映画『第5惑星』の口コミ・レビュー(2ページ目)

第5惑星

[ダイゴワクセイ]
Enemy Mine
1985年上映時間:94分
平均点:6.22 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
ドラマSFアドベンチャー戦争もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2022-06-04)【イニシャルK】さん
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監督ウォルフガング・ペーターゼン
キャストデニス・クエイド(男優)
ルイス・ゴセット・Jr(男優)
ブライオン・ジェームズ(男優)
屋良有作(日本語吹き替え版)
阪脩(日本語吹き替え版)
池田勝(日本語吹き替え版)
上田敏也(日本語吹き替え版)
坂本千夏(日本語吹き替え版)
脚本エドワード・クマーラ
音楽モーリス・ジャール
撮影トニー・イミ
特撮ILM/Industrial Light & Magic
美術クリス・ウェイラス(特殊造型クリエイター)
ロルフ・ツェートバウアー(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
人類とドラコ人は交戦状態にあった。ダヴィッジは偶然、戦闘中に敵機と同じ惑星に不時着。かくして人類1名とドラコ人1名が協力して救出を待つ事態となった。言語体系も違えば生理状態も違う、思想も宗教も一致しない2者。彼らはパートナーとして絆を深める事ができるのか? …エイリアンの発音体系を生理学的に組み立て、また異星の地としてグリーンランドでロケを強行し、美しい異界を背景に納めた完全主義的な秀作SF。
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7.近作の『第9地区』は異星人を被差別者と置き換えるように誘導しているような描写がいくつもあったがそれはあくまでお遊びの範疇であってけして社会派を気取ろうとはしなかった(と思う)。社会派が好きなのであればペーターゼンのこの『第5惑星』をすすめる。地球上の異文化、異人種間の対立に置き換え可能なお話は大真面目に反戦を謳いあげている。個人的にはその社会派色の濃さがうっとうしいと思ったんだけど、80年代ってこういうの多かったかも。後にあの特種メイクによって元の顔が全く判別できない異星人がルイス・ゴセット・Jrだと知って、尚且つ異星人の子供の役もまた黒人であることを知って、キャスティングからも社会派的メッセージを発信しているのかと(深読みか?)半ば呆れながらも感心してしまった。クライマックスの子供救出劇はそれなりに盛り上がって楽しい。荒涼とした大地を歩く小さな人間を大俯瞰でとらえた画は圧巻なんだけどアップになると途端にしょぼくなるのは予算のせいか。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-22 14:37:29)
6.ネタバレ 不時着した星に水があり酸素があり食えるものがあるって確率はいかほどのものなのか。戦争している異星人に背骨があり2足歩行して首の上に頭が付いていて目と口があるって確率はどうなのか。こういう設定こそ、ご都合主義というものじゃなかろうか。自分はダメですね。もう少し、それらしく見せてもらわないと。原作があるらしいが、そちらはしっかり考証的に補足されているのでしょう。見所としては、ルイス・ゴセット・Jrかな。こってりメイクを施されたうえから視線と頬の動きだけで「人間的」な感情を表現していました。自分の中では名作の位置を確保している「Uボート」や「ネバーエンディング~」の直後にこんな作品を撮るんだから、この監督は良く分からない。この人独特のリアリズムへの拘りが間違った方向へ向いた作品という印象です。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(吹替)] 4点(2010-07-01 02:55:54)
5.変わった設定のSFヒューマンドラマ。全体的に映像がやや暗く、
敵役のデザインがあまり良くないのが難点だが、非常に感情移入がしやすいストーリー。
敵役は異星人としているが、それは地球上における人種間の問題にも置き換えられ、
それがそのままこの映画のテーマへと繋がっており、内容に厚みを感じさせる。
起承転結をしっかりと描きつつ、ドラマチックな展開とともに、
小道具でラストをうまくシメたシナリオの完成度は高い。お薦めの佳作。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-11 04:24:28)
4.ネタバレ  気持ちの悪い生き物が好きなので、亀の甲羅みたいなのを背負った生き物や、その生き物を餌にしているでかいアリ地獄みたいなやつが出てきたところで、この映画を観て良かったと思いました。特に、寝ているところでアリ地獄が出てきたのは最高です。
 正直二人の友情には、それほど大きな感動はありませんでしたが、(こういったタイプの映画が見慣れているせいもあるかも)子供を育てているときは、結構目頭が熱くなるシーンもありました。
 特に、「僕もおじさんと同じ顔が良かった。指が5本だったら良かった。」のセリフと、その後のダヴィッジのフォローにはじーんとしちゃいます。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-08 01:18:23)
3.そこそこ面白かったのですが、終盤の単純な勧善懲悪の展開はいかがなものか。中盤まではむしろのその「単純さ」を否定していたはずです。敵対していた主人公とエイリアンが未開と思われる惑星に墜落。仕方なしにサバイバルによる共存の道を歩むことになった両者。しかしそこには、本来知りえるはずのなかった敵の人間性を垣間見、心を許しあい、寄り添いあう二者の姿が。互いが互いの習慣、言語、宗教を知り、時には喧嘩や決別も勃発するけれど、一層の信頼と友情を築く、そのストーリー。そこには、呆れるほど分かりやすい「偏見への罵倒」というメッセージ性、寓話性が描き出されています。

しかし終盤の描かれ方は翻って至って単純。悪そうに見えるヤツは悪く、いいヤツそう見えるヤツはいいヤツで、可哀相に見えるヤツはやっぱり可哀相なヤツ。急に大衆的なウケを狙ったような勧善懲悪が台頭したことで、表面だけ物事を決め付けてはいけないよ、というメッセージ性を含んだ中盤までのせっかくの流れをガン絶ちしてしまっています。表現方法としては極めて分かりやすかった一方で、その中身はどう見ても「人種差別問題」というヘヴィで難しいトピックのメタファーに映ってしまうストーリー。それをどう着地させるのだろうとこっそり心配してたのですが、見事にえいやー!とマルなげしちまいやがりましたね。

そのあたりはさすがに少々肩透かし。本作なりの答えをたたき出して欲しかった。

ただ、やはり異種族同士である主人公とエイリアンが親睦を深めていく過程だけでも、普遍的な心地よさと滑稽さがあるように感じて、十分面白かったですね。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-27 08:25:20)
2.人間とエイリアンの変わった友情の物語。ケンカと仲直りを繰り返しながら理解を深めていく過程が良い。あと現在のCGよりもこの頃の作り物っぽさが好き。
nojiさん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-06-09 23:46:16)
1.ネタバレ まぁいろいろ無茶な(苦笑)部分はあるけども、なかなか面白いね。途中の「妊娠」したは結構驚き。子どもが生まれて育てるあたりまでは、かなり面白かったのに、悪い奴(変な兄弟)が出てきたあたりから急速にダウン。おまけに何故か生き返るしw。とても乱暴な流れはSFものとはいえ無理やり収めた感は否めませんね~なんかちょっと残念だなー。まぁでもオススメできるものではあると思いますハイ
Kanameさん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-09 12:01:41)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.22点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
4311.11%
5311.11%
6414.81%
71451.85%
827.41%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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