映画『反撥』の口コミ・レビュー(2ページ目)

反撥

[ハンパツ]
Repulsion
ビデオタイトル : REPULSION 反撥[VHS]/リプルション~反撥~[DVD]
1964年上映時間:105分
平均点:6.75 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
ドラマホラーサスペンスモノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ロマン・ポランスキー
キャストカトリーヌ・ドヌーヴ(女優)キャロル
イヴォンヌ・フルノー(女優)ヘレン
ジョン・フレイザー〔男優・1931年生〕(男優)コリン
ジェームズ・ヴィリアーズ(男優)ジョン
パトリック・ワイマーク(男優)家主
ロマン・ポランスキー(男優)(ノンクレジット)
脚本ロマン・ポランスキー
ジェラール・ブラッシュ
撮影ギルバート・テイラー〔撮影〕
製作総指揮マイケル・クリンガー(ノン・クレジット)
配給東宝東和
美術モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)(ノン・クレジット)
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
レスリー・ハモンド
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

4.ネタバレ ポランスキーは、男性表現者として、一番やってはいけないことをやっている。しかも「シェルブール」のカトリーヌドヌーブさんでこういう映画創っちゃうんだもん。映画好きなら分かるんだよね。あ、これはヒッチコックだねって。でも頭のいいヒッチコックが、何故こういう作品を撮らなかったかってことをもう少し考えるべきでした。結局、映画愛が勝っちゃたんだね、この人。でも後に「ローズマリーの赤ちゃん」の件での惨劇を迎えるわけだから、表現者はよく考えないと、誰を敵に回すか、分かったもんじゃない。年取って、ようやく「ゴーストライター」のような良質の娯楽もんを撮るようになって、観る側もほっとします。あ~、監督、ようやく「幸せ」になったのかなぁって・・。
トントさん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-21 01:49:59)
👍 1
3.正に「キチガイに刃物」映画。
ポランスキーといえば色んな意味で「ヤバイ」類の監督として有名だが、特にこの作品はポランスキー作品でも屈指の怪奇映画だろう。
取り敢えずポランスキー初期の傑作群を発掘した「TUTAYA」GJ。

ストーリーは最初淡々としすぎる感じもするが、段々狂気に染まり壊れていく彼女の戦慄が飽きを忘れさせてくれる。
オマケにヒロインの狂気じみた場面で「テレレレレ!テレレレレ!テレレレレ!」のBGMは卑怯だろ(笑)
あれで笑うなという方が無理だっつーの。

ヒロインは極度の男性恐怖症と潔癖症であり、無理やりキスをするものなら、うがい&歯磨きという有様だ。
こんな事されたら誰でもショック受けるわ。

一緒に住む姉は妻のいる夫と夜毎ズッコンバッコン。
隣で寝る妹には良い迷惑である。
オマケに毎晩ベッドで暴漢に襲われる悪夢にまでうなされんだぜ?

これで狂わない奴が本当の異常者かも知れない。いやヒロインキチガイなんだけどね。
ポランスキーのホラーじみた演出も手伝い、本作はサイコ・スリラーとしてどんどん血に染まる。
しつこい男は嫌いよ!えーい殴りつけてやる!
あたしの体に触らないで!そんな事するなら頚動脈かっさばいてやるんだから!!


ヒロインが「やっちゃう」度に荒ぶるドラム。クッソこんなんで腹筋が!

後の「仁義なき戦い」である(絶対違う)

一番印象的だったのが彼女の子供の頃の「写真」、そしてオープニングの「眼」。
瞳に始まり瞳に終わる・・・そんな映画。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-23 21:35:37)
2.ネタバレ 目の接写映像から始まるオープニングが強烈。キョロキョロと動く眼球は生き物のようで不気味です。ここからすでにこの作品の不安定感を読み取ることができます。夜な夜な行われている姉と妻子持ちのマイケルとの営みに対し、激しい嫌悪感をいだきます。男性不信になり、恋人とのキスにすら抵抗を感じるようになる。しかし、それとは裏腹に性に対する関心がどんどん高まっていき、エッチな妄想をするようになります。この心の葛藤が如実に表れているのが、後半の大家との絡み。性に関心のあるキャロルは太ももを露出させ大家を誘います。欲情した大家が圧し掛かろうとすると嫌悪感がわいてきて、挙句の果てに切り殺してしまいます。なんてサディスティックな・・・そんな悩みを持つ女の子を、ありとあらゆる方向から撮ってしまったロマン・ポランスキー監督ってどんな性癖の持ち主なんだろう・・・ちょっと怖い。
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-10 22:09:51)
1.ネタバレ GYAOの無料動画で視聴。
序盤は神経症の描写がリアルすぎて観てるほうまで疲弊しそうになりますが、かなり現代的なテーマに触れているようにも思えて看過しがたい。しかし、主人公が幻覚を見るようになって以降の展開は、サイコホラー的な演出に引き込まれる反面で、リアリティからはどんどん遠ざかってしまうので、たんなる娯楽目的の恐怖映画にしか見えなくなってしまう。神経症の病理を客観的に描写したシリアスな作品なのかと思いきや、じつのところは監督自身の病的な欲求を表現した悪趣味な作品でしかないような気がする。その点が期待外れです。
映像描写はたしかに秀逸ですが、国際的な評価を得るほどの芸術的な価値があるとは思えない。ちなみに邦題は「反撥」ですが、原題の本意はむしろ「嫌悪」じゃないでしょうか?
まいかさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-18 03:16:34)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.75点
014.17%
100.00%
214.17%
300.00%
400.00%
5312.50%
628.33%
7729.17%
8729.17%
928.33%
1014.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 8.33点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

■ ヘルプ