遅れてきた、という意識があるのか、はたまた終焉を迎えつつあるアメリカ西部劇を自分が看取ろうというのか。この映画、流れ者のガンマンがとある町にやってきて、その町を狙う悪漢3人組と対決する、という、いかにも定番の設定。でありながら、内容はというと、どうにもヘンテコなんですね。名もなき人々をヒーローが救うには、やはりその人々がそれなりに勤勉であったり正直であったりしなくちゃいけない。だけどもはや、どこを探したってそんな「無垢の善良な人々」なんて、居ないわけで。実際、この映画の舞台の町の人々も、およそワケありの、ロクでもない人々だったりする。だもんだから、割れ鍋に綴じ蓋とでもいいますか、彼らを守るべきヒーローもまた、とんでもないヤツだったりするのですね。一応は用心棒の役を引き受けるも、町民へデタラメな要求を繰り返し、町はムチャクチャ。いよいよやってくる3人組、彼らを待ち受ける町は何故かペンキで真っ赤に染められ、町の名前も「地獄」と書き換えられているのは、3人組への脅しなのか、それとも町民に対する皮肉なのか。そもそも、この破天荒な映画において、通常の悪役が暴れる余地なんて、もう残ってはおらず、クライマックスはアンチクライマックスに、西部劇はアンチ西部劇にならざるを得ない。まあ、間違っても正統派西部劇を楽しもうと思って観るのはやめたほうがよい、しかし変化球を楽しむにはもってこいの作品です。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-29 13:41:58)
👍 1
9.不思議な映画だったけど、おもしろかったのでよろしい。
センブリーヌさん [地上波(字幕)] 6点(2017-04-10 02:28:58)
8.ネタバレ 摩訶不思議なウェスタンといえば、もうこれしかないでしょう。まあどう考えてもイーストウッド演じる“ストレンジャー”はこの世の存在ではないわけですが、いきなり女を手籠めにしたりする生臭い奴なので“こいつは何者”感が濃厚になり、ここがこの脚本の上手いところです。広大な湖のほとりにまるで住宅展示場みたいなこぢんまりとした町(というか集落)があるというのも、普通のウェスタンではあまり見かけたことがない景色でした。一見善良そうな住民たちが私欲のために保安官殺しを黙認するという展開は、ジョン・ウェインが激高しそうなストーリーです。保安官に町の住人が非協力的な『真昼の決闘』が反米的だと激怒した人ですけど、もう製作当時は人生の終わりも近かったので丸くなってたのかな。駆け出し監督のころですからイーストウッドの作品はまだB級色が強かったので、大して注目されていなかったのかもしれません。 こうやって観ると、イーストウッドはハリウッドでもウェスタンを危篤状態となってから撮りだしたようなものなので、いろいろと捻った観点の作品がウェスタンでは多いですね。そこは50年代からどっぷりウェスタンで生きてきたペキンパーの様なこのジャンルへの哀悼は感じられませんが、彼の死後にはイーストウッドがウェスタンに施した心臓マッサージが効いて『許されざる者』という傑作が生まれたんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-07 22:26:37)
👍 2
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.85点
000.00%
113.70%
200.00%
313.70%
4311.11%
5414.81%
6933.33%
7725.93%
800.00%
913.70%
1013.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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