映画『チャッピー』の口コミ・レビュー(2ページ目)

チャッピー

[チャッピー]
Chappie
2015年メキシコ南アフリカ上映時間:120分
平均点:6.24 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-05-23)
アクションドラマSFコメディファンタジー犯罪ものヤクザ・マフィア
新規登録(2015-03-11)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-10-01)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督ニール・ブロムカンプ
キャストデヴ・パテル(男優)ディオン
ヒュー・ジャックマン(男優)ヴィンセント
シガニー・ウィーバー(女優)ミシェル
ホセ・パブロ・カンティージョ(男優)アメリカ
ジェイソン・コープ(男優)テトラバール社のメカニック長
シャールト・コプリーチャッピー
川島得愛チャッピー(日本語吹き替え版)
山路和弘ヴィンセント(日本語吹き替え版)
幸田直子ミシェル(日本語吹き替え版)
高木渉(日本語吹き替え版)
新谷真弓(日本語吹き替え版)
江川央生(日本語吹き替え版)
天田益男(日本語吹き替え版)
脚本ニール・ブロムカンプ
音楽ハンス・ジマー
撮影トレント・オパロック
製作ニール・ブロムカンプ
サイモン・キンバーグ
コロムビア・ピクチャーズ
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ジュールス・クック(プロダクション・デザイン)
振付シャールト・コプリーチャッピー(モーションアクター)
編集ジュリアン・クラーク
マーク・ゴールドブラット
あらすじ
あまりに数多くの犯罪が発生し警察官の犠牲も後を絶たないヨハネスブルグ。警察は犯罪の撲滅を目指し、警官の犠牲を無くすため、無敵のロボット警官を兵器製造メーカーに発注し、その導入は功を奏す。しかし、その開発エンジニアであるディオンは、更に人間に近い感情を持ったAI搭載ロボットの実現を夢見ていた。会社に反対されながらも密かに実験機を作成するディオンだったが、ロボット警官のコントロールを企てる犯罪グループが彼に牙をむき、実験機は敵の手に…。「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムガンプ監督が送る近未来SF。
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💬口コミ一覧

31.登場した時にはロクでもないチンピラだと思ったカップルが、チャッピーと共同生活を送ることで親らしくなっていきます。この辺りは『ツォツィ』を思い出したのですが、南アフリカではこういう話がウケるんでしょうか。チンピラカップルを演じたのは南アフリカで人気のヒップホップグループ「ダイ・アントワード」の二人であり、それぞれ実名で出演しています。
まずチャッピーをかわいがるのはヨーランディで、「チャッピーちゃん」と言って彼に愛情を注ぎ、絵本を読んでモラルを教え、彼の精神的な支柱となります。他方、ニンジャはチャッピーをスラムに連れて行き、強くなければ生きていけないということを教えます。舞台がヨハネスブルグだから「銃の撃ち方を覚えろ」とか「車を盗んで来い」って話になるんですが、これが日本であれば、「頑張って勉強して良い大学に入れ」と同じようなことなのでしょう。ニンジャはニンジャなりの処世術をチャッピーに教えているのです。
本作は貧困の映画でもあります。チャッピーへの教育、特にニンジャによる教育はメチャクチャなのですが、ニンジャが生まれ育った環境では犯罪者として一流になることこそが生き残る術だったのです。だから、本質的には悪人ではない彼が犯罪者をやっているし、彼はチャッピーにもその生き方を教えて、犯罪者が再生産されていくわけです。ただ犯罪者を捕まえるだけではなく、犯罪をしなくても生きていける社会を作ることこそが、犯罪をなくすためには重要なのです。
監督の手腕は相変わらず絶好調。SFキャラの擬人化や、生命と機械の境界が取り払われていく様の演出は見事なもので、『エイリアン5』への抜擢も当然のことと思います。クライマックスの戦闘のテンションの高さも素晴らしく、ドラマ性と娯楽性が高いレベルで融合した良作だと思います。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-25 18:42:55)
30.ネタバレ ロボットに命が吹き込まれ、悪い人間たちに悪態されながらもいろいろなことを学んで
人の味方になってくれるという話は割とありがちなので、よく言えば安心して観てられるけど
悪く言えばおきまりパターンだな〜なんて思いながらみてたのですが、
あの終盤の展開はちょっとなかったな。というか、実写でストレートにサイバーパンクな展開は初めてじゃないかな。
からだはただの乗り物。大切なのは中の部分よって、それはつまり魂のことなんだけど、
あれだと「自分」というものがいくらでもコピーできるのでは?以前の自分と、複製した自分の意識ははたして同一なのだろうか?
と、こういう設定はやっぱり考えちゃいますよね。そういう思索をさせてくれるのが面白かった。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-29 23:47:53)
29.ネタバレ 途中まで眠かったが最後の20分はまあまあ良かった。「第9地区」の監督らしい映画ではあった。H・ジャックマンが安い悪役で出演するところは贅沢かな。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-10-02 23:13:22)
28.ネタバレ 「人間が怪我したらお医者さんに診せる」ってことすら知らないロボットって..ヤだなぁ・・・
S.H.A.D.O.さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2015-11-08 22:37:28)
27.ネタバレ 自らの「創造主」である人間が瀕死状態となり、人工知能を備えたロボット(=チャッピー)は、即座にある“判断”をする。
あの時チャッピーは、人間の生死の確率を即座に見極めたから、病院に行くという選択肢を端から除外したのか。
それとも、人間に対して絶望し尽くした彼は、「創造主」が人間であること自体を認められなかったからこそ、あの選択に至ったのか。
ラストの“ママ”の顛末も含めて、物語はある意味ハッピーエンドを迎えたようにも見えるけれど、そこには人間に限りなく近づいたロボットの悲しみと闇が表れているように思えた。


ニール・ブロムカンプ監督作品は過去2作とも観てきているが、2作ともイントロダクションの時点では非常に興味が惹かれる反面、結局ハマらなかったというのが正直なところ。
この監督が描き出すSF映画の世界観は、リアリティーラインが独特で、どういうスタンスで観るべきかという部分で最終的に戸惑ってしまう。
特に衝撃のデビュー作とされる「第9地区」は、映画自体の紛れも無い“新しさ”は認めつつも、ストーリーテリングの破綻具合に乗り切ることが出来なかった。

そういわけで、再び故郷ヨハネスブルグを舞台にした今作に対しては、鑑賞前に一歩引いてしまっていたことは否めず、結局劇場鑑賞もスルーしてしまった。
しかし、結果としては、やはり映画館で観るべきだったと大いに後悔している。

“人工知能を育てる”というモチーフそのものは、過去のSF映画において散々使い古されてきたものだろう。
けれどこの映画は、人や生活を含めた「教育環境」に物語としての重点を置き、独自性を高めていると思う。
それが即ち“ヨハネスブルグ”という環境であり、その場所で“育つ”ということの「現実」をチャッピーという特異な存在を通じて雄弁に語っている。

監督は、デビュー作「第9地区」でヨハネスブルグを描き、ハリウッド進出を果たした二作目「エリジウム」では舞台自体は近未来のロサンゼルスという設定だったが、描き出された殺伐とした風景はヨハネスブルグにとても似通っていた。
その時点では、自身の故郷しか描けない引き出しの少なさが露呈されたようにも見えたけれど、今作を観た後ではその印象は修正された。

この監督にとっては、“ヨハネスブルグ”を描くこと自体が作家性であり、強烈な個性なのだと思う。
長く深い民族問題、政治問題を経て、今なお格差社会とそれに伴う犯罪が漫然とはびこる社会環境を、圧倒的な娯楽性を通じてタイムリーに描き続けることこそが、この映画監督の本懐なのだろう。
個性的で優れた映画監督として、その在り方は正しい。


出演陣では、監督の盟友であるシャールト・コプリーが三度起用され、モーションキャプチャーによるチャッピー役を好演している。
脇役・悪役に、シガニー・ウィーバーとヒュー・ジャックマンを配した布陣は豪華だが、彼らよりもずっと印象深かったのは、チャッピーの擬似両親となるギャング夫婦を演じた“ニンジャ&ヨーランディ・ヴィッサー”。
二人は、南アフリカ出身のラップグループ“ダイ・アントワード”のラッパーコンビで、役名そのままで実生活でも夫婦らしい。何ともアバンギャルドな夫婦だと思い、YouTubeで彼らの曲(今作劇中でも使用されている)を何曲か聴いてみたが、これがまた素晴らしく良い。

しばらくは、“ママ”と“パパ”の音楽を聴きながら、チャッピーよろしくギャング歩きをしたくなる衝動に駆られそうだ。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-17 23:52:44)
👍 2
26.ネタバレ ロボットの動きがスムーズ!もうCG作品に違和感を感じなくなってきた。
作品の流れ全体が、安いギャグ仕上げなんで、どうも世界に入り込みにくい。
ヒュージャックマンがいることに単純に驚いた!
たかしろさん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-11 14:25:24)
25.そもそも、ロボットにセリフと過剰な身振りで多くを語らせてしまった点で、作品に限界が生じてしまい、本当ならもっと、エピソードやシチュエーションにこそ語らせるべき、なんでしょう。
しかし、こういうノリ、少し懐かしくもあります。何やら、日本版では、元々あった残酷シーンをカットしてレーティングを下げたとかいう話ですが、これも併せて、結果的に、親子で楽しめる作品にはなっております。このチャッピーというロボット、その雄弁さが映画の面白さを損なってしまうのだけど、愛嬌があってわかりやすいっちゃあ、わかりやすい。貧乏な家庭に引き取られて育てられ、最後は鬼退治(?)、現代を舞台にした「昔ばなし」みたいなところもあるではないですか。まあ、何かと犯罪のニオイが漂うキケンな感じは、これは昔話とは異なりますが。
でも、そのキタナいポンコツ感の蔓延もいいし、そこにちょっとファンタジックで哀愁漂う描写を入れるのも悪くない。政治的メッセージなんぞどうでもよくって、コレやっぱし、親子で楽しむ映画、でしょう。
鱗歌さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-01-04 09:16:25)
24.ネタバレ なんか見たことのあるストーリーだと思ったら、ショートサーキットですか。確かにそんな感じでした。でも、「第9区」と同じ南アフリカ感満載のあれた雰囲気の中で、愛嬌たっぷりのチャッピー。貧困街での現実を見せられるようでした。最後のママが…のシーンは余計だったかな?
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-17 22:44:56)
23.ネタバレ 『第9地区』の既視感が強いロケーションだけで飽きる感じ。そのうえに昔の『ロボコップ』に出てたようなズングリ体型ロボットも。ロボットを使って「心」を問うことや、人工知能の学習を描いて子供のような純粋さを演出するのも、もういろんなとこで使い古されてきて、チャッピーのかわい子ぶりっ子、健気ぶりっ子、かわいそぶりっ子に、ちょっとやな感じ。ヒュー・ジャックマンが正義側でないのが唯一印象的でした。で、人間誰しも「100%善人」とか「100%悪人」とかいないのは分かっちゃいるけど、ギャングのカップルを「なんだかんだあっても、けっこうイイ奴らなんじゃね?」みたいに見せるのは、なんか受け入れ難いなー。ヒュー・ジャックマンを完全悪者に描いておいて、ギャングの方がまだマシってですか? 「必ずどちらかと交流しろ」て言われたら、自分はギャングカップルは絶対お断りだな〜。
だみおさん [DVD(字幕)] 5点(2016-01-24 18:54:25)
👍 1
22.ネタバレ 極端なまでに治安が悪化した、世界でも有数の危険都市ヨハネスブルク。業を煮やした警察はロボット警官隊の導入を図る。IT企業テトラバール社の開発した、人間以上の能力を有するスカウトは瞬く間にその実力を発揮し、それまで我が物顔で街を牛耳ってきた犯罪者たちをどんどんと一掃してゆくのだった。気を良くした上層部は本格導入を決定、数百体規模のスカウトを実戦配備し街の治安は飛躍的に改善する。だが、開発者であるエンジニア、ディオンはそれでも飽き足らず、自らの意思で判断し、感情さえ有するAIを持った新型スカウトの研究を独自に続けるのだった。やがて、本物の〝心〟を持ったロボットの完成にとうとう成功したディオン。自宅でそんな〝心〟を持ったロボットを起動させようと家路を急いでいた彼だったが、不幸にもその日、街のチンピラどもに襲われ、その大事なロボットを奪われてしまうのだった。「チャッピー」。チンピラ一味の若い女性から、奪われたロボットはそう名づけられ、次第に犯罪者としての教育を施されてゆく。そんな折、ディオンのライバルである研究者の男がその事実を知り、やがて、事態は取り返しのつかない危機を迎えてしまうのだった……。『第9地区』で鮮烈なデビューを飾った、ニール・ブロムカンプ監督の新作は、そんな原点に立ち返ったような小気味のよいロボットアクションでした。冒頭から、現実のヨハネスブルクを舞台に疾走感抜群で展開されるそんな物語に僕のテンションは否が応にも高まっちゃいました。『第9地区』の衝撃再びか?!と思ったのも束の間、肝心のチャッピーが登場してからは、そんな疾走感はものの見事に失速、僕の期待は見事に打ち砕かれてしまうことに。何が駄目かって、まずストーリーがあまりにもごちゃごちゃしてていったい何をメインに描きたいのかかなり焦点がぼやけてしまっているところ。チャッピーも、開発者のディオン博士も、頭の弱いチンピラたちも、悪役のライバル・エンジニアも、いったい何がしたいのかいまいち分かり辛いためさっぱり物語に入り込めません。次に、メインキャラのチャッピー。ピュアさをいかにも強調しようとしているのが見え透いてしまい、いかんせん魅力に乏しい。クライマックスなんてもはや破綻寸前で、ほとんどカタルシスを得られることなく終わっちゃいました。『第9地区』があまりにも出来が良かったから仕方ないのかも知れませんが、ブロムカンプ監督、一作ごとにそのクオリティが下がっちゃってるような気が…。きっと、次がこの監督の勝負所でしょう。スラム街で展開されるロボット対犯罪者のアクションシーンはやはりすこぶる格好良かっただけに、僕はそれでも期待して待ってますんで、頑張ってください!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-02 22:54:16)
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21.突っ込みどころも多々ありつつも漫画の実写化と思って観たらなかなか楽しめた。チャッピーかわいい。下の方でも仰ってる方がいらっしゃいますが、確かに昔懐かしの映画『ショートサーキット』に似たとこありますね。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-04-07 23:24:38)
20.ネタバレ チャッピーつれてギャングの巣窟襲撃すりゃよかったじゃん。
osamuraiさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-04-23 19:52:51)
19.良く出来た映画だと思うが、あまり楽しめなかった。とにかく登場する人間がみんな悪人ばかりで気分が悪い。さらにラスト付近はもう滅茶苦茶で、そんな事が出来るなら何でもありだろってなもんでガックリ。映像的には好きなタイプの作品だけに惜しい気がした。
ぽじっこさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-05-12 21:48:51)
18.ネタバレ 子ども向けだったのでしょうか。チャッピーが俄然悪になりきっちゃわないと凡百のロボット・ファンタジーと変わりません。ニンジャ達もチャッピーを囲んで、すっかりいい人っぽくなっているし。ラスト近く何でもありのなり行きは、子供用の絵本のソレです。なんか、甘ったるいお菓子を食べたような鑑賞後の感じです。チャッピーの動きがとても人間らしいところは驚きましたが、ロボットらしい味がないなとも思いました。ワタシ、古い人間だからでしょうが、なめらかな上でぎこちない動きを求めてしまいます。
なたねさん [DVD(字幕)] 4点(2016-09-22 22:34:53)
👍 1
17.ネタバレ 危険な犯罪都市ヨハネスブルグ。貧富の差が激しく、下手に道徳心なんてふりかぞうそうもんなら、簡単に虫けらみたいに殺される。そんな場所で生まれたニール・ブロムカンプ監督の作品は常に、善悪の基準が曖昧で、あくが強い。それゆえに彼の作品は好き嫌いがはっきりと分かれる。彼の作品ではよく、クズみたいな登場人物たちの当初の目的や感情が、特殊な状況下で変化する。そしてそれに伴い、物語運びも、予想もつかない展開を見せる。今作も、その作家性は前面に出ていて、僕はもう、ワクワクしながら最後まで楽しめちゃったわけです。最初はピノキオみたいな話かな?と思わせておいて、子育て論?善悪?意識ってなに?どーなっちゃうの?と色々考えさせられるうちに、最後はとんでもない着地点へと連れていていってくれて、しかも、それが小難しいお話しや変に哲学的な見せ方じゃなくて、あくまで、B級感満載の、ドンパチバリバリの頭空っぽでも全然楽しめる娯楽作品風に仕上がっており、僕なんて、途中でチャッピーの健気なかわいさに、ちょっぴり泣けちゃったりもして、怒ったチャッピーにしびれまくって、戦闘シーンではテンション高めで応援なんかしたりして。てゆーか、すごく人間臭いチャッピーにメロメロでした。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2016-10-18 00:48:27)
👍 1
16.ネタバレ チャッピーがかわいいのです。決して姿かたちがかわいいわけではないのです。それはさておき、この作品は多様なテーマが盛り込まれており、観る人にとって捉え方が千差万別する作品であろう。意識だけがロボットとして永遠に生き続けるのは果たして幸せなのだろうか。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-28 00:57:28)
15.ネタバレ 近頃なにかと話題になるAIの在り方がテーマかと思って期待して観たのですがハズレでした。そこは思いっきりファンタジックに流されていてハードウェア的な考証は皆無です。起動直後のチャッピーは赤ん坊と同じとか言ってましたけど、単語を教えるだけでストーリーに都合の良い知識だけは瞬時に覚えていました。ヒトに対する暴力には多少は気を遣っていましたけど、論理に一貫性を覚えません。バカに育てられてバカになった。そんな感じでしたね。
さらに、それは無いだろうと思ったのが人の意識(と云うか人格?)の機械ボディへの転送です。記憶媒体にメモリー出来るのなら、それは人工知能を開発する必要も無いほどの意義を持っているはずですけど、拍子抜けするほどあっさりとストーリーに組み込まれていました。これはSFではなくファンタジーですね。最初から「オズの魔法使い」を観る態勢なら問題無かったと思いますが、期待した分だけ落胆しました。SFの腐臭をまき散らしすぎです。
ちなみに、ロボット警官の頭部デザインはパトレイバーへのオマージュ?
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-06-10 01:45:22)
14.ネタバレ では、あらすじ。生れたばかりの感情をもつロボットが、三人のギャングに育てられ、五日間の寿命と、巨大ロボットによる抹殺の危機をのりこえて生き延びた。

話と設定は荒唐無稽。よって納得できないことは多いが、アクション性の高い娯楽作品なのは間違いない。しかしデートムービーには不向きの気がする。だが、妊娠中の夫婦、幼い子供がいる夫婦だと、いろいろ感情移入できる気がする。また、ロボットオタクなら、たぶん退屈せず楽しめる気がする。

個人的には、登場人物の誰にも感情移入できない。だから感動はない。

ところで日本劇場公開版を観たわけだが、120分は長いと思った。95分くらいだと丁度良い気がする。ちなみに音楽的には何も思わない。パパとママ役の二人は現実でも夫婦でミュージシャンらしい。
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-03 20:32:08)
13.チャッピーがとにかくかわいい。
チャッピーを見ていると、完璧な人間型ロボットにしなくても、
なんのためらいもなく感情移入できるんだなあ、とあらためて思ったりした。
終盤、まったく予想外の展開になってしまって、そこが少しだけ残念でした。
めたもんさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-06 22:49:19)
12.ネタバレ 結構重いテーマですよね。この監督の映画「第9地区」といい、この映画も深いテーマを抱えていて、偏見やらロボットの命やら考えさせられます。結末も安易なものではあるけれど、ちゃんと愛を感じさせる映画でよかったんじゃないかと思います。
Keytusさん [インターネット(吹替)] 7点(2019-07-04 00:32:47)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.24点
000.00%
100.00%
200.00%
323.92%
447.84%
51121.57%
61223.53%
71223.53%
8713.73%
911.96%
1023.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review6人
5 感泣評価 7.20点 Review5人

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