映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の口コミ・レビュー

ゴースト・イン・ザ・シェル

[ゴーストインザシェル]
Ghost in the Shell
2017年上映時間:107分
平均点:5.67 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-04-07)
公開終了日(2017-08-23)
アクションSF刑事もの漫画の映画化ネットもの
新規登録(2017-02-20)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-02-25)【イニシャルK】さん
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監督ルパート・サンダーズ
キャストスカーレット・ヨハンソン(女優)ミラ・キリアン少佐
ビートたけし(男優)荒巻
マイケル・ピット〔男優〕(男優)クゼ(笑い男)
ピルー・アスベック(男優)バトー
チン・ハン〔1969年生〕(男優)トグサ
ジュリエット・ビノシュ(女優)オウレイ博士
ピーター・フェルディナンド(男優)
福島リラ(女優)芸者ロボット
桃井かおり(女優)ハイリ
田中敦子〔声優〕ミラ・キリアン少佐(日本語吹き替え版)
大塚明夫バトー(日本語吹き替え版)
山寺宏一トグサ(日本語吹き替え版)
小山力也クゼ(笑い男)(日本語吹き替え版)
仲野裕イシカワ(日本語吹き替え版)
山像かおりオウレイ博士(日本語吹き替え版)
てらそままさきカッター(日本語吹き替え版)
坂詰貴之リー(日本語吹き替え版)
乃村健次大統領(日本語吹き替え版)
福島リラ芸者ロボット(日本語吹き替え版)
原作士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社)
音楽ローン・バルフェ
川井憲次(テーマ音楽)
製作総指揮石川光久
配給東和ピクチャーズ
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💬口コミ一覧

46.ネタバレ 序盤は映像もCGも古臭く駄目映画臭がすごかったですが、バーに潜入後からは緊張感と雰囲気がでてきていい感じに盛り上がって良かったです。バトーの目や主人公が外人などの違和感を逆手にとり後から違和感を回収していくストーリー展開は◎ キチンと原作(押井守版)をリスペクトしていて日本人俳優を使ってる点も好感がもてました。
この映画の前に見たセルフレスという映画が偶然にもこちらと似てる部分が多かったのですが、そちらの方がイマイチだったこともありこちらは結構面白く楽しめました。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-21 19:53:42)
45.ネタバレ 評価低いですね笑 原作で難しかったことが比較的分かり易く表現されていて、僕は良いと思ったのですが、このポイントに関して逆の評価をされてる方もいらっしゃるようですね。ここは賛否両論あるでしょう。実写化するのは相当難しい類の作品だと思うので、よく頑張った方ではないでしょうか。キャラ映画感はありましたがたけしはかっこよかったです。
なすさん [映画館(字幕)] 8点(2017-05-06 21:34:09)
👍 2
44.ネタバレ 評価低いですねえ。原作やアニメを基準にしたらそうなるのかもですが、
自分は、リセットして、新作として鑑賞しました。 タチコマは必要ではないし。
少佐のアクションがイマイチですが、ステイサムじゃないしロボコップよりは人間らしい。
荒巻課長が、単独でも敵と撃ち合うのは、この映画の味付けとして認めても良いのでは?
なにしろ、愚連隊のボスなんだし。原作から変更しても気になりませんねえ。
桃井かおりの登場がビックリでしたが、日本人・草薙素子を取り戻す展開で納得。
結果、開発名目で非道な人体実験を繰り返していた黒幕と、その実験体の戦いという
昔からよくあるベタなストーリーになっていましたが、その潔さも好感です。
あのジェイソン・ボーンシリーズも、その類だし。
押井版の捻った脚本よりは、一般受けするでしょう。それでも元が取れるかは不明?
セリフの多いトグサに日本人希望でしたが、英語圏の日本の若手が不作なので諦めです。
芸者ロボが美しくないとの意見、確かに違和感でした。あれにお酌されても・・??
荒巻だけ日本語で話すのは、翻訳ソフトが常時走っていると理解可能。そこはどうでもいい。
クゼが、元カレだった事は、お話がシンプルになったので良しとします。
結構変更あった割りには、押井版のオマージュ満載で目尻が下がりました。
結果として、攻殻機動隊のビギニング作品としての仕上がりですので、売れれば次回作も
可能性ありますが、興行は苦戦中だとか・・今はディズニー他のアニメが売れてるから・・。
ラストの音楽は川井憲次氏のあのテーマが採用されて、嬉しい限り。
お馴染みの声優さん達の吹き替え版も是非見たいなと思います。そして次回作にも期待。
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 8点(2017-04-13 20:34:12)
43.ネタバレ 『ブレードランナー』のビジュアルが、映画のみならず、コミック、アニメに与えた影響は大きいものだとつくづく思わされました。
この作品はアクションシーンのレイアウトやカット割りにフェティッシュな手触りがあり、なかなか楽しめました。
予告編では気になった少佐の太めのプロポーションですが、逆に生っぽく見えてアリかなと。
原作を読んだことがなく、アニメも劇場版の1作目、2作目を当時見たくらいで、ファンというほどの者ではないせいかもしれませんが。
でも多脚戦車との死闘と、その決着は「燃え」ました!
そして、記憶を取り戻し戦いを終えた後のひと言が『ロボコップ』(もちバーホーベンの方)を、想起させてくれて再び『燃え』!
こんさん99さん [映画館(字幕)] 8点(2017-04-08 19:13:14)
42.ネタバレ そこはかとない敷居の高さを察知し、原作漫画もアニメ映画も未見です。最近本サイトで作品登録が必要なマイナー映画ばかり観ていたため、たまにはメジャーな映画も観ようと本作を選んだ次第。ド迫力ボディスーツの少佐がデザインされた劇場ポスターは承知しておりましたので、スカヨハの恵体(こんな熟語を書いたらダメだな)を拝めれば御の字くらいのつもりでしたが、なかなかどうして、面白いじゃないですか!未来の世界観の構築は見事ですし、『甲殻機動隊』の代名詞ともいえる『迷彩』表現も素晴らしいです。視覚効果で、ある程度の満足感を得られるのは大作SF映画の強みであります。タイトルでありテーマでもある『ゴースト(魂)とシェル(魂の器)』については、難解な哲学思想(きっとこれが敷居の正体なり)に踏み込まず、主人公のルーツ探で帰結しているため、私のような物知らずでも安心して楽しめる仕様でした。とはいえ、逆に言うなら浅瀬で遊んでいるようなもの。原作世界が持つ奥深さを味わうためには、原作漫画なりアニメ映画の鑑賞が必須なのでしょうが、本作が甲殻ワールドの入り口として機能している作品かどうかは分かりかねます。それにしても北野武は、自身が監督出演する映画以外では全く輝きませんね。魔訶不思議。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 7点(2020-08-25 19:48:36)
41.アニメ映画の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と、その続編である「イノセンス」は“一応”観ている。が、しかし、押井守監督が生み出したアニメーションの独特の質感と、鬱々とした世界観が、個人的にどうにも肌に合わず、面白いとは言い難かった。
人間と、電脳、アンドロイド、サイボーグが混在する近未来の混沌を描き出すにあたり、描き出されるテーマがどんどんと陰鬱に、インサイドの更にインサイドへと突き進んいくストーリーの構図が、精巧に感じる反面、酷く“ひとりよがり”にも感じてしまったことが、拒否感の最たる要因だったと思う。

そんなわけで、満を持してのハリウッド映画化の報を知っても、特段興味はそそられず、本来東洋人設定であるはずのヒロインにスカーレット・ヨハンソンを配したキャスティングにも安直さしか感じなかった。
“ビートたけし”の主要キャスト起用にも、キアヌ・リーヴス主演の往年のトンデモSF映画「JM」を彷彿とさせるばかりで、観る前から“やっちまった感”を覚えた。

だがしかし、だ。そうやってハードルを下げきって実際に観てみたならば、いやいやどうして、フツーに面白かった。映画とは、本当に厄介な娯楽である。
少なくとも、アニメ映画「攻殻機動隊」の非ファンとしては、想像以上に面白かったと言える。

考えてみれば、これだけ世界的なファンと非ファンを持つ作品の映画化にあたっては、どれだけ完成度を上げて仕上げたところで、どこかしらの角度からの「否定」は避けられないわけで。
そんな火中の栗を拾うようなプロジェクトに無謀に、いや果敢に挑み、統一された価値観で纏め上げて見せていることには、今作の製作陣のプライドを感じた。
当然ながら原作のファンなのであろうスタッフ陣が、原作はもとより「日本文化」そのものに対してのリスペクトをしっかりと掲げて映画の世界観を構築してくれていることも、この国の映画ファンとして意気に感じる。

また、懸念材料だったキャスティングも、強引ではあるが辻褄は合っているストーリー設定で整合性を保っているし、想像以上に主要キャラクターだったビートたけしと、桃井かおりの存在感が光っていたことも誇らしかった。

今一度、アニメ版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」を見直してみようと思う。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-12 00:20:01)
40.アニメなど他のメディアの物は全く見たことがない状態で鑑賞しました。細かい理屈は難しくて良く分からないところもありましたが、そういう所も何だかカッコよく感じたし、画面も綺麗だし、面白かったです。でも、皆さんのレビューなど拝見するとアニメのほうが良かったとのこと。今度、アニメ版も絶対観てみます
ぽじっこさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-02-17 17:23:34)
39.ネタバレ 押井さんの作品を観てから、もう20数年。あれから映画をたくさん観て、自分の鑑賞能力が高まったのか、やっとストーリーが分かった。もう一回、押井さんの方を観てみよっと。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-09 22:13:59)
38.ネタバレ 超未来アクション。
アニメも見たことありましたがあまり記憶にないです。
なのであまりアニメとの比較はできませんが実写化としては申し分ないです。
ハリウッドも今後のことを考えてか本気でアニメの実写化を仕掛けてきたんですかね?
映像美で描かれた電脳世界がアニメ版と比べてもほぼ遜色ないと思います。
ただ音楽はアニメ版の方が好きです。
実写ですがシーンによっては3Dアニメとやっていることがあまり変わらない気はします。
見ていると違和感が無くなってきます。僕の頭の中でアニメと実写版の境界が外れてきました。
大きな功績は(局部がないことで実現した)ヌーディズムアクションです。裸にみえる服なんでしょうか?
ブレードランナーの再来とまではいかないかもしれませんが
映像だけを見るとやりたいことはまんまブレードランナーという感じがします。
サイバーパンクな街の雑踏、広告や情報、文化が氾濫した光景はブレードランナーのようです。
もっと薄汚れていてもよかったかもしれませんがそれは好みの話です。広告が溢れたとこが少し東京っぽいと感じました。
青い色味までブレードランナーです。芸者さんなんてまんまでした。
巨人みたいのは何なんですか?広告にしては大きすぎますね。某の巨人ブームがありましたからね。
アメリカ人は芸者、ヤクザが大好きなんですね。そして変な日本語「カクテル 高めろ!」が味わい深いです。
アニメ版の少佐のプラモデルってないんですか?もし今後発売されるなら商品開発が遅れてますね。
ゴシックヘッドさん [映画館(吹替)] 7点(2017-04-15 00:10:48)
37.ネタバレ 7点ですが、押井守版を見てない人が見たら多分5点以下かなぁと。

基本的に押井守版見てる人にしかお勧めできない。
脚本が荒いのよね。
なんでこの場面に少佐が移動してるの?とか、そういう細かい説明が不足しすぎてて。
攻殻は基本的に情報量が多すぎて、細かい説明が画面の中になされてなくて、画面外で読んだり見てる方がつなぎ合わせなければならないのは原作漫画も各種アニメも同じなんですが、本映画はそういう「情報量が多すぎるがための省略」ではなく、「次の場面への展開の間の説明が不足している」だけなんですよね。
だから見てる人はあんま釈然とはしないだろうね。
あとで書く押井守版にオリジナル要素を入れたのはいいんだけど、無理やり展開を繋げるためのつなぎ目が雑すぎた。初見の人はなんで指名手配状態の少佐がのんきに海潜ってたのかわかんないでしょ。脚本的に無理があるよありゃw

でも、攻殻機動隊愛が過剰じゃねぇ?ってぐらいてんこ盛りだったのはよかった。
押井守版のネタ満載、犬まで(イノセンスのあの押井守が大好きな犬種も)きちっと出てきて。
ゲイシャロボットにダイブする際の科学者?エンジニア?も、あーいたいた、このタバコ吸いまくってる人!ってなったしね。
アライズの少佐を連想させる赤い服等、押井守版だけでなくいろんな要素も盛り込んでる。
残念ながら押井守版ベースなので、フチコマやタチコマが出てこない。
あと少佐とバトー以外の9課の他のメンツの活躍シーンが少なすぎるのはしょうがないか。そこは押井守版もそうだしな。

街中のデザインはなんか洗練されてなくて、ごちゃごちゃしすぎててダメだったなぁ。
へんなゲイシャ風のCGを街中に浮かべまくってればそれっぽく見えるでしょ?って魂胆丸出しで。
そこはほんと残念。

アクション多めでそれぞれ悪くなかったが、攻殻機動隊にもあった水場での格闘は、それに至るまでの追いかけっこがあってこそって俺は思ってたんだけど、そこがすごい省略されてて残念。水をぶっかけて敵の光学迷彩を壊すとか、そういう細かいやり取りがよかったんだけどね。
あと清掃員が意識をハッキングされて戦うあの展開なら「偽の娘の記憶」を植え付ける必要性もなかったよね。
あの記憶はあくまで清掃員はテロリストをサポートするために動機づけを起こすための記憶操作であって、意識を乗っ取ったわけじゃないしね。
意識を乗っ取られたのであれば、記憶改ざんの話しな無くてもいいしなー。そこを突っ込むのは野暮なものなのかな?

んで、最後に、荒巻が荒巻じゃないw
ひたすら北野武だなー。北野武に銃をぶっ放させたかったのはわかるが・・・最後のキメシーンで「ナンダコノヤロウ!」と叫んだり、「コマネチ!」ってやらないかひやひやしてましたよ。

全般的に原作・押井守版未見の人にとっては、「イーオンフラックス」や「ウルトラヴァイオレット」的な出来栄えだったんだろうね~
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2017-04-10 11:48:24)
👍 1
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36.ネタバレ 少佐の名前が素子じゃないなんて……ヨハンソンは綺麗だけど別人になっちゃってるんじゃないの大丈夫なのこれ攻殻になってるの……バトーがまばたきできるなんて……。押井守版は何十回も見ているくらい好きなので心配でしたが、気になって劇場へ。そしたら心配してたことは伏線で、改変は多々あるもののちゃんと攻殻じゃないですか! 謡が流れるじゃないですか! とおかみえみじゃないですか! 原作やアニメ映画への敬意を感じます。特に押井版はそのまま実写にしたかのような場面が多くていいですねえ。あえて不満をあげるなら、バトーには素子へ上着を掛けて欲しかったし(この義体はあまり裸体がリアルな造形ではないとはいえ……あ、これは残念な人も多いかも)、義体は重くして潜水するならフローターつけて欲しかったかな。
kiryuさん [映画館(字幕)] 7点(2017-04-09 01:24:13)
35.ネタバレ スカヨハは頑張った【6点】

光学迷彩はアニメより当然リアルで肉感的で良いと思うよ。アニメの描写は元々イマイチ好きになれな
かったので(アレが好きな人には申し訳ない)私には悪くないと思えた。でも今となっては少し陳腐
に見える。

ビートたけしは不要。台詞聞き取れないしこの映画のカラーに必要なのか疑問で彼が出てると急にただ
のヤクザにしか見えないのがマイナスだし、銃殺シーンも結構もたついててあれ以上無理だったのだろ
うなと思いました。

ラスト付近の多脚戦車はよく頑張ったと思う。
CGを駆使した戦闘場面も美しくはあったけど迫力には欠ける。
ストーリーを含めて全般的にな残念な評価にならざるを得ないがスカヨハは頑張った。
hibari_21stさん [インターネット(吹替)] 6点(2022-05-20 15:44:36)
34.ネタバレ 原作は未読なんですけど、これは明らかに押井版アニメ・第一作の実写バージョンというのが正解ですね。草薙素子をスカヨハが演じるというのはある意味サプライズでしたが、ハリウッド製作なんでしょうがないし、彼女の肉襦袢ヌード(?)を堪能できたのでお得感はあります。ファーストショットから序盤の展開はもろ押井版の実写化という感じ、舞台となる無国籍風都市の造りこみはお決まりの『ブレードランナー』風でなんか能がないんですけど拘りは伝わります。スカヨハ以外の荒巻やバトーのキャラは原作にかなり寄せてますけど、やはり問題はたけしの起用でしょう。たけしだけが喋る日本語がなぜか全員に通じているのがヘンを通り越してシュールな領域に達していますし、日本人向けに日本語字幕を付けて欲しいほどの相変わらずの滑舌の悪さです。荒巻の髪形もなんかヘンですけど、原作の荒巻のお茶の水博士スタイルの髪形にしちゃうと『ひょうきん族』なんかで演じていたマッド・サイエンティストの再現になってしまうので、たけし本人からNGが出た結果なのかもしれませんね(笑)。 賛否が分かれるオリジナルの実存的テーマの追及はエンタティメントにはならないと判断されたのか、スカヨハと『ブレードランナー』的なブラック企業との闘いと自分探しの苦悩という判りやすそうな方向に流れてしまったのは止むを得ないのかな。単なるハッピーエンドに終わってしまったところは、『攻殻機動隊』の持つ世界観とはかけ離れてしまった感じがして残念です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-28 21:41:06)
33.ネタバレ 昔プレイステーションで、この映画でも出てきたスパイダータンクを操るゲームがあったのですが、私がこの映画(アニメ?)について知っている知識はそれくらいです。ゲーム自体は面白かったのですが、はっきり言ってストーリーの方はまったく記憶にありません。

これを見て、タイトルの意味がようやくわかりました。殻(シェル)の中に魂(ゴースト)が宿るという話なのですね。機械が人の心を持つ、というテーマは最近ではけっこうよく見るものですね。『A.I』『アンドリューNDR114』、すでに機械が人の心を持つのが当たり前になっている『トランスフォーマー』などもそうでしょうか。そういう意味では珍しくはないテーマです。

ストーリーよりも、世界観や映像美に見せられる映画ですね。ネオンとライトが混じり合う煌びやかながらも混沌とした街並みや、芸者ロボットを倒すシーンなど見せ場がたくさんあって退屈はしません。私はスマホでの鑑賞でしたが、例えば3Dメガネやプロジェクター、VRなどで鑑賞するとさらにダイナミックに楽しめるんでしょうね。そっちで観れば良かった(泣)

あと、やはり異質に感じてしまったのが北野武さんによるオール日本語の台詞。単純に「何故??」という疑問。私は知りませんが作中にそういうキャラがいるんですか?同じく日本人で出演してる桃井かおりさんは英語だったのに。なんか北野さんにだけ「日本語でも良いですよ」的な忖度が働いたのかと邪推してしまった。キャラは立っていて世界観ともマッチしていたのに、そんな風に思わせてしまう点がもったいない。私が変なことを気にしすぎなのでしょうか。う~~ん。
TANTOさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-14 17:30:55)
32.ネタバレ 悪くはないんだけど何かが物足りない作品。たけしのセリフがまあ聞きづらい。あとホログラムだらけの街は住みづらそうだな。
ぷるとっぷさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-21 12:17:28)
31.ネタバレ  草薙素子がアニメでは細身でスレンダーなのだが、実写の女優
 (スカーレット・ヨハンソン)は太目なのがちょっと…

 荒巻課長役をビートたけし。アニメと違い銃をぶっぱなし、
 暴力的。監督がたけしの映画のファンだったと思われる (^^;

 街並みがビルよりも高い芸者のホログラムがあちこちに投影
 されており、ちょっとやり過ぎ、気持ち悪い。

 吹き替え版をWOWOWで見たが、声優陣はアニメ版と同じなのは◎
 いっそたけしも声優であてた方が良かった。

 CGを駆使して画像的には頑張っているのが判るが、
 肝心のストーリーが今一良く分からないな…
 これはアニメ版の方が良かったな。
ahiru3さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-02-05 21:28:07)
30.ネタバレ 押井版の主人公・素子が「ホンモノかニセモノかなんて大した問題ではない。そこに思考する意思・魂が存在することこそが真理なのだ」というデカルト的な結論に至ったのに対して、当実写版の主人公・ミラは本来の自分は何者だったのかという点に最後までこだわり続けます。彼女は新たな電脳生命体への進化どころか、人間へ戻ろうと必死なのです。これでは押井版において観客の知的好奇心をくすぐっていた要素がほぼ切り捨てられた状態だと言えるし、そもそもこの内容では「抜け殻(シェル)に魂(ゴースト)は宿るのか」というタイトルが意味を為していません。本作に対する悪評って、こうした浅さに対する違和感なんだと思います。
ただし、この改変への評価はなかなか難しくもあります。当実写化企画が成立する前に、同じく押井版の影響下にあってデカルト的な実存主義を娯楽アクションに落とし込むという企画で大成功を収めた怪物『マトリックス』が存在しています。同じ母を持つ兄とも言える『マトリックス』の存在こそが、当企画に課せられた重大な制約条件だったのです。そして当の『マトリックス』自身も続編で行き詰ったことからも分かる通り、この分野は『マトリックス』第一作がほぼやりきっており、これ以上のものはおそらく出てこない。さらには、主演のスカヨハは『LUCY』で電脳生命体の進化論をやっちゃってるし、ならば全然違う方向へ走るというのも、一つの有効な打ち手だったと言えます。私は、本作の監督・脚本家の判断はあながち間違ってはいなかったと思います。
実際、ミラの自分探しと、その隠蔽を図る大企業との対決という単純な図式にまで落とし込まれた後半パートは娯楽映画としてちゃんと面白くなっているし、ミラの正体は日本人・素子でしたというオチには意外性があったと同時に、原産国・日本や押井版への敬意も感じました。桃井かおり演じる母親が、ミラという器に代わってもその内部に存在する娘・素子の魂を感じ続けているというドラマも感動的であり、これはこれでありではないでしょうか。
ザ・チャンバラさん [インターネット(吹替)] 6点(2018-01-27 02:28:19)
👍 1
29.ネタバレ カラフルなホログラム溢れる未来都市が印象的。
こういう舞台を一つ一つ具現化し実写にする作業は大変だっただろうなと思います。
個人的には最初の芸者ロボとか、なかなか好みでしたね。美しさより気色悪い路線で。
そしてその会食場とか襲撃してきた一味とか、とにかくヴィジュアルがすごく良かった。
ただ、それとは逆にアクションシーンがどれも平凡。
最初のダイブのシーンとか水場でのアクションシーンとか、印象的なところはどれもアニメのシーンに忠実だもんね。
個人的には、ウォシャウスキー兄弟のようなアクションにしてほしかったかな。
それとシナリオ。まぁ元々が難しい話だし噛み砕くのは大変なんだけど、
やっぱり万人受けはしづらいわなと。この題材を莫大な制作費かけて作るとまぁこういう結果になるわなと。
製作する人が作りたいものと、ビジネスとしての映画、その釣り合いは至難だなと思いました。
たけしは一人だけ日本語でしたが、滑舌が悪すぎるので正直日本語の字幕が欲しいぐらいでした(笑)。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-08-27 00:48:00)
28.ネタバレ 十分楽しめた。街の様子が未来都市を描いたようでSF感出ていて格好いい。(中国と日本が混ざった都市みたいで違和感は拭えないが、目をつぶる)
主人公が公安の捜査官という設定もサスペンス色出ていて好物。黒幕にたどり着いたと思いきや、まだそれは序章にすぎず、真相への降下をたどっていく展開はgood。主人公が「ゴーストインザシェル」状態の自分を受け入れるまでの過程も細かく見せてくれて納得。
惜しい点は、作品としての盛り上がりが序盤がピークで尻すぼみになっていくところ。
カジノ愛さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-08-19 16:39:24)
27.ネタバレ コミック、アニメ(映画、TVシリーズ)と観てきて、一番好きなのはシリーズのSACです。酷評されてるかと思いましたがそうでもないのですねw 割と普通に面白かったです。思うのは初見の方は結構意味が分からないのではないかと思います。原作の主人公がアジア人なのに白人を起用することに物議を醸したそうですが、全然ありじゃないですかね?そんなに女優さんを知っているわけじゃないけど、イメージ会う女優さんが思いつかないですね。ハリウッドってことでもっと派手なのを期待していたのですが地味な印象でした。中国駐在してるんですけど、原作は日本が舞台ですが、こんな感じの近未来は中国とかの方が近い気がします。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 6点(2017-08-03 09:53:01)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
212.17%
312.17%
448.70%
51532.61%
61430.43%
7715.22%
848.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.75点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review4人
5 感泣評価 5.25点 Review4人

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