映画『グッドナイト・マミー(2014)』のいいねされた口コミ・レビュー

グッドナイト・マミー(2014)

[グッドナイトマミー]
Goodnight Mommy
(Ich seh ich seh)
2014年オーストリア上映時間:99分
平均点:6.06 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-01-12)
ホラーサスペンス
新規登録(2016-02-22)【8bit】さん
タイトル情報更新(2022-12-22)【イニシャルK】さん
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監督ヴェロニカ・フランツ
根谷美智子(日本語吹き替え版)
恒松あゆみ(日本語吹き替え版)
脚本ヴェロニカ・フランツ
製作ウルリヒ・ザイドル〔監督〕
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💬口コミ一覧

7.ネタバレ 整形して戻ってきた母親がすり替わっているのではないかと疑う双子、という設定。
「振りを続けるのは無理だ」と電話で話す母親など、そうではないかと思わせる描写もあるが、まあ早々に見抜かれる感じ。
だからラストのオチも衝撃ではないし、むしろそこに至るまでの母親を痛めつけるシーンが不必要に不快。
ベッドに縛り付けるまでは許せるが、瞬間接着剤を使う辺りからは、もうただただ不快。
最近子どもが容赦なく人を傷つける映画が増えてきたと思うのは私だけだろうか。
「ブライトバーン」やリメイクされた「ペットセメタリー」などなど。
良識者ぶるつもりなど全くないのだが、映画とはいえ私はちょっと受け入れ難い。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-07-17 11:40:58)
👍 1
6.ネタバレ 無邪気に遊ぶ双子の兄弟。大きな庭と家。そこに帰ってくる包帯グルグル巻きの母親らしき人。なんか双子の兄弟に対してピリピリした態度。そーかと言えば一緒にゲームしたり、しばらくは違和感はあるものの、淡々と双子と母親の生活シーンが続く。本当の母親か?、ちょっと疑う双子の兄弟。わりと序盤で、一つの違和感の答えらしきものは、映画好きならピンとくるはず。しかし全体に漂う違和感は謎のまま。どーなるんやろ?って思い観てたら、中盤にだいたいわかっちゃう。後は、そーならんといてくれってゆう気持ちとは裏腹に最悪の方向へグングン進むストーリー。演出はヨーロッパ風の芸術的な雰囲気アリアリなんだけど、双子の兄弟のたたずまいや姿がなんか無邪気で美しく、どこかうすら寒い不穏感があるため、退屈ではありませんでした。ただ、ゴキ嫌いはご注意を。双子は大量のゴキを飼っていて(通常のゴキじゃなく特殊なゴキ)、寝てる母親お口の中に入っていくシーンがあるので、さすがに、ウエッてなりました。後、森の中で母親が初めて顔を見せるシーンがあるんだけど、顔を異常にブンブン振り回しホラー的で不気味でした。ちなみに後半はエグいて~
なにわ君さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-14 20:35:47)
👍 1
5.整形手術した母親がまるで別人のように…から始まる。
前半の緊張感と、何とも言えない不安感
ホラーとしてそこは良かった

ネタバレなし&伏線で勘付かなければ良作

が、伏線が割と隠し切れてないので
映画好きな人や、勘の良い人なら気付いてしまう
(と、いうかあえて気付かせようとしてる気が?)
それがわかってしまうと展開も読めてしまい、
あとは茶番劇になってしまうのが残念なところ。
愛野弾丸さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-07 21:55:43)
👍 1
4.ネタバレ 沼に浮かぶ空気マットからルーカスの名を呼ぶエリアスの心情を思うと可哀想でならない。この映画の全てが、エリアスの主観が観ている内的世界と現実が交差した虚実混じりの世界であり、常に一緒に行動する仲の良い双子の兄弟は、強い共依存関係にあったのだろう。顔を包帯で覆い隠して病院から帰った母親に不信感を募らせるのは、母親がエリアスから父親の存在を消し去ったという、負の感情が払拭しきれていない事の表れ。

共同墓地から拾ってきて、レオと名付けた猫の死にも、母親が関与しているのではないかと疑念というより確信を抱いている様子から、母親不信と憎悪は素顔が覆い隠された事で更に疎通遮断の思いに駆られ、疎外感を募らせ、憎しみが増大したのだろう。何よりルーカスを失ったという喪失感のダメージは甚大で、現実逃避で精神が破綻するのを回避したのだろうが、既にエリアスは心に損傷を受け、深く病んでいたのだ。母親の寝顔にゴキブリを這わせ、切り裂いた母親の腹部から這い出てくる虫の幻覚シーンを観るにつけ、彼の病は重篤。惨劇に至った責任の所在は冷淡な母親にあるのは間違いなく、内向的で繊細なエリアスに、フリは出来ないと諌めるのではなく、優しくケアすべきだった。

大きな白黒写真パネルの中のピンボケな女性の全身像や、ワイヤーのトルソーマネキンにしても、実体のない曖昧で空疎なものを象徴しているし、捉えきれない人の在り様を示してもいる。湖面に沸き起こる不穏な波のざわめきは、ルーカスの死を暗示するイメージなのか、この映画の、こうした名状し難いシュールな映像感覚は惹かれるものがある。無人の町の通りを、何事かを叫びながら独り歩く男の姿も、時々映し出される月夜の映像同様、不思議感覚に満ちている。
DADAさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-09 00:09:31)
👍 1
3.ネタバレ オーストリア郊外に建つ一軒の豪華な別荘。社会からほとんど隔離されたこの館には、双子の兄弟ルーカスとエリアスが自由気儘に暮らしていた。顔はもちろん背丈も髪型も体型も着ている服もほとんど同じな彼らは、どこに行くにも一緒の仲良し兄弟だ。そんな彼らが住む館に、手術を終えたばかりの母親が久しぶりに帰ってくる。だが、包帯で顔をぐるぐる巻きにされた彼女は以前とは性格ががらりと変わっていた。常に神経を尖らせ、ちょっとしたことに怒りをあらわにし、あろうことか二人に手を上げるまでになってしまったのだ。「あの人は本当のママじゃない」――。そう確信した兄弟はママの本当の正体を探り始める。そんな2人もとある秘密を抱えていて……。パッケージの感じからもっとB級寄りのハリウッド的エンタメ・ホラーだと思って観てみたら、まさかのヨーロッパ系アート作品でちょっとびっくり。冒頭からBGMや具体的な説明は一切なし、ぶつ切りに編集された静かな映像が淡々と続いていき、気軽な感じで見始めた僕は「あぁ、こっち系の映画かぁ」と頭を切り替えるのがなかなか大変でした。と、最初こそその余りに淡々とした展開に眠気が隠し切れなかったのですが、後半、徐々にこの兄弟の背景と狙いが分かってくるにつれ、この作品に漂う不穏な空気にじんわりと冷や汗が…。いやー、この胸糞悪い感じはいかにもヨーロッパ的ですね。胸糞悪映画の巨峰『ファニー・ゲーム』や『マーターズ』を観た時のことを思い出してしまいました。と、確かに完成度は高かったのですが、その2作品に比べるとあまりにお話がシンプル過ぎてやや深みに欠けたのが残念。ホラーでいくのかアートでいくのか、ちょっと軸が明確でない感じもして、僕はそこまで好きにはなれなかったです。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-16 22:37:17)
👍 1
2.ネタバレ 予告では包帯ぐるぐる巻きの女がインパクト大だっただけに、あれが襲ってくるような映画なのかなと思ってましたが・・・。
これは精神的に来る映画ですね。ただ、途中でヒント出し過ぎてる為にすぐネタバレするのが残念でした。最初は不気味な存在だった母親だったのに、途中で立場が逆転して行く展開は面白いなと思いました。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-14 08:32:53)
👍 1
1.すっかり騙されました、はい。

トウモロコシ畑での追いかけっこで消えたり、食事が1人分だったり、自宅が売りに出されていたりと、
ちらほらと伏線は随所に張られていたんですがね...
母親の動機や正体ばかり気になってしまい変な先入観を持ってしまったからかな?
製作者側のミスリードにまんまとハマったわけですが、中々こりゃ憎い演出だね。

子役も可愛く、舞台となる別荘?自宅?もスタイリッシュでオシャレな雰囲気だし、
周辺の広大なトウモロコシ畑や深く漆黒のような冷たさを感じる森、そこに佇む一軒家の静寂な様相が美しい。
観終わった後、繰り返し2回目を観たくなりましたが、
ラストのママのセリフで萎えてしまい、神経がさらに衰弱しそうだったので、またの機会。
ハリウッドと違って、欧州のこの手の作品ってのは独特で新鮮味がありますね。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-17 08:01:11)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.06点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
400.00%
5425.00%
6425.00%
7637.50%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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