映画『アリスのままで』の口コミ・レビュー

アリスのままで

[アリスノママデ]
Still Alice
2014年上映時間:101分
平均点:6.92 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-06-27)
ドラマ
新規登録(2015-03-15)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-04-05)【イニシャルK】さん
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監督リチャード・グラッツァー
ウォッシュ・ウエストモアランド
キャストジュリアン・ムーア(女優)アリス
アレック・ボールドウィン(男優)ジョン
クリステン・スチュワート(女優)リディア
ケイト・ボスワース(女優)アナ
ハンター・パリッシュ(男優)トム
高島雅羅アリス(日本語吹き替え版)
木下浩之ジョン(日本語吹き替え版)
木下紗華リディア(日本語吹き替え版)
脚本リチャード・グラッツァー
ウォッシュ・ウエストモアランド
音楽アイラン・エシュケリ
撮影ドニ・ルノワール
配給キノフィルムズ
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💬口コミ一覧

26.ネタバレ 若年性アルツハイマー。しかも遺伝性で、長女の遺伝子検査の結果は陽性。
重いです。重いですが、身近に起こりえそうな題材ですので、食い入るように見てました。
ジュリアン・ムーアの演技がよかったですね。
あずれもさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-12-13 09:09:22)
25.私も時々 ひどい短期記憶の衰えを感じることがあり、自分の問題として深刻な気持ちで観ました。恐ろしいと感じると共に、スピーチが心に響きました。
世界中の人々に永久に残る形で自分の姿を残されるという仕事でありながら、主演のジュリアン・ムーアは見事に役に入り込んで 病に侵されボロボロになった様まで表現し切った、素晴らしい演技だったと思います。家族を中心とした周囲の対応もそれぞれで、冷たいもの・温かいもの・上辺だけのもの・避けられないもの と偏らず描かれており、また主人公の病気によって、家族が変わっていく様子もきちんと追われていました。
もちろん そういった対応・影響は、個人・家族によって千差万別で、決して一つの映画で描き切れるものではありませんが、考えるきっかけのひとつとして ちゃんと成立していると思います。
くろゆりさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-03-28 00:45:05)
24.ネタバレ 言語学者という高い知性を必要とされる博士が、言語とともに記憶を失っていく恐怖は、それは耐え難いものに違いない。
でも、時間が経つにつれて、それを恐怖と感じることさえもできなくなっていく。
自分自身がわからなくなっていく不安が、カメラワークと静かなピアノの響きを通しても伝わってくる映画だった。
人間は確かに今の一瞬を生きているけど、記憶を無くしてしまったら、それは単に機械的に生命を維持しているだけで、ただ虚しい。
そう考えると、アリスが将来の自分にあのようなメッセージを送ったのは、仕方のないことなのかもしれない。
そして、夫がアリスの介護を申し出た娘に、お前は自分よりもいい人間だと自分を責める場面は、この病気に直面した家族の現実を伝えているように思えた。自分を責めることはないのに。
最後に、ジュリアン・ムーアの演技は圧巻だった。
roadster316さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-31 23:50:15)
23.ネタバレ ジャンルとしては“ドラマ”になるのでしょうが、ホラー映画と思えるほどに怖さを感じる映画でした。それ程に主人公に感情移入してしまっていました。知で生計を立てている主人公にとって、自分の頭の中の知がどんどん失われていくという恐怖を想像するのは難しくありません。自殺を図ろうとする心境はとても理解出来てしまうもので、それを十分に感じさせるジュリアン・ムーアの演技が見事でした。
精神科医が原作者とあってか、その症状の進行具合の描写がとてもリアルで恐ろしかった。
民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2015-08-28 22:04:14)
22.ネタバレ ○病気に対する説明や理解、それに苦しむ主人公と家族たちが見事に描かれていた。○知性の高い人ほど病状が進行する点においてジュリアン・ムーアは適役だった。彼女の演技の幅と共に本作でのオスカー受賞には拍手を送りたい。
TOSHIさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-27 21:22:00)
21.ネタバレ ジュリアン・ムーア大好きです。自然な演技の中に、人間的な愛らしさが訴えかけてくるのはどの映画でも共通しています。「クッキー・フォーチュン」なんて最高! 本作でも、若年性アルツハイマー病を患うシリアスな役柄ながら、感傷的になりすぎないのがとても自然です。悲痛な感情を吐露するのは、夫に打ち明ける夜中のシーンくらい。 その後、急速に病気の進行していくアリスですが、とても自然で淡々としています。ところが、病気の進行したアリスが初期のアリスが残したメッセージを見るシーン。メッセージ内容の重さも伴って、高揚感の高まるシーンなのですが、昔のアリスの表情や言葉遣い、行動との違いが鮮明に。J・ムーアの巧さが光るとともに、映画的にもとてもグッとくる場面でした。 オスカー受賞、おめでとう!「ビッグ・リボウスキ」のような弾けた演技もまだまだ期待してます。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-19 20:49:51)
👍 1
20.ネタバレ 徐々に自分が自分でなくなるというのはすごい恐怖だと思います。とても見入ってしまう映画でした。邦題は「アリスのままで」とありますが原題(Still Alice)から考えると正しい和訳は「それでもまだアリス」となるのではないでしょうか。自分が自分でなくなるという不安・恐怖を抱えつつも"それでも私は私なんだ"という意味につながると思います。「アリスのままで」の方が題名としてしっくりくるのはわかりますが、似たような言葉でも意味が変わるのはどうかと。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-07 08:44:16)
👍 1
19.人格の壊れ方がきれい過ぎですが、今までの自分がどんどん失われていく恐怖は痛いほど伝わってきます。これに貧困や家族間の不和でも加わればもう目を背けたくなるような修羅場なんでしょうが・・・生々しい描写は抑え気味ですが介護の深刻さは推して知るべしです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-06 00:06:26)
18.アルツハイマーの進行の過程がよく分かった。もし、自分がアルツハイマーになったらどうなんだろうか。家族の誰かがアルツハイマーになったら、自分のことが認識されなくなってしまったら、やっぱりつらいとおもう。記憶を失うということはどんなに大変なことかよくわかる。そして、この病気にどう付き合えばいいのか考えさせられる。ジュリアン・ムーアの演技がすばらしい。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-30 23:45:44)
17.ジュリアン・ムーア適役ですね。ラストの娘とのやり取りが泣けます。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-23 13:39:33)
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16.50歳を過ぎてから人や作品の名前が出てこない、仕事中に「今、何をしようと思いついたのか?」が数分後に思い浮かぶ事があり「若年性のアルツやわぁ」と笑いを取ってるのですが、本作は笑い事ではなく、築いたものが少しずつ失われてゆく恐怖のリアルさに身につまされるものがありました。家族のありかたも含めて奇をてらわない誇張のない演出とジュリアン・ムーアの表現力が見事。監督の思いを代弁したかのようなスピーチが胸に沁みます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-21 23:21:25)
15.症状が良かった時の録画と、悪化している時のギャップが凄い(ジュリアン・ムーアの演技なのか、メイクなのかは知らないが・・・)。
認知症になる可能性は、僕にもあるので他人事ではない。もし、認知症で生きて行くぐらいなら死んだほうがましだと、今は思っている。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 7点(2016-08-24 01:00:29)
14.ネタバレ 病気を扱う映画は観るのがしんどいし、鑑賞後もひきずるのであまり選ないようにしていますがアカデミー賞絡みという事で覚悟して観ました。案の定非常に重く観ていて辛かったのですが、ジュリアン・ムーアはじめ役者のナチュラルですが確かな演技力、アリスの講演や家族からの愛など、心に残るシーンも多く観てよかったと思いました。家族性というを初めて知ったのですが、私も女でいずれ母親になるかもしれないのでその恐ろしさにぞっとしました。そしてアリスが自分は悪くないのにアナに謝るシーンは胸が痛くなりました。また自分がそうなるかも、とか母親が明日そうなるかも、など色々考えさせられもしました。最後のリディアとの「愛について」という場面も、とても印象に残りました。陳腐な言葉ですが「明日いつ何が起きるかわからないので、今や今日を大切に生きよう」と改めて感じました。
forestcrownさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-22 02:04:15)
13.ネタバレ 2つの山場があります。
一つは、病状が悪化している時に行われた講演。
もう一つは、ラストでの娘との会話。「愛」という台詞。
脚本が上手いと思います。
病状が悪化した主人公が、パソコンに収録された、まだ病状が悪化していない動画の違いが、同じ役者さんが演じているように思えなかったのは素晴らしい証だと思います。
「あれ?」って感じで終わってしまって、ちょっと拍子抜けしました。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-17 12:05:41)
12.怖い映画。別にホラー映画ではないけど、十分怖い。
「明日の記憶」とまったく同じ内容で、
どちらも同じように面白い。
どちらがいいかは好みの問題というくらい、同じ映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-13 17:17:08)
11.ジュリアン・ムーアが本作でついにオスカーを手にしました。
本作を見ればそのことに全く驚かない、素晴らしい演技でした。
むしろ、まだ彼女がオスカーを手にしていなかったことの方に驚かされました。
若年性アルツハイマーとその遺伝性。
日々の暮らしの中にとてつもなく大きな変化や大事件が起こるわけではなく、
少しずつ、少しずつ症状が現れ進行していく。
その淡々とした日々の描写の中、彼女の淡々とした迫真の演技に見入ってしまいます。
そして本作は病気を受け入れていく彼女のドラマであると共に家族のドラマでもある。
アレック・ボールドウィン演じる夫と3人の子供達。家族の描き方もまた良かった。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-12 15:11:33)
10.ネタバレ 正直観ているのが辛くて重い映画でしたが、多くの人に鑑賞してもらいたいので、あえての7点です。J・ムーアはまさに適役。彼女以外にこの悲壮なテーマにマッチする女優はいなかったでしょう。そしてその名演技に拍手です。
kaaazさん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-08 23:23:20)
9.ネタバレ 見てからしばらく経ってしまったが…

末っ子が家族の面倒を見るのが一般的なのかなーとか(作中でも、自分の周りでも

安易な悲劇にしなかったのは良いな、と。過去の自分に「殺される」エンディングだと、感動は呼べたかもしれないが
薄っぺらくなったと思うので。

女性が主人公の作品としては少し期待外れだったが、アルツハイマーを描いた作品としては満足だった。そんな作品
Sugarbetterさん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-03 20:29:05)
8.ネタバレ ジュリアン・ムーアという人の演技が凄いのは、何かを誇張したり変形したりすることなく、その辺にいそうな一般の人というベースに立った上で、確実な造型や表現をするという点である。本作は、これまで積み重ねてきたそのキャリアを全開させた、まさに集大成のような作品。日常生活の中でふっと物忘れが通り過ぎ、それがいつしかじわじわと広がっていく。その表現の丁寧さがあるからこそ、ラストの一言も存分に生きている。●もちろんそれは、彼女の演技力を引き出した脚本や演出の細やかさあってのことで、特にそれは、中盤で出てくるスピーチに集約されている。アルツハイマーの一番怖いのは、何かを忘れたり分からなかったりすることではなくて、世間から途絶していくこと、過去も含めた自分の存在がなくなること、自分が必要とされなくなること。その確かな視点で統一されているからこそ、この作品は、単に闘病を描写しただけではなく、見る側の個々の人生観をも問う普遍的なレベルに昇華している。●アレック・ボールドウィンの作中の夫同様の好サポートぶりは、キャスティングを見たときから予想していた通りであったが、「ブルークラッシュ」で馬鹿主人公を演じて以来私の中では馬鹿扱いだったケイト・ボスワースの落ち着いた確実な演技は、予想外の驚きだった。
Oliasさん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-27 21:35:58)
👍 1
7.ネタバレ なかなか難しい役どころだと思いますが、ジュリアン・ムーア熱演しておりましたね。
もし自分がなったら、、とか、家族がなかったらとか、色々と考えてしまう内容でした。
知的レベルの高い人ほど進行が早いというのは驚き。そして遺伝性のものがあるというのも知らず、これまた驚き。
ただ、全体的にあまり重くならないようにしていて、睡眠薬の動画のシーンもわりかしさらっとしてるなぁと。
題材としての難しさみたいなものも感じる作品でありました。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-18 21:48:28)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.92点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.85%
513.85%
6519.23%
71246.15%
8623.08%
913.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
主演女優賞ジュリアン・ムーア受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
主演女優賞(ドラマ部門)ジュリアン・ムーア受賞 

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