映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の口コミ・レビュー

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

[セイナルシカゴロシキリングオブアセイクリッドディア]
The Killing of a Sacred Deer
2017年アイルランド上映時間:121分
平均点:5.83 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-03-03)
ドラマホラーミステリー
新規登録(2017-11-29)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2025-05-27)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督ヨルゴス・ランティモス
キャストコリン・ファレル(男優)スティーヴン・マーフィー
ニコール・キッドマン(女優)アナ・マーフィー
バリー・コーガン(男優)マーティン
アリシア・シルヴァーストーン(女優)マーティンの母親
ラフィー・キャシディ(女優)キム・マーフィー
ビル・キャンプ(男優)マシュー・ウィリアムズ
田中敦子〔声優〕アナ・マーフィー(日本語吹き替え版)
脚本ヨルゴス・ランティモス
製作ヨルゴス・ランティモス
配給ファインフィルムズ
あらすじ
美しい妻・アナと二人の子どもとともに裕福で幸せに暮らす心臓外科医のスティーブンは、ある理由でマーティンという少年と親しく交流していた。彼はマーティンと頻繁に会ったり高価なプレゼントを贈ったりしていたが、ある日自宅に招き家族に紹介することに。子どもたちはマーティンに心を許し、アナも彼のことを受け入れる。しかし、交流を深める程にマーティンの様子は変化し、子どもたちにも異変が。いったい一家に何が起きているのか?
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3.ネタバレ 何から何まで胸クソ映画でした。てか、それは決して批判的な意味ばかりではない、と言うか殆ど褒め言葉ですが。  冒頭のブラックアウトしたスクリーンとそれに続く心臓外科カットが長過ぎな感じがして、もうその段階でゾワゾワとイヤな予感が。そして登場する主人公家族の何とも歪でドンヨリした空気。親子関係も夫婦関係も異様。純粋な意味での幸福感は微塵も感じられない家庭。  更に火に油を注ぐかの如く登場する謎の少年。このバリー君、他の出演作品でも振り撒いていた不気味と言うか正体不明というかそんなオーラが出まくりですね。「ロブスター」の時の雰囲気をそのまま持って来たような一触即発イカレオヤジを演じるコリンさんを完全に食ってる感じです。勿論、相変わらず美しく体当たり演技的なニコールさんも食われ気味。怪演と言うか怪優と言うか、存在感は半端ないですね。  二人の子どもたちもこれまた素晴らしい。ともにグリーン系の瞳が美しく、この微妙な役どころをキッチリこなしてくれて「子役」という雰囲気はまるでない存在感です。  そして何より、全編通してカメラワーク、BGM、照明などなど、この監督の非凡さというか胸クソセンスが全開です。見事に惹き込まれました。  当たり前かもしれませんが、現実的に考えてはいけないのでしょう。答えがあってないような寓話。言ってみれば人間の本性というか暗黒面をテーマにしたダークファンタジーですね。個人的には大嫌いだけれど好物という矛盾したジャンル。大嫌いだけれど気に入りました。  ところで、「聖なる鹿」ってシンプルにボブなのかなぁ?オヤジが居ないときは主の如しと言われてもいたし。なんとなく宗教的な色彩を感じないこともなく、それとも長女の書いた作文の題材がモチーフ?タイトルの謎はイマイチ解けず仕舞いです。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-05-27 10:12:31)《新規》
2.ネタバレ ジョジョのスタンド能力みたいなのを持つ青年に関わってしまった医者の悲劇を描いた映画。その青年は何かをもらったら、それは返さなくてはならないとゆう公平さを持っており、プレゼントをもらえば、お返しをして、家に招待すれば、自分の家にも迎えるんだけど、それは不幸に対しても同じで、相手から不幸を受ければ、相手も同じくらいの対価を支払わなければならないとゆう道理になっている。で、彼の能力は、もしそれができなければ、相手の家族は謎の呪いみたいな病気となって全員、死んでしまうとゆうもの。主人公の医者は、その青年の父親を、手術の失敗で死なせてしまっており、そのために、自分の家族から1名を死なせなければとゆう地獄を味わう事になる。なんだけど、この映画、とにかく、登場人物全員がキモイ。そして映画の雰囲気もずっとキモイ。そして、そのキモサがとにかく怖い。観てる間中ずっと心がゾワゾワしてくる怖さ。映画の冒頭からいきなりキモイ。むき出しの心臓が動いてるんだけど、なんか不安な気持ちにさせられる。その後の、裕福な家族の何気ない日常も、なんか違和感があって、ずーっとキモ怖い。中盤になると、そのキモサに拍車がかかり、無理やり息子を立たせようとする父親とか、自分のお父さんをシコシコした話をする親父とか、子供の誰かを殺そうと提案する母親とか、あげく最終的にルーレット感覚で銃を撃つオヤジとか、唖然とするヤバさ爆発。でもやっぱ一番キモいのは、あの青年の佇まいかな。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-21 22:29:16)
1.ネタバレ 監督の前作・前々作とはうって変わって非常に明解なシナリオだが、演技・演出ともに非常に秀逸で一級品のスリラーと言える。特に子役の演技が(複雑な感情・背景を表現する必要がある所で)3人とも実に冴え渡っていて見事の一言(表情のつくり方、目付きなどが絶品の域)。性表現の過激さ・品が一切無い感じは平常運転(キッドマンにアソコまでやらせるとは)。結構オススメできる一作。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2019-11-15 23:38:25)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
318.33%
418.33%
5325.00%
6325.00%
7325.00%
800.00%
918.33%
1000.00%

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