映画『眺めのいい部屋』の口コミ・レビュー(3ページ目)

眺めのいい部屋

[ナガメノイイヘヤ]
A Room With A View
1986年上映時間:114分
平均点:7.19 / 10(Review 67人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-07-25)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-05-24)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジェームズ・アイヴォリー
キャストマギー・スミス(女優)シャーロット・バートレット
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)ルーシー・ハニーチャーチ
デンホルム・エリオット(男優)エマソン氏(父)
ジュリアン・サンズ(男優)ジョージ・エマソン(息子)
サイモン・キャロウ(男優)ビーブ牧師
ジュディ・デンチ(女優)エレノア・ラヴィッシュ
ローズマリー・リーチ(女優)ルーシーの母
ルパート・グレイブス(男優)ルーシーの弟 フレディ・ハニーチャーチ
ダニエル・デイ=ルイス(男優)セシル・ヴァイス
リチャード・ロビンズ〔音楽〕(男優)パーティの客(ノンクレジット)
ジェームズ・ウィルビー(男優)パーティの客(ノンクレジット)
原作E・M・フォースター「眺めのいい部屋」(筑摩書房 他)
脚本ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
音楽リチャード・ロビンズ〔音楽〕
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」他
ジャコモ・プッチーニ歌劇『つばめ』より「ドレッタのすばらしい夢」/『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
撮影トニー・ピアース=ロバーツ
製作イスマイル・マーチャント
美術ブライアン・アックランド‐スノウ(プロダクション・デザイン)
ジャンニ・クァランタ(プロダクション・デザイン)
衣装ジェニー・ビーヴァン
字幕翻訳戸田奈津子
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

27.楽しい夢物語だった。なにより出てくる人間がすべて変。牧師も婚約者も弟も・・・普通の人いないじゃん。こんなに笑える映画だとは思ってなかったのでかなり満足した。主人公も不細工すぎるけどなぜかにくめない。恋愛映画としては稀にみる大ヒット。
ぷりんぐるしゅさん 8点(2004-07-21 14:04:50)
26.映像・雰囲気・キャストと全てが非常に美しい映画でした。今までは修正されていたらしい?水浴びのシーンは、微笑ましくて良いと思いました。ただ、主人公の心情が全く理解できず、肝心のストーリーに入り込めなかったのが残念です。でも見終わってから考えてみると、本来の彼女は情熱的な人間なのに、そうではないと自分も周りも思い込んで抑えつけているわけで、そんな彼女の本質を見抜いたのがジョージと牧師なのですね。これは恋愛物語であり、自分を見出した女性の話とも言えるようです。そう考えると、徐々に余韻が高まってきました。ジョージのお父さんと話した後に見せた笑顔は、彼女がしがらみから解放された瞬間なのでしょう。私は、キスシーンよりもそちらのほうが心に残りました。
づらちゃんさん 6点(2004-11-29 14:30:26)
25.苦手な雰囲気の映画でしたが思いがけずコメディータッチで楽しめました。すごく上質な少女漫画みたいな映画だなぁと思った。天真爛漫で世間知らずだけど、まっすぐで憎めないおじょーちゃんはまさに悩める主人公。DDルイスがでてきてから余計コメディになった。大真面目でめがねのずれちゃうちょっと勘違い君な文学青年だよ!!めがねが片方キラリと光ってるし!!!DDルイスがこんな役をやるのは意外だけどなかなか面白くっていい味出してる。そして大胆で破天荒で(主人公にとっては)魅力的なイタリア青年。弟を始めとする味のあるキャラクター。ストーリー展開も、キャラクターもまさに少女漫画でした。そして駄目押しはラストのステキなキスシーン。完璧! 好みの問題で、この点数ですけど。
るいるいさん 7点(2005-01-08 22:25:24)
👍 1
24.旅先で出会った自由の香りを漂わせる男と、親の決めた家柄のあるガチガチの堅物。これまでなら本作同様、前者を選ぶのがロマンスの定石でしたけど、後者を選んだブリジット・ジョーンズは同じ英国人でも、現代的な女性だったことを改めて思い出しました。で、本作のヘレナ・ボナム・カーターの家柄はもの凄い上流という感じはせず、上の下くらいの感じなんでしょうか。旅行できること自体が贅沢だったのだとは思いますけど、フィレンツェの宿も超高級ホテルという感じじゃない。この辺が多くの人の共感を集めるのに一役買ってるんだと思います。そういうことで、5点献上。
sayzinさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-20 00:06:50)
23.今から20年前、うら若き女子大生(もう死語?)の頃、映画館でドキドキしながら観た思い出の映画です。以後、恋をするとなぜか観たくなって、ビデオ→DVDと繰り返し繰り返し観ました。結婚して一児の母となり当時のようなトキメキもほど遠くなりましたが、今もこの映画を思い出すだけで当時の記憶がよみがえります。ヘレナ・ボナム・カーターも大好きです。甘口の点数ですが、上記のような事情ゆえ、お許しを!
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-03 18:05:11)
22.ネタバレ ああ、もう好きすぎてまともなレビューが書けない・・・10代のときに見て以来、一生で、世界で一番好きな映画となりました。映画の世界すべてに憧れて、15年経った今もその憧れは永遠です。揺れる主人公を見守る周囲の視線がとても温かい。こういう視線が向けられるのは若いときだけですもん。若いっていいな~と思います。ジュリアンのキャスティングはやや不評のようですが、私は彼で正解です。この人でなければ美しいラストシーンはなかったと思います。ルーシーを演じたヘレナボナムカーターが本当にかわいい。瑞々しさと危なっかしい初々しさがよく出ていたと思います。
さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-05-26 02:50:04)
21.あの美しいラストのキスシーンだけでも一見の価値あり。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 18:23:25)
20.ネタバレ 恋愛は自由が一番だよね!そうだよね!という極めて一面的な価値観がベースになっており、話に厚みが無い。もう少しはセシルを魅力的に描かないと不公平だよ。一方、セシルの対立軸のジュリアンも微妙。ずっとふさぎこんでいる→恋愛する→元気!いやいやいやいや、そんなに単純な人間そうはいないよ。友達にこんなのがいたら、かなり引きます。まあ、超イケメンなんですが。。。三角関係に加え、ルーシーの弟・母・従姉、ジュリアンの父、牧師やアラン姉妹なども加わり、登場人物多すぎで、とっ散らかり気味なのもマイナスポイント。ルーシーのピアノも筋にうまく絡まってないし。
とまあ、散々ダメ出ししたわけですが、ダニエル・デイ・ルイスの演技力と美しい風景に免じて5点つけます。この映画をお好きなレディーの皆様には誠に申し訳ないですが、無骨な九州男児の遠吠えと思ってお見逃しください。頓首。
枕流さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-11 00:12:12)
19.ネタバレ 上手くまとまってはいるものの、登場人物の容貌や景色のおかげもあってか作品全体が上品であっさりしすぎていてパンチ不足で物足りないと感じてしまいました。なので自分はセシルにルーシーに対しての彼自身の階級を顧みない醜さやねちっこさを期待していました。彼がそうであれば、もっと作品やセシルという人物に愛着がわいていたような気がします。
ちゃじじさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-16 10:15:10)
18.感想は「フィレンツェって本当にラブリーな町だなあ」というだけ。ストーリーは白馬に乗った王子様が自分を迎えにくると信じている女子中学生でも書けそうな内容。どうしようもない。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-24 11:10:44)
スポンサーリンク
17.ひとつの恋愛を通して、この時代の上流階級の考え方が丁寧に描かれている。見る前にイメージしてたのが、上流階級の葛藤・・みたいな太宰治やヴィスコンティの世界のような文学作品だったので(勝手にです、すいません)素直な恋愛ストーリーで少し拍子ぬけ? 恋愛モノとして見ると、ルーシーがお嬢様なので仕方ないけれど、少し子供っぽい感じも・・・おつりの計算のところなどシャーロットのキャラクターが面白かった。
ETNAさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-25 14:39:23)
16.ネタバレ ダニエル・デイ=ルイスにすべて持っていかれている気がしました。
色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-28 21:46:57)
15.ネタバレ 二人の恋の弊害が、その当時の社会環境なんだろうなとは、何となくわかってみていても、それがぐっと浮き上がってこない...セシルとの婚約破棄もあっさりしたもの、周囲の反対も特にない。噂を気にするくらいなら、あんな軽々とことが進むのだろうか。ヘレナボナムカーターはかわいいけど。。。魅力はよくわからない。もっとメロドラマっぽく、起伏があってくれたら、わかりやすかったんだけど。個人的に。でも後味はよかったので、そんなには低い点つけられないです。シャーロットが良かった。ダニエル・デイ・ルイスがしゅっとしてた。水浴び時のぼかしは興ざめ。まじめな話。
のりもちあつあつさん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-05 00:28:32)
14.ネタバレ 「日の名残り」のアイヴォリー監督。この時代を背景にしている映像がやはり美しい。男女間の「うそ」についてコミカルに描いていて、おかしさと切なさが入り混じるが、パンチが足りない感じがする。ラストは幸せな気分になったが、少しもどかしいので7点献上。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-20 16:43:20)
13.ネタバレ 眺めのいい部屋=満たされた人生、はあそうですか。良かったですね。
というような気の抜けたコメントしか残らないけどこんなことでいいのか。
もしかすると、もしかすると、もっと深いウラがあってしかるべきなんじゃないのか。
ルーシーは人生最大の失敗をしたのかもしれず、ああ~セシルと結婚しとけば良かったのにねえ、この5年後には可哀相な彼女は…てな噂話の途中で話が終わったようなこととかさ。
それでも一時「満たされれば」よくて、それが人生のヨロコビなのじゃ、ということを言いたいのでしょうか。イギリスの話なのに?
かわいそうなシャーロットと、もっとかわいそうなセシルは、所詮誰かの「脇役」として生きればいいじゃん、というような扱いなんですけど、そんなんズルいんじゃないでしょうか。
やっぱここで話が終わるのは脳天気に過ぎるよなあ。
セシルいいじゃないですか。もともとすっごく好きな相手じゃなければ、情熱が冷めたとき相手にうんざりするということが無くてすみます。それに彼のほうは誠実でルーシーのことを好きなわけですし。理想的な結婚相手だと思うけどなあ。だってどんな相手と結婚したって数年後には、夫婦の会話の大半は事務連絡とか事務折衝になるわけですから、なまじ情熱的になった相手となら、うんざりする度合いもUPします。生活はルーティンですが、情熱は違います。
そして、どうも作り手はあんまり主役二人に感情移入しているようには思われません。私の想像では、弟のフレディに自分を模しているのではないでしょうか。フレディばっかりいいとこどりされている気がします。
ところで私の頭の中ではヘレナ・ボナム=カーターといえば猿、というヒドいことになっているので、いくらなんでもイギリス文芸作品に出たのなら(そして猿顔だったとしても)そのあと猿を演じるべきではありませんでした。役は選ばなくては。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-19 15:02:16)
12.この作品についての事前知識は、身分違いの恋愛を題材としている非常に美しい画面とBGMの作品だということでした。そして多くの方がやはり美しいメロドラマと理解していらっしゃるようですが、わたしは一見して「本当にそうなのかな・・・」と感じました。「身分違いの恋」として私がイメージしていたのは大概は破綻するのがオチの、深窓の令嬢が慣れない掃除や炊事・洗濯にいそしむ光景なのですが、ここで身分が下とされているジョージ・エマソンはイタリアだギリシアだと遊びまわれる身分で決して貧乏人ではなく、おそらくセシルよりも裕福な新興ブルジョアのようです。そして馬車と車の両方が使われている時代背景・・・。さらに想像するなら、経緯はまったく触れられず、いきなり婚約者となったセシルの人柄ではなく血統にルーシーは惚れていたようです。19世紀後半のビクトリア朝、イギリスが世界の工場にのしあがったこの時代、血統書つきの貴族は荘園を小作人に耕させて馬車で領内を見回るだけで優雅に暮らし、工場を経営して自動車を乗りまわす新興ブルジョアたちに「狭い英国、そんなに急いでどこに行く。」と軽蔑的な視線を浴びせていたようですが、ブルジョアたちは議会下院に選出され、イギリスを動かす政治権力も手中にしました。さらに、イギリスの歴史そのものがフランス出身のノルマンディー公がイングランドの王朝を創始したり、貧民出身のウェリントンがナポレオンを破って公爵になったりと、常に激動とは無縁ではありませんでした。ルーシーが巻頭で演奏するピアノ曲はエネルギーと躍動を体現したようなベートーベンのソナタ「ワルトシュタイン」、一方のセシルが好きなのはひ弱なロマンチストのシュ-ベルトの曲で、ジョージと仲のいいルーシーの弟の低俗な(?)ピアノの弾き語りにセシルが逃げ出すシーンも象徴的です。
かわまりさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-15 12:30:13)
11.主人公がバートンの妻であることに途中で気づいてからはどうしても変人にしか見えないから困った。
akilaさん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-06 04:51:05)
10.ネタバレ いけ好かないヒロインに対してイライラし通しでしたが、ラストに涙を見せただけで「ナニ?このプリティな女子、誰?」と、評価は一変。今まで観てきたスカしたオサレ風景も印象は全く変わり、なんかシーンを思い出してはジーンと来てしまいました。単純なやつめ。私。

そして、ラストの「眺めのいい部屋」と、ハッピー極まりないラストシーン。

いやぁ、お見事な映画でした。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 00:18:13)
9.ネタバレ 20世紀初頭の時代設定で同時代の日本と比べると贅沢な生活ですけど、登場人物たちは上流階級の人たちではなくあくまで中産階級と新興ブルジョワであるところがこの作品のミソでもあります。その時代の英国がいかに豊かな社会であったかが偲ばれます。ヘレナ・ボナム=カーターのカマトトぶった振る舞いもヴィクトリア朝時代の女性のカリカチュアみたいなもんですが、ピアノでヴェートーヴェンを弾くところなぞは中流階級の新しい女性像を巧みに表現しているとも言えます。この作品の面白いところは、“Poor Charlotte(可哀想なシャーロット)”とみんなから陰で煙たがられるマギー・スミスと、スノッブを絵に描いた様なダニエル・デイ=ルイスの絶妙なキャスティングで、両名の憎たらしいいまでの好演は見事でした。使用されているプッチーニのオペラもまったりとした物語に良くマッチしているし、ジェームズ・アイヴォリーの趣味の良さに、素直に脱帽させられました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-16 01:18:59)
8.おおよその流れはわかっても、映画の本題がいまいちピンとこなかった。後半、ジョージやセシルその他周囲の人への嘘が続く。真実はラストの眺めのいい部屋か。
それにしても冒頭のプッチーニのオペラから始まり、フィレンツェの美しい風景、記念物や絵画と続く優雅さ。そしてピアノは、ベートーヴェンに始まりシューベルトからモーツァルトへと続く、音楽好きの私には申し分ないが・・・。
上品な流れの中に、フレディがジョージとの初対面で「水浴びしませんか」は新鮮、モザイクが入る展開になる。それに対してセシル鼻持ちならぬ態度は対照的で、ダニエル・デイ=ルイスもこういう役もするのだ。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-22 19:36:13)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 7.19点
000.00%
100.00%
200.00%
322.99%
434.48%
5811.94%
6811.94%
71319.40%
82029.85%
957.46%
10811.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.80点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review6人
4 音楽評価 8.40点 Review5人
5 感泣評価 6.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1986年 59回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞デンホルム・エリオット候補(ノミネート) 
助演女優賞マギー・スミス候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・アイヴォリー候補(ノミネート) 
撮影賞トニー・ピアース=ロバーツ候補(ノミネート) 
美術賞ブライアン・アックランド‐スノウ受賞 
美術賞ジャンニ・クァランタ受賞 
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
脚色賞ルース・プラワー・ジャブヴァーラ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1986年 44回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞マギー・スミス受賞 
監督賞ジェームズ・アイヴォリー候補(ノミネート) 

■ ヘルプ