映画『オデッサ・ファイル』の口コミ・レビュー

オデッサ・ファイル

[オデッサファイル]
The Odessa File
1974年西独上映時間:130分
平均点:6.11 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス政治もの小説の映画化スパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-03-24)【イニシャルK】さん
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監督ロナルド・ニーム
キャストジョン・ヴォイト(男優)ミラー
マクシミリアン・シェル(男優)ロシュマン
マリア・シェル(女優)ミラーの母
デレク・ジャコビ(男優)クラウス・ヴェンツァー
ピーター・ジェフリー(男優)David Porath
ハンネス・メッセマー(男優)General Glücks
ギュンター・マイスナー(男優)General Greifer
アレクサンダー・アラーソン(男優)Dr. Ratinger(ノン・クレジット)
天田俊明ミラー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高橋昌也〔男優・1930年生〕ロシュマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平井道子ミラーの母(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松村彦次郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
京田尚子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
弥永和子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西田昭市(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村山明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
巖金四郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作フレデリック・フォーサイス
脚本ケネス・ロス
音楽アンドリュー・ロイド・ウェバー
作曲アンドリュー・ロイド・ウェバー"Christmas Dream"
撮影オズワルド・モリス
製作ジョン・ウルフ
美術ロルフ・ツェートバウアー(プロダクション・デザイン)
編集ラルフ・ケンプラン
録音ゴードン・K・マッカラム
あらすじ
ルポライターのペーターはある日自殺した老人の日記を入手する。その日記には、ユダヤ人の彼がリガ収容所で体験した、ナチSS隊員の非道な仕打ちが記されていた。ペーターは復讐を果たせず死んだ老人に代わって、元SSのロシュマンを探し出す決意をする。元SS隊員たちが「オデッサ」という秘密組織を結成して、逃亡やID取得の手助けをしていることを掴み、ペーターは体を張った調査に飛び込むのだが、実は彼の胸には誰にも打ち明けていない秘密があった…
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💬口コミ一覧

28.ナチス残党が今なお暗躍を続けているという大胆な発想とスケール感を持った作品だが、R・ニーム監督の演出が生真面目すぎて、原作の持つ面白さを十分引き出せていない為、突出した部分が無く平均的な作品という印象しか残っていない。
ドラえもんさん 7点(2001-08-25 23:59:11)
27.フォーサイスの原作を映画化したものは、その緻密さを描ききれないものがたくさんあり、ほとんどが原作を越えられません。この作品もその一つになってしまいますね。私が評価できるのは「ジャッカルの日」くらいでしょうか。「オデッサ」の場合、冷戦のさなかに書かれたものであるから、その辺をどう描くかがポイントになっていると思うし、ナチスの残党の話でいえば、「ブラジルから来た少年」の方が面白かったですね。
オオカミさん 6点(2002-05-24 11:56:10)
26.盛り上がりに欠けるサスペンスという印象です。無理やり内容を詰め込もうと失敗してるのか、どうにも物足りなさが残りました。原作を知ってる人はそれが更に痛いとこでしょう。
恥部@研さん 4点(2002-12-09 11:16:36)
25. うーーーん、サスペンス映画としちゃ、そう悪くはナイ方だとと思うけど、フォーサイス原作をなぞっただけで深みが無いと言えば確かにそうかも。「ジャッカルの日」は原作もさることながら、ジンネマンの演出力が半端じゃなかったからナァ…。そこまで要求するのはロナルド・ニームにゃチト酷か。個人的にはジョン・ヴォイトが好きじゃないのも大きかったな。マクシミリアン・シェルとマリア・シェルの姉弟が出演しているが、共演してないのは残念。けど、そこそこ面白かったし…7点くらいかな。
へちょちょさん 7点(2003-03-22 17:12:26)
24.ネタバレ 皆さん辛口ですな~。私はそれなりに感動した者です。特にラストシーンは「猿の惑星」「マタンゴ」同様、ガ~ンときたな~。最近、また観たんだが、それなりに引き込まれました。派手さはないんだが、それがかえってリアリティーを感じさせます。テンポもこれぐらいがオジには丁度良いよ。最近の映画は目が回る。(自嘲)
すぎささん 8点(2003-07-07 19:18:10)
23.原作ではなるほどと思えた展開が、偶然の出来事になぜそうまでするのか説明不足で5点。ドイツ軍ダメ将校といえばマクシミリアン・シェル(ハゲにしてるし)、初期の記念すべき作品なので+2点。
nightflyさん 7点(2003-10-05 23:30:30)
22.ジョン・ヴォイドはサスペンスを渡って行くには重すぎる俳優だ。絶対足音や物音で気づかれてるだろう、お前っ。っていうシーンが多すぎる。もちょっと足音のしない繊細な俳優でつくっていただきたい。
COZZENNさん 5点(2003-10-15 22:03:01)
21.なんだか薄っぺらいストーリーでした。こんなにうまく事が運ぶとは思えません。原作もそうなのでしょうか。フォーサイス作品ということで、「ジャッカルの日」と比べちゃうのがよくないんでしょうか。マクシミリアン・シェルとマリア・シェルがきょうだいで出てることとか、あ~あマクシミリアン・シェルがこんなハゲ親父に...と思うくらいで、ほかに特筆すべきことはありません。
チョコレクターさん 6点(2003-11-05 14:08:54)
20.ネタバレ 『全ての報道記者に捧ぐ』原作の巻頭に記されたフォーサイスの言葉である。フォーサイスの作品を読み漁ってた当時大学3年の私は柄にも無く新聞記者になろうと思った。残念ながら理系だった私の学校に新聞社からの求人はほとんど無く、それは夢に終わった。つまり原作はそれほどの名作であった。本作は原作ほどのリアリズムは無いものの時間の制約のある映画では止む無しか。確かに万事うまく行き過ぎているが、ミラーの執念と、オデッサの不気味さはそこそこに表現されていたように思う。尚、原作発表時には、ロシュマンは発見されていなかったが、その後アルゼンチンで逮捕された。その足の指は原作で書かれていた通り凍傷で何本か落ちていたそうである。
pony-boyさん 7点(2004-01-11 19:38:40)
19.ナチ残党物は好きなんですが、ちょっと雑に作りすぎているため説得力がない。疑問に感じるシーンが数箇所あり、のめりこむ事が出来ない残念。結局は私怨ですしね。
亜流派 十五郎さん 4点(2004-03-21 15:22:14)
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18.ネタバレ 内容的には結構楽しめるのですが、J・ボイドがジャーナリストでスパイ活動をするというのが、どうも似合わないなあと終始思っていたのですが(但し、「ちゃんとスパイできんのかなあ」と心配になって、それはそれでハラハラするのですが)、最後で「父の仇」という人情モノだったという事で彼でもよかったのかなあと。逆にストーリーが最後になって、驚きと共になんか拍子抜けしてしまった感が無きにしも非ず。 作中、J・ボイドが老け顔に変装するのですが、これが結構上手く出来ていて、今のJ・ボイドの顔を見慣れているせいか、なーんの違和感もないのが驚きです。(体格がちょっと違うけど)
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-03-29 16:15:55)
17.意外とよくまとまっており、楽しめました。さりながら映画よりも原作の方が評判が良いみたいなので、ぜひそちらも読んでみたいと思います。
Kさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-15 22:01:37)
16.ネタバレ この映画は、あるセリフを言わせるためだけにつくられたように思えた。
「君のその健康な体をみろ、誰のおかげだと思う」という一言だ。もちろんこれは最後にならないと出てこない。ヒトラーが、優性生殖にはげんだ結果、多くの恩恵をもたらした、と言っているのだ。「それを100パーセント否定できますか」と言っているのだ。なんだか、旧日本軍の大陸侵略の言い訳にも似ている気がする。井沢元彦とかが力説しているような。
優性生殖の恩恵とはなんだろうか。それは、ドイツの人びとが、よく知っていることだろう。「劣性」のものを排除することである。そうすると、「優性」の人たちの足をひっぱるものが少なくなるということである。「その結果ドイツはどうなったか、みんなよくわかってるけど決して言わないだけじゃないか」と、指摘しているのだ。
ドイツ人がこのことについて、黙して語らないのかと思うと、恐ろしい気がする。決して語れないことであるから。心臓にひびく映画。
パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-08 22:46:22)
15.ネタバレ とても面白い話。ただ、最後に明かされる主人公の秘密が際だった効果を得ないのはどうしてか。そこに至るまでにスリルが無いから、それに尽きる。
monteprinceさん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-06 00:55:07)
14.監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニームです。役者良し、原作良しで、音楽はなんとブロードウェイミュージカルで有名な「オペラ座の怪人」のアンドリュー・ロイド・ウェバーが担当しています。まさに完璧の布陣といってよいのですが、いかんせんお話は盛り上がりません。全体にテンポが緩く、緊張感の持続に欠けます。原作ファンは、どうやらそこそこの映画らしいと、覚悟を持って観れば損はしないと思います。
ジャッカルの目さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-19 10:10:32)
13.ネタバレ 原作は未読ですが、フォーサイスの小説の映画化とは思えないご都合主義のストーリーにはびっくりしました。たぶん原作をなぞっただけの脚本をもとにしてるからなんでしょうね。意外とマクシミリアン・シェルの出番が少ないのですが、ラストに彼がジョン・ボイドに言い放ったロジックは確かに衝撃的でした。イギリス人のフォーサイスだから書けたのだと思いますし、ドイツ人はヒトラーに重い十字架を背負わされているのだと実感しました。 ポランスキーかスピルバーグにリメイクして欲しいなあ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-09 02:05:00)
12.緊迫感があって面白かったです。最後、父親の仇はいいとして、もう少し丁寧に作ったらよかったかな。
nojiさん [地上波(字幕)] 6点(2011-08-15 00:30:08)
11.ごめん、乱読してた頃に読んだとは言え、驚く程記憶から飛んでしまってる、フォーサイスの原作。勢いで書いた「ジャッカルの日」の面白さ、特に後半の、ターゲットに迫り来るジャッカルと、加速度的に拡がる捜査網と息詰まる追跡劇は、映画も大いに楽しめたとは言え、興奮度では小説が数段上。と言う訳で期待して読んだこの第2作「オデッサ・ファイル」、某大な取材に基づく労作みたいだけど、肝心のストーリーが、地味といか行き当たりばったりと言うか(ということを本をパラパラめくって思い出す。ごめん、やっぱり内容を殆ど憶えていない事も確認される)。このたび、映画は初めて観ました。ははは、何だか小説よりなお若干、地味ですなあ。などと、小説の中身を殆ど忘れていた自分が言うのもナンですが。主人公のキャラクター自体が特徴が乏しくて地味。そんな主人公が、なぜこんな危険に飛び込むのかもピンと来なければ、なぜこうも危険な任務をスイスイこなすのかもピンと来ない。巨悪に挑む割にはユルい展開にも思えてしまって。なお、前者の「動機」については、最後にある真相が明かされ、小説として読む場合にはそういう「思わぬ真相」も仕掛けとして楽しめたりするけれど、映画でコレをそのままラストでやられると、ちょっとガクッときてしまう。何しろ、そこまで映画を通じて行ってきた「描写」を、「言葉」によって再度意味づけしようってんだから…。すみません、小説版はイマイチ、映画版はバカ正直で小説の欠点を補う工夫が無い。というのが私の感想です。 大御所が担当する音楽も、スバラシイまでにヘンテコでした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-06 15:17:56)
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10.ネタバレ ○主人公が執拗に追い続ける理由は本当に最後に分かるが、そこに大勝負をかけすぎな気もする。小説版なら違うかもしれないが。○もうちょっと緊張感の持続する展開にしてほしかった。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-29 20:35:10)
9.ネタバレ 何気なく通り過ぎる1台の救急車から、次々に起こる展開を経てラストまで持って行く手際はかなりのもの。特に、印刷工場での無音対決のスリルは素晴らしい。ただし、主人公は随所で、詰めの甘さというか、脳天気というか、驚くほどのノーガードぶりをいかんなく発揮しており、「君、よく最後まで生きてたよな?」という気がしないでもない。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-07 20:54:52)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.11点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4414.29%
5517.86%
6725.00%
7932.14%
827.14%
913.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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