映画『ライフ(2017)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ライフ(2017)

[ライフ]
Life
2017年上映時間:104分
平均点:5.67 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-07-08)
ドラマサスペンスSFモンスター映画
新規登録(2017-04-20)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-02-25)【イニシャルK】さん
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監督ダニエル・エスピノーサ〔監督〕
キャストジェイク・ギレンホール(男優)デビッド・ジョーダン
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)ミランダ・ノース
ライアン・レイノルズ(男優)ローリー・アダムス
真田広之(男優)ショウ・ムラカミ
脚本レット・リース
ポール・ワーニック
撮影シーマス・マッガーヴェイ
製作コロムビア・ピクチャーズ
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
デヴィッド・エリソン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ナイジェル・フェルプス(プロダクション・デザイン)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
衣装ジェニー・ビーヴァン
ヘアメイククリスティン・ブランデル(ヘア・デザイナー / メイクアップ・デザイナー)
編集メアリー・ジョー・マーキー
あらすじ
火星探査機が採取したサンプルの分析のため、世界各国から優秀な技術者たちがISSに招聘される。彼らは分析を進めるうちに休眠している未知の生命体の細胞を発見。やがて生命活動を再開した細胞は、急速に成長しクルーの想像を超えた活動をし始め…。迫り来る未知の生命体による恐怖を豪華キャストの出演により描いたSFサスペンス作品。
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💬口コミ一覧

32.うーん。なんだろう。丁寧に作られた正統派SFホラーなのに、なぜか盛り上がりに欠ける。いい役者も揃ってるのに薄味な印象。エイリアンとゼログラビティを足して、2じゃなくて3で割ったような感じ。ラストはまあまあパンチが効いてるので、あのテンションを序盤から欲しかった。
54dayoさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-04-08 07:43:46)
31.ネタバレ 内容はありきたりだが、あの最後のどんでん返し、あのせいでこの映画は結構記憶に残る映画になりそうです。ちなみにカルビンが空気棒をガシッてつかむシーン、結構かわいいなって思います。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-02-01 12:57:29)
30.登場人物の描き方が少々浅いような気もするが、密室パニックとしては中々面白いとは思う。ただし、乗組員が皆善人過ぎるのでもうちょっとクセがあったり内部でのイザコザがあってもよかったように思う。また、相対的にみれば単純に「カルビン」が悪であり、人間が善であるという事ではない点にも留意が必要である。科学者のチャレンジ精神は往々にしてリスクテイクとなる。元はと言えば、生物学者が相手を「刺激」した事が発端であり、さらに遡れば、「採取」という名の「収奪」が原因である。逆に考えれば、宇宙人生物学者が人間を採取して電気ショックを与えるのと同じである。このような科学(者)の暴走がどういう結果を招くのかは311で明らかとなっているし、科学による環境破壊によって早くて100年後には人類が地球には住めなくなるという危機も迫っている。よって、科学の活用の是非については全世界的な議論が必要である。宇宙開発は人間が地球上で生きられなくなった場合に備えて行っているらしい。その前に地球上で生きられるようにするためにはどうすればよいのかと考えるべきだと思う。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-30 13:34:44)
29.ネタバレ いや〜映画って期待せずに観るとおもしろいもんですね!(その2)。さらに予想をいろいろ裏切ってくれると結果かなりなB級だったとしても、楽しく鑑賞出来ちゃいます。もう少しシリアスなSFと思っていたらなんとホラーに近いものでしたが、うげっ!ってなるたび意外性が勝って、うおっ!ってなってもなんだか興ざめせずに最後まで見れました。そして恐〜い最後もまあまあウケました。最初からB級ホラーとして観ていたらこうはならなかったでしょう。期待せずに観る会でも作ろかな。
jetter3さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-05-04 18:23:34)
28.ネタバレ 火星から発見された未知の生物がどんどんと成長。黒人博士の手に襲いかかり、手袋を突き破り脱出。
クルーが火炎攻撃を行うも体内に入り殺されるあの一連のシーンは素晴らしかったですね。
本作で一番のピークはそこだったかなと。その後は、ただただ逃げるだけ。
あのタコ型宇宙人が無敵すぎちゃって、それで感傷に走る以外ない展開はちょっと残念。
展開そのものはエイリアンでそこにリアルさを加味した現代的なホラーSFなんだけど、
もっと手に汗握る要素や目新しさも欲しかったかも。まぁあのオチは意外ではありましたが(笑)。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-14 21:54:34)
27.ネタバレ 基本的には〝人喰いアメーバ in 軌道ステーション〟

1.気になったコト
アレの名前がカルビーって聞こえ…エビせんか?チップスか?と。(正解はカルビン)
無重力中で超高速移動できる原理はちゃんと納得できる設定があるのか?
「助けてぇ〜!」は スーパーマンのファントムゾーンのパロディーか?
「開けるなー!」は「開けてくれ」のパロディーか?
2.妄想したコト
カルビンが進化して大型知性体になったら…メッセージのヘプタポッドに違いない。
墨石亜乱さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-11 15:49:15)
26.ネタバレ ”宇宙”であることを常に意識した無重力の演出が秀逸!故に動くスピードで、人間とカルビンとの間に差が生じる。まるで水中でサメに襲われる、あの恐怖を連想してしまう。戦い方にしても、銃火器など端からないので、船内にあるもので対処する点も現実的で良かった。

カルビンのデザインに関して安直的な意見も多いが、形態を自在に進化させられとしたら、あの形状が一番効率的な気もします。

宇宙服の中で溺死してしまうシーンがあまりにも衝撃が大きすぎて、結局それを超えるような恐怖な演出もなくエンドロールを迎えてしまったのが、全体的な尻つぼみ感となってしまった。なんとも皮肉なことか・・・。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-11 06:57:24)
25.ネタバレ リアルな描写と真面目な方向性で「見た目的」にはなかなか楽しめる作品です。個人的に乗れなかった一番の理由は「音」があったことでしょうか。やはり宇宙といえば無音にこだわっていただきたかったところです。まあ、「エイリアンシリーズ」もその辺グダグダな訳ですが、あちらはとても重厚で好意的に捉えがちです。本作もかなり真面目に作ってはいるんですが、なんなんでしょうねこの軽さ。

意外にも最近あまりなかった「地球外生物が人間を襲ってくる」という王道のSFモノですが、なんか全体的に軽さばかりが目立ちます。CG技術が発達しすぎた弊害とでもいいますか、襲われる恐怖というものがあまり感じられないのです。どこのシーンを切り取ってもあんまり違和感もなくて本当に良くできた映画なのですが、なんか軽い。この一言に尽きるような気がします。ラストのどんでん返しも結構軽くて心に響くものがありませんでした。(足の不自由な科学者さんの手があんなことになってしまったことを考えると、ギレンホールの手がどんな風になるのかもおよそ想像がついてしまう)

個人的にはツッコミどころ満載だった「サンシャイン2057」のほうが圧倒的に重厚でSFモノとしてはかなり好きでした。人間の感性って不思議なものです。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-02-05 17:47:49)
24.ネタバレ 「エイリアン」と同じで未知の生命体と宇宙船の中で死闘を繰り広げるシンプルなストーリーだが、最後まで退屈せずに見ることができた。
ちょっと安っぽいどんでん返しは、怖い小話ならピッタリのオチなのだが映画だとB級感が強くなる。
飛鳥さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-05-08 22:18:55)
23.国際宇宙ステーションという閉鎖空間の中で、コンニャクに襲われるお話。いや、成長するとイカとクリオネの中間みたいになってきて、要するに、火星人ってのはてっきりタコ星人なのだと思っていたら、実はイカ星人だったのでした。これはなかなかの新機軸。って、どこが?
何と言いますか、地球上にもその辺に転がってそうなフォルムなもんで、もう一つ、オドロオドロしさが無いんですけどね。
でもこの作品、無重力の描写はなかなかのもので、人間がフワフワ動き回るかと思えば、それを追いかけるカメラも無重力を感じさせ、雰囲気がよく出てます。迷路のような宇宙ステーションの中で、モンスターに襲われた乗組員の死体が宙を漂い、そして神出鬼没のモンスターが襲い来る。っていうのがちょっと、ミステリにおける「吹雪の山荘モノ」みたいなテイストも、感じさせている、かも(←こじつけめいているので自信の無い表現になってます)。
ただ、結構ストレートに犠牲者を出しまくった展開の割には、終盤、完全にもたついてしまって大失速。変にオチをつけようとするから、こんなコトになっちゃうのよね。
鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-01-25 13:55:54)
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22.ネタバレ パッケージから勝手に、ゼログラビティの様な壮大な宇宙活動の物語かと思っていたら、まさかのパニックホラー・エイリアンもの。ちょっとビックリしました。
宇宙服内で溺死する描写なども、新しい表現方法でドキドキ。
最後は、B級そのものな終わり方で少し不満が残るかなぁ。
はりねずみさん [DVD(字幕)] 5点(2019-08-11 18:46:49)
21.まさに劣化版「エイリアン」。金が無いプロダクションが作ったなら 仕方ないが、豪華出演陣を見るに ちゃんと予算あるんでしょ? それにしちゃヒドすぎません? 有名SF映画のパロディという見方もあるかも知れないけど、笑えない・・・
くろゆりさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2019-07-17 22:06:47)
20.ネタバレ 個人的にSF映画は理系(科学)-文系(哲学)軸と、派手系(アクション)-地味系(ドラマ)軸で分類できると思っています。理系-派手系の代表作は『スタートレック』『インターステラ―』、理系-地味系は『ガタカ』『メッセージ』。文系-派手系は『スターウォーズ』、『エイリアン2』文系-地味系は『E.T』『コンタクト』。(有名・名作で作品名が挙がっていないのは、観ていない(観そびれている)か、恐れ多いから。『2001年~』とか『ソラリス』とか。カテゴリー別けの異論は認めます。考えているうちに自分でも解らなくなりました苦笑)。で、本作は理系-地味系に分類しておきましょう。傑作の多いジャンル。観始めたうちは同カテゴリーの『エイリアン』を彷彿とさせる雰囲気に、好意的に観ていたのですが次第に尻すぼみに。何が悪かったのかと考えてみたのですが、筋立てに必然性が感じられなかったのが要因かと。例えば結末。『ミスト』くらい袋小路に追い込んでくれれば、バッドエンドも納得出来たと思うのです。サプライズのためのサプライズでは、残念ながら心は動きません。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 5点(2018-12-15 21:59:36)
19.あの陳腐なエンディングがなければ、もう少し高評価だった。
どうでも良いけど、未知の生物をグローブボックスで扱うのは如何なものかと思う。危機管理ができていなかったってことですね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(吹替)] 5点(2018-08-21 18:42:49)
18.ネタバレ いつからだろうか、SF映画で、宇宙空間内にある宇宙船内部を無重力状態で描くようになったのは。

よく引き合いに出される「エイリアン」の宇宙船内は、重力があった。それは、当時の映像技術として、無重力状態を撮影することが難しかった・・・という現実があったわけだ。

しかしいつからか、映像技術が宇宙船内を無重量状態で描けるだけのものに進化して、それを利用してリアルでユニークな宇宙空間を描く映画もいろいろ生まれた。

そんな中でのこの映画。キャラクターたちにあまり個性もなく、感情移入できるエピソードも薄く、没入感が驚くほどない作品なのだが、無重力状態でエイリアンにヤられたり、事故が起きると、どんな景色になるか・・・を、いろいろ描いてくれたところは良かったと思う。

口から血がドバドバと吹き出る場面も、無重力なら血が出るそばから四方に分離して空中に散らばって、死体のそばを漂い続ける・・・なんて、非日常的な光景にちょっと気持ちが高揚した。
船外活動で、ヘルメットの中に冷却材の液体がブワブワと顔の目の前に侵入してじょじょに増水していくというドS水攻めシーンも、ちょっぴり興奮した。

そしてふと、以前見たSF映画(つまらなすぎてタイトル忘れた)のある場面を思い出した。豪華客船仕様の宇宙旅行船に乗っている女性客が重力発生装置によって地球上と同じように保たれているプールで、優雅に泳いでいる。ところが、装置の故障で突然プールの大量の水が宙に浮き、表面張力によって超巨大なまんまるの水の塊に!彼女はその塊になった水中で、パニックになりながら必死でもがく。(でも水の塊が宙に浮いていて、もがけど泳げど、つかまるものがないからさぁ大変)

そうだ、「ライフ」は、その塊の水中でもがく女性の景色のように、ストーリーとかどうでもよくて、現代の視覚効果技術で、”無重力状態でトラブルが起きた際に起きる、記憶に残る場面”の1つや2つでも、鑑賞者の心に残せればいい、そんな謙虚なSF映画なのかもしれない。

ところであの宇宙生命体。ただでさえ未知のもので、どういう性質なのかも分かってないのに、「アメリカの小学校の生徒たちからお名前募集~♪」って、その企画担当者、ISSの乗組員以上に馬鹿ですか?wパンダの赤ちゃんじゃないんだからw

そもそも知らない怪しいものに、名前つけちゃダメでしょ。「モンスターズインク」でも、サリーが危険生命体である人間の女の子をブーと名づけて呼んでいたら「名前つけたの?だめだよ、名前なんて付けたら愛着わいちゃうでしょ!」って厳しく叱咤したじゃないですか。「ミス・ポター」でも、ピーターラビットの作者の女性が近所の家畜農家のおじさんに「この牛はなんていう名前なの?」とたずねたら、彼は「名前はつけません。愛着がわいてしまうんでね」と答えた。

あの宇宙生命体をペットとして楽しむならともかく、得体もまだ知れていないのに、なぁにがカルビンだ!
そもそも、焼いても不死身なんじゃ、カルビンのくせに、カルビ焼きにもならねぇし!

でもあのクリオネみたいな生命体、ネコみたいじゃなかったですか?すばしっこくて、つかまえようとしてもつかまえられない。でも気づいたら、足元にすりよってきたり。ラスト近くで、酸素キャンドルに飛びついてギュゥゥゥってキャンドルを抱きしめて「わぁいわぁい」みたいな顔してましたけど、普通においでおいでしてもツンってそっぽ向くくせに、ネコグッズをチラつかせたら、キーンって飛んできて飛びついてくるネコかいw


抱きしめたキャンドルのライトの明かりが、半透明のカルビンを、まるで間接照明のように美しく、薄暗い脱出ポッドの中で浮かび上がらせていて、この姿は<SF映画の印象的なエイリアンの姿>で上位5位以内に入りました。(ちなみに1位は「エイリアン2」でクイーンがにゅるにゅると卵を産み落としている姿)
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-03 08:30:46)
17.ネタバレ マウスを捕食するシーンだけは良かったと思いますが、後は特に評価する所はなかったかな。最後の唐突なバッドエンドは平凡な作品ながらちょっと爪痕を残したかったのかなという感じがしました。まあ僕的には普通に終わるよりは良かったかなと思います。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-15 00:02:10)
16.ネタバレ 駄作だと思う。これだけ豪華出演者がいるのに、ガッカリした。B級映画なら、B級らしく、新人を使い、もっとエロチックにしてほしかった。例えば、女性を確保し、エイリアンの子供を産ませるとか。地球にもどってきた女性(本作は逆)が、人間とエイリアンの間に産まれた子供に犯され、子供をやどしていた、結末にするとか。また、ちゃんとエイリアンを殺せないとダメだよ。つまり、不死身ではない。そこにドラマがある。エイリアンに愛情を注いだ彼が、ただただ哀れであった。
matanさん [ビデオ(字幕)] 5点(2018-01-31 20:42:26)
15.ネタバレ 宇宙ステーション内で次第に通信手段を失い、燃料を消耗していく。
これらの経過は口頭やゲージでの説明に依るしかないわけだが、
あとはクルーが次第に脱落していく様と、隔壁の封鎖によって空間的に追い詰められていく過程、
そして一方で逆に肥大化していく生命体の姿によって緊迫と焦燥を演出する。

さらには無重力空間の中での、人間側と生命体の動作スピードの対比。
これもサスペンスをさらに高め、ラストまで一気にみせてくれる。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2017-09-03 22:47:48)
14.ネタバレ  このサイトはネタバレの有無が表示されますからネタバレを避ける事ができますが、ツイッターなんかだと防ぎようがなくて唐突にネタバレRTを踏んだりしますよね。だから私はネタバレを踏まないようになるべく映画は公開直後に見に行くのですが、今回『メアリと魔女の花』と『ガールズ&パンツァー シネマティック・コンサート』が優先されて、公開4日目の予約をしたこの映画、鑑賞前日にネタバレ踏む事態となりました。そして、結末が判ってしまうと面白さは半減どころじゃないレベル、って感じで、だから点数にはその分がどうしても反映されちゃう訳で。ネタバレ踏みって二度と取り返しがつかないものですよねぇ。それはもうお金の問題とかじゃなくて。

 さて、結末が判っているがゆえの醒めた状態で見たこの映画、今の時代のテクノロジーやセンスで『エイリアン』を更新してみせてくれるのかな?と思ったのですが、実際は『エイリアン』の偉大さを再確認する事になった、という感じ。(ここからネタバレ気味で)『エイリアン』と言うよりは、『ゼログラビティ』の『プロメテウス』版といった風情。
 『プロメテウス』同様、プロフェッショナルのクセに安易にそいつに手を伸ばすって、その時点でもう「馬鹿・・・」って。で、登場人物達が次々と馬鹿の上塗りコンボをキメる事で事態は悪化してゆくという。もっとプロらしく知能で勝負して頂きたいところなのですが。
 一方、エイリアン・カルビンの方は想像していたよりも物理的な存在で、力技マッチョ系なところが肩透かし。感染して内側から、みたいな存在かと思ったんですが、元祖『エイリアン』とか『リバイアサン』とか『エヴォリューション』みたいにどんどん進化しまっせ系で、普通に宇宙ステーション内で追いかけっこするので、ああ、ありがち・・・と。デザイン的にも『宇宙人東京に現わる』のパイラ星人を今っぽくCGで表現してみました、みたいな。
 未来世界ではなくて現在のリアルが反映された宇宙ステーション周りのデザインや見せ方は良かったです。でも、そのリアルに人物造形や生物のリアルが追いついていかない、という状態。あんだけ炎で炙っても死なないヤツを、映画の後半になってもまだ焼き払うとか言ってるし、カルビンはどんどん頭が良くなっていってるのに、その知能に考えが及ばないしで、登場人物の頭が悪くないと成立しない物語じゃ、あまり楽しめません。

 有名どころが何人も出演しているワリに内容的にはB級SFホラーって感じ、なんか憶えがあるなぁ、って思い出したのが『スフィア』。

 これって「誰にでも安易に心(国)を開いちゃいけませんよ、取るに足らない存在だと思ってたらいつの間にか知恵付けて侵略されちゃいますよ」って映画なのかもしれませんが、とするとカルビンはどこの国の人の暗喩なのかしら?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2017-07-11 21:04:33)
13.映画の冒頭、コマンダーが地上の子供に説明する中でISSにアメリカ、ロシア、チャイナが協力していることに感謝というようなセリフがある。 嘘八百だ。 チャイナはISSには一切かかわっていない。 一銭も出していない。 日本、EU各国の名を出さずに何のかかわりもないチャイナの名を出す。 最近のハリウッドの典型だ。 チャイナマネーで作られた映画。
さらに最後に地球に戻った(会場に着水)カプセルを助けに行くのがチャイニーズの漁船。 これはお節介だったわけだが、善意の塊チャイニーズを演出している。
資本がどこだっていいのだが、チャイナプロパガンダを入れ込むのが実にいやらしい。

密室で未知の生命と戦うという使い古されたありきたりな内容。

火星から帰ってきたカプセル(でかい)をISSのロボットアームでつかむシーンなどはあまりにもばかばかしくリアリティが全くない。 カプセルとISSの相対速度が大きすぎる、あんな巨大な物体(かなりの質量)をあの速度でつかむなどありえないし、成功したときの乗組員のセリフがまたあり得ない。 プロの宇宙飛行士はあんなことは言わない。

映像はさすがに最近の映画だけあってよくできている。
称えよ鉄兜さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 4点(2020-09-02 14:54:07)
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
359.62%
4815.38%
51223.08%
6917.31%
71325.00%
835.77%
911.92%
1011.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

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