3.ネタバレ 安っぽいB級のようなタイトルで、だいぶ損している気がしますねぇ・・・。 最近小難しい映画をみると、脳が知恵熱出してきます。 邦題の軽さとは裏腹に、なかなか複雑なお話。 で、オープニングで主人公メイソンのほうかと思ったら、デヴェローのほうかい。 ちょっと備忘録も兼ねて、ストーリーとキャラの整理を。 元CIAデヴェロー、元同僚のハンリーから恋人ナタリアの危機を知らされる。 ナタリアをロシアから脱出させるため、車で拾う。その直後、ナタリア射殺される。射殺したのはCIAの元部下メイソン。命令を下したのはCIA幹部ワインスタイン。 デヴェロー、怒ってその場にいたCIA職員複数名射殺。メイソンだけ見逃す。 ナタリアから死ぬ間際に託された、ロシア次期大統領候補フェデロフの秘密の解明にデヴェロー動く。 その秘密と言うのはフェデロフの弱み。 その弱味を握るのがミラという難民。 ミラを知っている女性がアリス。 アリスに接触しようとする記者。 なぜかアリスを殺そうと狙うロシアの女殺し屋。 アリスの身柄を確保しようとするCIA。 と、デヴェロー。 みんなでアリスの取り合い。 そのアリス、実はミラ本人。 その謎、『フェデロフとCIAがチェチェンの民間ビルを爆破してチェチェン紛争を引き起こしたという事実』 更には『フェデロフと共謀していたCIA職員がワインスタイン』 ・・・・でも本当はワインスタインではなく、ハンリーその人であった・・・。 ・・・もうついていくだけでやっと。 何度も何度も『早戻し+吹き替えへの変更』を繰り返し、なんとか理解した次第です。 だからこの映画を楽しむ余裕があったかといえば、ちょっと自信がない感じ。 まあ、面白かったんですけどね。ちょっと疲れました。 オルガ・キュレリンコはとても魅力的でしたよ~。 イライザ・テイラーや、CIAの女職員も、みんな美人でした~。 女性キャストは軒並み好印象でした。 さて、気になった点をいくつか。 ミラがフェデロフ暗殺を躊躇するのは、さすがに不自然じゃないかな。そこで躊躇するような人が、ここまで思い切った行動には出ないでしょ。ミラがフェデロフに受けた仕打ちを考えれば即殺すでしょ。 結局最後はフェデロフ死ぬことになるけどさ、この悪党にはもっと酷い死に方を用意してほしかったものです。 デヴェローがメイソンの彼女の大動脈切るのはやりすぎ。サラは性格の良いお嬢さんだったのに、ひどすぎます。 で、サラにそんなことをされながら、CIAを裏切ってまでデヴェローの肩をもつメイソンはCIA向いてないと思います。私情に走りすぎだよ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-05-19 01:01:54)
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