映画『ウインド・リバー』の口コミ・レビュー

ウインド・リバー

[ウインドリバー]
Wind River
2017年上映時間:107分
平均点:6.96 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-07-27)
ドラマ犯罪ものミステリー
新規登録(2018-05-22)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2023-02-01)【イニシャルK】さん
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監督テイラー・シェリダン
キャストジェレミー・レナー(男優)コリー・ランバート
エリザベス・オルセン(女優)ジェーン・バナー
ジョン・バーンサル(男優)マット
グレアム・グリーン(男優)(男優)ベン
阪口周平(日本語吹き替え版)
行成とあ(日本語吹き替え版)
楠見尚己(日本語吹き替え版)
木村雅史(日本語吹き替え版)
脚本テイラー・シェリダン
音楽ニック・ケイヴ
ウォーレン・エリス
撮影ベン・リチャードソン〔撮影〕
製作ピーター・バーグ
製作総指揮エリカ・リー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ロバート・ジョーンズ[製作]
配給KADOKAWA
美術ニール・スピサック
編集ゲイリー・ローチ
あらすじ
雪深い土地に追いやられたネイティブアメリカンの保留地が舞台。野生生物局の白人ハンターが雪上で若い女性の謎めいた遺体を見つける。民家まで5キロ以上もあり薄着に裸足だった。 FBIの新人捜査官ジェーン・バナーが現地に派遣されるが、不安定な気候や慣れない雪山に捜査は難航して行く。
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💬口コミ一覧

49.ある意味スリービルボードと同じく絶望的な世界
日本でもいろいろひどいことや差別があるが命がけの世界の怖さを思い知る。
町山さんのラジオきいてより絶望感が
でも印象に残った映画ですボーダーラインも良かったので最後の追跡が見たくなりました
午後こうさん [映画館(字幕)] 8点(2018-08-06 00:58:49)
48.アメリカの原住民族が住む街で、鹿児島と同じ位の広さなのに、警官は6人しか居ないという……。

何もない土地。
雪と静寂だけが支配する土地。
そこでは悲惨な事件が後を絶たない。

そんな犯罪を取り締まる警官達の戦いを描いた物語。
脚色されているとは言え、実際にこういう事件が頻発しているというのだから恐ろしい。

乾いた空気をつんざく銃撃の音が非常に迫力があり、凄い臨場感を生んでいた。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2018-08-07 16:10:10)
47.我々日本人にとって田舎と言えば、「自然豊かで人々は人情味に溢れ、ゆったりとした時間が流れる心の故郷(美化しすぎ?)」なのだが。 もう、アメリカの田舎って何でこんなに怖いの!? けど、この映画。「脱出」や「悪魔のいけにえ」のような『田舎ホラー』かと思いきや、ネイティブアメリカンや暴力の問題にからめて、エリザベスオルセン演じるFBI新人捜査官の成長を描く、ちゃんとした人間ドラマになってるのが良かった。 あと「この人出さなきゃ誰を出す?」って誰もが思う、グラハムグリーンの安定感も…、最高。
チャップリ君さん [映画館(字幕)] 7点(2018-08-13 10:51:47)
👍 1
46.ネタバレ 現実に確かに存在する犯罪を題材にしたサスペンス。ただ、近い題材の先発作品が凄すぎたために、自分としては少し霞んでしまった。クライマックスの銃撃戦なども、「あえてこういう演出ですよ」的な感じが鼻についてしまいました。とはいえ、ジェレミー・レナーの「長い間ずっとその土地にいる人」感はすごいなあと思います。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 6点(2018-08-22 00:26:09)
45.ジェレミー・レナーさん好きなので観に行きました。
予備知識無かったので、アメリカの現実を目の当たりにして目をパチクリ。
のどかとは程遠い、私の地域では有り得ないシビアさに、びっくりしました。

監督の本気のメッセージがひしひしと伝わってきます。
みんな生きてがんばっているのに、こんな差別があって良いのか?
理不尽でっても我慢ばかりってどうして?
ジェレミー・レナーさん、エリザベス・オルセンさん、他俳優さんたちのリアルな演技が、私の心に刺さりました。
実に素晴らしい。

この作品がヒットして、そのちからによりアメリカ社会が良くなって欲しい。
日本でも多くの人に観て欲しい秀作。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2018-08-24 17:48:26)
👍 1
44.ネタバレ 『ファーゴ』を思わせる雪のなかの死体という絵からはじまるものの、描かれるのは冷徹で苛酷な先住民居留地の現実。ジェレミー・レナー演じるハンターを導きの糸として、FBI捜査官のエリザベス・オルセンと一緒に観客も少しずつ先住民の苦しみや哀しみを学ぶことができる構成が見事。殺された少女の父親役のギル・バーミンガムや少女の不良少年の兄たちの「よそ者」への不信と、その影に隠れた「本音」の見せ方など、一気に感情移入させる。そして、最後の最後にエリザベス・オルセンが見せる涙とその言葉で、失った命がなんと大きなものであったのかを観客も真に実感することができる。テイラー・シェリダン監督が脚本家として名をあげた『ボーダーライン』と比べると絵的な新しさには乏しいし、主人公の父子関係あたりが置き去りになってしまうあたりなど脚本にも疑問が残る。けれど、最底辺で生きている人たちが見せる「人間性」を丁寧に描いたという意味で、より厳しく、そして優しい作品でした。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2018-08-31 11:56:05)
43.良かった。が、暗い。イーストウッドの影響もありか?
kaaazさん [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-04 22:18:27)
42.寒いとこって ほんとに嫌だなと思った。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-01-05 16:12:22)
41.ネタバレ 佳作。雪原の中を被害者が逃げるシーンは、トゥルーグリッドを思い出す。そして、全般的にファーゴを、ベルイマンの処女の泉を想起する。暗い話だが、心に染みる。
にけさん [映画館(字幕)] 9点(2019-01-16 05:26:38)
40.ネタバレ 雪と静けさしかない場所。ウインドリバー
そんな田舎で起きた悲劇は頼りないFBIと寡黙なホークアイ…じゃなかった、ハンターによって捜査が始まる。住民誰しもが銃を持つヒリヒリとした緊張感。訪れる場所のどこもが何が起きるかわからない不吉さに溢れ息が詰まりそうだ。扉を開けた瞬間、振り向いたその時、現実的すぎる恐怖が襲いかかる。そして真相はアッサリと明かされる最悪の現実。
もうダメだ。と思った瞬間の鉄槌。鉄槌。鉄槌。一番の悪にも鉄槌。仕置き完了。スカっとする瞬間だが、決してそれでは終わらない。現実は続くのだ。
本作は極上の緊張感と、どうなるかわからない没入感、そしてフィジカルな恐怖、そしてたまらない瞬間を味わえる素晴らしいサスペンス映画でした。
しかしラストはただどうしようもない悔しさと悲しみだけが残る。
主人公の言う通り苦しみに耐えるしかない
そうしたら心の中できっと会えるから
えすえふさん [DVD(吹替)] 7点(2019-01-21 01:49:13)
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39.ネタバレ とてもシンプルなストーリー。しかし1シーンごとに緊迫感があるので、見応えがある。ナタリーの事件は解決したけど、コリーの娘のエミリーがなぜ死んでいたのかは、察するしかない。そこが観終わった後も気になる。
クロリンさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-08 22:00:03)
38.ネタバレ ジェレミーレナー、いいよね。好感持てます。

前の方のレビュワーさんも書かれてるけど、アメリカの田舎、しかも山岳地帯で
生き抜くのは、半端ない厳しい世界なんだね。
アメリカのふところの深さは、現代でもスマホが通用しない、こういう面も持ち合わせてるからなんだろうなぁ。

先住民警察とFBIと警備員たちの銃撃戦は、あれは犯罪が絡んでたから起きたのだろうか?
それとも縄張り意識か、対抗意識が普段からあるのだろうか?
ネイティブアメリカン社会は、あまり表に出てこない世界なので、ちょっと分かりづらかった。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2019-03-16 17:43:27)
37.ネタバレ アメリカ北部の寂れた荒野に拡がる先住民保留地、通称ウィンド・リバー。雪と静寂しかないようなこの辺鄙な地で長年ハンターとして生計を立てているコリーはある日、人里離れた山奥で半ば雪に埋もれかけていた若い女性の遺体を発見する。昨日の酷い吹雪の中、彼女はかなりの薄着でしかも靴も履かずに長い距離を歩いてきたらしく全身に重度の凍傷を負っていた。被害者の名は、ナタリー。偶然にも彼女はコリーの知り合いの先住民夫婦の子供だった。検死の結果、死因は肺出血と判明する。極度の冷気によって肺の細胞が破壊され、その出血により窒息死したというものだった。しかも亡くなる直前に彼女は複数の男たちによって暴行を受けていた。事件解決のために派遣された若きFBI捜査官ジェーンとともに調査に乗り出したコリーだったが、貧困と犯罪が蔓延するこの地で捜査は難航を極める。そして、コリーもまた二年前に起こったある事件によって心に深い傷を負っていたのだった…。雪深い田舎町で起こった若い女性の凄惨な凍死事件、本作はその捜査の過程で炙りだされるアメリカ社会の暗部を冷徹に見つめた社会派ミステリー・ドラマだ。主役である、心に静かな怒りと悲しみを抱え込んだハンター役を演じるのは人気俳優ジェレミー・レナ―。メガホンを執るのは、本作が監督デビュー作となる『ボーダーライン』の脚本を書いたテイラー・シェリダン。美しい雪景色の中で描かれる、この重厚で閉塞感に満ちた雰囲気と丁寧な演出力は見応え充分だった。ネイティブ・アメリカンや中央から取り残された地方社会といったアメリカの構造的な差別や貧困問題を背景とした脚本もよく練られており、その最底辺で常に犠牲となるのはより弱い立場の人々であるというメッセージも心を打たずにはいられない。このやり切れない物語の中で、主人公であるコリーの最後に取った行動は、法律の垣根を越えた人間性の発露として唯一の救いとなっている。とても重い物語ではあるが、充分見る価値のある社会派ドラマの秀作であった。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2019-04-21 02:35:14)
36.あんな野郎はなー ピューマに食われちまえばいいんだと思いながら観てたけど、もっと相応しい死に方だったんで満足した。とまあ、これは最後の方の話だけど、そこに至るまでもサスペンスとして十分に面白かったし、アメリカの中でも何やら特殊な地域が舞台で、この点、社会派ドラマにもなっている。ジェレミー・レナー主演でありながら最初は4館からのスタートだったらしいが、SNS等で話題になり、2000館以上に拡大、ロングランヒットとなっただけのことはある。あとは、ナタリーを演じた女優さんが綺麗だった。アメリカ人と中国人のハーフらしいね。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-22 23:13:31)
35.ネタバレ 御贔屓のジェレミー・レナーだし、観る前はラストですっきり解決する雪の中のサスペンスかと思ってたんですが、しっかり社会派映画でした。
表には出てこない、アメリカ人でも知らない人が多いという、アメリカの抱える闇の部分といいますか、しかしなんでまだ先住民居留地なるものがあるのか、しかも人が生活するには厳しすぎる環境で、白人たちが利用価値無しとみなした土地なんじゃないかと思える地域なわけです。
管轄はFBI、やって来た捜査官は新人で女でひとりなんです、ここでも相当軽んじられてると思うんですが、殺人と認められなければFBIは動かない。これって無法地帯といってもいいんじゃないかと。行方不明者の数もはっきりしない、闇から闇という現実。
そんな中で事件の真相には辿り着くし、レナー扮するコリーの犯人への制裁も納得できるものだったけど、コリーの娘のことは想像するしかなく、やるせない思いが残ります。
地味で淡々とした雰囲気なんですが丁寧で訴えたいものが明確にストレートに伝わってくる映画でした、観てよかったです。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-28 16:28:55)
👍 1
34.全編にわたって、素晴らしい緊張感が漂っており、極上のサスペンスに仕上がっている。
人種差別等の問題は取り上げられることが多いが、先住民にスポットライトを当てているのは珍しい。アメリカが抱える闇をまた垣間見たような気がした。
映像も美しく、主演のジェレミー・レナーもかっこいい。
アクアマリンさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-21 18:21:18)
33.ネタバレ 冒頭、”事実に触発されたストーリー”とは何なのかと思っていたが、最後まで見るとストンと腹に落ちた。
アメリカの中でも、へき地の中のへき地で起こる事件。

映画が描くストーリーは非常にシンプル。殺人事件の謎は回想で明らかにされる。
社会性に富んだストーリーだが、物語的には非常にスケールの小さい話であるため、点数的には7点くらいだろう。
不満を言えばジェレミー・レナーがかっこよすぎるのがなんだかあまり腑に落ちない。いわばよくある心に傷を抱えたハードボイルドなキャラクターで、それ以上のオリジナリティはないキャラだ。ボーダーラインのときにも思ったが、この脚本家は非常に手堅い作品を作るが、逆に突出した部分がないため、それ以上の感想や評価を与えることができない。本作も手堅くまとまってはいるし、社会性も感じることはできたが、圧倒されるような感覚は得られなかった。
nakashiさん [DVD(字幕)] 7点(2019-08-01 12:14:19)
32.110番通報や119通報がほとんど機能しないアメリカのへき地。自分の身は自分でまもらなけらばならない状況は日本とはまるで環境がちがう。アメリカで議論されている銃規制もこのような環境があるのでまとまらないんだろうな。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-27 06:14:46)
31.なかなか恐ろしい映画でした。先住民や未開の地に限らず「自分の身は自分で守れ」という教訓のようなものを感じました。日本ではこのようなリスクは少ないと思いますが、これからのグローバル時代「世界の常識」として学ぶべき問題だと感じました。

この手の映画を見ていつも感じますが、若い女性はそれだけでかなりリスクが高いということ。大昔から戦時中などでもよく起きていた問題だと思いますが、このような状況に陥った時、男は自分の彼女を守ることができるのだろうか? 煽り運転の問題も同じで、武器を持つことが許されていない日本では今後どのように身を守るべきなのか大いに考えさせられる映画でした。少し全体のトーンが暗めの作品でしたが、社会性とエンタメ性のバランスが良くなかなか奥深い作品でした。(ラストも一応の正義が下されますし)

余談ですが、迷彩服の重要性は理解していますが、雪の地で白い迷彩服って大げさじゃない?と思っていましたが、終盤の狙撃時にコリー・ランバート(ジェレミー・レナ―)がどこにいるのか一瞬判りません。その一瞬の判断遅れで人生が終わるのですねw そのシーンをよく確認してみたら雪の上に白い服を着て普通に立っているんですよね彼って。。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-09-05 11:01:18)
👍 1
30.多民族国家であり、イギリスから力で独立したアメリカという国の問題を日本人は理解しにくいのでしょう。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2019-11-03 22:24:44)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.96点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.04%
536.12%
61020.41%
71938.78%
81530.61%
912.04%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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