映画『バートン・フィンク』の口コミ・レビュー(3ページ目)

バートン・フィンク

[バートンフィンク]
Barton Fink
1991年上映時間:116分
平均点:6.46 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-03-14)
ドラマサスペンスコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-21)【Olias】さん
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監督ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン(ノンクレジット)
キャストジョン・タトゥーロ(男優)バートン・フィンク
ジョン・グッドマン(男優)チャーリー・メドウス
ジュディ・デイビス(女優)オードリー・テイラー
マイケル・ラーナー(男優)ジャック・リプニック
ジョン・マホーニー(男優)W.P.メイヒュー
トニー・シャルーブ(男優)ベン・ゲイスラー
ジョン・ポリト(男優)ルウ・ブリーズ
スティーヴ・ブシェミ(男優)チェト
バリー・ソネンフェルド(男優)(ノンクレジット)
フランシス・マクドーマンド舞台女優の声(ノンクレジット)
桐本琢也バートン・フィンク(日本語吹き替え版【DVD】)
辻親八チャーリー・メドウス(日本語吹き替え版【DVD】)
佐藤しのぶ【声優】オードリー・テイラー(日本語吹き替え版【DVD】)
稲葉実ジャック・リプニック(日本語吹き替え版【DVD】)
小島敏彦W.P.メイヒュー(日本語吹き替え版【DVD】)
青山穣チェト(日本語吹き替え版【DVD】)
三ツ矢雄二バートン・フィンク(日本語吹き替え版【VHS】)
玄田哲章チャーリー・メドウス(日本語吹き替え版【VHS】)
小宮和枝オードリー・テイラー(日本語吹き替え版【VHS】)
飯塚昭三ジャック・リプニック(日本語吹き替え版【VHS】)
藤本譲W.P.メイヒュー(日本語吹き替え版【VHS】)
谷口節ベン・ゲイスラー(日本語吹き替え版【VHS】)
荒川太郎チェト(日本語吹き替え版【VHS】)
脚本ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
音楽カーター・バーウェル
撮影ロジャー・ディーキンス
製作イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン(ノンクレジット)
ワーキング・タイトル・フィルムズ
特殊メイクジョエル・ハーロウ(ノンクレジット)
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
レスリー・マクドナルド
ナンシー・ハイ(セット装飾)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
衣装リチャード・ホーナング
マーク・ブリッジス[衣装](アシスタント・デザイナー)
編集ロデリック・ジェインズ
録音スキップ・リーヴセイ
フィリップ・ストックトン(セリフ監修)
字幕翻訳戸田奈津子
スタントミッキー・ギルバート
その他ソニー・コンパネック(指揮)
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💬口コミ一覧

25.ネタバレ 打ち寄せる波しぶきと岩。

これは最初のほうに出てきたので非常に気になった。

最後にも出てきたのでやはりなとは思ったが、

たぶん自分が映画全体に共感できず客観的に見てしまうのは、

心の波しぶきとか壁の絵の世界といったものを経験していないからかも。

共感こそできないがわかるような生理的なものを感じたのは、

壁からはがれる壁紙という不安感。

あの不安感や暑苦しさは普通の人でもあると思う。

けれど壁の絵のユートピアはどうなんだろうか?

ある程度人生経験をつんだ人や大きな仕事から解放された人、

そういう人が見れば内容がわからなくてもなんとなく共感できる作品かも。



箱の謎を明かさなかったことはとても悪趣味ではあるが良心的。

「セブン」のような後味の悪さで生きる映画ではないから。

内容の不思議さよりも単純ではあるがどうしても気になる謎がある。

「ハイル・ヒットラー!」グッドマンが後半に叫ぶあれは何??

時代設定が1941年ということや主人公のタートゥーロがユダヤ系ということ。

そんなことが関係しているのだろうか??

全然関係なく妄想で炎のナチ宣言をしているのか(爆)

たぶん強烈なるインパクトを残しているであろう、

グッドマン炎の登場シーン。

私はあまりここの描写は好きではない。

それまでひたひたといい演出だった反ハリウッド映画が、

これではバカにしているハリウッドアクションになってしまう。

たぶんそういうことが言いたいのかもしれない。

「エンド・オブ・デイズ」かと思った(苦笑)

あそこまでやると(なんだ妄想か)とわかってしまう・・


全体的には自分ら(コーエン)の野望とハリウッド映画界への風刺を、

満面にあふれさせたコップの水のような映画。

これをさすがだうまい!と飲み干すのは映画業界の人らか、

コーエン兄弟=映画通かも?と思われたい人ら。

私は映画通ではないから飲みほせはしないし、

その中身が水なのか何なのかわからない。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:49:07)
24.ネタバレ 一見良く判らんストーリーもよくよく見ると結構良く出来ている。各方面、万遍無く毒をなすりつけた感じは嫌いじゃない。だからといってそれほど面白いわけでもないんですが。なにより見せ方がとても上手いので、まったく飽きずに楽しめます。死体を運ぶ無造作さの演出が地味だけどかなり好き。ただ思わせぶりな包みの中に何が入っているのかは観てるひとが想像してねというような作りは、どうもあざとい感じがして嫌です。
MARK25さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-17 20:43:36)
23.穿った見方をすればいろいろと意味深いのかもしれませんが、モダン・アートのようなものは受け付けない。
そちらに移行する前の追い込まれていく脚本家のシチュエーション展開は面白いと思うのですが・・・。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 2点(2007-07-16 12:27:58)
22.どこが面白いと訊かれても困るのだが、観ている間はすごく楽しめた。しかし、鑑賞後、あまり残るものがない。なんでだ!?
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 07:04:35)
21.映像面にも特筆すべきものなし、たまにビックリ、あとは退屈傾向。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-22 01:06:06)
20.どこまでが現実で、どこからがフィンクの夢なのか。結局自分にはわからなかった。解釈に関しては諸説あるけれども、そうした議論の中で作品の世界がさらに拡がっていくという面白さがあるし、それだけのネタを提供してくれる作品であることは間違いない。好き嫌いの問題はあるけれども、「わかる」「わからない」という接し方というよりは、どうせ答えなど出ないのだから、無理に分かろうとせず曖昧な立ち位置で観るくらいのほうが、よりフィンクの追体験ぽいという意味で面白いかもしれない。
もっこり八兵衛さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 16:18:05)
19.ネタバレ 観た直後は「は?つまんな」と思うけど、後から意味をよく考えて夢という構成に気付くとすごさがわかる。いつもの日常の中の陰鬱さとイヤーな感じも健在。どっからが夢かわからない構成が秀逸。
Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-04 00:44:01)
18.ネタバレ チャーリーが炎の中を叫びながら突進してしてきた時、トリハダが立った。過去に味わったことのない感覚だった。このシーンがハリウッド映画的かといえば、まったく違うと思う。永遠に続く廊下は、やばい世界に繋がっているかのような効果をあげている。そして全編暗く濃厚な色調と音。ラストの海岸と美女が余韻を残す。はっきりしたストーリーやアクションが好きな人には、退屈な映画だと思うのでオススメしない。蛇足だが、DVDの画質の悪さには、がっかりだ。LDにかなり劣っている。早くブルーレイ化してほしい。
ブタノケ2さん [レーザーディスク(字幕)] 9点(2008-06-15 21:06:38)
17.ネタバレ 妄想なのはわかっていたけど見終わってから、すっきりしない部分が多くて検索しましたが、たんに脚本が書けないプレッシャーによる妄想なだけどトリックがないみたいでした。「マルホランド・ドライブ」の時は、トリックだらけで何度も見てもわかんなかったり、惹かれていったりしましたが、この映画は1度でいいかなと思いました。自業自得の妄想のような気がしました。
omutさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-07 05:39:17)
16.サスペンスなのかなんなのかよくわからない映画。ギリギリ退屈じゃない独特の微妙な気持ち悪い間と空気に呑まれます。会話と空気だけの前半と、突然加速する後半では別の楽しみ方ができます。終わり方とか好きです。ブシェミはあの一瞬だけかよ・・・。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-15 17:10:23)
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15.ネタバレ 前半退屈。後半蒸し暑い。
フッと猿死体さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-15 19:10:21)
14.やっぱりこの兄弟は自分にあわないなー。ホテルの廊下がよかった。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-19 10:31:51)
13.ネタバレ  え?これで終わり?っていう感じで鑑賞終了しました。 
 最初の劇場の壁紙と、ホテルの壁紙が多分同一のものだったと思うので、そこでこりゃおかしいなという気にはなりましたが・・・。
 正直、消化不良です。
 憶測を楽しむ気にはなれませんでした。
 

 カンヌと私の感性はどうも合わないようです。




タックスマン4さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-08 18:37:08)
12.小ネタのセンスは合うし、クセのある俳優陣もかなり好みなんだけど、一人一人が悪目立ちしているような、奇妙なチグハグ感があった。ジワジワと不気味さを募らせつつ、ラストにはバーンと派手で凝った演出もあったりして・・結局私の中では不条理倍増しの楳図かずお系映像作品という位置づけに落ち着いた。炎の廊下シーンだけは繰り返し観たいかも。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-16 23:32:49)
11.2回鑑賞しましたが、やはり謎は謎のままです。むしろディテールに目が行った分、2回目鑑賞時の方がさらに謎が深まった感もあります。

これはコーエン兄弟作品の中でも特に賛否分かれる作品かと思います。
個人的には、場面ひとつひとつに意味を見出そうとせず、この独特の雰囲気に身を任せてしまえれば、充分酔える作品だと思います。

それにしても、ジョン・グッドマンを始め、俳優陣の演技の素晴らしいこと!
臭ってきそうなくらいの濃いキャラクター達を、見事に演じきっています。

個人的に一番感動したのは、ラスト、鳥が海に「ポチャッ」と落ちてエンドクレジットが入る絶妙な間です。あれにはハッとさせられた。

カンヌでパルムドールを取ったからには、きっと僕のような平凡な日本人には分からないメッセージがこめられているのでしょう。

日本文学をいくら巧みに英訳しても、微妙な感情表現は決して伝えることが出来ないことと同じように、この映画を完全にかつ自然に理解するのは、平凡な日本人である限り難しいでしょう。

しかし、この映画の持つ独特な展開、雰囲気は僕を充分魅了してくれました。
要は好きか嫌いか、好みの問題だと思います。
おーるさん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-07 01:44:19)
👍 1
10.ネタバレ ハリウッドにも庶民にも受け入れられなかったよそ者の話。彼本人は庶民の理解者のつもりだった。でも彼のイメージする純粋な庶民ってのにはついに出会えない。あるいはレスリング映画の観客としてイメージするきっかけはあったものの、彼はラッシュ見ただけでウンザリしてしまう。そういった庶民の反対側に、酒びたりのハリウッドがあるんだろう。唯一の庶民と思っていた隣人は、最後に「俺の場所に踏み込んできてうるさいだと!」と怒る。庶民というより「他人」と広げてもいいかもしれない。でもこのホテルではチャーリー以外他人は姿を見せない。気配は靴音以外にもたくさんあるんだけど。このホテルの雰囲気を味わうのが本作の中心で、廊下にはブィーンという低音が響いているし、暑さで壁紙は剥がれていくし、唯一外界のイメージは海岸の女性の絵で、屋内に立ち込めていた暑さは、ラストで火に凝集していく。社長の部屋は『シャイニング』を思い出させ、そういえば廊下もそうだな。あちらが「恐怖の寒さ」だったのに対し、こちらは「不安の暑さ」か。そういう映画。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-11 10:37:37)
9.ネタバレ これってコーエン兄弟がハリウッドから言われてムカついた事を主人公に投影させてるだけなんじゃないですか?かく言う私もあの社長が作らせようとしてるB級映画みたいなテイストの映画は大嫌いな人間ですが笑。
まあ映画評論家たちにウケそうな感じはしますよね。いかにユニークな切り口でこの映画を語るかによって評論家も腕を試される事になるのでしょう笑。
でもこういうのってあえて伏線を回収しないでおけば、鑑賞者が勝手に深読みしてくれるから楽ですよね。確かに説明的に提示しすぎるのもナメんなって言いたくなるし。
それにしても意味不明映画でした。逆説的に言うと、「小市民」である一般鑑賞者は、「イカサマ師」であるコーエンのこの映画を分かる必要なんかないわ!ってとこでしょうか。評論家は色々絶賛するんでしょうけど、こんなん意味不明すぎてしゃあないわ。
正直理解できなかったってのもあって印象は悪いけど、2時間弱と長いわけでもないし、もう一回観てみたい気もするなあって映画でした。ハリウッドへの批判は私も大賛成ですので。
あと、廊下が真っ直ぐ~の構図は「シャイニング」へのオマージュでしょうか。
TK of the Worldさん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-25 23:50:19)
8.ネタバレ 劇場で一度見たきりの作品ですが、今だに覚えているのはホテルのベルを鳴らすシーンですね、あれは最高でした。何か不快感が残るなと思ったらまだ鳴ってたのかよ!って。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-08 21:35:44)
7.ネタバレ たったこれだけの設定でこの引き込む力はたいしたものだ。「バートン・フィンク」という固有名詞はユダヤ系だなという台詞とともに意味ありげに急浮上したりするのに(古典的ハリウッド映画はことごとくユダヤ人起業家に支えられていたしこの映画の舞台たる1941年でもまだその事情に大きな変化はなかったはずだとしたら、この映画のハリウッド批判は時代考証的にはちょっと的外れかもしれない)、隣人の親ナチであることがやがて判明する暴力的な大男とはずっと奇妙に共存していたことになる。預けられた小箱の中身がついに明かされないのも作品全体の意図された曖昧さを象徴している。
ひと3さん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-02-17 14:36:49)
6.ネタバレ 単調な展開だが、考えようによっては深い映画。
普通に観ると前半は退屈。後半の殺人状況から自分がミステリー映画を観ていたことを思い出す。登場人物や個々のシーンが意味深いとは思うが、その意味を見出す気がなければ独特の雰囲気だが面白みは無い作品。評価が難しいが玄人向けで加点。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-22 16:13:55)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 6.46点
000.00%
111.54%
211.54%
300.00%
434.62%
51116.92%
61421.54%
72132.31%
8913.85%
934.62%
1023.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
助演男優賞マイケル・ラーナー候補(ノミネート) 
美術賞デニス・ガスナー候補(ノミネート) 
美術賞ナンシー・ハイ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞リチャード・ホーナング候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
助演男優賞ジョン・グッドマン候補(ノミネート) 

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