映画『あん』の口コミ・レビュー
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あんの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
あん
[アン]
2015年
【
日
・
仏
・
独
】
上映時間:113分
平均点:7.64 /
10
点
(Review 36人)
(点数分布表示)
公開開始日(2015-05-30)
(
ドラマ
・
小説の映画化
・
グルメもの
)
新規登録(2015-06-05)【
+
】さん
タイトル情報更新(2020-03-23)【
イニシャルK
】さん
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監督
河瀬直美
キャスト
樹木希林
(女優)
吉井徳江
永瀬正敏
(男優)
千太郎
内田伽羅
(女優)
ワカナ
市原悦子
(女優)
佳子
浅田美代子
(女優)
どら春のオーナー
水野美紀
(女優)
ワカナの母
太賀
(男優)
陽平
兼松若人
(男優)
若人
原作
ドリアン助川
「あん」(ポプラ社刊)
脚本
河瀬直美
作詞
秦基博
「水彩の月」
作曲
秦基博
「水彩の月」
編曲
秦基博
「水彩の月」
主題歌
秦基博
「水彩の月」
製作
博報堂
(映画『あん』製作委員会)
朝日新聞社
(映画『あん』製作委員会)
イオンエンターテイメント
(映画『あん』製作委員会)
美術
部谷京子
編集
河瀬直美
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36.
ネタバレ
河瀨直美監督はもう大好きな映画監督だ。今回、初の東京が舞台。奈良を離れ、奄美大島を舞台にした映画を撮ってきた彼女は、次は東京。大丈夫だろうかとも思ったが、観終わって、東京の男性(でも永瀬君は宮崎だよね)も、女性として逃げずに見ようという彼女の姿勢がうかがえられた。女性は強いね。でも不安な話も聞いた。彼女が次はホラーを撮るという。自然の中で豊かに育まれた彼女の感性が、引き裂かれているのかもしれないと思うと、もう大ファンとしては、また奈良に帰って、自分を取り戻してくれ~と叫びたくなる。東京の人間をなめてるわけではないが、この映画に出てくる店のオーナのように無神経な人が多いのも事実。心配でしょうがない。
【
トント
】
さん
[DVD(邦画)]
10点
(2016-06-11 11:56:27)
🔄 処理中...
35.
ネタバレ
見終わって、感想を考えるんだがなかなか適切な言葉が思い浮かばない。静かだが鮮烈な印象を残す映画だった。特に印象に残ったのはふたつ、どちらも徳江さんのシーンだが、まずはその手紙の一節;
「この世にあるものはすべて言葉を持っていると私は信じています」
ひたすら小豆の声を聴きあんを作る徳江さんの自然観に溢れるひとこと。隔離病棟に置かれた、という故もあるのだろうか、人も含め、あらゆる事象と関わりを持とうとし、そしてそれらを優しく慈しむ。全てが慈愛の時間だった。
あとは千太郎が施設を訪ねて出された塩昆布について、「これ、どうやって作るんですか」に対する徳江さんの、
「教えなーい」
は笑った。あんな無邪気で、爛漫で、意地悪で、愛らしいシーンがあるだろうか。笑えるのに泣けてくる、心からそう感じる一幕だった。
私は「らい病」というものにほとんど知識がありません。そのためどら春のオーナーや世間の人の排斥感は正直ピンとこない。でもそれでいいと思っている。いや勉強しろよ、というまこと正論なツッコミが聞こえてきそうですが、実際自分の身の回りでそういうケースがあって必要と感じたら学ぶ、でいいのかなと思っている。私はそれほど交友関係もないですが、誰かと人間関係を築く場合は基本的に自己責任だと考えている。その人がどこに住んでようがどんな見た目だろうが、その人が好きなら好きで、嫌いなら嫌い。それだけだ。その理由に病気や身体的特徴を述べたことはない。ましてや介護のようにその人の生活全般に関わらなければならないような関係ならまだわかるが。この映画のように「らい病だから」で避けられる感覚がピンとこないのはそのためだろう。こういう「ピンとこない」という感覚を私は大事にしたいと思う。無知ゆえなのかもしれませんが。それごと受け入れたい。
【
TANTO
】
さん
[インターネット(邦画)]
9点
(2022-10-17 22:34:51)
👍 1
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34.
ネタバレ
キャストと原作者を知った公開当時から、こりゃ観るのに体力使って努力しなきゃなと思ってましたが予想通りでした。展開が大きいわけじゃなく淡々と進む。役者はボソボソとしか喋らない(そういう演技しかできず余計な色氣が出せない少女を主要キャストに選んで正解)。風景から情景を読ませようとする演出。そういう原作者とは知っていたしフランスとドイツが制作に関わっているので、そういう系統の文学的作品なのも納得。
でも努力して見終えた甲斐は大いにありました。味わい深いです。
やはりこの原作者さんは、人に、特に生きる事に混乱した若者に語りかける事が上手いし、心の声を聞くのも上手いです。
大騒ぎして観客に感動を強要するような映画は嫌いな性分な私なので、鑑賞に努力を要するようなこういう映画は久々で嬉しく、素直に泣けました。
お約束ではあるけれど、逝ってしまった者が遺された者に送ったメッセージには泣かされます。
但し、この映画の場合は、生きる意味についてもう一つ踏み込んでいて、心に沁みました。
素直に高得点。
【
役者の魂
】
さん
[地上波(邦画)]
9点
(2019-12-30 05:03:02)
🔄 処理中...
33.
ネタバレ
近くの映画館で「樹木希林さん追悼特集上映」として本作が公開されていて、ちょうど未見だった為鑑賞。
いやぁ、いい映画だった。
永瀬正敏がいかにも寡黙な職人の風貌で登場し、起き抜けにどら焼の生地を仕込んでいる。
店には女子中学生などで賑わい、これはきっと美味しいどら焼なのだろうなぁと想像しながら観ていたのだが、実は全然こだわりなんて無いし、そんなに情熱もないという意外性。
そこに登場したのが、50年もあん練りをしてきたという、言わばあんの達人、樹木希林の登場である。
これは面白くならない訳がない。
二人のエピソードを軸に悩みを抱える学生との交流も交えながらどら焼作りの大変さと楽しさがよく伝わってきた。
自分も和菓子を作る仕事をしている為、ほんとうにもの作りに対するこだわりや情熱が感じられたし、美味しいものをお客さんに食べさせたいというシンプルな想いに共感を得た。
小豆一粒一粒を丁寧に扱い、小豆に対して会話をしながらじーっと近くで観察し、炊けるのを待つ徳江さんの眼差しが忘れられない。
後半はかなり悲しい展開だったが、希林さんがもう亡くなってしまったという事実が、どうしたって作中の彼女が演じる人物と重なってしまって、涙なくしては見られなかった。
【
ヴレア
】
さん
[映画館(邦画)]
9点
(2018-10-02 14:50:58)
👍 1
🔄 処理中...
32.
ネタバレ
きりんさんの全てを悟って、笑顔でお店を去っていく姿に涙した。
お店での時間は本当に楽しい、夢のような時間だったんだろうね。
時々、生きていく意味に迷うことがある。何のために生きているんだろうって。
そんな時は、風の音に耳を傾け、勇気をもらおうと思った。
【
CAPI
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2016-08-09 15:54:38)
🔄 処理中...
31.
ネタバレ
ストーリーはかなりシンプルなので、主演の二人の演技があってこその作品だと感じました。予告編を見た時に予想した内容とは全く違う方向に話が進んでいきました。恥ずかしながらハンセン病について詳しく知らず、しかし差別があるのはなんとなく知っていましたが、本当にいろんな映画を見て感じるのは「怖いのは原因そのもの(今回は病気)ではなく、人間のほう」ということです。お客さんがパタリと途絶えた時から薄ら寒いイヤな予感がじわじわとしてきて(BGMも効果的でした)、それでも徳江さんが「働けて楽しかったです」と言うシーンで救いが見え、最後の「どら焼きいかがですか?」の初めて聞く店長さんの明るい声と顔に希望を感じられました。色々感じ考えさせられる良作だと思います。そして私は甘いものが苦手なのですが、美味しいどら焼きを食べてみたくなるほど視覚効果も抜群でした!
【
forestcrown
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2016-07-26 02:24:47)
🔄 処理中...
30.
ネタバレ
予備知識なしで鑑賞。
徳江さんの手がハンセン病によるものだとは全く予想しておらず、映画の中の人物と同じく、そうと知った時の衝撃は大きかった。
身の回りにある自然の声に耳を傾け、感謝する。
隔離政策で人生を奪われた徳江さんの思いが伝わってくる映画だったように思う。
学校なんていいから、一日だけでも好きなことすればいいんじゃない?
その一日も与えられなかった人生が透けて見えた気がした。
樹木希林という役者はやはりただ者ではない。
【
roadster316
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2024-01-02 19:38:33)
🔄 処理中...
29.
ネタバレ
主演の樹木希林と永瀬正敏の名演技が印象に残る作品。
特に樹木希林演じる徳江さんの台詞は、完全に樹木希林さんの「間」になっており、特別なディレクションは不要だったのではと思えるくらい自然な演技で、もはや他の俳優の追従を許さない域に達していると思われる。
わが国におけるハンセン病の隔離(差別)政策が、結果的には大きな誤りであったことは今日では周知の事実だが、それがどれほど人間の尊厳を奪ってきたか…。今後当事者がいなくなるにつれ、その社会認識が次第に薄れていくだろうことを考えると、本作が製作された意義は決して小さくない。
愛する家族とわけのわからないまま引き離され、子どもを授かっても産むことが許されず、人生のほぼ大半を社会と隔てられた施設で過ごさなければならなかった不条理は決して繰り返されてはならないが、だからといって、それらの人々が弱く哀れむべき存在であったかは別であることを、本作の徳江さんが示している。
「どら春」の常連女子中学生達のぼやきに「自由に生きればいいんだよ」と明るく諭す徳江さんに救われた気がするのは、決して私だけではないだろう。
【
田吾作
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2023-04-13 10:40:56)
🔄 処理中...
28.
ネタバレ
自然の呼吸を聞いて生きることが大切である事を再確認させられる映画。
あんの効いた食べもの食べたくなっちゃいます。
【
ほとはら
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2022-03-28 17:54:03)
🔄 処理中...
27.
ネタバレ
樹木希林さんがダントツで良かったという映画であるか、いや違う、どら焼き店長の永瀬正敏も同等に良かった。共に素晴らしかった。
永瀬正敏さん、80年代前半からテレビ・映画でよく見かけた方でした。だがけして好きな役者ではなかった。映画ご出演の際の代表作は何になるのでしょう 工藤夕貴と出演していたミステリー・トレイン(1989)になるのでしょうか。
だが、ここで初めて素敵な芝居をされているなあと思えました(偉そうな事を言ってごめんなさいですが、)そして勝手な決めつけで申し訳ないですが、今後から彼の代表作はこちらとさせてください。寡黙などら焼き店長:千太郎。店長でありながら、雇った婆さん徳江さんに忠実に従いあんを作り、尚且つ生活スタイルを変え人生観まで変え、最終的には去りゆく徳江さん寄りになっていく姿に感銘を受けました。
だがもし自分が千太郎の立場だったならと考えた場合、難しいですね、でもやはり、千太郎と同じ行動しか出来なかったと思います。
【
3737
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2022-01-01 23:03:32)
👍 1
🔄 処理中...
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26.縁者さんたちには拍手喝采ですが、この監督のどや顔が見えてくるようで少し興ざめ…でした
景色もきれいでいいのですがね。。
【
HRM36
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2020-11-26 16:21:09)
🔄 処理中...
25.様々な孤独についてクロスした、とても良い映画でした。
もちろん希林さんや永瀬さんの演技も良かったですが、個人的には
視聴者へ「あんた達だって実質こんなもんよ」ってメッセージぶん投げてくる、
浅田美代子さんの世間代表の憎たらしいオバはんの演技が秀逸でした。
ただ内田伽羅ちゃんの役は個人的には違う子の方が良かったかな。
どうしても希林さんのお孫さんって感覚が入ってしまった。演技も初々しいので余計に。
【
movie海馬
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2019-03-22 02:57:29)
🔄 処理中...
24.最初から引き込まれて飽きのこない作品でした。あんなガムばっか噛んでるやつと働くのも嫌だけど、店長もタバコ吸いすぎー。
【
ケンジ
】
さん
[ブルーレイ(字幕)]
8点
(2018-11-11 12:32:35)
👍 1
🔄 処理中...
23.
ネタバレ
あんとは日本人が大好きな和菓子の中の和菓子どら焼きの中に入っているもので、日本人が大好きという意味ではドラえもんが大好きなどら焼きを食べると美味しい。誰もが食べるとほっこりする味である。そんなあん作りに情熱をかけているドラマだ。樹木希林が作るどら焼きに惹かれた1人の男と店にやって来る客、樹木希林の過去が分かる後半の展開は前半のまったりとした雰囲気とは別で、樹木希林が演じるからこそ伝わってくる人生の重み、辛さ等が重なってきて、この人にしか表せない演技なのか?樹木希林そのものなのか?と思わずにはいられなくなる。ハンセン氏病という重く苦しいテーマの中に樹木希林が見せる優しい表情に引きこまれる。寅さんを見ると草団子、鰻、メロンが食べたくなる様にこの映画を見ていると無性にどら焼きが食べたくなって仕方なく、見終わった後、直ぐに近くの和菓子屋さんにどら焼きを買いに行ってしまった。どら焼き、あん(あんこ作り)そして、そんなほっこりする味とは対照的なハンセン氏病、間違ってもハリウッドでは不可能な日本映画だから作る事が可能なテーマ、生きる上で大事な人と人との繋がりを描いた映画である。
【
青観
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2018-11-03 14:54:55)
👍 3
🔄 処理中...
22.
ネタバレ
先ごろ亡くなった樹木希林の主演映画。どら焼き屋の雇われ店長をしている千太郎(永瀬正敏)とそこに現れたあん作り歴50年という徳江(樹木希林)。この二人を中心にした物語で、とくに前半はこの二人やどら焼き屋にやってくる女子高生を中心としたお客さんたちとの交流を交えて、どら焼き屋が繁盛していくまでを描いている。小豆一粒一粒に愛情を持って接し、小豆に話しかけながら丁寧にあんを作っていく徳江の優しいまなざしはとても印象的だし、そのあん作りのシーンもまるでドキュメンタリーでも見ているかのように丁寧にじっくりと描かれているのが好感が持てるし、そんな苦労して作ったどら焼きをおいしそうにほおばるお客さんたちをみてこっちまでどら焼きが食べたくなってしまう。しかし、徳江がハンセン病患者であったことが露呈するあたりから空気は一変する。後半は重い内容だが、ハンセン病患者たちの思いや辛さというものがひしひしと伝わってくる。そして、亡くなった徳江が千太郎とワカナ(内田伽羅)に残したメッセージは今になって見ると実際の樹木希林ともオーバーラップするところがあって、吉井徳江という役柄と樹木希林という役者が本当に分からなくなって涙なくして見ることができなかった。千太郎が桜が満開の中、笑顔でどら焼きを売るラストシーン、それまでどこかやる気のなさげだった彼は徳江との出会いで変われた。また徳江もずっと隔離されていて、最後のほうになって社会とかかわることができた、これを思った時、否応なしに感動してしまった。ほぼ予備知識なしで見た映画だったのだが、本当に見て良かった映画だったと思う。そして、樹木希林さん、この人のような役者はもう二度と出てこないと本気で思う名女優のひとりで、亡くなられてしまったのは本当に残念でさびしい。心よりご冥福をお祈りします。
【
イニシャルK
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2018-10-10 00:48:11)
👍 3
🔄 処理中...
21.
ネタバレ
生きていく上での色々なものを感じさせてくれる作品です。
客商売という周りの噂一つで時に繁盛し時に閑散してしまうという難しさに桜の木が重なって見え、儚く切なくなりました。
そして、その両方の要因である徳江婆ちゃんへの感謝と何とも言えない負の感情との葛藤。
オーナーへの慰謝料を肩代わりしてくれた感謝もあり、徳江婆ちゃんについての辛辣すぎる配慮が全く無い言葉に何も言い返すことが出来ない自分への情けなさ悔しさ。結果的にその言葉は正論であったと言えますが、劇中はその言葉が正しくないことを願って見ていたので、現実を突き付けられた気分になりました。
また、ハンセン病患者の隔離と鳥かごの中のカナリヤに自由の尊さや、カナリヤを放した婆ちゃんへの女学生の理解と優しさも感じます。
色々ありましたが終盤のいくつかのシーンでは、その期間は徳江婆ちゃんにとって特別なものだったろうし、どら焼き屋の店長や女学生にも何かを残したであろうと思い起こさせられたので、それが良かったと思いました。
【
さわき
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2017-02-04 19:00:33)
🔄 処理中...
20.
ネタバレ
ヒロインの名前かと思っていたらあんことハンセン病、意外でした。何でどら焼き屋なのかピンとこないけど、徳江を思う店長の気持ちは痛いほど伝わってくる。女子中学生役の孫の演技が酷いけど、希林さんと永瀬氏に救われる。元患者さんたちの計り知れない絶望感を肌で感じて優しくなったり頑張って生きていこうとする、人間はなんて残酷なのだろう。
【
ProPace
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2017-02-01 22:06:06)
👍 1
🔄 処理中...
19.樹木希林の映画。
綺麗な音。
個人的にはちょっとあっさりしすぎていたような気はした。
【
aimihcimuim
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2016-04-24 22:24:00)
🔄 処理中...
18.
ネタバレ
希林さんのやさしさがにじみ出るような笑顔につられてつい何度も顔が微笑んでしまった。これが他の人ならイラッと来るばあさんになりそうなキャラが、彼女だと何故か許せてしまう。キャスティング大当たり。重いテーマとはいえ、物語はひたすら淡々と静かに進む。じっくり鑑賞できる良作だと思うが、映画館の暗く温かい席では心地よい音や色彩にうっとり寝てしまいそうになるかも。個人的には映画館よりも自宅でのんびりDVD鑑賞の方が向いている作品だと思った。粒あん大好きな私は自分でもよく小豆を炊くが、次からはもっと愛情込めて炊いてあげようと思った。そして千太郎の作るちょっと小ぶりで皮がふっくら柔らかめなこのどら焼き、もしや・・と思ったら、やっぱりエンドロールにうさぎやのクレジットが。また食べたくなった。
【
lady wolf
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2016-03-28 00:53:26)
🔄 処理中...
17.
ネタバレ
木々を揺らす風、踏切の音、鳥の囀り、耳元で囁く声。そして、"あん" が煮立つ音。その音はどれも心地よく、目をとじていても、すぅっと心の中に入ってきます。これはとても "音" にこだわった映画だと感じました。まるで目の不自由な方でもその情景が浮かぶほどに。樹木希林さん演じる徳江を店から追い払ったどら春のオーナーは、はっきり言ってこの映画の悪役です。確かに、誰にでも自分の人生と守るべき生活はある。なのになぜこれほど嫌悪感を感じるのか? それは彼女に "罪の意識" がないからです。どら息子 (甥っ子だったか?) を店にひっぱり込んで千太郎の真心を踏みにじるあたり、彼女に罪の意識というものは微塵も存在しません。千太郎には "罪の意識" がありました。何かに苦しむ人を救えなかったり、保身の為に見て見ぬふりをしたことに、罪の意識や自責の念が強い人ほど彼の涙に共感して泣けるでしょう。僕らが差別や偏見をもってきた人たちは、おいしいものや人の笑顔を好む、豊かな感性をもった普通の人々でした。救えなかったことが悲劇ではなく、それを忘却の彼方へと葬り去ることが本当の悲劇。我々は伝えていくことでしか償うことができないのだ。
【
タケノコ
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2015-06-09 23:38:30)
👍 2
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
36人
平均点数
7.64点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
2.78%
6
2
5.56%
7
13
36.11%
8
14
38.89%
9
5
13.89%
10
1
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