映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

[サルノワクセイグレートウォー]
WAR FOR THE PLANET OF THE APES
2017年上映時間:140分
平均点:5.97 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-10-13)
公開終了日(2018-02-14)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-05-20)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督マット・リーヴス
キャストアンディ・サーキス(男優)シーザー
ウディ・ハレルソン(男優)大佐
スティーヴ・ザーン(男優)バッド・エイプ
ジュディ・グリア(女優)コーネリア
トビー・ケベル(男優)コバ
ラウロ・チャートランド(男優)外を見るエイプ
小原雅人シーザー(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
柳沢慎吾バッド・エイプ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣レッド・ドンキー(日本語吹き替え版)
三宅健太コバ(日本語吹き替え版)
阪口周平プリーチャー(日本語吹き替え版)
山野井仁ナレーター(日本語吹き替え版)
原作リック・ジャッファ(キャラクター創造)
アマンダ・シルヴァー(キャラクター創造)
ピエール・ブール(ノンクレジット)
脚本マーク・ボンバック
マット・リーヴス
音楽マイケル・ジアッキノ
編曲ティム・シモネック
撮影マイケル・セレシン
製作リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
製作総指揮メアリー・マクラグレン
マーク・ボンバック
ジェンノ・トッピング
制作ACクリエイト(日本語吹き替え版)
配給20世紀フォックス
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
編集ウィリアム・ホイ
その他メアリー・マクラグレン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ティム・シモネック(指揮)
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💬口コミ一覧

11.ネタバレ 「面白い映画だっとは思う」
とは、6年前のリブート第一作「創世記(ジェネシス)」を鑑賞した際の第一声だった。
このリブート第三作を観終えて、まったく同じ感想を抱いた。
リブートシリーズ通じて、三作とも極めてクオリティの高い作品揃いだったことは否定しない。

だがしかし、“オリジナル5部作”のファンとしては、このリブートの映画世界に「SF」としての魅力を殆ど感じることが出来なかった。結局その部分が、最後まで個人的に肌に合わなかった要因だった。
もはや個人的な趣向の問題に過ぎないけれど、「猿の惑星」という映画世界に求めることは、「科学的空想(SF)」の妙だ。
詰まるところ、“シーザー”という特別な存在の「英雄譚」に終始したシリーズのコンセプトそのものが、根本的な部分でカタルシスに繋がらなかった。

このリブートシリーズを絶賛する映画ファンの多くは、“シーザー”という稀代の英雄のヒーロー性を賞賛する。
でも、個人的にはその部分においても疑問符を拭えない。
今作で、シーザーはエイプたちを導き、人間たちにその存在を認めさせ、打ち勝ち、ついに安住の地を得た。
確かに「英雄」であろう。しかしそれは、あくまでも“一部分のエイプたちにとって”である。
結局彼は、人類自身の過ちによる進化と滅亡の大渦の中で、ただただ必死に生き抜いただけのように見えてしまう。
この映画の顛末を観る限り、おそらくは、シーザーというリーダーが居なくとも、人類は勝手に退廃し、それに取って代わったエイプたちは繁栄を果たしたであろう。

この映画の主題が、“シーザー”という人類とエイプの狭間に存在した「英雄」の中で生じ渦巻いた憎しみと悲しみの葛藤であり、それが即ち我々人類に対する戒めであることは理解できるし、充分に伝えきっているとは思う。

しかしその結果として、彼が成し遂げた「功績」が、愚かな人類の自滅を横目で見て、命からがら安住の地を得たということだけでは映画的カタルシスを覚えることが出来なかった。
今作でついに旧シリーズへのブリッジを果たしたと言うけれど、オリジナル第一作でチャールトン・ヘストンが不時着するのであろう湖を映し出して終いということでは、リブート作としてはちょっと芸がないし、あまりにSF的機知に富んでいない。

“シーザーの物語”が、今作で完結したことは明らかだけれど、噂では「第四作」の企画も進んでいるとかいないとか。
ついに誕生した“猿の惑星”が、この後どういう道程を辿って成り立っていくのか。
旧シリーズが、「5部作」を通じたSF映画シリーズとして、トータル的な価値を爆発的に高めたように、この先の顛末をどう描き出すかによって、この「英雄譚」の価値も変わってくるように思う。

ラストシーンは、“コーネリアス”と“ノヴァ”が手を取り新しい時代への一歩を踏み出しているようにも見える。
「猿の惑星:新世界(ニューワールド)」(予想)への布石は着実に打てている。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2017-11-01 23:34:39)
👍 1
10.ネタバレ 前作を思い返せばまあ順当と言うか、最後に相応しい内容になっていたと思います。最大のフラストレーションは本作の象徴でもある自由の女神が全く出てこなかったことですかね。とりあえずシーザーにはお疲れ様を言いたいです。内容的に特にサプライズは無いものの丁寧に作られていた印象。
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 6点(2017-10-14 02:48:04)
9.シーザーは3部作を通じて、ずっと辛い状況にある。猿が痛めつけられてるのをずっと見せつけられてるんだけど、どこが面白いんだろうか。
センブリーヌさん [インターネット(吹替)] 5点(2025-01-14 00:31:42)
8.ネタバレ 3部作の最後をまとめた感じか。あっと思わせる展開もないので、ストーリーは普通です。女の子が、今後どんな意味を持つのかを感じさせてほしかったと思う。もったいない存在だった。ただ、3作トータルで十分楽しませてもらった。
ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-06-01 21:33:14)
7.ネタバレ 前二作までの流れは非常に良かったのですが最後の最後でイマイチなのを作っちゃいましたね。シリーズのオマージュもあって悪くないシーンもありますがエイプ側も人類側もやたら抜けていて雑だったな。丸見え状態で軍隊の直ぐ後ろをつけて行ったり収容所に女児が簡単にアッチ行ったりコッチ行ったり行き来できたり、アレだけの数が穴から脱出していても全くスルーだし人類側のアホっぷりが半端なかった。全員ウイルスで頭やられてたんだろうか。 結局、聖戦記と仰々しいタイトルだけど、「地獄の黙示録」のカーツ大佐を意識してるかのようなただのお山の大将とその手下の連中が相手でそれが片付いただけだったのがなんとも言えませんね。飲食させずに壁を作らせることになぜかご執心だったけど武装軍がいたから何にもならないし、北軍の兵士に「壁なんか意味はない」と言わせてましたがトランプにでも言いたいからネジ込んだんでしょうかね。しかもゲート脇にはどうぞやっちゃって下さい状態で燃料タンクはあるわ、最後には雪崩で全員一掃って今まで何を観てたんだろうって気になりましたわ。旧約聖書ネタも満載だし世界中にウイルスが蔓延していて人類は死滅が進み、わずかに残る者は言葉を失い知能も退化していくだけなんでしょうけど、三部作の締めならもうちょっと脚本をどうにかして欲しかったな。映像は迫力があって見応えがあり、圧倒的な存在感のシーザー、知恵者モーリス、頼りになるロケットとルカ、場を和ませるバッドエイプ、人類側には前作コバ配下の猿が寝返っていたりとキャラは揃っていたし、あの湖でのエンドは悪くはなかっただけにね。あとチラ見せでいいから自由の女神は観たかったな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-17 21:13:10)
👍 2
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6.ネタバレ 1作目は、人類の脅威となる利口な猿がいかにして誕生していくのかを。2作目は、賢くなった猿たちと滅びゆく人類との確執を。どちらも非常に丁寧に、そして緻密に作られていた。さらに言うならば、猿側のリーダーで人格者?であるシーザーにとって理解者である人間が、1作2作とも両方いた。人間を理解するシーザーと、シーザーを理解する人間。このバランスが「猿の惑星」シリーズにとってはなくてはならないものだったはず。しかし今回はその存在が一切なく、命を助けられた狙撃手も、なんだかな~のまま終わってしまった。なので人類側の主張はもはやなく、伝染病に怯えもはや迷走状態の大佐と、その大佐に憎悪をむき出しにするシーザーという、なんとも底の浅い関係を主軸に話が進んでいく。話の展開も都合の良すぎることが多く、病気になった人間たちが逃げるために掘ったという地下トンネルが驚愕の完成度だったことと、それがバレずに存続していることや、泥を投げられただけでわんさかといる猿の檻の中に一人で入っていく馬鹿丸出しの兵隊しかり、決死の覚悟で仇討に行ったら伝染病になっていた大佐しかり、爆発の影響で雪崩が起きて、その雪崩にほぼほぼ飲み込まれる北からの軍隊しかり、とにかく決着つけるための流れが都合良すぎて、興醒めです。ノバという女の子も、むさくるしい絵面の中に華を添えるためにムリくりねじ込まれたようにさえ思えた。まぁでも彼女とゴリラさんのやりとりは、唯一の名シーンでしたけど。ちょっとうるっときちゃいましたね。

総評して、前2作と肩を並べるか超えるかには及ばず、あまり深みのある作品ではなかったです。以上。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-15 14:52:11)
👍 1
5.ネタバレ まず、作品全体の雰囲気は悪くないです。にも関わらずこの出来の悪さはどうしたものか?わざとなのか、いやわざとだろうと思うが、人間たちの馬鹿さ加減があまりに酷すぎて途中から白けた。あの基地警備のザルさ加減はどうしたものか?地下にあんな広大な空間があるのに放ったらかし。しかも基地のど真ん中に巨大なガソリンタンク。手榴弾1個で吹っ飛んじゃったよ。ウィルスの影響で口のきけない人間が出始めたそうだが、それ以前にみんな脳をやられてない?中盤の大佐とシーザーの会話シーンは人間の闇に触れたシーザーの絶望的な表情が良かった。この映画で評価できるのはシーザーの表情だけですね。
それともう一点。あのボウガンを持ったにーちゃんは結局何だったのか?途中何度も思わせぶりな表情しておいて結局何のために出てきたのか分からない。武器も1人だけボウガンって、せめて無痛ガンくらい持ったら?
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-14 22:12:18)
👍 1
4.ネタバレ グレートウォーの最後が雪崩で決着って・・・雪崩が起きるとこに基地構えてるってのもおかしな話。大佐の自決やあれだけ酷いことしてきたドンキーが英雄的死に方をするとか、こういう取ってつけたようなストーリーすげー嫌い。
シーザーもリーダーの癖に大事な時に復讐のために2回も不在にしたあげく復讐を果たさず思いとどまるとかなんじゃそりゃって感じで全般的にシナリオが酷いし駄作。
ハッキリいってこの三部作は最初の創世記だけ見れば十分ですね。あとの2作は猿の惑星として作る意味を感じない
映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-06-09 02:01:58)
3.ネタバレ 聖戦記(グレート・ウォー)という壮大な物語を
想起させるタイトルに偽りあり、という映画でした。

実際の舞台はほぼ猿の収容所のみ。
人間に捕まったシーザーが受難し・・・というお話なのですが。

初代猿の惑星から約50年。
人間の想像力と表現力はCGの進化と反比例して
退化してしまったのか? と皮肉りたくなるような映画。

特に最後のデウス・エクスマキナっぷりは
もはやコントにしか見えず。

ここ数年数々の起源物が公開されましたが、
この映画も例に漏れず駄作としか言えないものでした。
kirieさん [映画館(字幕)] 4点(2017-10-23 15:39:43)
2.ネタバレ ちょっとシーザー、尾行近すぎよ。
osamuraiさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-08-16 04:53:59)
1.ネタバレ 見たあとに何も残らないクソつまんない映画。
2時間20分も、ただ猿を虐めて何が面白いの?
コーネリアスとかノヴァとか、オリジナル1作目を知らなきゃ、そんなこと何もわからないし。
もしかしてシーザー殺しておいて、この後さらに新3部作とか作るって言われたら、そりゃもう絶対に見ない!
クロエさん [CS・衛星(吹替)] 3点(2018-08-09 03:48:42)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.97点
000.00%
100.00%
200.00%
326.45%
426.45%
5516.13%
61135.48%
7825.81%
839.68%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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