映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』のいいねされた口コミ・レビュー
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わたしは、ダニエル・ブレイクの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
わたしは、ダニエル・ブレイク
[ワタシハダニエルブレイク]
I, Daniel Blake
2016年
【
英
・
仏
・
ベルギー
】
上映時間:100分
平均点:6.80 /
10
点
(Review 25人)
(点数分布表示)
公開開始日(2017-03-18)
(
ドラマ
)
新規登録(2017-04-27)【
ESPERANZA
】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【
にじばぶ
】さん
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監督
ケン・ローチ
脚本
ポール・ラヴァティ
音楽
ジョージ・フェントン
撮影
ロビー・ライアン
配給
ロングライド
字幕翻訳
石田泰子
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8.
ネタバレ
ケン・ローチが引退を撤回してまで撮りあげた、渾身の作品と思います。
かつて「ゆりかごから墓場まで」と言われた英国の福祉が機能不全となって久しいと聞いてましたが、もはや人間の尊厳をも削り取るシステムになってしまっているとは。
ダニエルが振り回される所定手続きの複雑怪奇なことったら、喜劇さながら。見ているこちらも電話が先なのか書類提出が先なのか、どっちなんだよ、と思います。60過ぎて受ける「履歴書の書き方講座」や形だけの求職活動といった茶番。40年も大工一筋だった男にウェブで手続きしろと言い放つ。煩雑な手続きに疲弊しているのは職員も同じで、彼らも余裕が無くて辛そう。ちょっとでも温情をかけて処理したら上司に「前例を作らないで」と叱責されます。この女性職員はダニエルに手続きをあきらめないよう励ましてくれてたんですけどね。ラストには葬儀に出席している姿も見えました。
ダニエル・ブレイクは本当に良い奴なのです。他者を労わる心を持ち合わせ、まっとうな権利を行使するために他人のために声を上げることのできる隣人なのですよ。
そして、こんな苦境にあってもキレの良いユーモアを忘れないのが英国人の偉いところで、私が傑作と思うのは「保留音のBGMをマシなものに変えろ」でした。
格差とか移民問題とか、山ほどの問題を抱える現状はかの国の政治家だって百も承知なのでしょうが、一市民として思うことはダニエルのような善良な市民がこんな目に遭う社会は嫌だ、この一点に尽きます。
【
tottoko
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
9点
(2019-10-09 18:52:06)
👍 2
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7.
ネタバレ
ひどい話です、40年間真面目に働き、税金も納めてきた。しかし権利としての保証を受けようとしたらこれです。
支援金のための審査の質問をする医療なんちゃら、電話ですませるとかふざけるにもほどがあるんじゃないの?その電話の声もやけにイライラする声質で、私だったらブチ切れて電話を投げつけるかもしれない、でもダニエルは理不尽さを訴えながらも最後まで冷静に答えるのよ、なんて忍耐強く善良な人なのか。彼は通りすがりの困っている人のために大声で抗議をすることもできる人なのですよ。こんな人は滅多やたらいません。
手紙が先か電話が先か・・・なんなのよ、ネットで申請するのも係の人が代理でやれよ。
シングルマザーはロンドンに住んでたのにニューカッスルへ行けと言われたらしい、飛行機でも1時間かかる遠方へ行けとかなんなの?
とにかく前半は静かに着実に怒りがこみ上げてきます。
鉄の女・サッチャーの政策は今も継続しているということでしょうか?富裕層は得するということらしい。
中にはとんでもないヤツがいるのも事実で、役所の職員も大変なんだろうけど規則一辺倒でお役所仕事とはよく言ったもんです。
これは遠い外国の話ってだけじゃないですよね、この映画を観ながら自分の10年後20年後のことが非常に不安になったのでした。
壁にスプレーで書いた、エンピツで書いたダニエルの主張が、監督からの強いメッセージであり、どのシーンにも問題提起されているものがあり、まさに渾身の一作だと感銘を受けました。
【
envy
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
9点
(2021-11-11 14:19:33)
👍 1
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6.ドキュメンタリーではないが、娯楽作品としても見れません。実は日常に溢れる、しかし多くの人が見て見ぬフリをしている社会の矛盾を見事に表現した作品だと思います。
ただ印象としては、「いたたまれなさ」だけが残りました。市井の人が助け合い、支え合う姿は感動的です。しかし国家の制度はそう簡単には改善しないでしょう。たしかに杓子定規かつ煩雑な感じでイライラさせられます。しだいに人としての尊厳まで奪われていくようで、なかなか辛いものがあります。しかし、逆に簡便で温情や融通がまかり通るようでも困る。それこそ不正受給や不公平の温床になりかねません。じゃあどうすればいいのか、という根本的な解が簡単には見つかりそうにないところが、もっとも大きな問題のような気がします。
【
眉山
】
さん
[インターネット(字幕)]
8点
(2021-10-31 02:39:59)
👍 1
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5.
ネタバレ
隣人を助けると助け合い精神で良い事あるよ、って話。
国の対応は形式張ってて社会的弱者を助ける機能を果たしていない、何ら罪のない人間が苦しみ、時には命を落としている、これで良いのか?人間の尊厳はどこに?という社会派映画的な側面もあり。
デジタル化への批判、デジタル化によって救われない人たちが出てきている。
教えた上で、本人にパソコン操作させるのではなく、無償でもって代理でオンライン申請を行ってあげるシステムを構築すべきとも感じる。
あとは主人公のような職人気質で頑固な人間は、こういった社会のシステムから排除され、救われない傾向がある。
いつの世も柔軟性が必要なわけだが、全員にそれを求めるのは無理なわけで、画一的なシステムではなく、もう少し市民に寄り添ったきめ細やかなシステム作りが必要だと感じる。
ただし、それを役人に求めるのは、非常に困難だ。
【
にじばぶ
】
さん
[インターネット(字幕)]
6点
(2020-12-28 10:08:00)
👍 1
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4.
ネタバレ
他人事とは思えない描写が続く。辛い内容だが、やっと我々の気持ちを代弁してくれる映画が出たという気持ちで、嬉しかった。
ケンローチは社会派で有名な監督だ。レンタルビデオ屋にこの映画が並ぶ頃、ケンローチのドキュメンタリーも出てたので、観た。
ハーバート卒の、事故で家族を亡くした経験を持つ、大人しい感じの小柄な監督だった。どこから反骨の映画群が生まれたんだろう。
彼の映画はいつも時代の悲鳴みたいなものを描写する。その悲鳴を冷静にストーリーに落とし込む。
今回のは、役所のデジタル化された対応を描いてる。日本の役所は、現場との接点をNPOに委託してるから、こんな非人間的な対応はないのだが、いつかこんな体験を自分もするんじゃないかという恐怖感はある。それを表現してくれたので嬉しかったのだ。
しかしダニエルの最期は、やはりこういうラストしかないのかという切なさでいっぱいだ。でもそれでも落ち込まなかったのは、あの母子家庭の母親の全身で生きてかろうじて自分を見失わぬたくましさからだろうか。この母親の子どもたちなら大丈夫。そんな希望を感じられたからだろうか。
【
トント
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2017-12-16 22:13:10)
👍 1
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3.
ネタバレ
社会派の巨匠ケン・ローチが2度目のパルムドールを受賞した作品。
一度は映画界からの引退を表明した彼が、それを撤回してまでどうしても投げかけたかった問題提起。
心臓の病気で働けなくなってしまった主人公の男、ダニエル・ブレイクは40年間大工で食ってきた熟練の職人。
真面目に働き、真面目に税金を払ってきた。彼のような人を助けるべく存在する公的機関から見放されてようとしている。
もう1人、2人の幼い子どもを抱えるシングルマザーのケイティ。生活費のためにたどりついた仕事は・・・。
街の片隅で支え合い、励まし合って生きる彼らに寄り添うケン・ローチの視線は優しくも、その一方でどうしようもない現実の厳しさがある。
主人公の男の怒りの声のような役所の壁への落書きは、そのままケン・ローチの怒りの声のように思える。
そしてラストのケイティの弔辞は、引退を撤回して本作を撮ったケン・ローチのラストメッセージになるのか。
一貫してぶれることの無い労働者階級への思いと、80歳を過ぎて一度は引退を考えてもなお、
社会の理不尽に対し黙っていることはできない、そんな彼の衰えることの無い反骨精神をひしひしと感じます。
【
とらや
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2017-11-17 23:19:25)
👍 1
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2.税金を払う事を誇りに思い、真面目に生きてきた男が病気で働けなくなった事によって、社会からつまはじきされていくという物語。
どこの世界でもお役所はあんな感じですよね。本当に市民の事を考えてくれているのか。
そんな社会に不満を持つ主人公ダニエル・ブレイクの、静かな戦いが淡々と描かれる。
彼は決してヒーローではない。しかし、彼が投げかけたメッセージは同じような不満を持つ者の心に大きく響いただろう。
それだけでも、彼のとった行動は報われるのではないだろうか。
決して感動を煽ったりせず、常に乾いた視線で綴られる物語はケン・ローチ監督らしい語り口だった。
【
ヴレア
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2017-09-07 08:21:08)
👍 1
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1.
ネタバレ
ケン・ローチ監督の生真面目さや誠実さがよく伝わる映画です。とてもいい映画だとは思うのですが、この作品は娯楽性に乏しく余りにメッセージ性に偏り過ぎている印象を受けました。(あまり楽しめなかった、と言うよりは自分には合わなかったという感じ) それと本筋とは関係ない話になりますが、あの女の人。食べるのに困るほど貧乏にしては太りすぎではないかい?だから彼女が泣きながら配給食にかじりつく場面もあまり説得力がなくて、本作にはミスキャストに感じました。ダニエル・ブレイク。確かに彼は凡人であり一般庶民、群衆の中の一人であり、社会の歯車の一つ。でも間違いなく、真面目に生きてきて国のために税金を払ってきて、そして世界にたった一人しかいない"彼自身"でした。だからこそ、英国ではむしろ平凡な名前である"Daniel・Blake"という名が、最後には特別なOnly Oneとなって、彼の心の叫びのように僕らの心に響きます。大きなメッセージを持った映画とは思います。おそらく彼と近い立場の人間ほど本作をよく観るでしょう。でも悲しきかな、むしろ観るべきお役所側の人間たちが本作をわざわざ選んで観るか?と言われると疑問符がつきます。社会のシステムを変えるのはやはり並大抵ではありませんが、まずは何かできること一つから、この本作の思いには賛同します。
【
タケノコ
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2017-05-03 22:56:01)
👍 1
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
25人
平均点数
6.80点
0
0
0.00%
1
1
4.00%
2
1
4.00%
3
1
4.00%
4
0
0.00%
5
1
4.00%
6
5
20.00%
7
5
20.00%
8
5
20.00%
9
6
24.00%
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