6.ネタバレ 安っぽいB級のようなタイトルで、だいぶ損している気がしますねぇ・・・。 最近小難しい映画をみると、脳が知恵熱出してきます。 邦題の軽さとは裏腹に、なかなか複雑なお話。 で、オープニングで主人公メイソンのほうかと思ったら、デヴェローのほうかい。 ちょっと備忘録も兼ねて、ストーリーとキャラの整理を。 元CIAデヴェロー、元同僚のハンリーから恋人ナタリアの危機を知らされる。 ナタリアをロシアから脱出させるため、車で拾う。その直後、ナタリア射殺される。射殺したのはCIAの元部下メイソン。命令を下したのはCIA幹部ワインスタイン。 デヴェロー、怒ってその場にいたCIA職員複数名射殺。メイソンだけ見逃す。 ナタリアから死ぬ間際に託された、ロシア次期大統領候補フェデロフの秘密の解明にデヴェロー動く。 その秘密と言うのはフェデロフの弱み。 その弱味を握るのがミラという難民。 ミラを知っている女性がアリス。 アリスに接触しようとする記者。 なぜかアリスを殺そうと狙うロシアの女殺し屋。 アリスの身柄を確保しようとするCIA。 と、デヴェロー。 みんなでアリスの取り合い。 そのアリス、実はミラ本人。 その謎、『フェデロフとCIAがチェチェンの民間ビルを爆破してチェチェン紛争を引き起こしたという事実』 更には『フェデロフと共謀していたCIA職員がワインスタイン』 ・・・・でも本当はワインスタインではなく、ハンリーその人であった・・・。 ・・・もうついていくだけでやっと。 何度も何度も『早戻し+吹き替えへの変更』を繰り返し、なんとか理解した次第です。 だからこの映画を楽しむ余裕があったかといえば、ちょっと自信がない感じ。 まあ、面白かったんですけどね。ちょっと疲れました。 オルガ・キュレリンコはとても魅力的でしたよ~。 イライザ・テイラーや、CIAの女職員も、みんな美人でした~。 女性キャストは軒並み好印象でした。 さて、気になった点をいくつか。 ミラがフェデロフ暗殺を躊躇するのは、さすがに不自然じゃないかな。そこで躊躇するような人が、ここまで思い切った行動には出ないでしょ。ミラがフェデロフに受けた仕打ちを考えれば即殺すでしょ。 結局最後はフェデロフ死ぬことになるけどさ、この悪党にはもっと酷い死に方を用意してほしかったものです。 デヴェローがメイソンの彼女の大動脈切るのはやりすぎ。サラは性格の良いお嬢さんだったのに、ひどすぎます。 で、サラにそんなことをされながら、CIAを裏切ってまでデヴェローの肩をもつメイソンはCIA向いてないと思います。私情に走りすぎだよ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-05-19 01:01:54) (良:1票) |
5.ネタバレ けっこうみなさん厳しい評価ですね。 私的にはこれまで観たスパイ物映画の中では上出来の部類に入ると思いま すし十分楽しめました。
ブロスナンが超人すぎるところや、現地の主権そっちのけでバンバン 人が殺されるところなんかはいつもながらの過剰演出ではあります。
筋書きが複雑で最初は一体何が起きているのかよくわからず。それも そのはず敵味方が二転三転し、女性陣も次から次へと目まぐるしく 交代して、あまりに盛りだくさんでとても一回観ただけでは筋書きが 理解できませんでした。筋書き考えた人の気合が感じられました。
CIA内部の陰謀だったのかもしれませんが、末端の局員には罪はないはず であんなに簡単に殺されてしまっては可愛そうな気もします。
ロシアの殺し屋のアリクイおねえちゃんのやられ方ももう少し考えて 欲しかったですね。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-03-19 20:58:05) (良:1票) |
4.ネタバレ CIAでかつてはコンビを組んだ指導係とその教え子の意地のぶつかり合いに 組織に翻弄される女たちに、巨大組織CIA、ロシア、そしてチェチェン紛争。 設定を広げすぎた感はありますが、様々な思惑が交錯する情報戦がスピーディに展開されるスパイアクション。 日本流に言えば、この時もう還暦を過ぎているピアース・ブロスナン。さすがは元ジェームズ・ボンド。 やはり彼にはスパイものがよく似合う。リーアム・ニーソンとは一味違うスマートな無双ぶりがカッコいい。 (最後には一人娘に危機が迫るあたりもニーソンの「96時間」シリーズと微妙にかぶる・・・) 寡黙な殺しのプロフェッショナルの女を筆頭に、ブロスナンと絡むことになる女たちもそれぞれにいい存在感がありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-11 19:36:27) (良:1票) |
3.ネタバレ 女性キャラは総じて魅力的なので、目の保養にはなります。ストーリーも二転三転するので、映画を観る集中力は途切れませんが、事がどれも強引に進んでいくので、そこはB級スパイアクションとして割り切って観れば、暇つぶしにはなります。時間も2時間内に納まっているので観やすい方かな。ただ、主役に足を切られた女性はなんかかわいそーだったなー。後、元部下がちょっと態度を変え過ぎなのも気になった。女殺し屋もいいキャラだったのに、そんなに盛り上がらずに退場ってのもおしいなー。 【なにわ君】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-10-01 02:27:16) (良:1票) |
2.ネタバレ さすがは元007。歳はとりましたが、相変わらずかっこいいですね〜ピアース・ブロスナン。そして久々のアクションも見事。 アクション映画としては派手さはないけれども、キレのある銃撃シーンをメインに全体としてスタイリッシュに仕上がってます。 愛していた女性を殺され復讐心に燃えるピーター、エージェントとしての責務と、ピーターを超えたいという気持ちが交錯するメイソン。 混乱と恐怖、しかしそれ以上に恨みを晴らしたいという気持ちの強いアリス。 それぞれの感情が見え隠れして、とても見応えありました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-10-17 23:08:39) (良:1票) |
1.ネタバレ ブロスナンがスパイとして帰ってきた!すっげー貫禄あるオヤジとして! 時に非情に、時に正義を貫き、そして大切な命を守る為、大いなる米露間の陰謀を暴くのだ!!ちょっとやさぐれ加減がボンド時代とは違う味わいがあってそこも素敵! 若僧エージェントとの駆け引きもどこかショーン・コネリーを思わせるオヤジっぷり。コレやりたかったんだろうなぁ。 秘密兵器もボンドカーも無いけれど一人奮闘しまくるブロスナンはカッコいいです。というか無敵ですねこの人。 ストーリーも登場人物の立場が小気味良く二転三転していくのでハラハラしますしどんどんのめり込めます。 総じてブロスナンファンにとっては嬉しい一本でした。この際ダサい邦題は無視だい! にしてもこの殺し屋さんは詰めが甘すぎませんかね。お茶目でした。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-07-22 23:08:18) (良:1票) |