9.ネタバレ あの研究所が何をやってるのかよくわからない。 主人公と一緒に暮らす画家の関係性もよくわからない。 画家に怪我を負わせ、猫を喰って逃走した謎の生物が、すぐに戻ってきて改心し、猫と遊んでいたのもよくわからない。 ナレーションの人物が誰なのかもわからない。 トイレで用を足す前に手を洗うのがわからない。
たぶん私の理解力が足りないだけなんでしょうね。 ストーリー自体は寓話性に満ちていて実にシンプルだし、マイノリティーに対するテーマも判りやすい。サスペンスもある。ただ、悪役はちょっとステレオタイプなのと、ラストがいまいちだったかなぁ。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-03-04 22:51:56)
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8.ネタバレ ○何となくバッドエンドを想像していたが、一応は分かりやすいハッピーエンドのファンタジー。○愛は形ないものというが、主人公を軽蔑する(女性として、話せない人として)ストリックランドが形あるもの(車や指等)を次々に壊され失っていき、最後は首を斬られるという皮肉な最期。○同性愛と人種差別は、ストーリーが進む上で必要なシーンとして組み込まれているが、ポリティカル・コレクトネスを意識したのか、ちょっと不自然。頭を撫でると髪が増えるのは…。○終盤に「ラ・ラ・ランド」的なミュージカルシーンが挿入されるが、そんな妄想に浸るイザベラをよそに、ゆで卵に夢中の「彼」には笑った。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-04 20:31:33)
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7.ネタバレ 予告編を見た段階では、面食いの私としてはこの主役に感情移入することはないなと思っていたのだが、実際には開始数分位でこのヒロインを可愛いと感じてしまい、後は最後まで引きずり込まれて見てしまった。 ストーリー上はいろいろ突っ込み所はあると思うが、ファンタジーとして見れば私としては全然問題では無かった。 半魚人というのは一種のメタファーで恐らく今のアメリカ社会はマイノリティに対する待遇が変わりつつあると思うのだが、マイノリティに対する優しい視線と厳しい現実を描き、この監督自体オタク少年でマィノリティであったためにその心情と現代に対する警告を描けたのかと思う。 ファンタジーでありながらも1本筋の通った主張があり、なおかつ面白いというある意味理想の映画表現のような気がする。
印象的な素晴らしいシーンも多いのが嬉しかった。特にヒロインが半魚人に抱かれている表情やミュージカルのシーンや。
それと、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」と「ドリーム(Hidden Figures)」に出演していたオクタヴィア・スペンサーがこの作品でも主人公の同僚で友人として出演していたが、彼女は名作請負人と思えてしまう。 【rosebud】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-03-04 18:51:40)
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6.文句なしの10点! 「パンズラビリンス」がこの監督の最高傑作だと思っていたが上書きされました。基本的には愛の物語だが恐怖、エロ、グロが綯交ぜとなり、ざらっとした描写が良。大人の「美女と野獣」か。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-03-03 22:30:27)
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5.ネタバレ 半魚人に恋をしたので何とかがんばって彼を逃そうとする、と言った大変シンプルなお話。デルトロ監督らしい60年代アメリカの煌びやかさや造形美、エロとバイオレンスも相まって終始ドキドキ気が抜けなかった。取り敢えずハッピーエンド?なので良かった良かった。久々に良い映画を堪能出来た感じになれました。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-03-03 19:39:59)
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4.ネタバレ ごめん。私にはただの半魚人にしか見えなかった。それは私の心が貧しいからだと思うが、肝心な所で「ただの清掃人だ」とか核心をつく事言うなよ!とか、そしていの一番に駆けつけるのが、そっちの方かい!とか思ってしまった。でもヒロインはF,U,C,Kとやったり、あんたもなかなか言うねーと思う。そう言うのは嫌いでないです。画面の雰囲気と音楽も良い。全体として見て損する映画ではないです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-03-03 18:48:16)
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3.ネタバレ ギレルモ流の美女と野獣。大人向けなシーンが多数あるので聾者の女性と半魚人のラブストーリーと思って来た人は冒頭でいきなり面食らいそうな気がする。 舞台は1962年の米ソ冷戦時代。人種差別、LGBTなど今でも議論になっている社会問題を折り込み、独りぼっちの異形の者と寂しい独り身で障害のある女性と社会的弱者でマイノリティたちの話で、さらに映画愛に溢れているときたらハリウッドが反応するのも分かるかな。アカデミー賞を取ったらコレ系を観ない人が大勢来ると思うけどそこまで高尚でもないし観る人を選ぶタイプの映画だと思いますね。 口の聞けないイライザと半魚人が手話や音楽で心を通い合わせていく流れは悪くなく映像と音楽は美しく素晴らしかったです。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-03-01 22:33:51)
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2.ネタバレ エンディングでは、「半魚人は海に帰り主人公は声を取り戻す」って思ってましたがそうはなりませんでしたね。まさかあの喉の傷が鰓呼吸になるとは全く想像できませんでした。パンズラビリンスの監督で期待していましたが、エンディングはちょっと自分の期待とは違うものでした。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-03-01 19:34:51)
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1.ネタバレ 話せないアタシと食塩水の中でしか生きられないアナタ。意外とスミに置けないよね、両者共。人魚になって全身ぬるぬるのアナタと生きてくのよ、アタシ。この異形の愛ばかりは感情移入できねぇや、どうしても。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-03-01 19:13:44)
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