映画『ゲット・アウト』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ゲット・アウト

[ゲットアウト]
Get Out
2017年上映時間:103分
平均点:6.48 / 10(Review 60人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-17)
ドラマホラーサスペンスミステリー
新規登録(2017-09-13)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2025-05-20)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督ジョーダン・ピール
キャストダニエル・カルーヤ(男優)クリス・ワシントン
アリソン・ウィリアムズ(女優)ローズ・アーミテージ
キャサリン・キーナー(女優)ミシー・アーミテージ
ブラッドリー・ウィットフォード(男優)ディーン・アーミテージ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)ジェレミー・アーミテージ
ラキース・スタンフィールド(男優)アンドレ・ローガン・キング
スティーヴン・ルート[男優](男優)ジム・ハドソン
エリカ・アレクサンダー(女優)ラトーヤ刑事
三宅健太クリス・ワシントン(日本語吹き替え版)
小松由佳ローズ・アーミテージ(日本語吹き替え版)
二又一成ディーン・アーミテージ(日本語吹き替え版)
間宮康弘ロッド・ウィリアムス(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ジム・ハドソン(日本語吹き替え版)
脚本ジョーダン・ピール
音楽マイケル・エイブルズ
製作ジェイソン・ブラム〔製作〕
ジョーダン・ピール
ブラムハウス・プロダクションズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
東宝東和
あらすじ
アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の恋人ローズの両親に会うべく二人で彼女の実家を訪れる。ローズの両親はクリスを歓迎し、彼は翌日のパーティーに招待される。しかし、ローズの弟ジェレミーと黒人の使用人ウォルターとジョージナの行動や言動にクリスは違和感を感じて行くことに。更にはそのパーティで…。全米で大ヒットし、第90回アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門にノミネートされた結果、脚本賞を受賞した社会派ホラーサスペンス。
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💬口コミ一覧

40.ネタバレ 都会で洗練された生活を送る黒人のカメラマン、クリス。だが、彼には一つの悩みの種があった。それは三か月前から付き合っている白人の美しい彼女ローズとのこと。まだまだ社会に根深く残る人種差別問題は、彼らの関係にも小さくない影を落としていた。そしてそれは、田舎で夫婦水入らずの暮らしを送っているローズの両親を訪ねたことでより強固に彼の前に立ちはだかる。表面上は歓迎してくれる両親だったが、言葉の端々に微妙な感情が孕まれているのを敏感に感じ取るクリス。それは次の日開催された友人たちとのパーティーで一気に噴出してくるのだった――。意味ありげな微笑を浮かべる黒人使用人、あからさまな敵意を剥き出しにしてくる彼女の弟、そして好奇の目でクリスを見つめてくるパーティの客人たち…。いったいこの家にはどんな秘密が隠されているというのか?まるで操り人形のようにふるまう不気味な黒人たちの本当の意図とは?そして、クリスが心に抱え込む幼少期のトラウマとは?あくまで良質なホラーとして制作されながらも、そこに人種差別問題を絶妙に絡めたおかげでまさかのアカデミー脚本賞を受賞したという本作、なかなか興味深く鑑賞させていただきました。この監督の観客への不安感の煽り方は抜群に巧い!なんなんですか、この実家のいや~~~な感じの空気感は。こんな息苦しい実家、たとえ人種のどーのこーのがなくても絶対に帰りたくない(笑)。本作が優れているのは、この黒人と白人の間に未だわだかまる意識や価値観のずれ、お互いへの不信感をホラーのベースとしているところ。今もアメリカ社会の中に歴然と存在するそんな強大な壁を巧くホラーとして昇華させている。見事なセンスというしかありません。そんな社会問題をベースとしていながらも、ちゃんと一級のホラー/スリラーとしても最後まで面白く観られるのも素晴らしいですね。惜しいのは、肝心のことの真相があまりにも荒唐無稽なSFになってしまったところ。それまでずっとリアルな世界観を構築していたのに、最後で少々バランスが崩れてしまったような気がしなくもない。とはいえなかなか見応え充分な良質のエンタメ映画でありました。7点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2019-01-12 22:43:01)
39.ネタバレ 黒人、催眠術がキーワードですが、そのまま過ぎて少し拍子抜け。
ただ、こういった最後まで引っ張る系は面白い。
バッジョさん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-17 16:18:54)
38.思っていた感じとは違ったけれど、
これはこれでなかなかいい映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-27 23:48:56)
37.ネタバレ 面白かった。途中までの社会派、差別的な展開からサスペンス映画へと変貌していくあたりが、
見事に作られていて騙されてしまう。
最終的に全員を殺してしまうのはやりすぎ感があるが、まあ、それほどひどいことをしていた連中なので
その辺はあまり批判されないだろう。
ただ、主演のダニエル・カルーヤという俳優があまり魅力的ではなく、その点が惜しいという感じがした。
シネマファン55号さん [映画館(字幕)] 7点(2018-01-26 15:10:04)
36.1967年の名作「招かれざる客」の“合わせ鏡”のような映画だった。設定や展開が似通っているように見えて、実のところその本質は“真逆”を向いている。
それはただ“ホラー映画”になっているということだけではなくて、鏡に映り込んでいる虚像の真裏に全く別の価値観と思惑が蠢いていて、それらが“フラッシュ”の瞬きと共に思いもよらぬ方向へ乱反射しているようだ。

極めて低予算の映画であることは明らかであるけれど、ありふれた「描写」を忌まわしく、恐ろしく描き出すことに長けた映画だった。
ただ男がこちらに走ってくる描写だったり、女が笑みを携えながら涙を流す描写に、今までに味わったことのない「恐怖」を植え付けている。
決して手間の掛からない“アイデア”と“視点”で「恐怖」という娯楽を紡ぎ出してみせたこの映画の在り方は率直に“凄い”。
そういう観点からは、M.ナイト・シャマランの近年の快作「ヴィジット」や「スプリット」も彷彿とさせる。と、思ったら製作者(ジェイソン・ブラム)が同一なのか。納得。

ただ、この作品の特性上、致し方ないことかもしれないが、オチを知った後にストーリーを振り返ってみたならば、強引だったり整合性に欠けている箇所が無くはない。
“白人家族”が、最終的にあんな感じで開き直るのであれば、あのように主人公を用意周到な“ハニートラップ”で誘い込む必要なんてなかったんじゃないか。実際、強引に拉致された被害者もいるわけだしね。

この手のショッキングスリラーのプロモーションは難しいところだが、予告編で重要なシーンを露わにし過ぎだったとも思う。何度か予告編を観てしまうと、真っ当な映画ファンはどうしても想像を膨らましてしまい、その分、ハードルは高まる。
欲を言えば、クライマックスにおいてもう一つ想定を超えた顛末があれば、文句なしに傑作だったと思う。

とはいえ、レイシスト(差別主義者)の愚かさを描き出すような構図に見せかけてミスリードし、実はレイシストとは全く「別物」の恐怖とおぞましさを描き出しつつ、最終的にはやはりレイシストを強烈に糾弾するこの映画のストーリーテリングはフレッシュで斬新だ。
アイデアと野心に溢れ、驚きに満ちた映画であることは間違いない。

おぞましい悪夢のような恐怖と嫌悪感が混濁し暴走する。
その前では現実世界のあからさまなレイシストさえも可愛く見えてくる。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2017-12-14 08:02:40)
35.ネタバレ 映画館で予告編を見かけたことはありましたが、それ以外は予備知識なしで見ました。てっきり人種差別の映画かと思っていたので、見ている途中で、様子が変なことに気づくまで、いろいろ頭の中を思惑が混ざり合っていました。だって、黒人と白人のカップルだよ。両親に黙ったまま、いきなり対面させるんだよ。人種差別の問題だと思うでしょう。でもこれが、この映画の大きな伏線になっているんですね。よく考えたものです。メイド役の女優さんは、すごく目につきましたね。なんだかすごくおっかなかったです。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2017-11-27 16:41:37)
👍 1
34.ネタバレ 自分好みの良作ミステリー映画でした。正式にはホラー映画なんでしょうけど、過剰な演出でビビらせてくる感じではなく、じわりじわりと精神をすり減らすような(真実の闇へ近づくような)手に汗握る展開。
鑑賞中に自分が抱いていた嫌な予感が全て的中する気持ちよさも相まって、十分楽しめました。ストーリーも、「恋愛」と「レイシズム」の融合、というこれもまた斬新なアイデア。
ところどころ音楽が合ってなかったのと、終盤がB級映画寄りの安っぽい演出が続いたので、それらだけマイナス点。
カジノ愛さん [映画館(字幕)] 7点(2017-10-28 14:07:24)
33.ネタバレ 最後、来てくれたのが友達で良かったけど、彼女殺人の疑いは逃れられるとして、一家惨殺はどうなるのか...なんて考えちゃいました。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2025-04-20 22:03:59)
32.ネタバレ 途中感じる違和感が全て回収される秀逸なストーリーで、最後まで楽しめました。ホラー映画はバッドエンドが多い気がしますが、所詮作り話なんだからバッドエンドはやめてほしい派の私としては、本作くらいのほろ苦エンディングが丁度良い感じです。入れ替わりの手法が精神的な、オカルティックなものかと思いきや、物理的な外科手術というところが何ともアメリカンだなと感じました。
クレイバードさん [DVD(字幕)] 6点(2024-07-21 21:11:42)
31.ネタバレ フラッシュで覚醒しちゃうって、結構リスク高いなっ!
はりねずみさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-05-29 21:46:54)
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30.ネタバレ 人種差別の問題を直接的に提示した上で裏返して再提示するというシニカルなダークコメディ感には新鮮さを感じました。納得の伏線回収と出演者の強烈な演技、さり気ない中に瞬間的な恐怖を盛り込むという演出の数々など、各賞にノミネートされた理由も理解出来ます。

がしかし、何故かのめりこめなかった作品。全編通してのバランス感とでも言いましょうか、前半から中盤まで不気味さと緊張感を絶やすことはないのですが、何か冗長な印象を受けてしまう。私の集中力が低いだけなのかも知れませんが、正直言って退屈な展開でした。それが、終盤になって脳移植の話が明らかになってからは、さながらノンストップムービーとでも言わんばかりに一気に突っ走る。このスピード間の差が何とも居心地が悪かったです。

白人側の目的や手段が明示されれば後は無駄に溜を作るまでもない。一気にクライマックス!という流れは解るのですが、伏線回収が種蒔きよりもスピーディ過ぎて、観終わってから反芻しないと理解出来ない。それはそれで一つの手法なのかも知れませんし、これまた私の個人的な理解力の問題なのかも知れませんが、前半から中盤までのウェイトと終盤のウェイトのバランスが、今ひとつしっくり来ませんでした。

脳移植を一人秘密裏に執刀するマッドサイエンティストや、とんでもない力量の催眠術師、穏やかなようでいて狂暴に豹変して殺人を厭わない主人公、セックス依存症とも思われる多重人格的キャラの主人公の恋人、アホなのか鋭いのか最後まで判らない主人公の親友、脳を入れ替えても本来の人格が残存する魂論的解釈、等々、気になることは多々ありますが、展開と言うか流れと言うか、その辺りが一番受け入れ難く6点献上に留めます。

ちなみに、ハッピーエンドじゃないですよね?ちょっと殺し過ぎました。とどめを刺したりして。無罪放免は難しそうです。ダークと言えどもコメディだからスルー?
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-03 12:42:41)
👍 1
29.ネタバレ 冒頭のシーンや違和感のある家族の描写、屋敷の雰囲気、そして驚愕の脳移植手術など、よくできていると思うし実際面白かったのだけど、優等生すぎるというか、好きかと聞かれると結構「微妙」というのが個人的な印象。
ホラーというよりブラック・ユーモアの意味合いの方が強く感じた。
クリムゾン・キングさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-02 17:51:47)
28.ネタバレ  あのジョージアン様式の佇まいと広大な土地からして、舞台となるお屋敷がプランテーションのオーナーハウスだったことは想像に難くない。「かつて黒人奴隷が労働させられていた場所で白人と黒人が(表面上)仲良くする」というのは、現代アメリカにおいては地雷原を歩くような行為だ(みんなそんなことは口が裂けても言わないが)。その空気感をまるごと利用しているのは斬新だった。

 後半の展開は、意外というより茶番。オチが荒唐無稽なのは構わないが、それならば全体を調和させる何かが前半にもっと欲しかった。また、アーミテージ家の奴らをぶっ倒していくシークエンスで、ミッシー(彼女の母親)への一撃がサクッと終わってしまったのも気持ち悪い。主人公に催眠術をかけた主犯格への反撃なのだから、しっかりしたカタルシスが欲しかった。
乱泥さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-04 00:09:37)
27.あの使用人の顔、も一回見てみたい。恐いもの見たさ。なんか、ギリギリの映画だな。
海牛大夫さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-21 23:15:13)
26.ネタバレ ネタばれには十分ご注意をの作品。
人種差別を不気味テイストで仕上げてこんな表現で味を出す映画もあるのか…。
最後はもっとやったれ!ぶちかましたれ!の一点。黒人の遺伝子は優秀だ。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-23 22:30:13)
25.ネタバレ よくできている。
最初から終わりまで座り込んで見た。
飽きない。

でも、ストーリーが暗すぎる。
ただのホラーなら平気なんだけれど。
映画最初の状況から、やっぱり幸せな家族が見たいと思ってしまうので、終始気が重たかった。


最後に助かる展開なのだけは救いか。
最後に勘違いした警官に射殺される展開でオチをつけたつもり、なんてことも危惧しましたから。

それでなんとか5点より6点になる感じ・・・かな。
スズメッキの魔女さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-04-26 19:17:38)
24.ネタバレ 最後に到着するパトカーから降りてきたポリスがクリスを射殺してナイト・オブ・ザ・リビングデッドオマージュエンドかと思った。
未公開シーンのロッドの到着パターン撮りすぎ問題。
黒人がフラッシュ撮影された後クリスに向かって「出て行け!」って叫んだのは(お前も危険だからこの場から)ってのと(俺の中から)の2つの意味だったんだなとなるオチでした。
悲喜こもごもさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-05-11 02:21:21)
23.ネタバレ 予備知識なく(映画のジャンルも知らずに)見たんですが、そうですかこういう方向に行く映画だったんですか、って感じでした。
先に結論を書くとサスペンスとしてよくまとまったぼちぼちの佳作だと思います。
7点あげてもいいかなと思いつつ最近見た他の映画との点数バランスを考えるとこのくらいの点数ですかね。

さて、催眠で…まではともかく「脳手術での人格移動」まで行っちゃうと「フェイスオフ」レベルのありえない超高度科学。
とても田舎で個人でできるとは思えないわけですが…

まぁそこは映画なんで「催眠と思わせといてもっとすごい事を」ってサービスなんでしょうけどね。

どう考えてもラスボスぽかった恋人役の女性が意外と早く本性を現してくるのもびっくりしましたが、そのせいで彼を必死に探す親友のデブ(最終的にかなりのイケメン)が、なんかヒロインに見えてきてしまって困りました笑
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-11-28 13:11:58)
22.予告編では、人種差別を彷彿させる作品でしたが本編を
鑑賞すると全然違いこの作品がどこに行くのか凄く
期待して鑑賞していましたが、最後は秘密です。
期待して鑑賞してください。
SATさん [インターネット(吹替)] 6点(2018-10-19 14:56:39)
21.ネタバレ なんなんだろうな〜。結局は何が言いたいのかわからないw そんな映画かな。マルコビッチの穴とかを思い出すよね、この設定。おばあちゃんとおじいちゃんだったんかいっ!とツッコミ入れるのはお約束w
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん [インターネット(吹替)] 6点(2018-08-30 17:32:09)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 60人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
211.67%
311.67%
411.67%
5915.00%
62135.00%
71118.33%
81423.33%
900.00%
1023.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ダニエル・カルーヤ候補(ノミネート) 
監督賞ジョーダン・ピール候補(ノミネート) 
脚本賞ジョーダン・ピール受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ダニエル・カルーヤ候補(ノミネート) 

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