映画『何者』の口コミ・レビュー(2ページ目)

何者

[ナニモノ]
2016年上映時間:98分
平均点:6.59 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-10-15)
ドラマ青春もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-04-29)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督三浦大輔
キャスト佐藤健(男優)二宮拓人
有村架純(女優)田名部瑞月
二階堂ふみ(女優)小早川里香
菅田将暉(男優)神谷光太郎
岡田将生(男優)宮本隆良
山田孝之(男優)サワ先輩
土村芳(女優)
中山求一郎(男優)
原作朝井リョウ「何者」(新潮文庫)
脚本三浦大輔
音楽中田ヤスタカ
作曲中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」
主題歌中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
米津玄師「NANIMONO(feat. 米津玄師)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
撮影相馬大輔
製作市川南〔製作〕
東宝(映画「何者」製作委員会)
電通(映画「何者」製作委員会)
朝日新聞社(映画「何者」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給東宝
特撮大屋哲男(テクニカルスーパーバイザー)
衣装伊賀大介(スタイリスト)
録音加藤大和
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💬口コミ一覧

9.最終的には自殺でもするんじゃないかと思ったが、何も分からないまま終わってしまった・・・。Twitter依存しすぎーーー。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-02-07 21:55:44)
8.映画は真面目、丁寧に撮られていてますが、セリフや話の展開が少し大人向けではありません。原作が良くないのかもしれません。青少年が青少年向けに作った話です。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2019-04-08 14:40:58)
7.「就職活動」というものをしたことがない。
今現在職に就いているわけだから、正確にはそれをしたことがないというのは間違いかもしれないが、この映画のメインストリームに描きつけられている、いわゆる“新卒採用”向けの活動をしなかったという意だ。
ただし、だからと言って、この映画が表現する鋭利で毒々しい「棘」が突き刺さらないわけがなかった。

観よう、観ようと思いつつ、長らく逃げ続けてきた映画だった。
もしも、もう少し若い頃にこの映画を観たならば、この作品から飛び出してくる棘は心の奥底まで突き刺さり、僕は、もっと分かりやすくボロボロになっていたことだろう。
今、このタイミングでこの映画を鑑賞し、あまりに辛辣な描写に痛みを覚えながらも、まだ平静を保っていられることは、幸か不幸かどちらだろうか。

少し、自分自身の話をしたい。
高校を卒業して、大学には行かず、東京の専門学校に進学した。「映画製作」の職に就きたいという夢を持ち、それを実現させるための進路だった。専門学校に2年間通い卒業したが、映画製作の現場には就職しなかった。業界の特性上、明確な就職活動的なプロセスは無かったし、映画製作の現場の猥雑で古臭い価値観は自分には合わないと思った。フリーターとニートで数年過ごし、その間に地元に帰り、今の会社に就職したのが13年前。
思い返せば、僕にとっての「20代」は、本当に地獄のような日々だった。
自分がやりたいことと、やったほうがいいことと、やらざるを得ないことが、バラバラで全く一致せず、体が動かず、結局「何も」行動することができなかった。
只々、朝が来る恐怖の中で眠り、その日一日を何とか自分の中で誤魔化して、生きてきた。

先に、「就職活動をしなかった」と記したが、既にここにも、自分自身に対する誤魔化しを孕んでいる。
就職活動をしなかったのではなく、“できなかった”のだ。映画業界に就職しなかったのではなく、“できなかった”のだ。
当時、SNSはまだ普及していなかったので、僕は、日々の自己満足と逃避の理由を、日記やブログに書き連ねていた。

愚かだったとは思う。でも、今となっても、その日々を否定することはできない。当時の僕にとっては、本当にそれが精一杯だったからだ。
そして、その上に、今の自分の人生が展開しているということも否定しようがないからだ。

この映画に登場する4人の若者(就活生)は、四者四様に痛々しく、愚かしい。正直、見ていられない。
でも、僕は、この4人の誰のことも、上からの目線で否定することなんてできない。間違いなく、彼らは僕自身だからだ。
こうすればいいのに、こう考えればいいのに、と今の僕が、当時の僕(=彼ら)に意見することは、まったくもって無意味だと思う。
「青春」という言葉で表現するには、あまりにビターで世知辛いが、かけがえのない若き煌きが存在するように、取り返しのつかない若さゆえの「闇」も確実に存在するということ。
そして、その闇にとりつかれ、押しつぶされることすらも、若者の特権なのだと思う。

登場人物の心情のみならず、鑑賞者の心情までも“丸裸”にする、とても危険な映画である。ただ、「就職活動」という経験の有無など関係なく、すべての“大人”に観てほしい映画でもあった。

たとえ地獄のような日々でも、それでも何とか生き続けてみれば、「悪くないな」と思える日がくる。そのことだけは、当時の自分自身に言ってやりたい。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 10点(2019-05-05 18:12:26)
6.「拓人、ほんとお前は何者なんだ…」という感じの映画。もうホラー、誇張されすぎた就活映画かと。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 3点(2019-07-07 14:58:24)
5.ネタバレ スピード感があって、一気に観られた。それは、どこかしら自分の奥底の暗い感情に受け入れられるものがあるのかもしれない。この類の話は社会に出てもあります。分析屋さんどこにでもいますね。就活2度目、その目線で冒頭から観ると、主人公の違和感がしっくりきますね。
ラグさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-09-23 21:31:24)
4.ネタバレ 令和版「就職戦線異状なし」という趣。
就活のリアルが感じられて良かった。
でも話は「認められる」というのはどういうことか?という方に話が行くのが新しい。

この青年も、演劇やってて、カミソリのような批評にグサリと来たんだろうなぁ。
それで自分の身を守るために、観察者になった。
しかし、だからこそ彼が演劇に向き合ってこその就活の勝利ではないかなぁ?
(上から目線ですね‥スイマセン)

でもどんな批評も対象を殺す、って何かで読んだけど、
愛のあるレビューを心がけたい。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-03-22 20:42:00)
3.ネタバレ 「学生たち」が「社会人」になるまで、或いはなろうとするまでの過程を描いた映画。主に五人ほどの男女たちが彼ら彼女らの就活をする中で、「なぜその仕事に就きたいのか」「自分は何がやりたいのか」「今まで自分は何をやってきたんだろう」ということなどを自問していく。
今どきっぽいところとして、就活にTwitterやFacebookのことがたくさん出てくること。その会社に行った先輩のTwitter見るとか、採用担当とFacebookで繋がるとか、真剣に就活してる学生は本当にああいうこと色々考えるんでしょうね。
劇中にところどころ主役の拓人くん(=佐藤健さん)がTwitterでつぶやくシーンがあります。実際随所随所でしょっちゅうスマホをいじる彼。何をしていたのかは終盤明らかになりますが、これが何とも痛々しい。目の前で一緒に頑張ってるはずの仲間をこき下ろしたり、自分はまるで彼らを上から見ているかのような「評価する傍観者」視点でのつぶやきは本当に痛々しかった。
最終的にはそれも含めて一つの「劇」として映画は締め括られますが、ここまで「就活」というものにスポットを当てた話も珍しいですよね。そういう意味では新鮮だった。

就活。自分はしたことありませんが、見ていて一度就職試験でグループディスカッションなどやってみたいような気持ちになりました。今の自分ならどんな話ができるだろう、どんな風に自分をプレゼンできるだろうかを試してみたいと思いました。

劇中の観月(有村架純さん)が拓人に言ったセリフで、「自分の人生の中にドラマを見つけて主役になれる」というのがありました。
自分も自分の人生にドラマを見つけてしまうタイプなので、なんだかこの言葉がよく分かってしまいました。それが自分の場合良い方に働いているかは分かりませんが、心に残ったセリフです。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-16 23:36:29)
2.ネタバレ これ、意外と好きかもしれない。

個人的に就活というものは、人生においてあまり重要ではないと思っているので(就職してからの方が大事)、見ている途中は「なんだかなぁ」と思っていたけど、終わってみると、色々考えさせられるなぁ、という感想に変わった。

頭の中で色々考えているよりも、不完全でもいいから、一歩を踏み出してみよう、まずは行動してみよう、そんなメッセージ。
動き出さなければ何も始まらない。
確かに、そうだ。

失敗を恐れずに、何かを実際に始めること。
そうすれば世界は広がり、未来はおのずと開かれる。

(P.S)エンドロールでながれる主題歌がとても良い!
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-25 16:42:49)
1.ネタバレ まさか、どんでん返しがあったなんで、予想してなかったから、結構、ドキってしちゃった。就活を通じての人間ドラマ部分も、新鮮で面白かったです。就活の時の頃を思い出しました。あと、演劇をかじっていたので、劇団まわりのディティール部分も、そうそう、こーゆうのアリガチとかリアリティをもって観れました。ほんとうは嫉妬したり、うらやましかったり、でもそんな自分の心を認めることがカッコ悪いと思い、観察者となりツイッターの裏アカでマウントをとることで、なんとか自分の心を安定させるってゆうのは、ちょっと極端だけど、似たような感覚って、誰にでもあるじゃないかな?って、マウントをとってく感想で、ごめん。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 10点(2022-04-13 20:05:09)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.59点
000.00%
100.00%
200.00%
326.90%
400.00%
500.00%
61241.38%
71137.93%
826.90%
900.00%
1026.90%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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